にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

エモめの写真を見てほしい 天王寺編

27歳になればいろいろなことがわかると思っていたけども、実際のところはクイズマジックアカデミーで芸能だと満点がとれるだけの人間になっていた。 それ以外は全くわからぬ。 もう全然わからぬ。 政治とか全然わからぬ。 邪知暴虐かすらわからぬ。 邪知暴虐…

舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』を読んだ!

舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』 ついに読み切った。1000ページ越えの大作をついに読み切った。 買ってから「9年」もの本棚で「読んで・・・」と訴えていたかの本をやっと読むことができた。いや、1000ページ越えっすよ。なんどかチャレンジしたのですが、そ…

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第4話

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第4話 6.困惑の再生 私は案の定、ずっと混乱している。 目の奥はずっとずっと痛いままだ。でも、それでも、目隠しした女は話を続ける。 「あの子を見つけるためには、このビデオを見て貰う必要があるの」と、ぐち…

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』第3話

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第3話 4.消化の吐露 あなたは食道を歩いたことはあるだろうか?私はある。というか今歩いている。 巨大な団地に食べられてしまった私は、巨大な団地の食道を歩いている。目の奥が痛い。ずっとずっと痛い。 団地に…

50音の殺し方「ら行」「わ行」

50音の殺し方 最終回。 皆さま、お久しぶりです。時間が開きましたけども、50音への殺意、忘れてませんか?私は忘れていませんでした。ここまで時間がかかったのは最後の「ら」行と「わ」行を殺すことにとにかく手こずったからです。でも殺せました。ではそ…

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』を見た!

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』を見た! ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル!シャナナナナナナナニィーニィーッ!!ってガンズの名曲が頭の中にがんがんになりひびくサブタイトルに期待値ばく上がりで見に行きましたが、見終わった瞬間アクセ…

溢れんばかりの米を床にぶちまけて

3月16日と、もう3月も折り返していることにすげえびびってる俺は27歳男性。 今日は天気が悪いせいか、低気圧のせいか、それとも波的にそういう日なのかわかんないけども、また心身ともにダウナーな日だった。俺がニルヴァーナなら、いい感じのグランジミュー…

短編小説『ねこ探偵vsマイケル・J・フォックス強盗団』

俺はねこ探偵。ねこだけど探偵をしている。毎日、映画館の屋上に構えた事務所で、セブンスターを吸いながら依頼を待ってる。 ねこに依頼を頼む馬鹿がいるのかって? 意外とそんな馬鹿は多い。だから俺は毎日セブンスターを吸えているし、そこらへんのねこよ…

27歳男性はびくびくしてる

どうも27歳男性です。実家に戻ってきました。実家でのびのびとしています。あの一人暮らしの部屋 a.k.a社会と隔絶された空間とは違い、家族と話ができるのはいいですね。今のところ、家族と会話もしていい調子。グッドバイブス感じてる。 で、ただ家にいてグ…

三題噺『水中都市で焼肉を』

弟から三題噺しろや!と脅されたので、三つお題をもらいました。以下がお題です。 ・焼肉・水中・喪服 制限時間30分 では本編をどうぞ 三題噺『水中都市で焼肉を』 「始めにタンでって言うの、俺は嫌いなんだよ」って宮本は俺によく言っていた。「だってよ、…

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』第2話

シュガーカヴァードリアリティ 第2話 3.団地の倍音 目が覚めると真っ暗闇の中、固い場所の上で私は横たわっている。 先ほどまでピンクのネオンの部屋にいたはずなのに。私はさっきのリアリティありすぎる現実が一瞬にして夢へと遠のくのを感じる。 固い。 …

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第1話

連載小説『シュガーカヴァードリアリティ』 第1話 1.ふたの回転 マンホールのふたが回転している。まだ回転している。斜めにずれず、ふたが円の状態で、ぶおんぶおん回転している。こうじっと見ている間、まだ回転している。もういいだろう回転は。 この路…

動揺する童謡『にくにくこねこね』

動揺する童謡のコーナーです。 メロディはないので童謡っぽいメロディと節回しを想像しながらみんなで元気いっぱいに歌おうね。 にくにくこねこね にくをこねては、ぶちゅぶちゅぶちゅ。 あいびきにくで ぶちゅぶちゅぶちゅ。 たまねぎとうにゅう ぶちゅぶち…

いい目覚め

今朝の話なんだけども、めっちゃいい目覚めだった。素晴らしい目覚めだった。こんな目覚めが毎日続けば良いのに!!と思えるほどのいい目覚めだった! では、どういう流れでいい目覚めになったのかを振り返りたい。 再現性というのはめっちゃ大事。 昨日、フ…

しんどいどいどいどい〜〜〜

文字が頭をすべっている。とにかくすべっている。高校生が文化祭でやる漫才くらいすべっている。すべりすぎて、すべっていることにきがつかないくらいすべっている。 文字がすべっているときは、調子が悪い日でございますなあ、と自分を納得させることにして…

