にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

私の2023年のエンタメ全集 後半編

2023年のエンタメ振り返り。7月~12月。


・加藤よしきさんの新作小説!!みんな大好きなカルト村に、これまたみんな大好きなバッドボーイズなマイアミ市警が突入するって小説。日本の日常風景を描写していた端正な文体が、突然マイケル・ベイ監督映画のような文体になるの超クール!!!
kakuyomu.jp


・ぽこピー展に行ってきました。会場のどこを見ても「ぽこピーの動画で見たことあるやつだ!」と進研ゼミ状態になって超楽しかったです。


・ぽこピー展でガチ恋ぽんぽこ公式漫画『恋ちてる?』(漫画 北宮あみ)を買いました。ガチ恋ぽんぽこさんがモテまくるのを超素敵な絵で描かれまくる漫画で、何を読まされてるんだ…?と思ったけども、この漫画でしか生まれようのないグルーヴ感が最高で繰り返し読んじゃいました。最高〜(ちゃいこ〜)


・にぼしいわし第四回単独ライブ『グーチョキパーにおいて』を見ました。めちゃくちゃ面白かったです!!ずっと笑いっぱなしでした。"階段"をテーマにあれやこれやをやってたのですが、よく思いつくなあと思うようなことばかりで、なんか脳が冴えた気持ちになったりしました。 


カネテツデリカフーズの"ほぼうなぎ"を食べました。うなぎに見えるけども、魚を練ったもの、つまりかまぼこ。で、味はというと、うなぎとかまぼこの真ん中って感じだった。山椒をかけたらよりうなぎ感があってよかった。美味しかったです。


・【村会合】Twitterでしか生きられないひとたち【周央サンゴ】
Twitterで起きたことを思い出す流れでバイオゴリラが出てきてめちゃくちゃ笑ってしまった。バイオゴリラいたなー。サマンサタバサがよく粉砕されていた。
【村会合】Twitterでしか生きられないひとたち【周央サンゴ】 - YouTube


・『グリッドマンユニバース』を見た!平和になったはずの世界にまたもや怪獣が出現したり、世界の終わりがやってきたりと大変なことに。でもそんなことよりも好きな子に告白しなきゃ死んでも死にきれねえ!青春と怪獣バトルがどちらも丁寧に描写されまくり。終盤の怒涛の怪獣バトル超凄!!面白かったー
『DYNAZENON』未見でも行けたは行けたけども、ちょっと勿体なかったなー。それくらい『DYNAZENON』組の活躍も結構あった。『SSSS.GRIDMAN』が大好きだったので、奴らの続きが見れるというファンサービスが嬉しい。ラストなんて…!ね!!
グリッドマンユニバース』ファンサービスが凄い映画といいつつ、意外とややこしい話展開は『SSSS.GRIDMAN』の映画を見てる!って気持ちになりました。テレビ版もそうだったけども、意外とややこしい話なんだよね
グリッドマンユニバース』ファンサービスもファンサービスな、アカネちゃんの登場でわー!!とやっぱなってしまいました。しかもあいつと共闘って熱いな!おい!!
グリッドマンユニバース』はMX4Dで見たのですが、怪獣バトルと動く座席の相性がここまでいいとは!地鳴りと共に動く座席!怪獣がビルを破壊すると共に動く座席!!怪獣とグリッドマンが戦うその一挙一動に連動する座席!!!てめえが暴れてるような気持ちになれて楽しかったです!


・Far East Disco AIR-G'(FM北海道) 2023/7/4(火) 19:00-19:30
LAUSBUBのラジオ初回とてもよかった。二人のトークめちゃ心地いい。家で遊んでた時に二人でイヤホンを分けてCorneliusを聴いた話良すぎる。


・悪くはないけど良くもない/『その我那覇』 - Midnight Invincible Children
sakamoto-the-barbarian.hatenablog.com

坂バさんのブログ、ここでめっちゃ笑ってしまった。「放課後ティータイムのアンチだってあの高校にいたはずだろ。そういうことを忘れんじゃねえよって言ってんの」ってなんて最高な言葉だろう。


・今夜はLucky Night~りほなアニソンフライデー~ LuckyFM 茨城放送 2023/7/7(金) 22:00-24:00
昨日、しんどくてかといって眠れなかった時に加藤里保菜さんのラジオを聴いてたんだけども、喋り心地がとても良くて、楽しく聴いてるうちに眠る事ができて本当良かった


アジカンの『サーフブンガクカマクラ(完全版)』を聴いています。「君らしく踊ればいいじゃない」って、そんな感じで生きていきたい。


・『細かすぎて伝われないモノマネ選手権』面白かったー。どれも面白かったけども特に好きなのは「ナンパ前に地面に吹き矢を吹く人」と「半チャーハンの誘惑に負けた人」と「これから好きになるやつ」と「エハラマサヒロの出てき方」です。


・廣井きくりの深酒日記…廣井きくりすぎて最高だ……。
 『廣井きくりの深酒日記』の廣井きくり、見たい廣井きくりが沢山見れて私は嬉しい。


・1985~1994 日本たばこJTCM集
昔のたばこのCMを見てると、そんな時代が本当にあったんだなあと思う。にしてもたばこの値段が安い。あと昔の玉置浩二テンダラー浜本に似ている。
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・my new gear…


・『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を見た。チェイスに次ぐチェイスや遺跡での謎解きとかで、映画の大部分は「インディ見てるな〜」みたいな気持ちだったのですが後半30分がめっちゃ面白かった。そういう展開になるのか!にしても調子こいていたナチが「あわあわ〜」なる系映画シリーズだよねえ


・アニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』の第1話を見た。凄まじく"癖(へき)"って感じのアニメを見たって感じ。明治で半分鬼で落語口調で見せ物小屋で生首だけの不死の女で戦闘能力の高い無口なメイドで…と癖が沢山すぎだよ!!


・『DASHCAM ダッシュカム』を見ました。女配信者が運ぶ事になった老婆が原因で次々と怪異が…!でもその女配信者が怪異と対する事ができるくらい性格終わってる人間だったら…?ってことで性格終わってる主人公と怪異が暴れ回った結果凄い勢いで色んな人が巻き込まれる系POVホラーです。勢いが凄い!!
『DASHCAM ダッシュカム』だいたいのこと主人公アニーのせいで笑ってしまった。まじでここまで自分勝手だと怪異に勝てるんだ!ってのが最大の発見みたいな映画だった。
『DASHCAM ダッシュカム』テンポが異常に良くて、というのも「アニーがなんかやらかす」か「怪異がやらかす」が交互に襲いかかってくるからですね。そのダブルパンチを喰らった新婚さんのくだり最悪すぎて最悪だったな。
『DASHCAM ダッシュカム』超正統派POVホラーなので、ブレまくる映像で、本当に「何が起きてるかわかんないけども、何かは起きてる」が常に楽しめて良かったです。結局何だったの?と思いつつ、俺もアニーと共に「はぁ……」となってた。


・Domi & JD Beck - "Flim" (by Aphex Twin) cover @Casa del Jazz Roma 22.06....
エイフェックス・ツインの『Flim』を人力カバーしてる動画めっちゃ良かったからおすすめです。
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・小泉さんぽ内閣
オモコロのこれ、ちゃんとクソ回でとても良かったです。感動した。
小泉さんぽ内閣 - YouTube


・『pearl パール』最悪すぎて最高でした。
『pearl パール』サイコパスの気質の有無は別として、特別になりたいという思いは誰しもが思うものだからこそ、パールの気持ちめっちゃわかってしまったし、状況ゆえにこのまま農場から出られないという絶望感は痛いほどわかってしまった。とはいえパールは殺れる時に殺れちゃう子だったわけで……
ミア・ゴス演じるパールが本当にいい。特に感情の切り替わりが本当良くて「このタイミングでめっちゃキレちゃうんだ…」って精神が不安定な人ムーブが上手すぎて最高でした。
いいシーンばかりだけども、クライマックスの長回し独白とかたまんなかったな。言ってる事はあかんことなんだけども、それでも胸を打っちゃう。感情移入しちゃあかん人に感情移入させる物語のマジックみたいなものがありました。
些細なきっかけで最悪が重なっていく晩ご飯のあれとか(よりにもよって沸騰したあれとか!)、出て行った友達を追いかける時のパールの動きとか(肩の動かし方とか、斧の取り方とか走るタイミングとか!)、最悪が重なっていくドラマとしてもとても良かったです。
夢を追う事とか、介護とか、生まれ育った場所から離れられないとか、色々と思うことはありましたけども、そういう人生の最悪を辛いままじゃなく、娯楽に転化できるホラーってジャンルっていいなとめっちゃ思う映画でした。ホラーっていいね。


・『君たちはどう生きるか』を見ました。なんか宮崎駿が書いた一次創作の同人誌を読んだような気持ちになった。整合性じゃなくて熱量が優先されてる物語って感じ。キリコがめちゃ好きだった。魚捌くのを教えるシーンがなんかとても良かったなあと思ってる。
一瞬しか映らないけどもセキセイインコの街とかめっちゃ魅力的だし、そもそもインコが怖くて可愛い。あのインコ達をもっと見たかった気もする。
最初リアリティラインが現実寄りの映画かなと思ってたら、どんどん下がっていってびっくりした。なんなら中盤まで主人公の脳内で起きてる話にするのかなと思ってたから、ファンタジーをありにしていくのは面白いなーと思った。
後半になってどんどん新設定が追加される感じとか、連載ものをそのままアニメ化したのかなって勢いを感じたりした。変だし面白いって感じるポイントもわかんないだけども、けど面白かったような、そんな気になる映画でした。
君たちはどう生きるか』だけども、見ている途中でなんとなくホドロフスキーを思い出したりしました。主にはあっちの世界の上の方なんだけども。
私が『君たちはどう生きるか』で一番好きなシーンは泣きながら「ここは天国だ……」って言うてるシーンです。


・アニメ『デキる猫は今日も憂鬱』第一話を見たのですが、でかい猫が家事をするという話のスケールに対してオープニングからトゥーマッチすぎるほどの作画が展開されて、なんかちょっと不安になってしまった。デカい猫は可愛かったです。


・生まれて初めての歌舞伎、めちゃくちゃ面白かった……
初めての歌舞伎の感想なのですが、ナレーションが生歌で、三味線の生弾きで、それぞれ所作に合わせて演奏されるから、なんかミシェル・ゴンドリーのMVみたいだなって思いました。
歌舞伎を見てたら、三味線の弦が切れるアクシデントに顔色ひとつ変えず、静かなシーンですぐに弦を張り替えて、また演奏に戻ってたのですが、ぼっち・ざ・ろっく!みたいでかっこよかった。
歌舞伎、めっちゃいい悪役が出てきたと思ったら坂東彌十郎だった。めっちゃ良かった。
歌舞伎、舞台が回転するのやばい。ダイナミックなカメラワークを力技でやってて凄かった。
歌舞伎、とりあえず「なんかええもん見たな」感がめっちゃある。「なんかええもん見たな」感をめっちゃ作れるのは凄いなって思った。


スティーブン・キングの『書くことについて』を再再読。第二稿は第一稿から10%削れっての、いざやってみると難しい。けどもこの本を読んでから、何度もやろうと試みている。私は小説でお金は稼いでないけども、やっぱ書くのは楽しいと思ってる。キングさんが言うように書くのは自分の幸せなのだと思う


しくじり先生マシンガンズ回を見た。「新規の地獄より知ってる地獄の方がいい」って言葉が響いたりした。これからどんどんおじさんになっていくのでやる気出し続けたい。


・OMSB - 大衆 (Live at POP YOURS 2023)
これを見て、ちょっとうるっときたりしていた。
OMSB - 大衆 (Live at POP YOURS 2023) - YouTube


・曰く付き!怪現象多発で絶叫…怖すぎる廃ラブホテル2連発スペシャル!
『ゾゾゾ』のこの回を見ていた。ちゃんと怖い何かが起きてていやーでした。にしても『ゾゾゾ』は見せ方が本当上手くて凄いっすね。編集がアガる。
曰く付き!怪現象多発で絶叫…怖すぎる廃ラブホテル2連発スペシャル! - YouTube


・テレ東の隅田川花火大会のyoutube配信、隅田川の花火を背景に佐久間宣行のオールナイトニッポン0やってるよ!!!
テレ東がとにかく(合う人には)いい職場ってのが伝わる配信。
他でどういうのができるかわからないけども、こういうある種ラジオ的な配信か番組、またやってほしいな。
結局2時間見てしまった。テレ東いい会社だな!って思ったり、酒井ちゃんの受けの良さに改めて気がついたり、佐久間さんの佐久間さんっぷりに笑ったり、あんまり触れられないけども映る花火にいいなーとなったり、とてもいい配信だった。また来年も見たい!


・Men I trustって人の"Numb"って曲めっちゃいいな。凄く好きかも。

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・UFC291を見ていたら、右ストレートに気を取らせてるうちにハイキックでKOする展開に「うわー!!!」って叫んでしまった。


・『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を見ました。「トム・クルーズはレベルの高い合格点を超える映画オールウェイズ出してくれる」みたいな気持ちになりました。
先から終わりまで全盛期のトッポくらいアクション詰まりまくりで製作陣の「楽しませちゃる!」って気概が凄く心地よくて、ずっと楽しく見ました。トム・クルーズの衰えぬスター性が凄い。結局あなたは何歳なの?って思いながらずっと見てた。
スターとアクションがあれば映画は成り立つんだよと教えてもらったような、そんな映画だったなあ。なんか妙にどっしりしてて、身を委ねるのが心地いい感じ。
冒頭の砂漠での銃撃戦の渋さ、イタリアのカーチェイスのコミカルさ、クライマックスの列車アクションのスラップスティックさとそれぞれ味付けの違うアクションも良かったなー。予告編のバイクのやつ、そこなんだ!!


・吉住の第6回単独公演『ティーカップを、2つ』を配信で見た。めちゃくちゃ面白かったです。ネットでいわゆる「怖いネタ」って言われそうなネタばかりで最高だった。コントライブかくあるべしみたいな構成もめっちゃいい。凄く見入っちゃった。吉住さん、ネタも面白いし本当演技上手いし、才能が半端ねえ
吉住さん、やばい人の描き方と演技が凄いんだけども、何が凄いってやばいにグラデーションがあるところ。やばいってこんなに種類があるんだってコントライブ見ながら思っちゃった。
吉住さんの怒りの演技凄かった。どこに沸点があるかわかんない人の怒り出す瞬間の恐怖とおかしさで言ったら『pearl パール』のミア・ゴスも上手くて笑っちゃったけども、それと同じくらい吉住さんもよかった。


・【赤ちゃんが喜ぶ歌】みんなのたんじょうび(うた:mekakushe)【赤ちゃんが泣き止む・喜ぶ動画】
『しなぷしゅ』のこの曲、めっちゃいいなー。イントロのステップが可愛くてついつい何度も見ちゃう!
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・『怪談新耳袋 暗黒』の第1話を見ました。怖かった…。指を指されたら24時間以内に死ぬという『病院に来た子供』の容赦の無さから嫌。傑作選の『中学の同級生』がめっちゃ良かった。不穏な前振りに幽霊のアタックに、後味の悪さに…凄く良い回でした。


・『こま撮りえいが こまねこ』を見た。こまねこストップモーションアニメを作ったり、カメラの練習をしたり、男の子と仲良くなったり、雪男(!)と友達になろうとしたり…。とにかくかわいいし、面白いし、でも所作は細かく、繊細な感情まで表現されててとても良かったです。こまちゃんかわいい!


