にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

33歳になりました。

33歳になりました。

↑またまた今年もどうぶつの森のダチに祝われる私です。どうぶつの森も誕生日にしか起動していない…ダチたちに申し訳ない…ニコバンちゃんはかわいい……

さて、と切り出すのが好きなのですぐに「さて」と言い出すのですが、さて、33歳になってしまいました。
どうしましょうね!って腕組んで「うわーどうしよー」とM-1の採点をする松ちゃんのような表情でとりあえず今虚空を仰いでいるんですけども、本当人生どうしようね!ってなってる。
といっても、そう思えるようになったのもやっぱり体調が良くなったからで、それも33歳になる二ヶ月前に急速に良くなったからでってのがある。

一つ前の『6年のこと』にも書いたのだけども、うつ病から双極性障害に診断が変わって、薬もそれにならって変わった結果、めちゃくちゃ調子が良くなったのでした。
昨年書いた『32歳になりました』の書き出しが、前日寝込んでいて……な状態だったのが嘘のように、私は日々動けるようになった。
6年ぶりに動けるようになったのだ。33歳になる前日はなんならハローワーク的な施設でカウンセリングを受けていたし、その後に『劇場版ほんとにあった!呪いのビデオ100』を映画館で見た。それでも元気。薬の効きっぷりったら。ちょっと前までそんなことしたら、翌日は寝込むだけだったのに。効きっぷりよ。あ、『ほん呪100』はめっちゃ面白かったです。おすすめです。

体調が良くなってきた。となると、今度は社会復帰をちゃんと目指さなきゃいけない。
うわー!面倒だー!と思いつつ、同時に6年も寝込んでいて、社会との接点が薄れていってる私は、なんとか接点を増やさねばとも思ってる。
面倒だなーとか、また傷ついたりしたら嫌だなあ、とそもそもドロップアウトしたきっかけが仕事だった私は思っているけども、でもそうも言っていられない。
できるなら復帰しなければと思う。
それはやっぱり時間ってまじで永遠じゃないなって当然のことを、祖母と父の死で思ったからだし、残された家族に、早く私が立派になっているところを見せなきゃなあと思っているからでもある。
怖いは怖いけども、まだ30代ならば、取り返しつく部分もあるのかなあとも思っている。全部は無理かも、というか無理だろうけども、でもちょっとはね、失ったものをちょっとは復活だったり、取り戻したり、もしくは新しく生み出したいと思う。

とはいえ、6年寝込んでいたのだ。急には無理ですよと就労カウンセラーさんにも言われたので徐々に徐々にです。
9月から就労支援センターに毎週通うことになったりしてます。
そこで、ちょっとずつ頑張ったりするみたいです。
やります。私はやります。


さっきも軽く書いたけども、やっぱり昨年から今年始めにかけて続いた祖母と父の死は結構つらく、私はまだその余波を受けている。
当たり前のようにいた人が死んでしまったり、数年闘病して、最後寝たきりになって死んでいった姿に、食らってしまったのもある。
自分もそうなっちゃのかなって思ったり、やっぱしちゃったし。死への恐怖が以前より増したし。
でも、簡単に死ぬことはないというのもわかって、大変な目にあっても生きている時間があって、その間はお金がいるというのもわかってしまい、だからこそちゃんと社会復帰もしなきゃなと思うのです。
いつか死ぬ。いつ死ぬかはわからない。その日まで生きるのには当たり前だけどお金がいる。生きるのはお金がとにかくかかる。
そのことを考えすぎると「うわー」とどんどん落ち込んじゃうんだけども、でもそういうものだしねえと思う。
祖母と父の死はそういうことだけじゃなかったんだけども、全てを伝えるのは難しい、とにかく私はなんだか全てが怖くなったりしたのです。
でも、まだ私は生きている。
そんで33歳になった。
ということは、まだ生きている間にやれることをやったりしようと思う。


ちょっと前に人形劇のワークショップを受講して、10分ほどの人形劇舞台をやりました。
就労カウンセラーさんに「やりたいことないですか?」と聞かれて「マグロの解体ショーのMCか人形劇」というのが頭に思い浮かんで、マグロの解体ショーのMCは近くに海がないから無理だなってなって、人形劇はちょうどワークショップがあったので応募してみたのです。
人形劇はとても大変でした。でも楽しかった。
人形劇の道に進みたい気持ちもあったけども、その劇団は週六勤務で、今の体調じゃ無理だ~となり諦めてしまいました。
でも、凄くいいなと思った。かわいいものをかわいいと言える空気だったり、かわいいことを表現するのに全神経と全体力を注いでいる感じが。
自分の体力だとそれはできないけども、できる範囲でそういうことをやりたい。
自分の好きなものをちゃんと表現し続けたいとは思います。
で、私ができることってなんだろうって思ったら、やっぱり短編小説をたまに書くことだったりするのかなと思うのです。
やっぱり私は短編小説書くの好きです。
今日大前粟生さんの『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を読んだら、すっごくいい小説で、めっちゃ悔しくなった。
悔しくなったってことは、小説やっぱ上手くなりたい、面白いものを書きたいって気持ちの現われやと思うの。多分。
なので、まだまだ書き続けたいです。面白いなーってものが書けたらいいなって日々思っています。
あ、今年も『文学フリマ大阪』に出店します。これもライフワークのようになっていったらいいな。

話があちらこちらにいったけども、要するには私はちゃんと生きたいし、その過程で好きなものも続けたいということです。
ちゃんと仕事もしたいし、小説も書きたいし、弟とやってるPodcastも続けたいし、映画も見たいし、音楽も聞きたいし、本も読みたいってことです。
全部は難しいかもだけど、できるなら、本当は全部。難しいとは思う、けども。

とりあえず、33歳になりました。
私は相変わらずです。ADHD双極性障害持ちで、変えた薬がやっと効いてきたところです。
こういうのだし、独身だけども、意外とひねくれずにやっています。
ひねくれずにはやっていきたい。こういうのだけども。それだけは頑張りたい。
どういう一年になるでしょうね。
できることなら、この一年は良かったなあと思えるものならいいです。
頑張れる範囲で日々を頑張りつつ、その日々の先の34歳になれるように、生きていけたらなと思います。



gachahori.hatenadiary.jp

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