50音の殺し方「や行」

お久しぶりです。少しの間、休暇を取っていました。でも休んでいた時も50音のことばかり考えていました。やつらへの思いは絶えずです。では早速ですがや行を殺していきましょう。今回は3音のみです。少ないですが、その分、確実に殺せるってことですよね。で…

短編小説『メンヘラ系アイドル じしょうりすか』

前書き。 あまり書いたものに対してこうは言いたくないけども、いい出来のものではありません。 それでも載せようと思ったのは、これを書いたのが休職してすぐの頃で、そのころの精神状態が見事に出ているからと思ったからです。 なので、当時から何にも変え…

50音の殺し方「ま行」

では今日も50音を殺していきましょう。残りは「ま」「や」「ら」「わ」です。終わりも見えてきましたね。でも、まだ気は抜いてはいけませんよ。昨日みたいなこと、ありますからね。 また50音に襲いかかられた時に、知らなければ対処できませんよ。知識こそが…

言葉で日常を踊らせて。

今週はずっと体調が悪い。ずっとずっと悪くて、ありゃありゃありゃと不眠と過眠と自律神経の乱れと気持ち悪さとからだのだるさとその他諸々が全て襲いかかってきている。カレーを作っているだけで、僕は疲れ果ててしまって、布団に潜り込んで、寝てしまう。…

50音の殺し方「は行」

50音の殺し方「は行」 ・・・今日も皆さん来てくれましたね。昨日のことがありましたから、皆さん来てくれるかどうか不安でしたけども。まずは来てくれたことに感謝致します。 え、「ば行」と「ぱ行」はどうしたって? 倒しましたよ、もちろん。 どうやってって…

50音の殺し方「な行」

では今日もやっていきましょう。にしても昨日から妙に外が騒がしいですね。なにか不穏な空気さえする気があります。でもそれでも勉強を続けましょう。殺さなきゃいけない50音はまだまだありますから。 今日は「な行」です。前半戦もこれで終わりですね。一息…

短編小説『旧地下鉄線路内の水上マーケット』

元々はここは地下鉄のと呼ばれる場所だったらしい。 でも、今ではここは水上マーケットになっている。 地上から降り注ぐ、雨水や雪解け水はこの地下鉄の線路をひたひたにしている。 そして、ひたひたになり、水路になった線路の上を何百という船が行き来する…

50音の殺し方「た行」

50音の殺し方「た行」 50音の殺し方も「た行」まで来ましたね。「た行」は前半部の中では最も複雑で、冷徹で、慈悲を許さず、素早くことを済ませることが必要な行といえるでしょう。 でも、ここまで付いてこれているあなたたちなら確実に殺(で)きるでしょう…

50音の殺し方「さ行」

50音の殺し方「さ行」 50音の殺し方、本日は「さ行」です。さ行は一般的に優しいとされています。しかし、だからなんだというのでしょうか。相手はあの50音です。死んだ50音だけがいい50音です。 この際、さ行がやさしいということも、そして自分の優しさも…

50音の殺し方。「か行」

50音の殺し方「か行」。 昨日は「あ行」の殺し方を考えました。今日は「か行」の殺し方です。死ぬ瞬間とは命が断たれる瞬間と、そのものがそのものでいられなくなった瞬間だと言われています。「か行」が「か行」でいられなくなった瞬間、それもまた殺し方な…

50音の殺し方 「あ行」

50音の殺し方。 殺人はよくないことです。この記事は殺人を奨励しているものではありません。しかし、いつ50音を殺さなければいけない日が来るかもしれません。にっくき、50音を確実に殺す。そんな日のための記事です。 今回は「あ行」。 「あ」は「お前さ、…

短編小説『マッドサイエンティストになれなかった』

私は昔から物語の中に出てくるマッドサイエンティストになりたかった。サイエンティストではない。マッドの方。狂った科学者の方。ノーベル賞とか間違っても受賞しない方。好奇心で世界を破壊しようとするような科学者に私はなりたかった。 小学校に馴染めな…

貯金が半分になったので、僕は悲しい。

貯金が50万を切った。 100万あった貯金が半年で半分になった。 つまりは単純に考えればあと半年もこんな生活ならばもう生きていけないってことだ。 ここのところも、相変わらず体調は最悪です。半年も休職してますが、未だに最悪です。 特に一日出歩くと、も…

雪のあと。

雪のあと。

5年ぶりに横道世之介を見た。

5年ぶりに横道世之介を見た。 友人(a.k.a木戸)が家に来たので映画を流そうということになって、友人(a.k.a.木戸)の名映画DJにより横道世之介がプレイされたわけだけども、最初は自分たちの学生時代を思い出してやんや言うてたのに、気がついたら見入ってしま…