にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

日記 2022/11/06~2022/11/10

日記 2022/11/06~2022/11/10


2022/11/06(日)

 散歩をしなければ、と切迫感にかられる。なぜなら散歩以外で運動をしないから、運動をしないということは太っていく、どんどん醜い身体になるという気持ちがあるからだ。しかし私はよく寝込んでいる。週に3~4日は寝込んでいるので、結局頑張って散歩をしても寝込んでいる3~4日で摂取したカロリーはいとも簡単に散歩で減らした分を上回る。なのでわたしの身体は結構、今、醜い。
 思えば、今までの人生で痩せていた状態ってのはなかった。物心ついたときからはそうだ。ずっとぽっちゃり枠で生きていた。それが今やちゃんと太ってしまった。
 痩せたらいいよ~と、あの駅で乗り換えたらいいよ~くらいの感覚でよく言われたけども、簡単に痩せないし、簡単に痩せないことに対して「怠惰だから」というレッテルも張られてきた。その上、メンタルを壊してしまってからは太る一方だ。って書いてるとめちゃくちゃネガティブな気持ちになってきた。
 痩せたいとは思うけども、結局どちらかといえば、自分の身体に自信を持ちたいのだ。自分の所有するものに1つでも自信を持ちたいのだと思う。
 そういう意味では私は私の身体に自信はない。自信を持ちたい。


 小説を書こうといつもの喫茶店に入ったら、財布を忘れていることに気がついた。キャッシュレスいけますか?と聞いたら「現金のみなんです」と言われて、仕方なく近くのスタバに入った。スタバを落ち着ける喫茶店だと思って入ったことがないなと思った。
 その大きな理由にスタバは自由に飲めるお水が無いからだろうなと思ってる。
 私はとにかく水を飲んでしまう。モデルの人くらい水をがぶがぶ飲んでしまう。
 なので、水が自由に飲める喫茶店じゃないと、コーヒーを飲み干したらあとはなんだか妙にそわそわしてしまうのだ。
 スタバは水を自由に飲めない。だから落ち着かない。
 といいつつ、2時間ほどいて、ずっと小説を書いていた。
 父親が入院したので、だからこそ楽しい小説を書こうと思った。
 けども、書いたのはカメをいじめている人間の腕をサメが食いちぎって、砂浜に吐き捨てるというものだった。全然楽しくない陰惨な暴力描写に、没にした。書いている最中、ずっとB'zのBAD COMMUNICATIONを聞いていた。特に好きな曲じゃないけども、なぜか1時間くらいループさせて書いていた。
 あの文章は私が書いたのか、B'zのBAD COMMUNICATIONが書かせたのか、どちらなんだろう。私が書いた文章だろうな。




 1万歩以上歩いて帰ってきたのに、ご飯を二杯も食べてしまった。炊飯器に残っていたご飯を勿体ないので全部すくおうと思ったら、結局二杯食べてしまった。善意で太っていく。私は善意の中で太っていくのかもと思った。


2022/11/07(月)

 朝までちゃんと眠れず、8時になってようやく寝ることができた。なんだか妙に気が立ってしまって眠れない日がよくある。目をつむっても色んなことを考えてしまう、というより何かが頭の中に浮上し続けるような夜。ごぽごぽごぽと沸き立つ泡のような思考に頭が支配されてるような夜。そういう日は眠れない。むしろ8時になって眠れたのはなんでだろう。それは思い出せない。ただ朝になると妙に安心して眠れるのかもしれない。


12時に起きる。冷凍食品の炒飯を食べる。
ダ・ヴィンチ・恐山こと品田遊の『キリンに雷が落ちてどうする』という日記本を読んだら自分も日記を書こうと思い、日記を書き始める。すぐに影響を受けてしまう。日記なんてのは特にそうだと思う。でもこういう風に影響を受けるのはいいと思う。確固たる自分なんてないのだ。外圧でどんどん変化していったらいいなと思う。というより外圧で変化しない限り、ずっと自分は自分のままだと思うと、それはそれで気持ち悪く怖いなあと思う。でも同時に変わらないでいい部分も自分の中にはあるはずだし、それは変わらないままならいいと思うけども、それが何かはわからない。


散歩をする。散歩中はだいたいラジオを聞いてる。今日はアルコ&ピースD.C.GARAGEの先週の回。酒井ちゃん誕生日で平子さんが誕生日プレゼントをあげる回。信頼と実績の伊勢丹で選んだものを毎回送る平子さん。平子さん本当いろんなものを知ってて素直にかっこいいなと思う。贈り物をするのはいいなと思う。自分もできるなら色んな人にその都度で贈り物を贈るようなことがしたいなあと思う。その人のことを考えて、その人に合うような物だったり、その人が気に入りそうな物を贈る、またはそれを考える時間って何か輝かしいものを感じる。自分だけのために生きていない時間。私はそれを欲してるのかなと今書きながら思ったりした。


小説を今日も書く。また結構な字数が書けたけども、全然違うなあとなってしまった。書いたものは私小説的なものだった。ただあまりにも辛い。それと同時に「可哀想」が先に出すぎている気がした。ぐちゃぐちゃな内面をどうにか物語にしたいと思う一方で、それを物語にしてどうするんだろうとも思うし、自分のぐちゃぐちゃな内面にそれほどな価値があるとは思えない。ぐちゃぐちゃな内面を書いてみて、今はぐちゃぐちゃな内面をぶちまけるよりもくだらないものを書きたいと思った。あきれるくらいくだらないもの。もしくは喋るねこが出てくるかわいいもの。もしくはくだらなくて喋るねこが出てくるもの。なんにせよ、ぐちゃぐちゃの内面よりは読んでくれる人が楽しいと思って貰えるもの。
でも1シーン、いいものが書けた。これは別の何かに転用できたらいいなと思う。


帰宅後、そうめんを食べた。そうめんがとても美味しくて、毎日でも食べれるよって言ったら弟に毎日は嫌だと怒られる。
晩ご飯を食べながら今日のラヴィット!を見る。モグライダーのもぐ散歩の浅草編とぼる塾のBJJ(ぼる塾の自由時間)。ぼる塾の田辺さんがフードコーターと名乗って、フードコートでめちゃくちゃな量を食べるのがとても可笑しかった。ぼる塾がフードコートで楽しそうにしているのを見ると、自分もフードコートに行きたくなる。自分はラーメン屋に入るのは緊張するんだけども、フードコートのラーメン屋なら緊張をしなくてもいい。フードコート全体に漂う弛緩しきった空気が好きなのかも知れない。近いうちにフードコートに行きたい。それで中華料理を食べたいなとか思ったりした。


弟とyoutubeを色々とみる。海外の人が作った「映画のオープニングのテクニック」動画を見て、妙に勉強になる。フラッシュバック、フラッシュフォワード、夢導入、第四の壁を超える、色々。映画を作るわけじゃ無いのにとても熱心に見た。物語を始めるに当たって様々な導入があるんだなーとこういう動画を見ると改めて思ったりする。
その後Netflixで韓国の料理ドキュメンタリー『スープの国~韓国汁物紀行』を見る。韓国って暖かいものをよく食べるんだなあ。やっぱ寒いからかな。身体を暖めるって大事なんだなーと思って、自分も味噌汁や白湯を定期的に飲んでいこうと思う。
案の定だけども韓国料理が食べたくなった。鶴橋や難波にあるんだろうか。韓国料理食べたい。身体を暖かくしたい。
料理のドキュメンタリーを見ている時のような感覚になるような小説が書きたい。



2022/11/08(火)

松屋のごろごろチキンのバターチキンカレーが食べたくなって、昼頃散歩にでかける。
バターチキンカレーが好きだ。って書くとデイリーポータルZの記事の書き出しみたいですね。それはそれとして松屋でごろごろチキンのバターチキンカレーが販売中としってどうしても食べたくなったのだ。

