にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年映画ベスト10

2018年の映画ベスト10です。毎年誰にも期待されていないですが、それでも発表し続ける勇気。まあ、ベスト10を考えるというのは楽しい行為です。自分の見たものを改めて順位づけることで、自分が何が好きかを考える行為に繋がるというか・・・まあそれはいいので…

どてらねこのまち子さん『クリスマスをしようよ』

「クリスマスをしようよ」 どてらねこのまち子さんはクリスマスの前になるとそわそわしていました。まち子さんはどてらを着た二本足で歩く猫です。ついでに日本語も喋ります。 まち子さんは一年間いい子に過ごすことを心がけていました。サンタさんが来て欲…

準備の季節。

両目洞窟人間28歳男性は気が晴れない。とにかくまあ気が晴れない。気が晴れないのでこうやって文章を書いている。文章を書いていると気が晴れるような気がするからだ。からだと言っても気が晴れるかどうかはわからない。とにかく書くしかない。 昨日書いたよ…

読書感想文『村上ラヂオ3』『菊地成孔の粋な夜電波』

読書感想文 『村上ラヂオ3』村上春樹著 村上春樹のエッセイって面白いのが多くて、古くは『村上朝日堂』や海外の雑誌の記事を引用しまくる名著『scrap』がありますが、『村上ラヂオ』はあのananで連載されていた一記事3ページほどの軽いエッセイ集です。 ま…

父がすい臓がんになってしまった。

父が膵臓がんであると告知された。と書き出すと重たい話になってしまいそうだけども、実際になってしまったそうなので、この重さからは逃げることはできない。しかし最初に結論めいたことを書いてしまうけども、父ががん告知されてしまっても日常は続いてい…

どてらねこのまち子さん『identity』

『どてらねこのまち子さん』 "identity" 「にゃんにゃんにゃん」とまち子さんが呟きながら歩いています。まち子さんは猫です。どてらを着た二本足で歩く猫です。そして日本語を喋る不思議な猫でした。しかし普段はちゃんとした言葉使いなのです。あんまり「…

我輩はピンクまんじゅう(28歳男性)である。

最近、ネット上で文章を書くときの一人称がころころと変わる。特に意味はなくて、なんとなく変えている。とりあえず最近使っているのはピンクまんじゅう(28歳男性)だ。ピンクまんじゅうとは、お笑いコンビ金属バットが星のカービィのことをそう言っていた…

どてらねこのまち子さん『きょうのにゃんこ』

どてらねこのまち子さん "きょうのにゃんこ" どてらねこのまち子さんは今日のにゃんこに取材されていました。今日のにゃんこは朝の情報番組で流れるねこの動きに密着した1コーナーです。その1コーナーにまち子さんが出ることになったのでした。 まち子さんは…

僕が今までに見たことのないものを見せてーーー『ANEMONE 交響詩篇エウレカセブンハイエボリューション』を見た!

『ANEMONE 交響詩篇エウレカセブンハイエボリューション』を見た! あらすじ 実験部隊「アシッド」が実行する作戦の要として、7年前に父が散った戦場でもある東京に降り立ったアネモネ。そこで彼女は、人類の敵である「7番目のエウレカ=エウレカセブン」と…

ゴアは人を救う『シャドー・オブ・ナイト』

先日、大学時代の友人が東京にやってきたので、久しぶりにご飯を食べた。新宿の西部という喫茶店で食べた。オムライスを食べた。西部のオムライスはとても美味しいのだ。 で、久しぶりにあったのだ。どれくらい久しぶりなのか、前にあったのは『グリーン・イ…

歩みを止めないためにはどうすればいいのだろう?

歩みを止めないためにはどうすればいいのだろうか。こんな風に文章を書くことも歩みを止めないということになるのだろうか?そんなことを自問自答している。自分の書いているものが少しばかり意味のあるものになればいいと思って毎回書いているけども、果た…

バッティングセンターとジョン・レグイザモ

バッティングセンターに行ってきた。生まれて初めてのバッティングセンターだ!とか言っていたのですが、よくよく思い出すと、高校時代に一度行ったことがあった。でもそのときは一切打てなかったことも思い出した。それ以来なので10年ぶりのバッティングセ…

引っ越しすることになった。

引っ越しすることになった。といっても同じアパートの一階下の階にだけども。 というのも、今まで住んでいた場所は借り上げ社宅で、退職後も病院に通うためにそのまま住み続けたかったのですが、それをすると初期費用ということで30万ほどかかるとなって、ど…

短編小説『私じゃ、魔女になれない』

電車が走る度に揺れる喫茶店の中で、私はアイスコーヒーを飲んでいた。身体を冷やすのはよくないと言っていたのは誰だっけな、私の母か、それとも佐藤江梨子か。多分、佐藤江梨子だな。多分、そう。佐藤江梨子がなんかそんなことを言っていた気がする。 私の…

最近の私と地味ハロウィンに行ってきたという記事。

傷病手当金という僕のライフラインの書類を病院からもらい、そして郵便局に行って郵送した帰り、ヴェローチェにてこの文章を書いている。先週、退職届を出してから一週間、まだ色々と問題は山積みである。 たとえば、今住んでいる場所は借り上げ社宅なのだけ…

今日、会社に退職届を出してきた。

空っぽな感じだ。とりあえず今は空っぽな感じ。この感覚、就活を終えたときと同じだ。就活を終えたときも空っぽな感じになったのだった。今日、僕は会社に退職届を出してきた。 退職の理由は休職期間満了につき。間に合わなかった。といえば間に合わなかった…

『あみこ』を観た!