・『ザ・ミソジニー』を見た。高橋洋監督・脚本。劇中劇と現実が入り乱れる話なんだけども、入り乱れ方が本当に入り乱れてるうえに、終盤は魔術大戦みたいになって、なんだこれは!となってるうちに終わった。映画を見て久しぶりに「なんもわかってない」って気持ちになってる。猪殺すやつの活躍に笑った


・『こまねこのクリスマス〜迷子になったプレゼント〜』を見ました。ねこのこまちゃんのクリスマスストーリー。見てほっこりした。でも、こまねこは根底に悲しいがある気がする。こまちゃん達もよく泣いてる。というかこまちゃんが怒って人形を暖炉に投げたのにはびっくり。結構怒る時は怒るんだなあ。


・ドラマ『ハイジャック』の第1話を見た。凄い緊張感!タイトル通り、ハイジャックが起きるんだけども、その描き方ハラハラしつつ、妙にどっしりしたイドリス・エルバが何者だ…と思っていたら…!な終わりまでなんと面白い。リアルタイム進行なのもいい。機長がクズで笑っちゃった。


・『チェンソーマン』第15巻を読んだ!面白い〜!精神攻撃系の敵に対して脳みそ破壊しながら戦うチェンソーマン最高すぎる。「楽しいこと考えろ!犬!猫!犬!犬!猫!」


いしいひさいちの『ROCA 吉川ロカストーリーライブ』を読んだ。4コマ漫画で進んでいくので、楽しく読んでたのだけども、幕切れの寂しさにちょっと呆然としてる。凄くいいマンガだった。ファドという音楽知らなかったけども聴いてみたいと思ったなあ。


・今日はクイズバースアール大阪に行きましてイントロクイズを13時から18時までやってきました。めちゃくちゃ楽しかった!!ボタンを早押しで通って、ちゃんと曲名が回答できた時は脳汁吹き出しまくりでめっちゃ気持ちよかったです。またぜひ行きたい。本当楽しかったー。


・LAUSBUBのラジオでレコメンドされていたOTTOって人の『Rain Jacket and Shorts』って曲、めっちゃ良すぎて、めっちゃ聴いちゃう。
最近はずっとOTTOの"Rain Jackets and Shorts"を聞いてる。こういう感じのエレクトロニカが好きで好きでよ…!!!


・先週のアルコ&ピース D.C.GARAGEを聞いた。平子さんのお父さんが亡くなったという話を、徹底的に笑いにして話す回…と凄えなーと褒めようとしたら、最後の最後にそういうことをツイートするんじゃねえぞ!って釘を刺されて笑ってしまった。


アジカンの『サーフブンガクカマクラ(完全版)』を聞いてる。心地よく聞けるなー。『長谷サンズ』とかちょうど良すぎてたまんない。


・北海道のコンビニセイコーマートで夏を満喫する
タイムマシーン3号youtube、サブチャンネルとはいえ、コンビニで買った昼飯を車内で食べるってだけの動画を出してるし、それがちゃんと面白いから、もうゾーンに入ってるとしかいえない。
北海道のコンビニセイコーマートで夏を満喫する - YouTube


・『怪談新耳袋 暗黒』の第二話の"ハトが出る部屋"がめちゃくちゃ怖くて最高でした。"ハト"が気持ち悪すぎて凄く良かった。だって意味がわからないもの…。あと怪異に触れちゃったらもうおしまいな感じのラストも良かった…


・『こまねこのおるすばん』を見た!こまちゃんがおるすばんをするだけなのに、またドラマチックに描けるのだから凄い。泣いてるこまちゃん、可哀想だけどもかわいい。最後のオチも可愛い。


・LIVE STAGE『ぼっち・ざ・ろっく!』を配信で見ました。凄く良かったです!初めての2・5次元舞台だったけども、原作・アニメの良い所も盛り込みつつ、舞台にしかできない演出の数々に引き込まれ、クライマックスの演奏にめっちゃ感動しちゃいました。ギターヒーローはいたよ!!
LIVE STAGE『ぼっち・ざ・ろっく!』廣井きくりが本当にいて、なんか凄まじく感動してしまった。ちゃんとベースも上手いの。凄いや。
とにかくぼっち役の守乃まもさんが凄くて、演技の喋り方も、役から降りてるはずのカーテンコールの喋り方とかぼっちちゃんそのもので、けどもギターめちゃ弾いてて、ずっとぼっちちゃんじゃん!!!ってぶち上がりまくりでした。


・下鴨納涼古本祭りに行ってきました。前に行ったのは2019年。いろいろあって4年ぶりでした。4年ぶりに汗だくになりながら、古本を探すのはやっぱり楽しくて、また来年も来たいなと思ったのでした。


・『ゼット・ブル』を見た。軍事企業の社員がとあるエナジードリンクを飲んだことで凶暴化して殺し合いな映画です。グロはあれど結構コメディタッチで見やすい。緩い部分もあるけど80分そこらだし、伏線はちゃんと回収するし、見応えあるアクションもあるしで、なんかちょうどええもの見たなとなりました
『ゼット・ブル』エナジードリンクの缶を再利用して手裏剣を作って、それで首をチョンパするシーンは最高でした。DIY凶器。


・京都メトロでCHOICE45を見てきました。岡崎体育tofubeatsの2マンライブ。どっちもめっちゃよかった!!tofubeatsはこの10年の曲を織り交ぜたセットリストでうわー!ってなったし、岡崎体育は笑ったり飛び跳ねたりエモい気持ちになったりで楽しかった。来て良かったー!
tofubeatsのセトリをめっちゃ考えちゃうんだけど、いろんな曲を聴きながら、自分もこの10年を生き延びたんだなって思った。『朝が来るまで終わることのないダンスを』を聞いてた大学の風景と2023年の今が自分の中で繋がって、生き延びたなーと思ったよ
岡崎体育は「9年前にメトロのアニメトロってイベントに出させてもらってて」って話をしてて、私はその9年前のアニメトロで岡崎体育を知って「すげえ人がいる!」と興奮してたわけで、9年後にまたメトロで見ることになると思わなかったから、凄く良かった。岡崎体育めっちゃスターだった。


youtubeで『eZ』という80年代末から90年代初頭にやっていた音楽番組の再放送ライブ配信をやっててなんとなく見ていた。知らない音楽が沢山あった。charaの1stの頃の雰囲気とか全然知らないものだった。ローラースケート履いて神社に行っていた。全ての映像が今では感じられない当時感があってよかった


・『デカ盛りハンター』の後半30分のNYホットドッグ早食い選手権がめちゃ面白かったです。TVチャンピオンのナレーター中村ゆうじさんも復活。世界最強の男のホットドッグ早食いがまじで凄すぎる。


・マルコポロリ!の『マシンガンズ売れたけど大丈夫か!?』の回めっちゃ面白かった。ガンズとタイムとアルピーってだけで大満足。内容はさておいてだけどマルコポロリ!っていつの間にこんなお笑い番組になってたんだろうって思っちゃう。


・KID FRESINO - rose (Official Music Video)
KID FRESINOの新曲めっちゃいい!!トラックかっこいい!MVめっちゃいい!小松菜奈とKID FRESINOのコラボ最高すぎるよ!!!
www.youtube.com


・先週の『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を駆け込みで聞いたりした。最近はラジオ全般を聞けてないんだけども、アルピーのこれもやっぱ聞くと凄く良くて、ちゃんと聞かなきゃなーとなったりした。平子さんファンの医者の話が良かった。ぬいぬい病院。


・ベックとフェニックスがコラボした曲、ベックとフェニックスがコラボした曲すぎて最高。
Beck, Phoenix - Odyssey (Visualizer) - YouTube


都築響一『圏外編集者』を読んだ。序盤の昭和のマガジンハウスヤバすぎ話は別として、全体を通して語られるのは「俺はこうやった。君はどうやる?」というアジテートで、持たざる者な人が「ほなやってみるかー」となるにはめっちゃ良い本でした。あと単純に都築さんの本が読みたくなった。


・『劇場版ほんとにあった!呪いのビデオ100』を見た!面白かったー!めちゃくちゃ堂々たる"心霊ドキュメンタリー"でした。ストロングスタイルと言ってもいいくらい。見た人全てがまじで"呪い"から逃げられないかもしれないという意味では「ほん呪」というタイトルに偽りのない作品でした。
いわゆる心霊動画は一つだけという超攻めた作り。「調査」というパートこそが『ほん呪』を『ほん呪』にしているんだと言わんばかりだし、その「調査」で浮かび上がってくるものが禍々しい。そして投稿映像の気持ち悪さよ…!!
なんといっても中村義洋監督がめっちゃいい。恐怖の中で様々な笑いを生み出していく。窓からのインタビューや夜の廃屋取材を嫌がる姿勢、それにメタ的ナレーションに笑いました。
『ほんとにあった!呪いのビデオ100』めっちゃ良かったな…。絶対2023年の映画ベスト10とかで取り上げられないタイプの作品だとは思うのですが『ほん呪100』の良さをそういうことで薄めさせたくないという謎の義憤にかられています。よくないですね。


tofubeatsの『自由』って曲、めっちゃ良いな!ライブで聴いた時も思ったけども「誰よりもリッチな気分」ってところが凄く気持ちいい。
tofubeats - 自由 - YouTube


・THE SPELLBOUNDの新曲「LOTUS」めちゃ良かった。ブンブンの『LAY YOUR HANDS ON ME』の先の景色を見せてくれるような曲だと思いました。
THE SPELLBOUND「LOTUS」 - YouTube


・大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を読んだ。映画のラストの反転に衝撃を受け原作も読んでみたのだけども凄く良かった。表題作も良かったのだけども、他の短編三作品もまためちゃ良い。特に最後の『だいじょうぶのあいさつ』。ちょっとファンタジックかつ切実な物語。着地の切れ味よ!
繊細さややさしさや傷つきやすさや、それらの逆も、本当の世界同様混在となって描かれる。誰かを悪役にして、スッキリすることのなく、筆致を重ねることで、立体的になる物語そのものがやさしい。
表題作はやっぱ強いのだけども、そのほかの短編もめっちゃ良い。『たのしいことに水と気づく』と『だいじょうぶのあいさつ』が特に好き。時系列がごちゃごちゃっとなってたり、感覚的な描写がよかったり、日常と非日常の境目に飛び込んだり、凄くいい小説だと思った。
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の原作を読んで、映画の脚色がまた凄かったのだなあと思う。本当細かく入れ替えたり、状況を変えたり、エピソードを足したり引いたりして、原作が映画に変わってる。着ぐるみを洗う場面は映画オリジナルだったんだなあ。あと映画はより白城さんが立っている。


・フランスのyoutubeでの長久允監督のインタビュー。10分弱と短いものだったけども凄く良かった。
Faces of Japan - Episode 8 : Makoto Nagahisa, a Japanese film director - YouTube


・素敵なしゅうまつを! / キタニタツヤ - Have a nice end! / Tatsuya Kitani
めっちゃいやな気持ちになる怖いMVだった。めちゃおすすめです。

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ZEN-LA-ROCK feat Kick a Show 『継続はPARTY』【MV】
この曲とこのMVがめっちゃ好みで、何回も見てしまってる。ZEN-LA-ROCKさん、この曲で初めて聴いたけども声質とラップがめちゃ好みかもしれない。
ZEN-LA-ROCK feat Kick a Showの 『継続はPARTY』をここ数日よく聴いてるんだけども「四半世紀をまずは完走」ってめっちゃいいな。そう思うとまだ自分は始めたばかりだと思う。やり続けたいな。継続はPARTY。

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大山顕 監修・編『モールの想像力』を読んだ。めちゃくちゃ面白かった。ショッピングモールは街である、から始まりモールを舞台にした作品の数々を引用しつつ、悪く言われがちなショッピングモールとその社会を考え直すような一冊。夢中になって読んでしまった。なにより、
今、モールに行きたい。


・U-NEXTの見逃し配信でSWEET LOVE SHOWERのSPELLBOUNDのライブを見てた。全曲ブンブンサテライツの曲をやってて、それが今のSPELLBOUNDの音圧でやってるのが超かっこよかった。小林さんの歌もすごくて、時折、川島さんのようにも見えた。とにかく見て良かった。


DE DE MOUSEの新譜(厳密にはmaeshima soshiさんとのコラボEP)をたまに聴いてる。lo-fi hiphop的なとにかくチルな聴き心地が気持ちいいです。冷房の聴いたドトールでこれを聴きながら読書してた時とかたまんなかったです。


・団地団のトークイベントのアーカイブを見た。約4時間あるけども、飽きることがないというか、濃密なトークの数々に夢中になりながら聞いていました。団地というインフラ、ゾンビやサメというインフラって話が結構刺さったりした。
団地団。冒頭の白髭東アパートが1.2キロのファイアウォールになってるってプレゼンから面白かったし、映画『イノセンツ』と漫画『童夢』の対比。パリピは超能力を使えないといったパワーワードや生成AI論争に、速水健朗さんの新刊話とそれぞれ話しが面白く、4時間でもまだ聞きたいって気持ち。


・あんまりヒップホップってVtuberはカバーとかしてないイメージだったけども、KMNZって人らが結構やってて、数日前はSTUTSのSummer Situationのカバーあげててまじかってなってた。
Summer Situation - STUTS×SIKK-O×鈴木真海子 (Cover) / KMNZ - YouTube


・あとKMNZは何カバーしてるんだろって思ったら、田我流とEVISBEATSの『ゆれる』をカバーしてたりして、めっちゃええやんか!となったりしていた。
ゆれる feat. 田我流 - EVISBEATS (Cover) / KMNZ LITA - YouTube


Vtuberのヒップホップカバーを知っていきたいって気持ちになってるんだけども、somunia × Yaca って人らがクラムボン(原曲はSmall Circle of Friends)の"波よせて"をカバーしてて、しかもめっちゃ再生回数あって、すげえなーとなったりしていた。
【 cover 】波よせて - クラムボン|somunia × Yaca - YouTube


ゴールデンボンバー鬼龍院翔の『超!簡単なステージ論』を読んだ。めちゃくちゃ面白かった。ステージに立つ人向けの本で、音楽的なことではないすぐにでもできるあれこれが書いてある。ステージに立たない私も、裏側の工夫として面白かったし、自分の趣味の小説にどう活かそうと思ったりしました。
だるだるなTシャツは着るなとか、MCは二曲目くらいまでにやれとか、ステージ上では文字は大きい方がいいから明朝体よりもゴシック体がいい、って教えてくれるので、とにかくエンタメやってる人は必読って気がする。


Brothertiger - Lovers (Avec Avec Remix)
うわー!めっちゃこれいいなー!!
Brothertiger - Lovers (Avec Avec Remix) - YouTube


・「ぼっち・ざ・らじお!」の#33を聞いた。良かったー。ぶちぎれる青山吉能さんや長谷川育美さんの「渋谷でそれできる!?」って発言がとてもよかった。あと舞台『ぼっち・ざ・ろっく!』の感想戦も良き。守乃まもさんどこから見つけたんだって共感しかない。


大山顕東浩紀『ショッピングモールから考える』を読んだ。これもめちゃくちゃ面白かった。先日開催され、本も発売となった『モールの想像力』へ繋がる種がめちゃくちゃ撒かれた一冊だなと思う。そもそもモールは内装でできているという話が面白い。外装の記憶が一切ない建築物。


・『ほんとにあった!呪いのビデオ98』を見た。そこまで面白い巻じゃなかったけども、最初の「案山子」は好きだったり、個々の映像に実はこうで…と後味の悪い結論がついてるのは好き。調査パート「ナガレモノ」は三部作の終わりから見てしまって後悔。ラストの宙ぶらりん感が良かった。


NHKのドラマ『秀吉のスマホ』を一挙放送してたから見てたけども、面白かった。秀吉が陰謀論に染まっていったり、晩年おかしくなっていったり(認知症?)、死の瞬間にスパッと終わる切れ味といい、いい意味で嫌なものを見たような気持ちにすらなった。


アメトーークの『(仮)バラシ芸人2023』を見た。面白かったです。芸人さんは仕事が急に無くなったりして、それも自分の上位互換がいるからだってなって、それは辛いなあと思ったりしました。


Dr.ハインリッヒの単独公演『道を、歩いてたんですよ』を見た。めっちゃ面白かった。数々の鮮烈な言葉とイメージに終わる頃には脳がめっちゃ疲れた。なんかわかんないけども漫才ってアートフォームを更新してる!って気持ちになった。一番好きなフレーズは「ふわ〜っ」です。お二人かっこよかったなー
Dr.ハインリッヒの単独ライブ『道を、歩いてたんですよ』本当に面白かったし、本当に何を言ってるんだ…?って時間もあったから、ぜひ多くの人に見てほしい。配信もありますから。わけのわからない話でこんなに面白いのは異常だと思う。凄い。


ヨーロッパ企画の暗い旅の『下鴨納涼古本まつりで本に出会う旅』面白かった。下鴨古本まつりで面白そうな本とそそるミステリを探す旅。結果的に集まる本が本当に知らないものばかりでわくわくする。古本市の良さってこれこれ〜って言いたくなるような回でした。


