小説は書き直してる時間がめちゃ楽しい。
この前、書いた小説が思ったよりも反応が良く、なんなら高評価で、嬉しさを通り越してもはや戸惑っている!!!ごめん嘘!めっちゃ嬉しい!!!
もらった全ての感想をスクショしている。救われている。
感想をもらうために書いてるわけじゃないけども、感想をもらうとちゃんと「生き返った!!!」って感覚になる。
そんな時にやっぱ読まれたいんだなって思う。
なんやいうて、読まれたいんやと思う。
純粋芸術家にはなれない!とことん俗物!!ほんまに読まれるの大好き!
まじでめっちゃ読まれていきたい!!売れたい!!
↑そんな売れたい人の新作小説がこちらです。
にしても、この新作「ええの書けたな〜」という感覚はあったのだけども、最近のでは一番反響があって「この作品が一番反響あるのか!」と驚いてる!
というのもここのところ、喋るねこが出てくる小説ばかり書いていて、あまりに喋るねこばかり書いたので、一旦やめにして、今回はノー喋るねこだったのだけども、その制限が良かったのかもしれない。
喋るねこじゃなかったから、タッチできた領域があるのかもしれない。書き切れたものがあるかもしれない。
やからなるほどなーとなったりした。
それはそれとして、やっぱ喋るねこも書いていこうと思ったりはした。
「ウケるからこれだけでいきます」ってことをしていたら萎んでいったり、再生産になってしまうし…。
まあ、喋るねこも「このままでは再生産になってしまう」という危機感から、今回はノー喋るねこで書いた。とにかくいつまでも自分が一番飽きないようにしていきたい……。
他にもこういうところが良かったのかも……こういうところがいろんな人に刺さったのかも…という推測はあるけども、それを公言すると、なんか手の内を明かしたり、作品の良さみたいなの(自分が言うのおこがましいけども)消えてしまいそうだから書くのはやめておきます。
亡くなった父は映画のDVDに入ってる特典のメイキングを見ながら「なんか見ていたら気持ちが冷めるな!」と言っていたし、細野晴臣は「本当に好きな曲はカバーしないようにしてる。曲の魔法が解けるのがいやだから」と言っていた気がする。
自分はあれこれと「ここはこう作って〜!」と言いたいタイプなんだけども、本当はあんまり書かない方がいいんだろうなとは思う。
というわけで今作も書きたいことは山ほどあるけどもこらえます。せめて魔法がかかってますように。
それはそれとして、なんやんかや小説を8年書いてきて、「1つこれは確実」ってことがわかった。
小説は書き直せば書き直すほど良くなる。これまじ。
まあ、自分の書き方がまず最初に一気に書いちゃうからってのはある。
自分はプロットを立てるのができないし、プロットを立ててしまうと書くのがおもろくないって理由で、初稿は思いつくまま面白いと思うままとりあえず書いてみるって方法を取ってるんだけども、それで完成した初稿はちゃんと面白くない!
でも、そっから書き直していく作業が私はとても好き。
とりあえず面白くなかったら、がらっと内容を書き換えるのも好きだし、ラストが地味だったらもうひと展開付け加えるのも好き。
文章を膨らませるのも好きだし、逆に絞っていくのも好き。
目を滑らせていって、目が止まってしまうところを書き直すのも好き。
とにかく大中小、いろいろと直していくのが大好き。
もちろんこれは自分が書いてるのが5000〜1万5000字くらいの短編だからってのが大きいと思う。
長編でめちゃくちゃ書き直すのは、本当に大変だと思う。
それはそれとして、私は書いた小説を最初から最後まで通しで直していくのを何回も繰り返す。
少ない時で5〜6回、多い時で10数回やると、やっぱり初稿よりも面白いものが出来上がってる。
これはめちゃ嬉しい。
読んで自分で「これは面白いものを書いたなー」という感覚になるのがめちゃ嬉しい。
初稿は確かにいまいちだった。しかし書き直しに書き直して「これはおもろい」ってところまで仕上げた。そんな感覚が私はめちゃ好きなのだ。
まあ、それがウケるかウケないかはまた別で、どんだけ書き直しても滑る時は滑るんだけども…でも、やっぱできるだけ書き直すってことはしたほうがいいんだと思う。
この辺の小説書き直し論については村上春樹が『職業としての小説家』でめっちゃいいことを書いているのでおすすめです。
村上春樹の文章って異常に読みやすいんだけども、書き直しに書き直してるってエピソード出てきて「だからか〜」となる。
書き直し系の話だとスティーブン・キングは名著『書くことについて』で「第二稿は初稿から一割削れ!」と言ってるんだけども、キング先生は初稿で全部書けちゃうから、第二稿で削るターンに入れるんだと思う。
私の場合はある程度まで分量を増やすターンが必要だなとは思う。
それはそれとして完成に限りなく近づいたら、削るの頑張る。
キング先生が言うように一割削るの、凄く難しいけども「一割削る…!!削る…!!」って目線で小説を読み返すと、削れる部位が見えてきたりする。それをカリカリ削ったり、大きな部位なら「えいや!」と削るのも好きです。
まあ、やっぱ一割削るは難しい。でも、テンポいいものを作るは意識したいなと思う。
長くなったけども、小説の書き直し作業は楽しいって話でした。
まあ、短編だからできることではあると思う。長編で書き直し…となると、本当に大仕事になるんだろうな…。村上春樹もスティーブンキングも長編書いたら一旦原稿を寝かせろっていうくらい、書き上げた直後はハイになってるし、思い入れも凄いことになってる。だからこそ、余計に書き直しは大変なんだろうなと思う。
まあ、だからこそ、短編の書き直しは気楽にできるとも言える。
だから書き直し楽しいよって話だし、初稿はめちゃ面白くないものになっても、書き直しでよくしたらいいよって話だから、みんなでどんどん気楽に短編小説を書いていこう!
世界を短編小説で埋めつくしてやろう!!
やりまくるぞー!!!(映画『鉄男』の最後のセリフより)


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