にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

化け物になりたくない。

悪い意味でとても話題になっていたブログを読んでから胸のざわつきが止まらなくて少しだけ寝込んだ。

 

 

夕方、家族に頼まれて回覧板を配りに回った。

ちょうど、子供たちに帰宅を促すチャイムが鳴り始めて得も言えない感情になった。

家に帰ってから、母が晩ごはんを作るのを手伝った。

友人とオンラインで1時間話した。

ピン芸人だけが沢山出るネタ番組を見ながら晩ごはんを食べた。

守谷日和と吉住とルシファー吉岡を見ることができて嬉しかった。

スーパーカーのナカコーさんがKoji Nakamura名義で出した『Texture Web』を聞いた。凄くかっこいい音楽だと思った。

三週間ぶりにどうぶつの森を起動させて、島の住人に声をかけて雑草を引き抜いた。

 

 

それから毎日ちょっとでもいいから本を読もうと思った。できれば多くの本が読めたらと思う。知らないことを知りたい。面白いと言われてる小説を読みたい。感情の問題を言語化して納得できるようになりたい。

そんな立派なことも思うけどもそれ以上に本を読んでる時、何か自分にとってしっくりくる何かがある気がする。こうやって時間を過ごすのが好きなんだって感じている気がする。

何度も読んだスティーブン・キングの『書くことについて』をまた開く。何度も読んだ、でも読むたびにそうなんだろうな、そうしていくしかないんだろうなって思う一文にまたたどり着く。

「作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない。」

 

 

生きていくのって大変ね、と本当に思う。私は自分が化け物みたいな人間になってしまったらどうしようと怯えている。

社会と接点があまりないから、身の回りの生活だけでもなるべく頑張ろうって思ってる。どこかで回覧板を回すのも、晩ごはんを作るのも、友人と話すのも、お笑いも、音楽も、どうぶつの森も、本も、化け物にならないための引き止めてくれるものだと信じている。

でも化け物にならないってのはどうやら困難なことみたいで、その難しさに途方に暮れそうにもなるんだけども、私のように社会と接点があまりない人間は油断するとその穴に簡単に落ちてしまうから、緊張をし続けないといけないと思ってる。化け物にならないために。もしくは自分の中の化け物に気がつくために。

 

 

たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない。