にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

タランティーノのポッドキャストが聞きたいから英語を勉強する。

 クエンティン・タランティーノポッドキャストを始めた。

 

The Video Archives Podcast with Quentin Tarantino and Roger Avary

The Video Archives Podcast with Quentin Tarantino and Roger Avary

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podcasts.apple.com

共同ホストは『パルプ・フィクション』の共同脚本でも知られる映画監督・脚本家のロジャー・エイヴァリー
多くの人がそうであるように、私もタランティーノの映画が大好きだし、タランティーノが喋っている様も大好きだ。
そんなタランティーノポッドキャストを始めた!タイトルはビデオアーカイブで自身がレンタルビデオ屋店員だった頃を中心にあの頃80年代の映画を中心に話しているらしい。そして第一回目にして時間は90分以上もある。
これは聴きたい!タランティーノが映画について喋りまくってるポッドキャスト!なんて魅力的!!


しかしここで問題がある。私は英語がわからないのだ。
一応、義務教育で英語の勉強はやっていたし、一時期は大学の英文科に進みたいと願ってた。
でも、ここ10数年は英語に全然触れていなかったし、10数年前だって英語がわかってたわけじゃない。
そんな私がタランティーノポッドキャストを再生したら、案の定だけども何をいってるかさっぱりで「うおお…」と唸ってしまった。
目の前にとても面白そうなコンテンツがあるのに、それがわからないなんて…。
それがとても悔しい。


というわけで、英語の勉強をし始めることにした。
いてもたってもいられなくなってしまって、タランティーノポッドキャストを始めたと知った日に、本屋で英語の単語帳と文法の本を買った。


英語を勉強する本って山ほどあるんだね!
というわけで何を選ぶか悩んだんだけども、ここでは比較的薄いのを選んだ。
分厚くて、すべてを網羅しているような本もあったんだけども、まずはこれを乗り越えたら自信がつくだろうと思う二冊を半ば直感的に選んだ。
この二冊で英語がわかるようになる。そしてタランティーノポッドキャストがわかるようになる、なって思ってはいない。
でも入り口には立てるんじゃないか。ちゃんと二冊頑張れば、英語の入り口には立てるんじゃないか…そんなことを期待して、私はその二冊を選んでみた。
そして家に帰って、その買った「毎日の英単語」を開き、中で書かれているように英単語を音読・暗唱している。
めちゃくちゃ地道なことを始めてしまったと思った。
いつになれば、ポッドキャストをわかるようになるんだろうと思う。
でも、ここでやらなきゃ一生わからないままだ。自分でわかるようになるには、地道なことをしなきゃいけないのだと思う。


それと同時に、グーグルクローム拡張機能としてLanguage Reactorを入れてみた。

chrome.google.com

このアドオンを入れてNetflixのコンテンツを見ると、英語字幕と日本語字幕を同時に出してくれるというものだ。
Twitterでたまにバズってるやつ。
たまにバズるってことはそれほどみんな英語の勉強がしたいんだと思うし、している人も多いんだと思う。
で、入れてみてブルックリンナインナインを見たりして、それでやっぱすげー早口だから、シャドーイングなんて全然できねえ~ってなったりしている。


それでも、これもまたやってみるしかないよなあと思う。
久しぶりに勉強なんかして、この落ち込む感覚を思い出したりした。
全然自分ができてないことに落ち込む感覚。
でも、そこで落ち込んでいたら、いつまで経っても今の自分のままだし、それで満足ならば全然いいけども、私は今の自分に全然満足していなくて、できることならば変わりたいと思う。

私は変わりたいと思うときにたまに極端な選択肢を選んでしまうことがあった。
普段行かないような場所に突然行ってみたり、普段取らないような言動をしてみたり。
それで変われたかといえば、結局のところは変われなかった。
むしろ、極端すぎる選択肢のせいで、失敗ばかりした。

今思うと、自分を本当に変えたり、自分にいいものを持ってきたのは地道なことだったと思う。
毎日や毎週、月に一回でも年に数回でもいい。
それでもとにかく地道に続けているもの方が、自分を変えたり、これが自分自身だと言えるものになったと思う。


タランティーノポッドキャストを聞きたいって理由で英語を勉強し始めてもいいと思う。
そして英語の勉強をし始めたら案の定落ち込んでもいいと思う。
でもとりあえず続けることだけは頑張りたい。
地道にやるってのは難しい。
何億って人が言ってることだけども本当に難しい。
けども、なるべく続けたい。
そしてその続けるためにこの文章を書いている。
こういう決意表明めいたことをわざわざ書いていたら、あとから多分効いてくるはずだ。
初期衝動を忘れないためには書いておくのが有効なはずだ。
地道な道は派手じゃないし。地味で大変な道だけども、この初期衝動を忘れない限りは続けることができるはずだし、願うことならばその過程で続けることがより可能になるような嬉しいことが待ってたらいい。
今はそれを願って、ちょっとだけでも勉強をしてみたいと思うのです。