・【縛り旅3】京都から海が見えるまで歩く・所持金1万円・スマホなし
ナコンの『縛り旅3』めちゃくちゃ面白かったけども、ナコンが二日目に見つける最高の回復スポットがあまりに地元すぎて笑ってしまった。
【縛り旅3】京都から海が見えるまで歩く・所持金1万円・スマホなし - YouTube


・最近、気がついたらタイムマシーン3号youtubeを見てしまってる。なんなら流しながら寝ている。最新回のこれとか、家でただ遊んでるだけなのに、心地よくて面白いなーってなっちゃう。
日本バスケオリンピック出場記念 3Pシュートを決めろ! - YouTube


ジャルジャルの『小さい画面で派手なケンカする奴』めっちゃ面白いな。どんどん不条理になっていくのがたまんなかった。同じ部屋にいるのに画面から外れると見失うの、好きすぎる。
小さい画面で派手なケンカする奴 - YouTube

筒井康隆残像に口紅を』を読んだ。世界からことばが消える。消えるとその音を持っていた人や物も消える。どんどん崩壊する世界で生活が行われ、創作論が語られ、自身の半生が語られる。ことばがほぼほぼ無くなる終盤の壊れっぷりがめちゃ良き。無音になるかのような終わり方も好き
残像に口紅を』を読みながら、ミシェル・ゴンドリー監督の『エターナル・サンシャイン』で記憶をどんどん無くしていくシーンを思い出した。背景の色がどんどん無くなって、そのシーンごと壊れる。それが全編続くような小説だった。面白かったな。
残像に口紅を』めちゃ実験小説なのにカオスはあれど破綻はしないのが凄まじいなと思った。手負いになっても達人は達人って感じの文章の数々にひえ〜〜となってしまいました。


・今週の『アルコ&ピース D.C.GARAGE』面白かったー。なんといっても3時間生放送特番決定は嬉しい。明治さん、本当ありがとう(そしてどういう企業?)。radio is deadやアルピーチルドレン的な若手の話、酒井さんの子供の名前候補と今週も楽しかったです。


・『オオカミの家』を見た。めっちゃ良かった。見たことない異形のストップモーションアニメ。不気味だけども、手作り感が見えまくりな映像が心地よくもあって、夢中で見てた。これ家かなんかを延々と破壊と重ね塗りしながら作ったのかなあ。映画のガワが宗教広報映画なのも嫌で良かったです。
同時上映の『骨』も良かった。なんのこっちゃわかってないけども、生首を散歩させるところとか笑ってしまった。唐突に主人公が人形から本物の子供かなんかに変わってスムーズに動いたりするシーンの、スムーズゆえの不気味さとかが印象に残ってる。『骨』ね。なんか可愛らしかったよね。
『オオカミの家』は同じ監督コンビが手がけたThe Smileの"Thin Thing"のMVが大好きだったので、その映像が4分じゃなく74分も堪能できて、大満足でした。サブスクに来たら延々と流していたいくらい。
『オオカミの家』はずっと音がくちゃくちゃ鳴っていて良かったなー。ヤン・シュヴァンクマイエルの作品もそうだけども、ストップモーションアニメで気持ち悪い音が鳴っていると、なんか心地いいって気持ちになる。
『オオカミの家』の同時上映の『骨』に出てくる骨から蘇らせた生首を散歩させるシーン、かわいすぎて凄く良かったな。

・今週の『明治 presents 花澤香菜のひとりでできるかな?』は年に一度の水着回ということで、花澤さんがまたリスナーに電話をかけて「何色を着てると思います」とクイズを出していた。リスナーの反応がめっちゃ良かった。


Netflixで『シックスティナイン ザ・シリーズ』の第1話を見た。タイのドラマ。おみくじで保険会社を解雇された女性の家に、間違って大金が入った段ボールが送られてきて、しかもそれは裏社会の金で…。と第1話の段階で不運がめちゃ重なっていく。主演のダビカ・ホーンさんの仏頂面がいい。
ちょっと突き放したトーンで進んでいくのがいい。温度感低めな感じ。最初のシーンがタイにある日本系レストラン。トンカツ定食を食べてて、こんなクールに撮られたトンカツ定食があっただろうかと思う。
『シックスティナイン ザ・シリーズ』の2話を見た。天国の描写に笑ってしまった。このドラマ、天国の描写ありなんだ。急にテンション変わったなと思ったら、ドラマ内CMだったりとか、ユーモアが独特すぎる。徐々に状況が悪化してて面白い。


伝書鳩 コント 「漫才」
アルピーのラジオで紹介されていた伝書鳩ってトリオのネタ面白かったー!
伝書鳩 コント 「漫才」 - YouTube


・LAUSBUBのラジオ『Far East Disco』の最新回を聞いた。もしかしたら今、一番かっこいい音楽が流れてるラジオなんじゃないだろうか。今週のマストリッスンも良かったし、終盤に流れたワンオートリックスポイントネヴァーの新曲めっちゃ良かったー!


・『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』を見ました。このスピード感!このカオスっぷり!このサービス精神!そして何より面白さ!どこをとってもあの『コワすぎ!』の新作だった!エンディング曲なんて何年越しの達成だよ!『コワすぎ!』の新作が見れてる。それもこんなに面白い形で!と感動してしまった!
『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』心霊ビデオ的序盤から始まって、気がつけばドライブにドライブが重なって、とんでもないところに行ってるの、『コワすぎ!』としか言いようがないして、本当『コワすぎ!』でしか見れないものだった。白石晃士監督が改めて『コワすぎ!』を作ってくれたのが嬉しい。
『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』とりあえずなんといっても桑名里瑛さん演じる師匠が最高すぎ。白石晃士作品と言えば強い霊能者だけども、今回はよりキャラ性が強くて、めっちゃ良かった。鉄パイプで世界線を移動するの良すぎる。「こんばんにゃ〜」とかええよね。
『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』映画ならではのギミックというか、プリキュア映画的な観客巻き込み型のあれに、笑いながらもちょっと感動してしまった。本当に観客を巻き込もうとしてるんだ。その気持ちの強さに凄くぐっときちゃった。
『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』2回目見てきました。やっぱ凄く面白かった。というか面白すぎてちょっと泣いてしまった。絵面は廃墟を走り回ってるだけなのに、なんでこんなに面白いのか。白石晃士監督、廃墟と役者とカメラがあれば、マルチバースホラーが作れるの凄すぎる。しかもワンカット映像で。


・OMA - Luv(sic.) Pt3 (Feat Shing02) Nujabes Cover
うおー!めっちゃかっこいいー。
Luv(sic.) Pt3 (ft Shing02) Nujabes Tribute - OMA - YouTube


・ダウ90000 コント 「でかいAKIRAが捨ててある」
「本棚潤うぜ〜」って表現が良すぎてめっちゃ使いたい。持ってたら本棚が潤う本とか漫画ってあるよね。本棚潤わせていきてえ〜
ダウ90000 コント 「でかいAKIRAが捨ててある」 - YouTube


・ダウ90000の蓮見翔のラジオを初めて聞いたんだけども、ダメな固有名詞の使い方の話から「俺が固有名詞の使い方教えようか?」はかっこよかったし、マッチョになった友人ざぶの話がめっちゃ面白くて笑ってしまった。


文学フリマ大阪で買った大阪大学感情マゾ研究会(なんちゅう研究会)の青春ヘラvol.5「インターネット・ノスタルジー」を読んでたけども、巻頭の2002年生まれのインターネット座談会が、今年33歳の私からしたら見てるネットの景色が違いすぎて物凄く驚いてしまった。小中で通るのが淫夢とかsyamuって…
年齢も一回りしたな人たちもインターネットに疲れ切ってるってわかって面白い座談会だった。にしても木澤佐登志さんや江永泉さんの寄稿もあって、インターネットノスタルジーって題材、めっちゃ私得な本だ。


・world's end girlfriendの新作、2時間半もあるし、ながら聴きを許さないような緊張感もある。それこそイベントでやっていたように映画館での暗闇強制視聴会で聞いてみたかった気持ちもあるけども、今は本を読むように日々ゆっくりと聞いています。


舞城王太郎の『デニムハンター』(『群像 2023年10月号』収録)を読んだ。面白かった。保安官が人を探しに廃炭鉱に入ったら奇妙な目に合う話なんだけども、恐怖と奇妙の果ての、物語(もしくは自身のキャラ)に希望を見出す終わり方がとても良かった。舞城王太郎やっぱいいなあ。


ウェス・アンダーソン『アステロイド・シティ』を見た!田舎町に宇宙人がやってきて…な話なんだけども、実は予想を遥かに超えてややこしい構成の映画。結構振り落とされそうになった。けども終盤のエモーショナルさになんだかやられてしまった。なんだかんだ好きな映画かも。
『アステロイド・シティ』のパンフレット、物凄く良かった。パンフレットを読んでもう一度見たくなった。山崎まどかさんが寄稿したエッセイでの「ウェス・アンダーソンっぽいものがウェブ上に溢れてるけども、本物はその強度が全然違うんだ」という論はめっちゃ同意。
めっちゃウェス・アンダーソンっぽいものが溢れてても、『アステロイド・シティ』見たら、本物は全然違うし、強度があり得ないほど強いって思った。その上、近作は映像だけじゃなく、物語の構造も細かく作り込まれたミニチュアのようになっている気がする。


・For Tracy Hydeって今年の3月に解散したバンドを今知る。1stアルバムに収録されてる"Favourite Blue"って曲がめちゃ夏シューゲイザーで最高やんか。
For Tracy Hyde - Favourite Blue (Official MV) - YouTube


・星野藍『幽幻廃墟』を読んだ。帯にもあるように未承認国家から日本まで、様々な国の廃墟の写真集。廃墟はこんな建物がとなることが多いけども、この写真集はこんな国が…となるのが多かった。一国あたりのページ数が少なめなので、もっとその国について知りたいような気にもなった。


・ラナ・サトル『旧ソ連遺産』を読んだ。朽ち果てた旧ソ連発電所や軍事品の数々。ゲームのfalloutシリーズを思い出すような、世界が終わってしまった後の風景みたいなのが延々と続いていて良かった。機能していない建物の数々がなぜか妙に美しい。


・テレビ千鳥の『宮迫さんのラヴ・イズ・オーバーをちゃんと聴きたいんじゃ』の回、めちゃくちゃ最高でした。散々イジるけども本人は一切出てこないのがまた良かったです。


とよ田みのる『これ描いて死ね』の四巻も凄く良かった。創作をしていくとプロを目指すかどうかってのは上がってくると思うんだけども、そこに対して「好きなものを描きたい」を一番に持ってくるのはなんか凄くしっくりきたし、いいなと思った。
『これ描いて死ね』四巻。プロを目指す苦しさは巻末の『ロストワールド』のシリーズで語られる。これが本当いいアクセントになっているというか、漫画地獄道も描かれるからこその、本編の眩しさも感じるというか、創作の様々な側面を一冊で体感できる気がする。


MASS OF THE FERMENTING DREGSの1stを聴いてるけども『エンドロール』ってインスト曲がめちゃいいなー。9分あって、感情をぐわーってしてくる、歪んだ音がぎゃーんって鳴ってるようなインストが私は大好きなんですよ。


・生放送お疲れ様でした。最高の時間でした。やっぱアルコ&ピースのラジオは生がいいなと思いました。こんな機会を作ってくれた明治さん本当にありがとう…。オールナイトニッポンは間に合わなかったけども、初めて生で茶番が聞けて嬉しかったな。 #アルピーdcg
昨日の生放送も聞いたけども「meiji プレゼンツ アルコ&ピース D.C.GARAGE~超直火ローストSP~」の前半部を改めて。やっぱ最高。radio alive派とradio is dead派、それぞれのリスナーメールの変化が素晴らしい。あとラスト!ぞくってした!


・『パーフェクトブルー』を見た!うわー!めちゃくちゃ面白かった!!現実と妄想。現実とドラマ。自分とアイドル。揺れる自我。全てが混在となって、何が本当かわからなくなる。今敏の演出力が強すぎて、まじ横綱相撲だった。90年代後半の空気感もたまんなかった。描き込みもえぐい。ディティールやば。
パーフェクトブルー』鏡や窓の反射するものの使い方がめちゃくちゃ上手くて、どのシーンでどう使ってるか調べたいくらい。自分じゃない自分が写ってるシーンは『ブラックスワン』に影響与えたんだろうなーとか思った。終盤の鏡に映る走ってるあれの"真の姿"のシーンとか凄すぎる。
パーフェクトブルー』平日夜なのに満席だったけども、こんだけ面白かったらそりゃ満席だわ。あとこんな内容だけども「あれって何?」みたいな空気になってないのとかも凄い。こういうタイプの映画で考察を寄せ付けない、見ていたらちゃんとわかるようになってるの凄い。


CorneliusYMOの"Cue" をカバーしてるライブ映像めっちゃ良かった…!!
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kindle unlimitedで『実話ナックルズ』を読んでいた。大量の悪い話を読んでお腹いっぱいになった。

・人形劇団クラルテ公演『星の王子さま〜Dance with Puppet〜』を見てきた。人形劇と人間のダンスが融合する舞台でめっちゃ良かった!人形の可愛らしさに見惚れたり、ダンスの迫力に圧倒されてたらあっという間。人形劇の良さとダンスの良さが両方あるいい舞台でした。


・『フェイクドキュメンタリーQ』のライブ配信のやつを見ました。遺体っぽい袋、儀式をしている人々、お風呂で何を呟いてる人、謎の箱、黒い人影、終始「何これ」と思っていたら、配信しているのがバレて「嘘だから、嘘だから」でライブ配信が終了。
フェイクドキュメンタリーQの生配信のあれ、めっちゃ手の込んだことをやってて凄かったけども、何気にあの箱に貼ってあるシールの質感とかが妙に昔で、そういう準備するならめんどくさいであろうディティールの細かさが凄いなと思った。


・『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』をクリア。めちゃくちゃ面白かったな。そんでめちゃくちゃ時間かかった。けども全部クリアはできないくらいのボリュームだった(地底も半分くらい探索していない)。ラストバトルの演出がめちゃくちゃ良かった。しみじみといいゲームだなあと思った。


ベボベのこいちゃんがやってるpodcast『こんプロラジオ』で『コワすぎ!』の感想を話しているというので初めて聞いた。コワすぎ!の感想も良かったのだけども「なぜこのpodcastをやっているかわからない」って話がとても良かった。悩みの話っていいですね


・先週の『アルコ&ピースD.C.GARAGE』をまた聞いた。また聞いても本当面白いラジオだった。アルピーANNのフォーマットを使ってるからあの頃の雰囲気はあるけども、決して懐古的じゃない、むしろ今もアルピーの生のラジオは面白いんだって突きつけるような痛快な回だったと思います。


MASS OF THE FERMENTING DREGSの『青い、濃い、橙色の日』って曲めっちゃいいですね。


・家に転がっていた『SPY×FAMILY』の一巻を読んだらめっちゃ面白かった。


LCDサウンドシステムの"DAFT PUNK IS PLAYING AT MY HOUSE"めっちゃかっけえー。1個のリフだけでめっちゃ踊りたくなるような曲作るのかっけえ。あと音のざらつき感が好き!