たまに松屋のカレーって食べたくなるよね。しかもバターチキンカレーならなおさら。しかし「ごろごろチキンのバターチキンカレー」って商品名、仕方ないことだけどもチキンが文章中に二回登場するの、なんか妙な気持ちになる。商品名を確認するときに二度見する。何度読んでも自分が間違っている気がする。だいたいの物事は自分が間違っている気がするのは、未だに自己肯定感が低いからなのかな。昔に比べたら自己肯定感も上がった気がするけども、とはいえ松屋の商品名で揺らぐような自己肯定感だと思う。
松屋は一人暮らし時代、毎日のように通っていた。当時、ご飯を作る元気がなさ過ぎて、一駅先の松屋に行ってはハンバーグ定食を毎日食べていた時期があった。今思うと、何をしているんだと思うけども、そういう時期があったのだから仕方ない。

というわけで松屋について、ごろごろチキンのバターチキンカレーを食べた。
美味しかった。でもどこかで目が冴えるような感動を期待してる自分もいて、そんなのは起こるはずがないのに期待していて、結局そんな感動はやってこず、ちょっとだけがっかりして食べ終わる。いつもそう。
美味しかったです。普通に美味しかったです。


空気階段の踊り場の水川かたまり二度目のプロポーズ回を聞いた。借金1200万ニキと言いながら岡野陽一さんが現れて楽しかった。
それにしても結婚→離婚→新しい彼女→結婚をする水川かたまりに羨ましいって気持ちが湧かないかといえば、そんなことはなくて、いいなあと思ってしまう。
誰かに出会いたいっていつも思ってる。でもそんな誰かに出会うこともないので、仕方なく大きめの音量で音楽を聞いたり、ラジオを聞いたり、動画を見たり、小説を書いたりしてる。


いつもの喫茶店に入った直後に気持ちがバッドに入る。主には父の入院についてで、これから父はどうなるんだろうと思って、ひとしきり落ち込んでしまう。なかなか上手いこといかないね。落ち込んでいるので小説も書く気力がわかなくて、タブレットNetflixをなんとなく開いて『ぼっち・ざ・ろっく!』を見始める。
本当なんとなく見始めたけども、面白かった。
ころころ表情や頭身が変わるようなアニメっていいですね。高校生でバンドってことで、かつてやっていたからなんか気持ちも入る。
ライブハウスに貼られているフライヤーが一枚一枚違うデザインだったり、登場人物が会話中にもステージ上で演奏してるバンドのMCがちゃんと聞こえてくるとか、細やかな部分のこだわりが凄いアニメだなあ。
自分はめちゃくちゃ陰キャ(アニメの中で使われている言葉なので使う)ってわけでもなければ当然陽キャってわけではない。会話もできないわけじゃないけども、やっぱり気は遣って疲れてしまう。ぼっちちゃんほど酷くはないけども、それでもわかるわかるな解像度の高い描写に共感を何度もした。
人からすれば簡単にできること。でも自分には難しく仕方ないこと。
人からすればたったの一歩。でも自分にとっては千歩を進むようなこと。
そんなことにちゃんと向き合おうとするぼっちちゃんの姿に気がついたら泣いてしまっていた。
結構好きで二話まで見ちゃった。続きも見ていきたい。


母と落ち合って、スタバでお茶をして、しんどいねえと話合ってから、帰宅。
ラヴィット!の川北先生のメイクコーナーを見ながらスーパーのお寿司を食べる。
食べ終わったあとに、静かな状態に、父がいないとこんなに静かになるのねとなり、またバッドに入っていく。
父はやっかいなひとではあるけども、ここの感情は難しく、どう言えばいいかわからない。ただ静かな状態がしんどくて、ぼんやりとスマホだけを見てる時間に突入。


そんな中、一ヶ月前に書いた一人でラブホに行くという奇行を書いた文章が突然多くの人に読まれていることに気がつく。どうやらはてなブログの公式にキャッチされたらしくそれで多くの人に読まれたみたいだった。
多くの人に自分の奇行を読まれて嬉しいような恥ずかしいような気持ちになりつつ、同時にバッドも入ってて、なんだか落ち着かない時間を過ごす。

弟がバイトから帰ってくる。弟が晩ご飯を食べた後、また延々とyoutubeめぐり。また映画についての動画を沢山見る。映画っていいなあという気持ちになる。でも今はこんな時期だから映画館に行くことはできない。だからできたら旧作でも見たいなあと思う。
映画についてぼんやりと弟と話してる最中に「アナスクナムーン!」と『ハムナプトラ2』のイムホテップのモノマネをする。中学生からこのモノマネをしている。多分だけども自分は45歳になってもこのモノマネをしている気がする。変わらない。変わらなくて良い部分なのかどうかはわからない。



