にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

短編小説『愛なき世界』

私は私の地獄を生きている。という言葉を思いついてほえほえほえとなった私は、布団の中から動きたくなくて、布団というドリームホームから動きたくなくて、それでも朝はやってくるので動き出さなきゃいけない。 目覚めた45分後には電車に乗っている。イヤホ…

エモめな写真を見てほしい 神戸編

BABY~君だけを見て~君だけを見てえっへ~導かれ~導かれっえ~なななな。とtofubeatsのBABYを口ずさみながらやってきたのは神戸。 1年前の星野源のオールナイトニッポンで神戸を代表するトラックメイカーtofubeatsがゲストでやってきたときに「イスズベー…

シンドロームからのセンチメンタル過剰状態

佐藤哲也の「シンドローム」を読んでいたら、昔の、本当に昔の片思いを思い出す羽目になってしまって27歳男性は喫茶店で気がついたら煙草を3本を吸って、頭がくらくら。 昔のことを思い出すと基本的にあのときああしていれば、となってしまうのが世の常だけ…

佐藤哲也『シンドローム』を読んだ!

佐藤哲也『シンドローム』を読んだ! 突如、山に隕石が墜落!しかしその隕石は見つからない!もしかして地球外生命体なのか!徐々に高まる緊張感!覆い尽くす不安感!でも高校生の主人公は後ろの席の女の子のことが気になって気になって仕方なかった!!!!…

エモめの写真を見てほしい 天王寺編

27歳になればいろいろなことがわかると思っていたけども、実際のところはクイズマジックアカデミーで芸能だと満点がとれるだけの人間になっていた。 それ以外は全くわからぬ。 もう全然わからぬ。 政治とか全然わからぬ。 邪知暴虐かすらわからぬ。 邪知暴虐…

舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』を読んだ!

舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』 ついに読み切った。1000ページ越えの大作をついに読み切った。 買ってから「9年」もの本棚で「読んで・・・」と訴えていたかの本をやっと読むことができた。いや、1000ページ越えっすよ。なんどかチャレンジしたのですが、そ…

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第4話

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第4話 6.困惑の再生 私は案の定、ずっと混乱している。 目の奥はずっとずっと痛いままだ。でも、それでも、目隠しした女は話を続ける。 「あの子を見つけるためには、このビデオを見て貰う必要があるの」と、ぐち…

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』第3話

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第3話 4.消化の吐露 あなたは食道を歩いたことはあるだろうか?私はある。というか今歩いている。 巨大な団地に食べられてしまった私は、巨大な団地の食道を歩いている。目の奥が痛い。ずっとずっと痛い。 団地に…

50音の殺し方「ら行」「わ行」

50音の殺し方 最終回。 皆さま、お久しぶりです。時間が開きましたけども、50音への殺意、忘れてませんか?私は忘れていませんでした。ここまで時間がかかったのは最後の「ら」行と「わ」行を殺すことにとにかく手こずったからです。でも殺せました。ではそ…

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』を見た!

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』を見た! ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル!シャナナナナナナナニィーニィーッ!!ってガンズの名曲が頭の中にがんがんになりひびくサブタイトルに期待値ばく上がりで見に行きましたが、見終わった瞬間アクセ…

溢れんばかりの米を床にぶちまけて

3月16日と、もう3月も折り返していることにすげえびびってる俺は27歳男性。 今日は天気が悪いせいか、低気圧のせいか、それとも波的にそういう日なのかわかんないけども、また心身ともにダウナーな日だった。俺がニルヴァーナなら、いい感じのグランジミュー…

短編小説『ねこ探偵vsマイケル・J・フォックス強盗団』

俺はねこ探偵。ねこだけど探偵をしている。毎日、映画館の屋上に構えた事務所で、セブンスターを吸いながら依頼を待ってる。 ねこに依頼を頼む馬鹿がいるのかって? 意外とそんな馬鹿は多い。だから俺は毎日セブンスターを吸えているし、そこらへんのねこよ…

27歳男性はびくびくしてる

どうも27歳男性です。実家に戻ってきました。実家でのびのびとしています。あの一人暮らしの部屋 a.k.a社会と隔絶された空間とは違い、家族と話ができるのはいいですね。今のところ、家族と会話もしていい調子。グッドバイブス感じてる。 で、ただ家にいてグ…

三題噺『水中都市で焼肉を』

弟から三題噺しろや!と脅されたので、三つお題をもらいました。以下がお題です。 ・焼肉・水中・喪服 制限時間30分 では本編をどうぞ 三題噺『水中都市で焼肉を』 「始めにタンでって言うの、俺は嫌いなんだよ」って宮本は俺によく言っていた。「だってよ、…

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』第2話

シュガーカヴァードリアリティ 第2話 3.団地の倍音 目が覚めると真っ暗闇の中、固い場所の上で私は横たわっている。 先ほどまでピンクのネオンの部屋にいたはずなのに。私はさっきのリアリティありすぎる現実が一瞬にして夢へと遠のくのを感じる。 固い。 …

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第1話

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第1話 1.ふたの回転 マンホールのふたが回転している。まだ回転している。斜めにずれず、ふたが円の状態で、ぶおんぶおん回転している。こうじっと見ている間、まだ回転している。もういいだろう回転は。 この路…

動揺する童謡『にくにくこねこね』

動揺する童謡のコーナーです。 メロディはないので童謡っぽいメロディと節回しを想像しながらみんなで元気いっぱいに歌おうね。 にくにくこねこね にくをこねては、ぶちゅぶちゅぶちゅ。 あいびきにくで ぶちゅぶちゅぶちゅ。 たまねぎとうにゅう ぶちゅぶち…

いい目覚め

今朝の話なんだけども、めっちゃいい目覚めだった。素晴らしい目覚めだった。こんな目覚めが毎日続けば良いのに!!と思えるほどのいい目覚めだった! では、どういう流れでいい目覚めになったのかを振り返りたい。 再現性というのはめっちゃ大事。 昨日、フ…

しんどいどいどいどい〜〜〜

文字が頭をすべっている。とにかくすべっている。高校生が文化祭でやる漫才くらいすべっている。すべりすぎて、すべっていることにきがつかないくらいすべっている。 文字がすべっているときは、調子が悪い日でございますなあ、と自分を納得させることにして…