・『SPY×FAMILY』の二巻を読んだ。めっちゃ面白いなあ。アーニャの表情がコロコロ変わるのがいいですね。


・先週の『アルコ&ピースD.C.GARAGE』で酒井ちゃんが『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を褒めていたので、少し聞いてみたら、やばい、このラジオやばい、こんなに四千頭身の都築さんが喋れる人だったなんて。今まで聞いてなかったの後悔。


・LAUSBUBのラジオ"Far East Disco"、今週の回がハードコアな音楽ばかりが流れてめちゃくちゃ良かった。ラジオでこんな音楽流していいんだ!って爽快感がめちゃくちゃある。やっぱ今一番かっこいい音楽が流れてるラジオだ。


・『PIGGY ピギー』を見ました。太っていていじられている少女。いじめられた直後に、そのいじめた奴らが誘拐されるのを目撃したら?という導入から始まるホラー映画。黙るか打ち明けるか。キリキリとした緊張感が絶えず続く見応えのある映画でした。めっちゃ面白かった。


・今週の『アルコ&ピース D.C.GARAGE』、平子さんが遭遇したやばい地方都市、USJレポ、特番を超えてもまだやばい直火ローストのコーナー、そしてボイパのコーナーが復活とめっちゃいい回だった。


LCDサウンドシステムの2ndアルバムを聴いてる。"North American Scum"って曲がいいですね。


・突如、LCD サウンドシステムを聞くぞ!となり、1stアルバムから順番に聞いてる。めっちゃいい。3rdアルバムに入ってる"Drunk Girls"もめっちゃよい。スパイク・ジョーンズが撮ったMVも破壊的でいい。スパイク・ジョーンズってジャッカスを作った人やもんなってなるMV。
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・『HUNT ハント』を見た!めちゃくちゃ面白かった!!誰がスパイなのか…を探る話なんだけども、そこに1980年代の韓国の歴史だったり、凄まじい銃撃戦であったり、疑心暗鬼であったり、それぞれの重たい感情だったりが乗っかった結果、超激熱エンタメ映画になってるの凄すぎる。今年のベストの一本。
『HUNT ハント』イ・ジョンジェが初監督とは思えない仕事っぷり…!熟練作家のような手つきに驚く。主演と監督の兼業は大変だったとのことだけども、ぜひ監督業も続けてほしい…。
『HUNT ハント』正直、あまりに入り乱れる人間関係や物語に把握してない部分もあるけども、わかんないよりも「面白かったな…」が上に来るのは相当作品の熱量にやられてるからです。熱量が本当凄いからぜひ見てほしい。もう熱量に絡め取られる映画…!!
『HUNT ハント』まじ面白かったな。終始緊張感が凄まじいというか、テンションがめっちゃ高くて、物語もツイストに次ぐツイストだからどこにいくかわからなくて、その目まぐるしさにめっちゃ混乱しながらも超最高…ってなってた。超好き!!


小野不由美残穢』を読んだ。もうこんなん最悪やないですか…。なんていうか土地レベルで穢れが溜まってて、それが感染するんだったら、もう避けようがなくない?最終結論が無常すぎてきちい。今住んでる家、本当に安全ですか?って疑心暗鬼になる一冊ですよ。うわあ、嫌な本だったなあ…。


・奥山由之監督、生方美久脚本、広瀬すずと仲野大賀主演の自主映画『アット・ザ・ベンチ』第1編「残り者たち」を見ました。残されたベンチで男女が喋ってるだけなんだけども、そこに生活も思い出も駄話も変化の兆しもあって、凄く良かった。17分の短編なのでぜひ。


・友達に凄まじかったよと教えてもらった、先週の『伊集院光 深夜の馬鹿力』の最後20分が本当に凄まじかった。鬱の後輩と野球の話。呆然としてしまって、2回聞いてしまった。


・三宅隆太監督のサクゲキRADIO2の#2を聞いていたら、私、両目洞窟人間の名前が三宅隆太監督の口から出てきてめっちゃびっくりしました。


タイムマシーン3号youtubeが本当に好きなんだけども今日更新の「新企画!本店ハンター 松屋1号店の牛めしが食べたい! 」は動画時間の大半が車内トークでめっちゃ良かった。尽きるところ、山本さんと関さんが楽しく喋ってるところに多幸感を感じてるから…
新企画!本店ハンター 松屋1号店の牛めしが食べたい! - YouTube


・最近のオダウエダのyoutubeがいい感じにきしょくて良いのですが「【浜田愛】カベポスター浜田と暮らしてます【オダウエダ】 」が最高にきしょくてめっちゃ良かったです。苦味がありすぎるラストが最高。
【浜田愛】カベポスター浜田との愛の巣をルームツアー【オダウエダ】 - YouTube


・名前が出てきたことで有頂天になってましたが、三宅隆太監督のサクゲキRADIOが2になってまた戻ってきたことめちゃ嬉しいです。#2 ではいわゆる「キラキラ映画」について話していて、低予算キラキラ映画の戦い方みたいな話をしていて凄く面白かったです。


・アフター6ジャンクション 2になってyoutubeライブ配信してくれるようになったの凄くいい…。夜は何かしたいけども何もできないってもやもやしていたから、アトロク2のライブ配信を流してるだけで心が落ち着いています。


・かつてのニコ動で一世風靡した『あいつこそがテニスの王子様』が収録されてる「ミュージカル『テニスの王子様』The Imperial Match 氷帝学園 in winter 2005-2006」がU-NEXTで配信されてました。驚くほどの高画質であのシーンを見たら感動しちゃった……


羅針盤の『ソングライン』って曲、すごくいいな。


・イケてるパーカー / ぼっちぼろまる
めっちゃいい曲!!イケてるパーカー着て、キてるスニーカー履いて、街に飛び出したいって歌詞、超共感。
グ弐先生の映像も良すぎる。グ弐先生の可愛くてかっこいい映像でしか味わえない感情がある!!!

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・やっとガキ使の『ランジャタイ国崎七変化』を見たけども、なんていうか、凄まじかった。ずっとどういう世界観なのかわかんない。というかどうやったら思いつくのかわからない。あと立ち込める煙が晴れたら巨人師匠が立ってるとか思いついても頼めないって。


・ここ数日、ART-SCHOOLの「Just Kids ep」をよく聴いてる。4曲入り。数年間の活動休止からの復活作。インタビューを読んで、めっちゃ大変だったんだなって状況の後にも関わらず、表題曲はART-SCHOOLとしか言いようのない疾走感のある曲。


・ロロのいつ高Vol.7『本がまくらじゃ冬眠できない』を見た。凄く良かった…。舞台が終わって役者が集まった時に「これたった四人でやってたんだ…」って思ったほど、空間的に広がりのある舞台だった。冬の空気。本の匂い。人と人の距離感。言葉と言葉。どれも素敵だった。


・【MV】Creepy Nuts - ビリケン
めちゃくちゃかっこいいな…!!
【MV】Creepy Nuts - ビリケン - YouTube


・シナモンと安田顕のゆるドキ☆クッキング 【第1話】
噂になってたシナモンと安田さんの料理番組、面白かった。脚本が『ぼっち・ざ・ろっく!』の吉田恵里香さんだ。


・SUPER GENTLEってバンドの「Joker」って曲、めっちゃいいな。報道陣に追い回されるMVもいいなあ。最後のシーンが特に好きです。

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・先週の「夜明けのラヴィット!」を見て、利きうまい棒でめちゃくちゃ笑った。ニューヨーク嶋佐さんのあの態度、最高すぎる。金曜日の回の人間体重計もめっちゃ良かった。ジャンポケ太田の地上波ギリギリの計測方法と、東京ホテイソンショーゴの当てたあとの舞が最高でした。


・色々あって、今、毎週楽しみで見ているバラエティ番組は『ダイアンの本日はダイアンなり!シーズン2』です。


・金井球さんと凛さんがやってる『ラジオ知らねえ単語』第一回を聞いてたら「曲を流したいけどもpodcastだから流せないので、流す曲を言うからみんな聞いてきて、それからまた戻ってきて欲しい」って、podcastってそんな自由なことできたんだって感動してしまった。


遠藤達哉SPY×FAMILY』の5巻を読んだ。アーニャかわいい!!
ややこしいやつが新キャラで出てきて、凄く良かった。SPY×FAMILY、面白い漫画すぎる…。


・テツコの新曲『パーマネント』めっちゃ良すぎる。「パーマかけたかってん」から始まる展開が最高すぎてめっちゃうわー!ってなっちゃったよ。"ロックンローラーやねん実は"とか良すぎる。
パーマネント - YouTube


・ふやけた宇宙で踊ろーよ!/KONNEKI feat. 水玉アンブレラ
エアコンぶんぶんお姉さんが作った曲、めっちゃドリーミーでアングラ感あって好きなやつだった。
ふやけた宇宙で踊ろーよ!/KONNEKI feat. 水玉アンブレラ - YouTube


・ゲストダイアンの『ゆのちゃんのてれび』めっちゃ良かった。子供が見えてる世界、まじで広すぎる。


・エアコンぶんぶんお姉さんのyoutubeが面白いことに気がついてしまい、見ていってるのですが、この荒削りと鋭さと不思議と狂気が入り混じってる感じ、めっちゃ好き。千原兄弟せいじのインタビューをめちゃくちゃにする回、めっちゃ笑った。
せいじさんと海に行ったよ♪【続ゆれるせいかつ】 - YouTube


・寝ようかなって思ってたけども、オールスター後夜祭見始めたら、やっぱ面白くて見ちゃう。あかつが巨大岩を真っ二つにしようとしてるの異常映像すぎて最高だった。
酢わんこ蕎麦だけじゃなく普通の蕎麦も吐き出し続けるマシンガンズ西堀さんが最高でした。
66人相撲バトル・ロワイヤルのまさかの結果にめちゃくちゃ興奮してしまった。この時間に最高のテレビをしすぎている。
白目剥いちゃう、剥いちゃわないクイズで、頭が痛くなるくらい笑ってしまった。


・先週の『アルコ&ピース D.C.GARAGE』めっちゃ面白かった。散々、紅白に出たらの嘘話のあとの、ゲスト井森美幸。井森さんを褒めたら、ヒデちゃんとのノベルティを貰えるってのが最高だった。平子さんの佐久間さんとの話も笑った。めっちゃいいラジオ!!


・For Tracy Hydeの1stアルバム『Film Bleu』を聞いてた。2016年発。この頃に知っていたらなー。めっちゃライブに通っただろうなと思うほど、フレッシュな感触漂う曲の数々にわー!となったりしていました。


・長久允監督のアーティストスポークンに加入した。とりあえず初回と最新話を聞いて、ぽつぽつと語られる色んなことへの思いが本当にいいなあと思ったりしました。有料ゆえのここでしか話せない話を聞いている嬉しさ、めっちゃある。


・vaporwaveといえばなMACINTOSH PLUSの「リサフランク420 現代のコンピュー」を一人で人力カバーしてる動画にたどり着いてしまった。ボーカルパートが素晴らしすぎる。ダイアナ・ロスの曲のスピードを落として生まれた曲のカバーってどういう立ち位置になるんだろう?
MACINTOSH PLUS - リサフランク420 現代のコンピュー (Cover) - YouTube


・バキ童chの戸田真琴ゲスト回凄く良かったです。
バキ童が本気で会いたかった戸田真琴さんとついに対面!完全未経験でのデビュー秘話から現在製作中の映画まで徹底的に深掘りする! - YouTube


・“物語のように”坂本慎太郎cover/2022.10.08 北杜高校フェスタにて
この高校生が坂本慎太郎の"物語のように"をカバーしてる動画、凄くいいなー!
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・M83の新曲、というか2011年のアルバム『ハリー・アップ・ウィ・アー・ドリーミング』のシークレット曲だった"Mirror"が正式にリリース。ライブではいつも最後にやってる曲だそう。めっちゃいい曲だな!
M83 - 'Mirror' (Official Audio) - YouTube


・【公式】ピッツァマン ダンスバージョン(Pizza man "dance" ver.)
今日、ピッツァマンを知った。ハイ!アイム・ピッツァマン!イッツ・ア・ピッツァ・タイム!!
【公式】ピッツァマン ダンスバージョン(Pizza man "dance" ver.) - YouTube


バーバパパの「やや左側にかたよった教育番組」を今日知って、やけにハマってしまって何度も見てしまってる。なぜか多幸感を感じてる。
やや左側にかたよった教育番組 - YouTube


・【芸人トーク赤嶺総理 とにかく大喜利が強い女芸人
ニューヨークのyoutubeでの赤嶺総理インタビュー回、めちゃくちゃ良かった。とにかく大喜利が好きな赤嶺総理のことがなんか羨ましいなと思った。
【芸人トーク】赤嶺総理 とにかく大喜利が強い女芸人 - YouTube


山中さわおベボベの関根さんのバンド「さわおとしおり」の曲"Private loophole"めっちゃかっこいいー!!けどもサブスクはなくてライブハウスと通販でCD売るだけみたい…。通販…やるか…!
さわおとしおり / Private loophole - YouTube


・向井長田のくるま温泉チャンネルを初めてちゃんと見たけども、5年ぶりに高速で車を走らせるパンサー向井とチョコプラ長田が車内でだべってるだけで30分の動画をやってて、なんか友達っていいなって思いました。
【千葉パチンコ旅#2】ハイウェイスター向井 5年ぶりの高速道路運転チャレンジ JAGUAR F-PACE SVRドライブ - YouTube


・『ジョゼと虎と魚たち』をちょっと見返していた。やっぱ凄い映画だなとか思った。
ジョゼと虎と魚たち』のあのラストシーンから、くるりの"ハイウェイ"が流れるの、本当に完璧だと思う。


AKIRAセル画展OSAKAに行ってきました。爆音で多分リミックスされたサウンドトラックが流れる中で、緻密に書き込まれたAKIRAのセル画を見るの、何とも言い難い体験だった。唯一写真が撮れるのがあの熊ちゃんなのも、ちょっとおかしい。楽しかったな。


・処●厨の女性版「童貞厨」を拗らせてしまった逆ユニコーンの女性リスナーのお便りを読む、卯月コウ【にじさんじ/切り抜き】
友人に教えてもらったこの動画、凄かった。メールの送り主の女性の文章力の高さ、筆が乗るポイント、恋愛イベントでの失望、なによりラスト。凄い。
処●厨の女性版「童貞厨」を拗らせてしまった逆ユニコーンの女性リスナーのお便りを読む、卯月コウ【にじさんじ/切り抜き】 - YouTube


・今日、飲み屋に行ったら「コカレロ」があって、サンドリの酒井ちゃんが「コカレロ」を飲んでるのを有吉さんにバレて追及される回が好きな私は、思わずこれが本物かぁ…と頼んでしまった。コカレロ、美味しかったです。
アルコ&ピース酒井『コカレロ』 - YouTube


・Prince - Purple Rain - Guitar Cover live at文化祭
高校の文化祭でプリンスのパープルレインをギターで弾いてる動画。めっちゃギターが上手くて、選曲もだし、弾ききってるのかっこいい。
Prince - Purple Rain - Guitar Cover live at文化祭 - YouTube


・【文化祭】カブトムシ/ aiko 高校生 弾き語り
文化祭でaikoのカブトムシを弾き語ってる動画。途中で音響トラブルに見舞われるも、それをまるで味方につけるようなパフォーマンスが凄い。
【文化祭】カブトムシ/ aiko 高校生 弾き語り - YouTube


・Bethany Cosentino - It’s Fine (Official Video)
Best Coastのベサニー・コンセンチノのソロ曲(Best Coastは無期限活動休止だそう)。コメント欄でも90年代っぽくて好き〜という書き込みが多いように90年代から00年代初頭的なサウンドで、なんか妙に聞き馴染みあっていい
Bethany Cosentino - It’s Fine (Official Video) - YouTube


・戸田真琴『あなたの孤独は美しい』を読んだ。生い立ちからAVデビュー、諸々の考えてる事についてのエッセイ集だけども、まるで説法を聞いてるかのような気持ちになった。考えて考えて考えて考えてる人の文章だなあと思った。ぼんやり孤独やなあと思ってる人が、ふと読んだらいいなと思った。


みずしな孝之先生の『つきたて!オモちゃん』本当可愛い。オモちゃんのLINEスタンプが出たら欲しいくらいかわいい…。


・アトロク2の佐野史郎さんゲスト回面白かったなー。不満があるとすれば、時間が足りない!もっと話が聞きたい!って感じで、博覧強記的で魔の物になると嬉々として喋る佐野史郎さんの魅力がつまった時間だった。


・アトロク2のKREVAさんによるテキーラ特集めっちゃ面白かった。KREVAさんの上手すぎるプレゼン力で、お酒を普段は飲まない私でも今はテキーラが飲みたいくらい。テキーラにそんな種類があったなんて! 


ニルギリスの『真夜中のシュナイダー』の2023年バージョンめっちゃいい!!!アトロクのライブで披露していた時にめっちゃリピートで聞いたけども、こう配信で聴くと、音が本当に細かくて超気持ちいいー!!