2022/11/09(水)

午前中に父が入院している病院から連絡があり、必要な物を買ってきて欲しいと、それから少し看護師さんから話があるとのことだったので、母と病院へ行く。
病院一階のコンビニで必要な物を買って、入院病棟へ。
看護師さんに必要な物をいくつか渡すと、看護師さんから説明がある相変わらず面会はできない状態だそうだけども、めっちゃ喋ることはできているとのこと。
めっちゃと言っていたので、相変わらず病棟でも喋り散らかしているんだろうと思う。
そして放射線治療が始まったとのこと、来週に渡って10回ほどやるとのこと。
説明は10分ほどで終わって、看護師さんによろしくお願いしますと伝えて病院を出る。
母はそれから奈良の祖母宅に行き、換気や掃除をするとのこと。
駅で別れて、私はまず近くのカメラ屋に行き、部屋から出てきた写ルンですの現像を頼むことにした。
それからコンビニに行き、カップヌードルのシーフードとツナマヨのおにぎりを買い、近くの公園で食べた。その最中、ダイアンのTOKYO STYLEの最新回を聞いていた。相変わらずおじさん達のどうでもいい駄弁りって感じでとても心地がよかった。


ご飯を食べ終わり、近くの喫煙所で煙草を吸った後、サンマルクカフェに入る。
日記を書いて、小説でも書こうと思うけども、気持ちが全然進まない、というか疲れてしまって何の気力もわかない。
Twitterを見たり、ぼんやりしている時間が結構あって、このままじゃよくないなあと思い、本を読もうと思うけども、それもなんかしんどくて、結局『ロング・グッドバイ』の村上春樹が書いている解説だけを読んでしまう。
そこに「小説を書く仕事をしているならば書けているかは別にして書いている状態を4時間は持つべきだ」という文章に出会う。
自分は小説を書く仕事をしているわけじゃないけども、文章を書くのは好きだから毎日1時間くらいは書いているという状態を作りたいなあ、なんて思ったりした。


隣に座った男性がおもむろにルービックキューブを完成させたあとにキーボードを一心不乱に打ち始めてめっちゃかっこよかった。


しんどくなり、16時には退店。
#むかいの喋り方を聴きながら、家までとぼとぼと歩いて帰る。
パンサー向井さんの喋り凄いなあ~と何度かなる。特に今やってるドラマ『silent』の感想を熱く語る部分は「もう宇多丸さんじゃん」と思うほど熱くそして面白かった。

家について、もう何にもできないほど疲れ果ててることに気がつく。
横になりながら動画をぼんやり見ているだけの時間が存在。
知らなくてもいいゲーム「タイムクライシス」の歴史の動画とか見てしまう。

母が帰ってきて、晩ご飯を作る手伝いをして、20時くらいから食べる。
今日は豚たまキャベツ炒めと551の焼売と肉団子。
『有吉の壁』の見てなかった二時間スペシャルを見ながら食べる。
『有吉の壁』はやっぱ面白いなあと思う。母がジェラードンのかみちぃにハマっていた。この人凄い、と何度も連呼していた。母が好きになる芸人が意外とわからないなあと思った。


食後にまた弟と動画をだらだらと見る。
阪元祐悟監督の『ベイビーわるきゅーれ』のラストバトル、『最強殺し屋伝説国岡』のラストバトル、『ヘブンズラッシュ』を見て、すげ~~~とひたすら言う。
『グリーンバレット』も見に行きたかったけども結局見に行けなかった。配信に来るのを待ちたいなー。
0時にはしんどくなって布団へ。
すぐに寝てしまう。



2022/11/10(木)

起きてすぐに「あー今日は無理な日だ」と気がつくほど、しんどさがピークに達してるのを感じる。ゴミの回収の日だったので、外に出てゴミを捨てた後は、ひたすら寝続ける。
寝ていただけ、それだけの日でした。