にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

短編小説『ハローワールド!!!』

1 ひよこのひよここはひよこのこ~と歌いながら歩く。夕方で辺りはオレンジ色で、田んぼも暖色系に染まってる。地面からちゅどんと生えたような鉄塔と入院患者の腕のように刺さった送電線も暖色系。どこから「ふぁいっおー!ふぁいっおー!」とバレー部のか…

28歳男性は今年中に社会復帰して本を出したい。

両目洞窟人間って名前でTwitter等で活動している28歳男性です。Twitterで活動しているってなんだ、お前の脳内をぐちゃぐちゃに見せつけているだけじゃないかって気持ちになるんですけども、そんなことよりも小説をですね、私は今年にはなんとか本にして文学…

にゃにゃんがプーさんの『ニュー餅太郎』を聞いてくれ。

深夜4時前にしてにゃにゃんがプーさんの『ニュー餅太郎』を聞いてはちゃめちゃに衝撃を受けて気がついたらポメラを開いているってわけです。スマホからだとどうやって動画をくっつけたらいいかわかんないから『ニュー餅太郎』は各自で調べて頂くとして、とり…

短編小説『影を追う』

懐中電灯をニューヨーク市警のように顔の前で持ったことある奴全員友達。ってことで、俺は今、懐中電灯を顔の前で持って、地下道にある湿った階段を進んでいる。なんで地下道にある湿った階段を進んでいるかといえば、自分の影が盗まれたからで、なんで自分…

父を見舞う。

父の手術は無事成功した。執刀医から父の切った部位を見せられた。銀のプレートにのった父の内臓はまるで生ホルモンのようで現実感がなかった。「ここがガンです」と親指の先ほどの白い部位。この1cmそこらのもののせいで父が死の淵に立たされていたと思うと…

父は今、手術中。

1月9日の13時20分。ただいま病院の家族待合室でぼんやりしている。少し先の手術室では父が手術の真っ最中で、私と母はとにかく待合室で待つしか無い。待合室の壁にはテレビがかけられていて、TBSのひるおび!が延々と流れている。母は待っている間にレースの…

短編小説『黄身と海』

冬の寒い朝、私がバス停でバスを待っていたところ、そこに現れたのは巨大な鯖であった。巨大な鯖が口を開けてあーんと私が乗り込むのを待っていたので、私は鯖の口の中に入ることにした。鯖の口の中はシルバニアファミリーの家のようであった。私はプラスチ…