施川ユウキ先生の『オンノジ』が無料公開されていたので久しぶりに読んだ。最終回が凄く良かったって記憶があったけども、やっぱり最終回が凄く良かった。みんないなくなった世界で生きる少女とフラミンゴ(元少年)の話。物語に漂うSFっぽさがとても好きだ。


・23時くらいに寝て、3時に目が覚めて、それから寝れなくて「金属バットの社会の窓」、「髭男爵山田ルイ53世ルネッサンスラジオ」、「文化系トークラジオlife」を聞き漁ったりしていた。


・SACOYANSの『偉大なお告げ』めっちゃ好きな感じの曲だなー。


・『ザ・クリエイター/創造者』を見ました。爆笑問題の田中さんが「猫と人間が戦争をしたら猫側につく」と言ってましたが、僕は人間とAIが戦争になったらAI側につこうと思いました。
『ザ・クリエイター/創造者』すっごい無粋なことを言えば、めっちゃVFXブレイクダウン映像が見たくなる映画だった。元の素材からここ
まで映像仕上げてるんですか!ってのに、私みたいな人間はやったー!ってなりそうだけども、それはそれで無粋だよねえ。


・THE SPELLBOUNDのライブを見てきたのですが、実質BOOM BOOM SATELLITESとTHE SPELLBOUNDのツーマンライブだった…!ブンブンの名曲で飛び跳ね、THE SPELLBOUNDの新曲に圧倒されてるうちに、凄いところまで連れていかれるような、そんな感覚になるライブだった。めっちゃ良かったー!!!

・西野のダサすぎる私服紹介【これはシンクロニシティのチャンネルです】
シンクロニシティの西野さんの私服のダサさ、凄く良かった。妙なこだわりがある人の服のダサさなのがいい。冬服編もめっちゃ見たい。
西野のダサすぎる私服紹介【これはシンクロニシティのチャンネルです】 - YouTube


・『トークサバイバー2』を2話まで見た。なんか元気出たので、思わずリングフィットアドベンチャーをやった。


・『一流シェフのファミリーレストラン』S2の1話を見た。いやーもう、素晴らしいとしか言いようがない。やっぱこのドラマ最高だわ。私はこのドラマが何から何までツボなので、そういう気持ちになってしまうのです。このドラマにつきまとう世知辛さが、見てるこちらとしては何故か心地いいんだよなー。


・いつも流行り物に乗れない人生だったけども『SPY×FAMILY』はコミックスで読んでいて、今10巻まで辿り着いた。後書きみたいなマンガで「もう10巻!?このペースだと物語を進めるのに80巻かかるぞ!?」って登場人物がビビっていて笑ってしまった。


・MC TONY - PANTS
安村さんの曲、めっちゃかっこよすぎる。
MC TONY a.k.a TONIKAKU - PANTS (Official Music Video) - YouTube


・『一流シェフのファミリーレストラン』S2の2話を見た。リビングで見ていたら家族から「また揉めてるドラマを見てる!」と言われたほどに、このドラマはずっと揉めてる。でも心地いいのよねえ…。


・今、youtubeでワンピース全話放送やってるんですけども、ちょうど見たタイミングがチョッパー編のクライマックスで、めっちゃ泣いちゃった。


・アトロク2で紹介されていた月刊PAMってアイドルの『What the PAM』って曲、最高にいい〜。作曲は佐々木喫茶さん!佐々木喫茶さんの曲をめっちゃ聞いてるってわけじゃないけども、いつも凄く好きな曲と世界観だ!って思う。
今日ずっと佐々木喫茶さん作曲、月刊PAMの"What the PAM? "を聴き続けている。今、そんな機会はないけども、出囃子が必要になったらこの曲にしたい。月刊PAM〜って散々歌ってるけども関係ないくらい多幸感が凄い。

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・『一流シェフのファミリーレストラン』S2の第3話を見た。今回は比較的揉めてない方の回。インスピレーションを求めて街を彷徨ったあとの顛末とも言えるラストにちょっとやられてしまった。普通のドラマ的には気持ちよくない展開が、むしろいいってなるのは私がこのドラマに贔屓目すぎるからだろうか


・久しぶりに『Kaguya by Gucci』を見たけども、本当濃厚な映像世界でたまんない……。
Kaguya by Gucci - YouTube


・若手芸人の乱ニバルが解散してしまい、よく聴いていたラジオ『乱ニバルのミルクこぼしたい』も最終回となってしまったんだけども、開口一番している話が最悪すぎて乱ニバルだなあと思ったのだった。

・LAUSBUBのラジオ「Far East Disco」。今週は自身のEPがレコード化ということで、そのレコードからの音を流す回。33回転と45回転の違いの話やレコード化時のマスタリングでレコーディングの時に試みていたことがより浮き彫りになった話とか面白かったです。


・今週の「アルコ&ピース D.C.GARAGE」は酒井ちゃんの誕生日プレゼントを買いに行く回。平子家で伊勢丹に行ってプレゼントを探す様子がとても良かったな。最後のプレゼントあげてからの顛末も笑ってしまった。

・気がついたら新曲を出してる曽我部恵一さん。ということでまたサニーデイ・サービスが新曲を出していた。「ロンリー・プラネット・フォーエバー」ええ感じの曲だった。
サニーデイ・サービス - ロンリー・プラネット・フォーエバー [Official Video] - YouTube


はなかっぱの『恐怖の地獄ツアー』がいつもの絵柄から離れて、アートアニメみたいな絵柄になる回で凄かった。『日本昔ばなし』をやったりしていた前田こうせいさん演出回だそう。こういう異質な回が突然入ってくるの凄いなあ…


・#15 小津安二郎はテクノ/キキ/広告のM-1ことACC/GUCCIの撮影-長久允-
長久允監督のアーティストスポークン#15を聴く。面白くてあっという間に終わってしまう。小津安二郎はテクノという話で、小津監督の映画をめっちゃ見たくなった。


・もし黒澤明の映画『羅生門』を初代PS風ビデオゲームで表現するなら?『Rashomon』/月の裏側にあるビデオゲーム
面白い短編アートゲームの紹介動画。『シルバー事件』のフィルムウィンドウの発展系のような表現がかっこよかった。終盤の動画内ミニコメントも好き。
もし黒澤明の映画『羅生門』を初代PS風ビデオゲームで表現するなら?『Rashomon』/月の裏側にあるビデオゲーム - YouTube


千原ジュニアと金属バットの対談めっちゃ良かった…。私は中学生の頃、めちゃくちゃ千原ジュニアにハマっていたし、今は金属バットのラジオをよく聞いてるので夢の対談でした。
ついに初対談!謎の大阪若手芸人のカリスマ漫才師・金属バットにいろいろ聞いてみた。 - YouTube


Four Tetの"Lush"って曲を初めて聴く。とてもかっこいい。
Four Tet - Lush - YouTube


・アトロク2の放課後podcast#5を聞きました。終わりますの雰囲気を漂わせて、まだ半分。それから1時間以上、駄話を続けて、ラスト10分はそれでもぎりぎり引き延ばし続け、最後の最後での2001年宇宙の旅的なエンディングに笑ってしまった。


four tetの"You Could Ruin My Day"って曲、めっちゃかっこいい。
You Could Ruin My Day - YouTube


・『一流シェフのファミリーレストラン』S2の第4話を見た。まさかのデンマークロケ回。そんでまさかのウィル・ポールターゲスト回。マーカスが海外でスイーツを作る修行をするだけの回なんだけども、なんだか物凄く豊かな時間が流れていた気がする。凄く良かった。


・今週のアルコ&ピース D.C.GARAGEを聞きながら帰宅。今週も面白かったな。平子さんが最近の酒井ちゃんの立ち回りの良さを「大人になったな…」と褒めるフリートークが良かったです。それはそれとして聞いたそばから楽しかったという記憶だけになるラジオだ
アルピーdcgで今年のベストヒット商品の話で平子さんが「1位はお水でしょ」って言ったの凄く楽しかった。


・Sweet Tripってバンドの"Dsco"って曲、めっちゃいい。
Dsco - YouTube


もののけさんの「ダム建設、大賛成の村」
めちゃくちゃ面白かったです。
youtu.be


水曜日のダウンタウンの『名探偵津田』の第二弾、めちゃくちゃ面白かった……。まさかの二週またぎ。あの人が出てきた時、めっちゃ興奮した。凄まじいスケールになってる!!


・トミヤマユキコさんと宇垣美里さんのトンチキファッションに関する対談めちゃくちゃ良かった…。とりあえず変な柄の靴下が欲しくなったもの。ファッション得意じゃないけども、自分にとってのアゲ服で自分をぶち上げていきてえ…って気持ちになる対談でした。


・祓除 事前番組
テレ東60周年イベントで行われる「祓除」。何故、それをしなければいけないかについての事前番組です。事前番組なのでクリティカルなものは出てこないのですが、ただひたすらなんか嫌…という映像。祓除は必要です。


・『ザ・キラー』を見た。殺し屋が任務を失敗してしまい、その結果、隠れ家と妻を襲われたので、ブチギレて関係各位に復讐しにいくお話です。9準備して1実行って感じで、映画のほとんどが準備や所作や移動なんだけども、それが面白いんだからわけわかんないね。殺し屋だけど人殺しすぎだと思った。
『ザ・キラー』weworkの空きテナント、スマートウォッチ、マクドナルド、レンタカー、ホームセンター、Amazonと現代の殺し屋の生活事情がわかるような映画だった。Amazonはなんでも売ってるね。
『ザ・キラー』音楽使いが案の定かっこいい。ザ・スミスを聴きまくる殺し屋。パリでの逃走中のトレント・レズナーの音楽も全然盛り上がらない感じの音楽でめっちゃ良かった。あとタイトルクレジットがクール。
『ザ・キラー』のサントラから"Fuck"って曲。暗殺失敗した!逃げなきゃ!!って時に流れてる曲なのに、アンビエント音楽っぽい作り。けども映画で流れているのを聴くと、その逃亡にぴったりだし、どこまで行っても拭うことのできない不安を追体験できる。
『ザ・キラー』をまた見てるけども、殺し屋って経費がめっちゃかかりそうな仕事ね。偽造idとか偽造パスポートとか偽造ナンバープレートとか、そういう偽造系はお金がよりかかりそうだし。
『ザ・キラー』のファイトシーン最高すぎる…。重くて早くて物が壊れまくり。盛りだくさん!!
『ザ・キラー』2回目見ちゃった。正直ファイトシーンをピークにテンションが下降してしまう感は否めないんだけども、この移動・準備・実行のテンポ感はたまんなすぎる。凄え面白え…とはならないんだけども「ちょうど良すぎる…」がずっと続く感じの映画。


・末弘秀孝『ディア・アンビバレンス 口髭と<魔女>と吊られた遺体』を読んだ。田舎町で見つかった少女の死体…そこから明らかになる街の暗部…とツイン・ピークス的なミステリ。人の気持ちが読めない警官と小さな紳士のコンビがいい。結構真相がエグくて引いちゃった。めっちゃ面白かったー!


・dj newtown - flying between stars(seikan hiko)
tofubeatsというかdj newtown名義時代の『星間飛行』のリミックス、ばちくそかっこいいな。
dj newtown - flying between stars(seikan hiko) - YouTube


tofubeats | HIHATT 8TH ANNIVERSARY at SUPERNOVA KAWASAKI 20231105
まだ途中までしか見れてないけども、tofubeatsの自分の曲でのDJセット、めっちゃかっこいい~。本当いい曲めっちゃ作ってはるね。
tofubeats | HIHATT 8TH ANNIVERSARY at SUPERNOVA KAWASAKI 20231105 - YouTube


藤本タツキ短編集『22-26』を読んだ。収録作品は多分年代順だと思うけども、どんどん面白くなっていくのが恐ろしかった。


オダギリジョー主演ドラマ『僕の手を売ります』の第一話を見た。うわー!なんとちょうどいい30分ドラマなのだろう。ちょっと不運な何でも屋の男のドラマっぽい。オダギリジョーの三枚目演技が好きなんだけども、それが存分に味わえそう。見ていきたいな。


・『ゴジラ-1.0』見ました。めちゃくちゃ面白かった…!!ゴジラが出てきた時、あまりに怖くて呼吸がはふはふなっていた。そしてゴジラに挑む劇中の登場人物のように、娯楽大作映画というものに対して真っ向勝負で挑んでいたし、ちゃんと勝っている映画だったよ!!
ゴジラ-1.0』はゴジラ70周年記念作品だそうですが、この映画こそ次の70年を戦える映画だと思った。
好きで言えばポリティカルと異様なテンポとフェティシュが詰まった『シン・ゴジラ』なのですが『ゴジラ-1.0』はスペクタクルとエモーショナルさがあってそちらも好きな映画だったのです。


水曜日のダウンタウン『名探偵津田2』の完結編。ドッキリを超えてもはやミステリードラマとして見てしまったため、最後の駆け足は気になったけども、やっぱ超面白かった。津田がキャパオーバーでパニックになり、自我を見失う場面が最高だった。みなみかわさんの助手っぷりも最高。
水曜日のダウンタウンの『名探偵津田2』を見返していたけども、やっぱ津田がメタの迷路に迷い込んで発狂寸前になるのが最高すぎる。なんかメタを認識するミステリが読みたくなった。積読にしてた舞城王太郎の『九十九十九』を読もうかな。


・『トップガン マーヴェリック』めちゃくちゃ面白かった〜!!辞書に「面白い洋画」って項目があったら、その例に使えるくらい"面白い洋画"だった。映像と音響が凄くて、空飛んでるシーンまじで空飛んでたし、GがかかるシーンはめっちゃG体験していた。あの時俺は空にいたんだ。
トップガン マーヴェリック』とりあえずどこまで実際に撮ってて、どこからがVFXなのかを知りたい。クレジットの膨大な数のVFX作業者に驚いてしまった。現代映画では当たり前だけども、でも近年のトム・クルーズ映画のまじでやってる感に完全飲まれてしまっていた。
トップガン マーヴェリック』トム・クルーズの笑顔ってほんまスターやなって何度も思う映画だった。こんな素敵な笑顔、私もできるようになりたい。
トップガン マーヴェリック』はなんばパークスシネマのライブ音響上映で見たのだけども冒頭のデンジャーゾーンからまじでライブだったし、空のシーンはほぼ身体に振動きまくりだったし、クライマックスになると現地で体験してるかのような音圧に圧倒されました。良かった。またこの形式で映画見たい
今日映画館で『トップガン マーヴェリック』を見ていたら、めっちゃハラハラドキドキするシーン終わりで、隣の人と同じタイミングで「はぁ……」と息をついたの、今俺は知らない他人と映画を見て同じような感情になっているんだなあと思えて、ちょっと嬉しかったな

・METAFIVEの"The Paramedics"って曲を聞いて「めっちゃかっこいいー!」となった。ライブ版も凄くかっこいい。感想のシンセソロが凄く好きです。
METAFIVE - The Paramedics (Live at METALIVE 2021) - YouTube


・LAUSBUBのラジオ「Far East Disco」、毎週かっこいい曲が流れてるんだけども、今週も相変わらずかっこいい音楽!ブラジルの音楽とかどうやって掘ってるんだ。不勉強なのもあるけども、毎週本当に知らない曲しか流れない。ディグりまくってる二人が本当かっこいい。


・三宅隆太監督のpodcast『サクゲキRADIO』の"トップガン マーヴェリック"回を聴いた。作劇的にどういった物語の構造を使っているかの話、とても面白いと思っているけども、作劇として弱い部分の話、吹き替えのこだわりの部分と、面白い話の数々に1時間があっという間だった


・岸大介の『く~る京都』 2023を見た。めっちゃ変な番組。岸大介のCMが、画質めっちゃ悪いのが良かった。松方弘樹の付き人、現市議会議員のある方弘樹(レイザーラモンRG)が最高でした。
岸大介の『く〜る京都2023』、ジョー・ハットリがアイスクリーム食べるシーンが最高なのでめっちゃ見てほしい。


・こんプロラジオの『ゴジラ-1.0』感想回凄く良かった。この映画は良かった派の私でも、なるほどと思う『ゴジラ-1.0』への意見。気持ちよくなるツボを押しているだけなんじゃないか?というのと、終盤のCRゴジラ-1.0が特に印象的。


・『上坂すみれオールナイトニッポンX』を聴いてるけども、上坂すみれさんの地上波ラジオ、また毎週やってほしい…って気持ちがとにかく湧き上がりまくる。上坂さんの選曲がめっちゃ好きなんだよー。
上坂すみれオールナイトニッポンX、とても良かった。ラジオ前に一杯飲んできた話や、インターネットと大槻ケンヂとロリータファッションな生い立ち話が面白かったし、上坂さんの地上波ラジオといえばやっぱ選曲がいいってことで、今回も凄く良かった。