そういえば、最近ですが、『あみこ』という映画を見てきた。 山中瑶子という1997年生まれの若干21歳の女性が、19歳から20歳にかけて作った映画だという。内容はあみこという女子高生に好きな人ができるけども・・・って話だ。なんだ普通の話じゃねえかと思った…

ただなんかいいなって空気も書き記すのだ!

さすがに徹夜明けでは小説なんて書けないってことに気がついた。そんな私は現在徹夜明けの今、ドトールにいる。一昼夜、友人達とたこ焼きパーティーをして、ミニスーパーファミコンでパネルでポンやカービィやメトロイドをやって、プリキュアをわいわい言い…

感電するような書く喜びを

書けてしまった感覚があった。前に「アイム(ノット)ミー」という小説を書いたときに初めて小説を書けたという感覚があった。それは錯覚だったのかもしれないし、こんな物ぐらいで小説を書いたなんて思うんじゃ無いと言われるかもだけども、自分の中では書…

夢の中ですら上手に喋れない私は。

夢の中で昔好きだった人が出てきたけども夢の中ですらうまくしゃべれなくて私は起きてそのことに絶望する。夢ですらうまくしゃべれない私はどこでうまくしゃべることができるのだろう? 起きて自分の現状に絶望する。絶望するのは簡単だ。ただただ目の前のこ…

不健全な精神は健全な身体に宿る。

カウンセラーさんに一週間の行動表を見せた後に「なんか自分じゃADHDって自覚ないんですよねー」って言ったら「いや、この行動表にめちゃくちゃ出ていますよ」と言われておよよ。 要するに自分が体力的に行動できる範囲を超えて予定を詰め込みすぎて、一日ば…

どてらねこのまち子さん『camera! camera! camera!』

どてらねこのまち子さん "camera! camera! camera!" 赤いペンキで塗られた三角形のランドマークを背にしてまち子さんは歩き始めました。まち子さんは猫です。でもどてらを着て、二本足で歩いて、言葉を喋る猫でした。まち子さんは不思議な猫でした。あんまり…

過眠状態・オブ・ザ・デッド

めっちゃ疲れている。とにかくめっちゃ疲れている。毎日めっちゃ寝ている。そりゃもうびっくりするくらい寝ている。一日中寝ている。そりゃもう寝続けている。所謂過眠状態ってやつで、鬱の人って過眠状態になるらしいよって聞いていたけども自分がなったら…

立ち向かうために休んでる。

復職のことを考えると死ぬほど怖いなって思ってしまう。よくよく考えれば僕はどうやって仕事をしていたのだろう。あの希望に満ちた社会人一年目のことを今や思い出すことができない。 しかし復職は必ずしなくちゃいけない。というのもお金のリミットが刻々と…

28歳になってしまった。

28歳になってしまった~。とミッシェル・ガン・エレファントの太陽を掴んでしまったの節で歌ってみたりして、うぇーいと盛り上がっているけども、内心はこんな28でよかとなのかと自問自答。 とにかく28歳になってしまったのだ。これは避けられないことだ。28…

書くという祈りについて。

よく会っている後輩がいて、そいつと数時間くらい話していると毎回「書かなきゃいけないよね」って話になる。書かなきゃいけない。それはどんなことでもいいからとりあえずは書かなきゃいけない。 書くことは祈りだ、なんてことを言ったのは誰か忘れてしまっ…

短編小説『アイム(ノット)ミー』

私、私、私。 私を三回繰り返したところで、それは「私」とはかけ離れているみたいな気がして気持ち悪い。とはいえ「私」は私に変わる一人称がないので、仕方なく私を使い続けている。 私は一体なんなのだろうか。と私は俗に言うアラサーにもなって、悩み続…

long season.(wrong season)

おはようございます。こんばんは。ありがとうございます。さようなら。わたくし、両目洞窟人間は27歳男性。8月生まれなものですので、今月でわたくしは28歳になります。こんにちは28歳。さようなら27歳。生まれてきてからの27年間は過去に過ぎ去ってしまいま…

『黒い十人の女』を見た!

『黒い十人の女』市川崑監督。 10人の女と関係を持つTVプロデューサー。10人の女達はTVプロデューサーを殺そうと画策するが・・・ といったあらすじを聞いたときに、一体どのようなストーリーを考えつくだろうか? 「10人で力を合わせて殺そうとするのだな!」…

『人狼』、『日本のいちばん長い日』を見た!

『人狼』沖浦啓之監督 見ている最中ずっと心の中のたかじんが「男と女・・・」とつぶやき続けていた位には渋めの男と女の悲しい物語。赤頭巾の話をモチーフに、描かれるのは獣としてしか生きられない男と愛を求める女のラブストーリーで、そしてその愛は初めか…