・『(500)日のサマー』の終盤を見返していた。大学生の頃、この映画がめちゃくちゃ好きでよく見ていた。2009年の映画なんですね。もうめっちゃ前じゃん!!
『(500)日のサマー』がディズニー+でしか配信していないの不服すぎる。Netflixで配信してるタイプの映画だろ。


NHKのドキュメント20min『ニッポン探訪』を見ました。これは凄かった。よくあるNHKで流れてる地方探訪ドキュメンタリーを見ているなと思っていたら…な番組。構造的な面白さもありつつ、最後はちゃんと"ドキュメンタリー"になっている。凄い番組でした。
ドキュメント20minの『ニッポンおもひで探訪』はこのジャンルに手を出しました以上のものがあって、凄く良かったな。ある現実を縁取るためにそのジャンルを使うってのはなかなか見ないものだったかもしれない。


・『結束バンドLIVE恒星』を映画館で見てきた。めちゃくちゃ良かった〜。ほぼ長谷川育美ソロライブってくらい歌いまくる長谷川育美も凄いし、水野朔や鈴代紗弓の登場にも上がったけども、青山吉能のギター演奏歌唱の『転がる岩、君に朝が降る』でぼろぼろ泣いてしまいました。映画館で見るライブ良いなー


・「有吉弘行の脱法TV」めちゃくちゃ面白かった!テレビのコンプライアンスの限界を探る、その馬鹿馬鹿しさが本当にたまんなかった。特に脱法ガチャピン海賊版は馬鹿馬鹿しさが極致に達していて最高でした。第二回があるならぜひ見たい。
有吉弘行の脱法TV』の脱法ガチャピン海賊版の制作工程をまた見てしまってる。著作権的にギリなガチャピンを攻めていくの面白すぎる。
また『有吉弘行の脱法TV』の脱法ガチャピン海賊版を作るシーンをtverで見ちゃった。脱法ガチャピン好きすぎる。


・『ラジオ知らねえ単語』第四回のタイトルにもなってる"忘れられないツインテールがあって"の話、凄く良かったし、もう二度とこんな気持ちにはならないかもと思うとちょっと寂しい気持ちにもなった。


チャラン・ポ・ランタンのドキュメンタリー『アコーディオンを531台売った女』
を見た。アコーディオンを制作し「100台売れたら奇跡」と思っていたら531台売ってしまった話。その最後の発送やイベントの模様の密着。エネルギッシュで凄いなと思いながら見てしまった。
アコーディオンを531台売った女 - YouTube


・『シン・ゴジラ』何気なく見初めて、また最後まで見てしまった。


大槻ケンヂの小説は読んだことが無かったからなんとなく『ゴシック&ロリータ幻想劇場』をちょっと読んだら、すげーすげーと声が出てしまうほどキラキラしたものとぐちゃぐちゃした暴力性が共存してる短編小説が出てきて、大槻ケンヂってめっちゃ天才なんじゃってなってます今更。


・『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』を見た!めちゃくちゃ面白かった!グロとブラックな笑いとアクションを100分に詰め込むだけ詰め込んだ映画。臓物(特に腸)にそんな使い道が…なシーンがあるように無理な人は無理だけど、両手あげて最高って万歳しちゃう人は終始しまくり、そんな映画でした。
見て一晩経ったけども『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』めっちゃ面白かったな…って気持ちにずっとなってる。アマプラで観れるからぜひ見てほしい。めっちゃグロいけども、めっちゃ快作だったので…。


ガチャピンフラワーカンパニーズの『深夜高速』をカバーしてる動画めっちゃ熱い。ムックはドラム叩いています。それも熱い。
生きててよかった。『深夜高速/フラワーカンパニーズ』covered by ガチャピン・ムック - YouTube


・国立民俗学博物館で『交感する神と人 ヒンドゥー神像の世界』を見てきた。凄く面白かったです。最後の写真は神々がプリントされたステッカー。超クール!!


・やぎたみこ『ほげちゃん』を読んだ!ほげちゃんってぬいぐるみが、持ち主の雑な取り扱い(可愛がり)にいよいよ…な絵本。いよいよ怒りを爆発させるほげちゃんが可愛い!終始、にこにこしながら読んでしまった。続編もあるみたいなので読んでみたいなー。


・思い出の一発屋芸人 | オモコロ
これ凄く面白かった。最初は一発屋芸人を思い出そうって話から、徐々に話が変な方向に行って、最後はこんなところに連れてこられたって気持ちになる。
思い出の一発屋芸人 | オモコロ


・『祓除』を見た。ちゃんと「はぁ…」と嫌な気持ちになりました。映像を見せる設定で「スナッフフィルムの収集過程で…」ってやつ、まず前段が飲み込めなくて嫌だった。最後のノストラダムスの予言に怯える男性のvlogが嫌なキャストアウェイって感じだった。とにかく嫌だった。嫌だったなあ…


柴咲コウDragon Ashの『静かな日々の階段を』をカバーしてるし、なんならアルバムの一曲目だし、そんでめっちゃいい。
Shizuka Na Hibi No Kaidan Wo - YouTube


M-1グランプリ2023準々決勝を色々見ている。どれも面白くて「これで落ちるんか…」と思ってしまってる。MBSの福島くんのコンビ「ヤングタウン」がめっちゃ面白かった。福島くん、ずっと多彩で凄いなと思った。


M-1グランプリ2023準々決勝のデルマパンゲ、面白かった。ずっと"無い話"を延々としていて、その広げ方や膨らまし方がかっこいいなと思った。弟が「ガラの悪いDr.ハインリッヒ」と言ってて、だから仲がいいのかなと思ったりした。


M-1グランプリ2023準々決勝のシンクロニシティ、凄いネタ…!よく思いつくわ…って内容と面白さが合致してる。これで落ちるんかって何度も思うけども、シンクロニシティはこれで落ちるって!と叫んでしまった。M-1難しすぎる。


・『ゴーストワールド』を見た。何もかもがわかって凄く辛い気持ちになった。イーニドもシーモアレベッカもわかった。私たちは皆孤独で、特別になんかなれなくて、それでも誤魔化して生きていき、段々と誤魔化して生きていくのが上手くなる。そしてそれが出来なかった人がバスに乗る。ただそれだけだ。
ゴーストワールド』を見て、今イーニドはどうしてるかなとか思ってしまう。急速に自分の人生が閉じてしまうような感覚になることあったよね、とか思い出しちゃった。私も上手く生きていけないけども、ぼちぼちやってるから、イーニドもぼちぼちやってたらいいなって思う。
ゴーストワールド』は『そうして私たちはプールに金魚を、』と二本立てで見たい映画でした。年を取ったら落ち着いてそこそこ幸せになれるかもだけども、今が窮屈で苦しいから、イーニドはバスに乗るしかなくて、あの子たちは金魚をプールに放つしかなかったのかなって思ったりしたよ。


・西野のダサすぎる冬服紹介【これはシンクロニシティのチャンネルです】
シンクロニシティ西野さんのダサすぎる私服シリーズ、本当キラーコンテンツすぎる。
西野のダサすぎる冬服紹介【これはシンクロニシティのチャンネルです】 - YouTube


・『祓除 事後番組』を見た。『祓除』を見た時に感じた「えっ、嫌なことに巻き込まれてませんか?」というあの予感がどんどん肉付けされていく感じ、本当にたまんなかったです。祓除事前番組→祓除→祓除事後番組の流れで見て本当に良かった。いや、良かったのか…?


・ラッキーオールドサンのライブを見た。凄く空気の良いライブだった。こんないい空気作り出そうと思って、作り出せるものじゃないから、作り出せてるラッキーオールドサンはかっこいいな、いいな、と思ったりしました。


つじあやののライブも見た。めっちゃ良かった。ウクレレの音も、歌声も凄くポップでおだやか。意外とMCで引っ張っていくタイプのライブだった。最後はお客さんも参加型。一緒に歌ったりして、とても楽しかったです。長年ウクレレ一本でやってるだけあって強いな…!と思いました。


・homecomingsの『HURTS』のライブ映像、めちゃくちゃいいなー。なんか理想のバンドだって思った。曲も演奏も雰囲気も。こういうバンドになりたかったなってなんか思ってしまった。
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・徳利さんの"新曲"って曲が聴きたくなってまた聴いてた。「新曲 俺は作ってる」ってラップしてるんだけども、やっぱ私も新しいものを作りたいって思うし、徳利さんがラップする「0から1 この瞬間が何より気持ちがいいもんな」はまじでそれってなる。
新曲 - YouTube


・やぎたみこ『ほげちゃんとこいぬのペロ』を読んだ。ほげちゃんシリーズの3作目。ほげちゃんvsこいぬのペロ。口が悪いほげちゃん。でも意外とちゃんとお世話をするほげちゃん。夜の公園で遊んで、眠るシーンは、誰も知らない大冒険って感じでとても良かったです。ほげちゃんかわいい。


・『コマンドー』を見た。めちゃくちゃ面白かった…。どこ切り取っても美味しい、トロしかない映画…。だいたいのことをシュワちゃんの筋肉で解決してたのが良かったです。時代的なものもあってか、アクションでそんなにグロくならないのも愛される理由なのかなとか思いました。


・『チェンソーマン』16巻を読んだ。連載は追いかけてないので、マキシマム・ザ・ホルモンのカラオケ中に起きるバイオレンスに新鮮に驚いたりした。それにしても、年上の「〜っすか」口調の後輩ってキャラに脳が焼けこげそうになった。あとあの人っぽい人が出てきたけどもどういうこと!


The Birthdayの『爪痕』という曲が好きです。好きな曲は沢山あるけども、今聴きたいのはこの曲です。言葉が出ないけども、沢山のかっこよくて素敵なものを、私は今までにもらっていた気がしています。わがままを言えば、もっともっともらいたかったです。
youtu.be



・家を出る前にラヴィット!での南波アナのラーメン屋中継を見ることが出来てよかった。火柱立ち上るラーメンをバックにB'zを歌ってた南波アナは最高に輝いていた。


・いいないいなと思いながら聞いてたけども、やっぱり羊文学の「more than words」めちゃくちゃいいな。
羊文学 - more than words (Official Music Video) [TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」エンディングテーマ] - YouTube


・今週のLAUSBUBのラジオ「Far East Disco」も良かった。Tiny popってムーブメントがあることを知ったり、やくしまるえつこ+砂原良徳の『Ballet Mecanique』カバーを流しながら、中3の時塾の送り迎えで聞いてた話をしてたり。音楽に付随した記憶っていいですよね


・「ラジオ知らねえ単語」第五回もめっちゃ良かったよー。冬中にやれ!って言い合うところ、元ネタは令和ロマンらしいけども、めっちゃ楽しかった。自分もpodcastやってるけども、この雰囲気と楽しさ作ろうと思って作れるもんじゃないから、本当羨ましい 


・『ソーイングビー』を初めて見てたんだけども、めちゃくちゃ面白かった。見た回は布団から5時間でマキシドレスを作るってので、あっという間に素敵なドレスに変わって、服を作れる人って凄いなあ…と思うのでした。番組としてテンポがめっちゃ良くて楽しい。TVチャンピオン的なものを感じた。


・11/21 [東京] 十九人【準々決勝ネタ】
十九人、めちゃくちゃ面白くてちょっと泣いちゃった。
11/21 [東京] 十九人【準々決勝ネタ】 - YouTube


北野武『首』を見ました。独特の話運びに戸惑ったりしたけども、とにかく人が死にまくる感じと、本能寺の変で誰が信長の首をはねるかってのと、中村獅童演じる茂助の顛末とエンドクレジットに入るタイミングが凄く良かったな。全編通して狂った時代としての戦国時代描写が本当に良かったです。
『首』のここで終わるんや!って感覚めっちゃ良かった。切れ味のある行動をさせて、暗転すれば映画は終われる。


Netflix映画『終わらない週末』を見た。めちゃくちゃ面白かったー!『MR.ROBOT』のサム・エスメイル監督・脚本。休暇を過ごす一家に起きる様々な不穏な出来事。座礁する船、鹿、墜落する飛行機。一体何が起きているのか?終末系スリラーの傑作。ポップカルチャーの引用が鮮やかなラストが超最高!
『終わらない週末』めちゃくちゃ良かったな…。ドラマ『MR.ROBOT』でも冴え渡ってたサム・エスメイル演出が今作もキレキレで終始「Fooー!最高ー!」って上がりっぱなし。冒頭の方の階段でのカメラの動かし方でもう最高だった。サム・エスメイルの新作が見れる喜びまじ感謝〜。
『終わらない週末』ラストのあれが原作にもあるのかわからないけども、こういうポップカルチャーの引用は『MR.ROBOT』でもあったなーとサム・エスメイル感にたまんないよーとなったりしました。こういうエンディングで、初めての表現じゃない?「わー!最高ー!」って思わず言ってしまった。


M-1の動画きっかけで十九人を知って、十九人がRadiotalkでやってる『必殺!十九人の3F無敵ラジオ』まで辿り着いたのですが、結構好きだな…と思いながら聞いています。寒くて漫画みたいに歯をカチカチさせながらやってる回があって笑ってしまった。


・アフター6ジャンクション2のACCクリエイティブアワーズ特集2023を聞いてたけども、最後の「KINCHO KINGDOM」めちゃくちゃ面白かった!あとエコキュートのCMも良かったなー。不穏や不安からのほっこりへの転換が凄すぎる。


・シナぷしゅの『フランスパンじゃあにい』を見た。あまりにも120%グ弐先生作品が朝の子供番組で流れてる!いつもの音楽と効果音にぐっときてしまった。ナギノエナさんの声もめっちゃ良い。子供がこれを見てるのめっちゃいいな…!


・梨と株式会社闇による展示会『その怪文書を読みましたか』の書籍版を読みました。あらゆる怪文書の羅列から、次第に何かが浮かび上がってくる…。一つ一つは意味が通らない"怪文書"が描き出す物語が気持ち悪い。あとこれ、読んじゃったら駄目なものだったんじゃないの?ねえ、ねえってば。


・mxmtoonって方のMVが『ビーとパピーキャット』とコラボ…というか『ビーとパピーキャット』の新作と言っても過言ではない内容!!キュートでストレンジなあの世界観がまんまMVになっている!!
mxmtoon - cliché (revisited) feat. bee and puppycat (official music video) - YouTube


・宮﨑駿のプロフェッショナル、面白かったけども、こういう密着番組に思う、あと倍時間を取っても良かったって気持ちにはなった。あと最後のナウシカのイラストは何?もしかして新作を作ってるよって匂わせエンド?


・劇団不労社『MUMBLE –モグモグ•モゴモゴ–』を見た。雪国の民宿で人間関係が捻れたり、食べ物が尽きて大変な目に遭う話。00年代にフジテレビで『演技者』って番組ありましたけども、今やってたらそれでドラマ化されそうな極限状況を巡る舞台でした。最悪な状況であるポップソングを流す演出が良かった
劇団不労社『MUMBLE –モグモグ•モゴモゴ–』前半と後半で扱ってる問題が変わってるのではとか、ばら撒いている要素が上手いこと噛み合ってないと思う部分もあったけども、とりあえず強烈な空腹感に襲われたので強い舞台だった気はする。飢餓は怖いねえ…
大学の先輩でもある横山清正さんが、巻き込まれたり怯えたりしながらも、途中で見せるキレのいい暴力におおっ!となってしまった。横さんのアクションものが見たくなりました。


・『一流シェフのファミリーレストラン』S2の6話を見ました。1時間に拡大してるから、どういうことだろうと思ったら、なんというか、めちゃくちゃ恐ろしい回だった…。クリスマスパーティーが決定的に壊れてしまうまでを圧倒的な緊張感で描く、これだけで一つの映画みたいな回だった。いやー怖かった…


・QUBITの"Mr. Sonic" がめっちゃ良くてリピートで聞いてしまってる。DAOKOがいるバンドの曲です。ギターが永井聖一だったりで豪華。宇宙を感じる曲好き〜
QUBIT - "Mr. Sonic" Official Music Video - YouTube


・又吉先生が後輩に「結婚って何?」って聞く回、めっちゃ良かったです。
ついに渦で独身が又吉一人に…焦りすぎてパンサー向井に暴言を吐く始末…又吉が後輩たちから結婚するための極意を学ぶ!【渦トーク2023①】 - YouTube


・『ラスベガスをやっつけろ』を見た。ジョニー・デップ演じるジャーナリストがラスベガスで薬物やりまくって、めちゃくちゃになってる様だけで2時間の映画にしてしまったという凄まじい映画。本当ずっとラリってる。よくもまあこんな映画作れたなと思う。しかもユニバーサルで。
ラスベガスをやっつけろ』の原作ノンフィクション小説、古本でも3000円台になってておいそれと読めないなと思っていたら、最近通ってる図書館に蔵書があるらしくてまじかよ最高!ってなってる。
ラスベガスをやっつけろ』めっちゃかわいい女の子が出てきたと思ったら、1998年頃のクリスティーナ・リッチだった。


group_inouの新曲!"HAPPENING"のMVがもちろんAC部の制作で発表!!最高ー!!!
group_inou / HAPPENING - YouTube


M-1敗者復活戦の20世紀、めっちゃ面白かったな。バーストデビル…!!

・スタミナパン、めっちゃくだらないのに涙出るくらい笑ってしまった。ほんち〜。

・トムブラウン、凄すぎる。実験音楽やんこんなん。

エバース面白いなー。ケンタウロスの掘り下げ方凄すぎる。

ヤーレンズ面白いなー。まじでずっと見てたい漫才だった。


・落ち着いた頃にもう一度ダンビラムーチョのネタを見たい。バックトラックの再現が上手すぎたよな。


・刀ピークリスマス2023、まさかのロック路線の新曲でめちゃくちゃかっこよかった。自らあげたハードルにちゃんと立ち向かうピーナッツくん、かっこよすぎる。


・『PERFECT DAYS』を見た。めちゃくちゃ良かった。ルーティン描写が心地よくて2時間長くても見てられるなと思った。思ったよりも賛美に満ちた映画じゃなくて、容赦の無い目線だったり、簡単に崩れる完璧な日常も描かれてる。その上で描かれる新しい一日の始まりと平山さんの表情に胸がぎゅっとなった。
『PERFECT DAYS』ニーナ・シモンの「feeling good」が流れるラストシーンだけども、私は同時にEVISBEATSの『ゆれるfeat.田我流』を思い出していた。平山さんの表情を見ながら「今日は残りの人生の始めの1ページ」ってフレーズを何度も思い返していた。
『PERFECT DAYS』役者の使い方が良かったな。終盤に出てくるあの人で少し泣いてしまった。やっぱ上手いなあ。平山さんがいつもお昼ご飯を食べる場所の近くにいるOL役の長井短さんの存在感も良かった。古本屋の店主、特徴的な声と存在感だと思ったら犬山イヌコさんだったのか。あの古本屋行きたいね。
『PERFECT DAYS』やっぱ本編では語られない平山さんの過去を思ってしまう。平山さんは多分色々なものを失った果てに、今の生活にたどり着き、その場所で精神と生活を満たす最低限のルーティンを組んでいるんだと思ったりした。


・ゴールデンラヴィット!めちゃくちゃ面白かった!とにかく楽しい3時間だった。年末ですね。また来年もゴールデンラヴィット!楽しめるように頑張りたいです。


エバース【敗者復活ネタ】M-1グランプリ2023
改めて見ても最高な漫才だった。一個目のツッコミが舌打ちからの「冷めるわ、こいつ…」なの好きだし、「なんで上座いるの」とか弓矢のくだりとか、遠距離じゃねえ接近戦だわとかめっちゃ好きすぎる。
エバース【敗者復活ネタ】M-1グランプリ2023 - YouTube


M-1裏でやってた「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」が大食いバトル回で、最高でした。みんなそれっぽく登場しては、それほど早くもなく大食いでもない、苦しみながらハンバーガー等を食べる様子が延々と流れる最高の回。聞いても何も残らないけども、聞いた方が人生楽しい


・今週の「アルコ&ピース D.C.GARAGE」もめちゃ楽しかった。酒井ちゃんの仮免試験話に、平子さんの2023年の予言まとめがよかった。九尾が好きすぎる平子さん。にしても情報をまとめてるリスナーすごいな。


・【熱唱】歌の記憶のみの嶋佐と歌ネタでM1決勝のダンビラムーチョ大原は、1998年-2002年のヒット曲のサビを歌詞見ずに連続5曲歌えるのか?
ニューヨークチャンネルのこれめちゃくちゃ面白かった。あの世代の音楽知ってると尚更やばい動画。異常記憶やばい。
【熱唱】歌の記憶のみの嶋佐と歌ネタでM1決勝のダンビラムーチョ大原は、1998年-2002年のヒット曲のサビを歌詞見ずに連続5曲歌えるのか? - YouTube


・ゆらぴこさんの"とぃんくるクロニクル"めちゃくちゃいい曲だなー!!作詞作曲は佐々木喫茶さん!!!強すぎる。佐々木喫茶さん強すぎる。
とぅいんくるクロニクル - YouTube


・LAUSBUBのライブを見てきたけども、めちゃくちゃ最高だったー!どの曲も音源版よりもカッコよくなってて、LAUSBUBまじでライブ盤を作って欲しい。あと凄えかっこいいライブやってるのに、MCが緩くて温度差でぶっ飛びそうになった。何から何までかっこよかった。音楽面白すぎる。


・『トーク・トゥ・ミー』を見た!気持ちよくなれると噂の降霊会をしたら、酷い目に遭う話です。とりあえず「はい、もう最悪でーす」と言いたくなるほど、どんどん最悪な方向に転がっていく物語がめっちゃいい。でも落ちていった果ての着地の良さまじ100点。気持ちよくても、降霊会、ダメ、ゼッタイ。
トーク・トゥ・ミー』"降霊ができる腕"ってアイデアを思いついたのが凄いし、それがわかりやすいほどドラッグのメタファーなのが良かった。不安定な気持ちの時にそういうのにすがってしまうことの恐ろしさ。スクリーンを出たら、あの腕が飾ってあって、はいもう最悪でーす。
トーク・トゥ・ミー』オープニングの長回しからして超最高。監督はyoutuber出身のダニー&マイケル・フィリッポゥ。デビュー作とは思えないほど、色々とよく出来てる。10代の不安定さを"降霊"と結びつけたアイデアだけで脱帽もの。その上、アイデアだけで終わらない展開と映像表現が心地よかったです


・岸政彦・柴崎友香共著のエッセイ本『大阪』を読んだ。大阪を今住んでいる人、かつて住んでいた人による"大阪"についての文章だし、この30年の社会の流れを切り取った本でもあると思った。大阪出身、在住だけど、知らない景色が沢山書かれていたし、同時に「ああ大阪だなあ」と思う瞬間も沢山あった。

今日は残りの人生の始めの1ページ『PERFECT DAYS』を見た。

『PERFECT DAYS』を見た。

ネタバレ厳禁なタイプの映画じゃありませんが、終盤付近のことも書いているので気をつけてお読みください。

 

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 EVISBEATSの名曲に『ゆれる feat.田我流』がある。生活の些細な瞬間に自身の心が"ゆれる"のを歌った曲だ。そこに「今日は残りの人生の始めの1ページ」というフレーズがある。いつだって遅くないって意味にも取れる。同時に人生という限りのある時間のなかでも新しい始まりはあるという風にも聞こえる。

 PERFECT DAYSのラストでも思っていたのはそういうことだった。

 

 

 

 トイレの清掃員をしている平山という男のだいたい2週間くらいの生活を追った映画だ。

 平山の日々はルーティンに次ぐルーティンである。

 早朝、老婆が外を掃く。その音で毎日決まったように起きる。布団を片付けて、昨日読んでいた本を直す。歯を磨いて髭を整えて服を着替える。育てている草木に水をやって、玄関先で鍵とガラケーとカメラを手に取り、アパートを出る。アパートの外で缶コーヒーを買って、車の中で飲む。車で移動中はカセットテープで昔の洋楽を聞く。

 仕事場であるトイレにつくと、丁寧に掃除をする。何ヶ所も回って、各地で丁寧に掃除をする。

 昼ごはんはいつも神社の中のベンチで食べている。昼ごはんはコンビニで買ったサンドウィッチだ。

 たまに木から芽が出ているとそれを持って帰っている。

 平山は木漏れ日が好きで、それを写真で撮る。スマホでもガラケーでもなくフィルムカメラで。

 夕方には仕事を終えて帰宅する。

 帰ると、着替えて、自転車で銭湯に向かう。

 銭湯でお風呂に浸かり、のんびりした後、また自転車で浅草に向かい、浅草の地下街の飲み屋に入る。そこではいつものメニュー。レモンサワーとつまみ。

 しばらくそこで過ごして、家に帰る。

 家に帰ると、読書をする。

 眠たくなるまで本を読む。

 毎日夢を見る。

 

 

 

 休日は平日よりも少し遅くまで寝ている。といっても朝には起きている。

 仕事着や服の洗濯をしに、コインランドリーに行く。

 カメラ屋でフィルムの現像と、新しいフィルムを買う。

 家で撮った写真の選定をする。

 いい写真があれば残し、よくなければ破り捨てる。

 古本屋に行って、100円の文庫を買う。

 夕方になれば小料理屋に行き、歌の上手いママが作る料理を食べる。

 平日と休日。

 平山はこのルーティンで生きている。

 

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 映画は平山のルーティンとそのプロセスをひたすら見せていく。ルーティンとプロセスを見せていくという点では今年のデヴィッド・フィンチャーの『ザ・キラー』も想起させる。行動を繋いでいくだけでも、映画は成立するし、なんなら凄く"映画的"になる。

 この平山の日々を描いた映画のタイトルは『PERFECT DAYS』だ。

 完璧な日々。

 しかし世間でいう理想的な生活や成功した生活からは程遠い。

 むしろ平山の仕事は蔑まれてもいる。

 (その描写も散りばめられている)

 映像としては表現されていないが、酷い状態のトイレも勿論存在している。

 そんな仕事と、少しばかりの自分のための時間。

 それのどこが平山にとって完璧な日々なのだろうか。

 

 

 

 中盤、平山の妹が現れる。平山の妹は運転手付きの車に乗ってやってくる。

 どうやら平山も昔は上流階級の出だったことが示唆される。

 しかしそこから出てしまったこと。父親とはうまくいかなかったこと。

 そして妹にも「トイレ掃除」の仕事は理解されていないことがわかる。

 平山が何故、その家を出たのかわからない。

 もしかしたら、平山は若い時に精神を病んでしまったのかもしれない。

 その行き着く先として、あまり誰ともコミュニケーションを取らなくても仕事ができる場所として清掃業を選んだのかもしれない。

 それはわからない。

 あくまでもわたしの想像に過ぎない。

 ただ、妹が去った後、平山は少し泣いているように見える。

 平山の心のうちはわからない。

 


 思うに、平山にとってのこの確固たるルーティンは平山が生きやすく生きるための、最小限の防波堤なのではないだろうか。

 完璧に制御された生活を送ることで、平山の心は守られる。

 だからこそ、シフトが崩れてしまい、忙殺されて、その生活ができなかった時に、ちゃんと憤っていたのではないだろうか。

 勿論、あんな風に朝から晩まで働かされたら怒りたくもなるだろうけども、それ以上にあのシーンは平山の世界が壊れてしまったような感覚があった。

 平山の世界はそこにただあるのではなく、守り作られてきたものだ。

 

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 終盤に、ある男が出てくる。

 それは平山が休日行く小料理屋のママの元夫だ。

 平山はママとその元夫が抱擁しているのを見てしまい、思わず逃げ去ってしまう。

 夜の川沿いで、その男と平山は再会する。

 その男は「癌が転移し、もう長くなくて、元妻に会いたくなった」と言う。

そして「影って重なると濃くなるんでしょうか?そんなこともわからないまま死んでいくんだなあ」とも。

 平山はその男と影を重ねてみて「濃くなっていますよ」と言ったりする。「何もわからないまま死んでいくなんて、そんなことはないですよ」とも。

 死の匂いが急激に立ち込める。

 元夫は平山と同世代に見える。

 平山の世界だっていつまで続くかわからない。

 


 翌朝、いつものようにルーティンを重ね、家を出て、職場まで車を走らせている時、ニーナ・シモンの『feeling good』を聴きながら、平山は笑っているような泣いているような顔を浮かべる。

 


 It’s a new dawn,

 it’s a new day,

 it’s a new life for me
 And I’m feelin’ good

 


 それは新しい日、新しい人生を歌った歌だ。

 けども、それはいつまでも続くものじゃない。

 いつか終わる。意味もわからず、あっという間に終わってしまう人生。

 それでも、新しい日やってくる。

 生活は続く。

 今日は残りの人生の始めの1ページ。

 平山は今日も生きているのだろう。

 彼自身を守るためのルーティン、完璧な日々を続けて、生きているのだろう。

 

 

 

***

 


 カンヌ映画祭で主演男優賞を取った役所広司の素晴らしさは言わずもがな。

 セリフは全体通しても20行くらいしかないだろう。それ以外、全て所作で"平山"というキャラクターを見せていくのだから、凄まじいとしか言いようがない。

 朝起きて、布団を片付ける。その動きだけで、この人はこの人の世界があると思わせる。その説得力よ。

 元夫を演じる三浦友和も本当たまらない。今年は『ケイコ 目を澄ませて』も良かったですけども、今作の存在感、死を前にし人生を振り返る人の切なさを演じ切っていたように思える。

 役者の使い方もユニークで良かった。

 一言評を添えてくる古本屋の店主役の犬山イヌコも良かったし、毎回、平山が昼ごはんを食べる時に近くに座ってるOL役の長井短はセリフないけども存在感がとても良かったなと思う。

 

 

 

***

 


 これは単純に思い出したことだし、とても失礼な当時の認識があったことを前提置かなければいけない話なのだけども、radioheadが特集されているビッグイシューを買おうと、販売員の人に話しかけたら「レディオヘッド、いいですよね」と言われたことがあった。

 私は驚いてしまった。

 言いづらいのだけども、ビッグイシューの販売員をしている、いわゆるホームレスの人はレディオヘッドを知らないと、勝手に思い込んでしまっていた。

 本当失礼な話だ。

 そしてショックを受けた。私と同じようにレディオヘッドを知っている人もホームレスになってしまうことに。

 


 その後の、ビッグイシューのある号で、その販売員の人が自らの半生を振り返っていた。

 元々は外資系のIT会社で働いていたが、うつ病になり、解雇。その上、離婚もされ、あれよあれよのうちにホームレスになったとのことだった。

 その後、ビッグイシューの販売員を経て、社会復帰に向かっているという内容だった。

 

 

 

 平山さんを見ていて、ふと思い出したのは、あのビッグイシューの販売員のことだった。

 


 街にふと出会う人にも、その人の世界があって、誰もがその世界を大事に生きているのだと思う。

 ついつい、属性であったり職業であったり、置かれている状況、立場で、他人のことをなんとなくわかったようになりがちだけども、そんなことは全然ないのだと思う。

 ほとんどの人の世界を知らずに生きていくけども、今、ふと通り過ぎた人にも世界がもちろんある。

 それを知ることはない。

 けども、持っているのだ。誰しもが自分を守るための世界を。

 

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私の2023年のエンタメ全集 前半編

今年ももう終わりそうですね。2023年に私が見たり聞いたりしたエンタメを羅列していこうと思います。
例によってTwitterからの抜き出しになりますので、読みづらいと思いますが申し訳ありません。
とりあえず1月から6月までの私が見たり聞いたり読んだりしたエンタメです。


1月~6月

・フェイクドキュメンタリーQの『ノーフィクション』を見た。どういうことですか……。何か薄ぼんやりと怖いが続く回だった。最後の映像がなんなのか本当にわからない。あの布団と神棚…一体なんなんですか……
NO FICTION (English sub) - YouTube


・『結束バンド』のアルバムを聴いた。めっちゃ良かった。全体通していいんですけども「忘れてやらない」→「星座になれたら」→「フラッシュバッカー」→「転がる岩、君に朝が降る」の流れが本当好き。

大槻ケンヂ『人として軸がブレている』を読んだ。2008年ごろのエッセイ集。再結成直後の筋肉少女帯としての活動、さよなら絶望先生仕事、オカルトや格闘技等のサブカル、その他諸々が軽妙な文章で書かれる。面白くて一気に読んでしまった。シンプルに大槻ケンヂ文章うまいなあー。

・『100分deフェミニズム』を見た。物凄く面白かったです。フェミニズムは結局は男の問題なのだなあと改めて感じたり。男性の私は終始「じゃあ君はどうする?」と問われる番組でした。何かを変えるのは難しいです。でも「待ってるのでは遅いから」の言葉のように今、変わっていかなきゃいけないですね。

・紅白で聴いてからVaundy の"怪獣の花唄" をヘビロテしております。いい曲やね〜。

・ゴッドタンの『マジ歌選手権』を見ました。面白かったです。一番好きだったのはバカリズムの『秋桜(コスモス)』でした。角ちゃんのラップとそれに涙ぐむ飯塚もよかったし、フット後藤の相変わらず吐き気がするほどダサい歌も良かったし、劇団ひとりはめちゃくちゃで最高。

・『ここにタイトルを入力』を見ました。めちゃくちゃ面白かった。よくあるバラエティ番組っぽいのですが、片方は出演者がおかしくて、片方は状況がおかしい。もしもあのバラエティがこうだったら〜が見事に映像化されてる。奇妙な世界観が好きな人はぜひ。

・『世界で一番怖い答え』も見ました。長江俊和さんの作った問題がやっぱ一番怖かったです。次はホテルのサーモグラフィーの。映像トリック系の番組はやっぱ楽しいので続いてほしいなー。

・新年一発目のアルコ&ピース D.C.GARAGEを聴いた。新年お馴染みの双六企画『スゴロ13』。新幹線と思い込んだり、脳みそがこしあんになったり、高嶋政宏さんにはまらなかったり、保坂尚輝さんにはまったり、ゼッケンバウアーと呼ばれたり、楽しい回でした。

・0655の今年の干支ソング「勇者うさの大冒険」めっちゃ好き。おいでやす小田さんが途中で叫ぶ「カレーなんじゃがー!!」もめっちゃ好き。

・『芸人シンパイニュース』を見ました。めちゃくちゃ面白かったです。真空ジェシカに全ベットしているM-1密着や芸人のお金のニュースがとても面白かった。とろサーモン久保田さんが103歳までマンションのローンあるって話でめちゃくちゃ笑いました。

・『芸人シンパイニュース』のTVer限定動画「ランジャタイ ラストイヤーの過ごし方完全版」を見たのですが、喉が痛くなるくらい笑いました。ランジャタイ、長尺になればなるほど破壊力増していく。ダウンタウンのくだり、すごく好き……

マヂカルラブリーno寄席 を見た。褒め言葉ですけども本当酷いライブだった。ガヤに次ぐガヤ。「親孝行って何!?」を繰り返すランジャタイ。「差別ではないか!」からの中止騒動。ネタの合唱。そして永野の19分に及ぶ長尺ネタ。どこを切り取っても酷いライブでした。楽しかった〜。

・ダイヤモンドno寄席 を見ました。超カオス。年末年始のお笑いが全て詰まってた。最低限ちゃんぴおんずのネタを見ていないとついていけないというそんな高さのハードルある?でも超面白かったです。あー濃密濃厚超お笑いライブだった。楽しかったなあ。

・帰り道で聴きたくなったのでSADSの『TOKYO』聞かせていただきました。新年初SADS、新年初TOKYO。

・『UP TO YOU!サバイバルステージ第1部』を見た。鍵盤ハーモニカを足で弾きながら紙切りをする清川雄司、強めの偏見歌ネタの乱ニバル、吉本に買収された阪神のコントをしていたとくいち、100万人目の客が反社コントの釈迦虎、地球は宝物のもみちゃん☆ズ、格闘ゲームキャラ漫才のナナが特に好きでした

・駆け込みで先週のサンドリを聞いた。大食いバトル回。とにかくもう何もかもめちゃくちゃで最高だった。全員ほぼ標準的なスピードで食べるの笑ってしまった。最後のぐりんぴーす落合の実況良かったな。また大食い回やって欲しい。「俺たちの胃袋は、宇宙だ!!!!!」

・『必殺!恐竜神父』を見た!父母を車の爆発で失った神父は傷心を癒すために行った中国で謎の石と出会い、恐竜に変身できるようになっちゃったので、悪人とか忍者と戦うようになります。上映時間70分、ずっとボケ倒しまくりで「映画って自由なんだな…」と妙な元気をもらう怪作かつ快作でした。好きです

・『にぼしいわしの何卒何卒 Vol.8 シンクロニシティ編』を見た。めちゃくちゃ面白かったです。にぼしいわし、シンクロニシティがそれぞれ二本ネタをやり、フリートークでフリーを語らいコーナーで兼業芸人は誰かを考える。そんなライブでした。にぼしさんとよしおかさんが乾燥肌で話が弾むの良かった〜

・『アルコ&ピースのメガホン二郎』の"第一回デニーロアプローチ王"を見た。めちゃくちゃ面白かった。とりあえずこのアンケートでクスッときたら見る価値ありです。

・今週のアルコ&ピース D.C.GARAGEを聞いた。酒井ちゃんのオーストラリア家族旅行話、まさかが二週跨ぎで笑ってしまった。「Sorry curry only」とか「ニンテンドーの人じゃない」とかその辺りも笑いました。序盤には座王で真っ白になった平子さんの話も。

・昨日は全然ダメな日だったんだけども、何にもできないのでひたすらこたつで横になりながら金属バットのラジオを聴いていた。金属バットのご両人のラジオを聴くしかできない日があるのだ。

・またぼのぼのが毒キノコを食べて性格が変わる回を見ています。年に一度は見てる。

・麻雀全然わからないから、Mリーグの映像をあえて流すことで「なにか言っているけども、何を言っているかわからないし、音がずっと聞こえていて心地いい」って環境を作り出すことに成功しています。

・今日もジョジョの第一部を見ました。ディオが人間を辞めました。スピードワゴンが良キャラすぎる。スピードワゴンの理解力と言語化力が凄い。スピードワゴンみたいな人になりたい。

・今日のラヴィット!のオープニングでの南波アナ、スキーしながらB'z熱唱がすごくてめちゃくちゃ笑ってしまった。

・今日もジョジョの第一部を見ました。スピードワゴンがクールに去ったり、ツェペリ男爵が出てきてカエルにメメタァをやって波紋を教えてきたり、ジョジョが震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!していました。それにしてもスピードワゴン、めっちゃ良いやつすぎる。夜中に病院にやってきてジョジョを見舞おうとする理由が「あの人に今必要なのは人の優しさだ…」って、なんていい奴なんだ。スピードワゴン気がついたらどこにも着いてくるし。スピードワゴンとご飯食べたい。中華食べに行きたい。

・最近、switchで『スカイリム』をやってるんですけども、見つけた洞窟に入ってボコボコにされまくるってことと、何故かわかんないけども荷物がパンパンになるってのを繰り返してる。

・『チェンソーマン13巻』を読んだ。私はコミックス派なのでジャンプラの連載は読んでなかったのですが、なにこれうおー面白えー!!ずっと「すげーすげーすげー」とうわごとを言いながら読み続けました。藤本タツキ先生〜漫画上手いよ藤本タツキ先生〜〜〜

・Lillies and Remainsの"Across the Line"って曲かっこいいですね。

・突然、Lillies and Remainsのアルバムを聞いたりしてるけども、めっちゃかっこいい。"Broken Receiver"って曲もめっちゃかっこいい。

アルコ&ピースのメガホン二郎を見た。ホラー映画の演出で芸能人のお宅訪問をしたらどうなる?って回を白石晃士監督と見るってなにそれ豪華!と思っていたら後半は「何を見せられてるんだ…」っていい意味でなれるVTRで楽しかったです。

・唐突に『鮫肌男と桃尻女』のオープニングだけ見てしまった。『トークサバイバー』でもオープニングでもろにやってましたよね。

・『一流シェフのファミリーレストラン』の1話を見た。ほんわか邦題に反して、"調理場は戦場"を地でいくハイテンションな描写の数々に高揚感を感じた。アンソニー・ボーディンの名著『キッチン・コンフィデンシャル』の世界そのまま。元気が出る内容じゃないけど、なんか元気が出た。俺も「イエス!シェフ!」と言いながら行動すればてきぱきやれるかなと思って「イエス!シェフ!」と言いながら晩御飯を電子レンジに投入したりした。

スティーブン・キングの『死の舞踏』を160ページくらい読んで、弟がやってる『スプラトゥーン3』を見たりしてドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』の2話を見たりした。

・『夜行性の生き物3匹』くまちゃんで全部やる
クマのぬいぐるみでゆらゆら帝国の『夜行性の生き物3匹』をカバー(?)している動画を見つけてyoutubeを見ている!という気持ちになった。
『夜行性の生き物3匹』くまちゃんで全部やる - YouTube


・夜行性の生き物3匹 踊ってみた
人形にゆらゆら帝国の『夜行性の生き物3匹』を踊らせる動画、もう一つ見つけた。こちらはオリジナル通り、真ん中が一番踊りが上手いという絶妙な原作再現っぷり。こちらもyoutubeを見ている!って気分になった。

夜行性の生き物3匹 踊ってみた - YouTube


・カネコアヤノの"わたしたちへ"っていい曲ですね。

www.youtube.com


・パソコン音楽クラブの"COM_PLEX"めっちゃかっこいい。大音量で聴きたい。飛び跳ねたい

・最近、ちゃんと聞いてみてこんなイントロだったんだって思った曲はB'zの"さまよえる蒼い弾丸"でした。こんな中東感あるイントロやったんやね。

水曜日のダウンタウンの「名探偵津田」こと「ミステリードラマの中に閉じ込められたらめっちゃしんどい説」めちゃくちゃ面白かったです。

・世界最大の生き物『街』の生態に密着する…というフェイクドキュメンタリー『CITY LIVES』の第一話を見ました。めっちゃ良かったです。文字通り生き物としての「街」という設定が普通の風景をここまで変容させるのかという気持ちよさが全編続く!

・『一流シェフのファミリーレストラン』第3話を見た。隣で見ていた弟が「ずっとギスギスしてて嫌だわ…」と言っていた。私は結構見ていられる。というか、このドラマの雰囲気が結構気に入っている。

sketch showの"STELLA"とてもいい曲ですね。

空気階段の踊り場をリアタイしていたけども、もぐらのまさかの報告で声出なくなった。

空気階段の踊り場で流れた吉田拓郎の『人生を語らず』って曲凄くいいな。今はまだ人生を、人生を語らず。

・【人気企画】「ななまがり 100ボケ100ツッコミチャレンジ」無限自己紹介・ギャク・架空芸能人など、ななまがりのパラレルワールドに迷い込む!
めちゃくちゃ面白かったなー。
【人気企画】「ななまがり 100ボケ100ツッコミチャレンジ」無限自己紹介・ギャク・架空芸能人など、ななまがりのパラレルワールドに迷い込む! - YouTube

塚本晋也『電柱小僧の冒険』を見た。わー!めちゃくちゃ愛らしい映画だ!!背中に電柱が生えた少年がタイムスリップして吸血鬼新撰組と戦う話。とにかく変でアングラで、勢いと表現は凄くて、最後はなんかいいものを見たなーって気になった。叶岡伸さん演じるサリバ先生がめちゃキュート。
塚本晋也監督の『電柱小僧の冒険』めっちゃ面白かった。グ弐先生こと内田清輝監督の映像作品みたいだなーと思ったりした。グ弐先生は『電柱小僧の冒険』を見てらっしゃるのだろうか。
『電柱小僧の冒険』めっちゃ好きな映画かもしれない。セリフもめっちゃ良かったな。「ピース!」とか「ごめんなさいうぉら!!!」とか最後の坂本龍馬のセリフとか。塚本晋也監督がめっちゃテンション高く演じてるのも好きでした。また見たいな。

・『CITY LIVES』全3話見た。めちゃ面白かったです。世界最大の生き物『街』に密着するフェイクドキュメンタリーから緩やかにドラマへ移行し、最大と最小のラブストーリーを見せるクライマックスに凄くぐっときた。フェイクドキュメンタリー好きとしては第1話がやっぱ凄く好きだったんだけども、そこを捨てて、終わりに向かって進んでいく感じはいいなと思った。最後まで「生き物の街」がちゃんと中核に存在してる物語で、それだからこその見せ方があるドラマでとても好みでした。

・【第11回】YouTubeベストビデオ100 -2023年-
今年も凄いラインナップだった。見るたびに思うけどもyoutubeってこんな動画がまだまだあるんだ…って、見ていた世界はほんのひとかけらだけだったって、恐れにも似た感覚を味わうよ。
【第11回】YouTubeベストビデオ100 -2023年- - YouTube

・ぼちぼち『スカイリム』をやってるけども、広大なマップの隅から隅までダンジョンやクエストで埋め尽くされていて、その物量にとにかく圧倒されちゃう。同時に妙なチルっぽさもあって、冒険の高揚よりは散歩の落ち着きみたいなのがずっと続く。

・カネコアヤノの"タオルケットは穏やかな"とても良かったです。表題曲めっちゃ好き。

スティーヴン・キング『死の舞踏』を読んだ!ホラーとは何か、何故怖いものに人は近づくのか?映画・テレビ・ラジオ・小説、様々な作品を通してホラーそのものを論じていく一冊。分厚い本ですが、とにかくキング先生の語り口が面白く退屈せず、締めの章では思わずぐっときてしまった。
スティーヴン・キング『死の舞踏』読んで終わりな本ではなく、多分ことあるごとに振り返り、また読み返す気がする。それほどホラーそのものの奥深さ、もっといえば創作することの希望が詰まった本だった。前書きに軽くはあるけど、できればキング先生が現代ホラーを論じる『死の舞踏2』が読みたい。

・『RRR』を見ました。私は今、大英帝国を打ち倒したい気持ちにめっちゃなっています。思った以上に中島かずきだった。ラージャマウリ監督だったら『アテルイ』映画化できる。3時間を感じなかったは嘘になるんだけども、でも体感140分くらいだった。何が凄いって終わった後の観客の熱量が凄かったです。ほぼ満員だったんですけども、明るくなった場内のあちこちから「凄かった!」とか「面白かった!」とか「やばい!!」とか聞こえてくるの、こんなの初めて味わったかも。近いのはいいライブを見た後のそれでした。『RRR』めっちゃ面白かったです。我等友情永久不滅肩車でぼろぼろ泣いてしまいました。
『RRR』は中島かずき作品っぽいとも思ったし、めっちゃケレン味の強い『セデック・バレ』だとも思った。何よりも黒澤明が言うところの「ステーキの上に鰻の蒲焼きをのせ、カレーもぶち込んだような、もう勘弁、腹がいっぱいの映画」だと思いました。


・弟がやってた『スプラトゥーン3』のヒーローモードのエンディングまで見てたんだけども、想像を超える熱い展開にめっちゃ興奮してしまった。

・今週の髭男爵山田ルイ53世ルネッサンスラジオを聴いてたんだけども、抽選会が二連続で続いてめちゃくちゃ笑ってしまった。時計と鳥もつ煮が送られるラジオ…めっちゃいい…

・木澤佐登志『失われた未来を求めて』を読んだ。資本主義リアリズムで「未来」すら見えない現実はどのように始まったか?それでも「未来」を見出すことは可能なのか。LSD、思想、陰謀論能力主義、共同体。様々な分野を横断して「未来」を掴みもがこうとする一冊。
木澤佐登志『失われた未来を求めて』を読んで、人生とは…働くとは…障害とは…生きるとは…未来とは…という気持ちになりました。それでも未来はあると信じてえ。そうだよ!『未来は俺等の手の中』だよ!!

・噂になってた『相席食堂』の真空ジェシカのロケを見たけど、めちゃくちゃ面白かったし、最後のカットで「えええ!?」って声が出た。

・Lillies and RemainsのROMANTICISMってアルバムめっちゃよかった。一曲目の"BODY"からめっちゃかっこいい。

・「少年ジャンプ+」で「生贄ちゃん生還せよ」を読んだ。面白かったー。カルト村にパリピギャルが生贄として呼ばれたら…って話だけども、ギャグとシリアスのバランスがめっちゃ良かったなー!

・Age Factory ”ALICE feat.牛丸ありさ” めっちゃかっこいいな!!!!

youtu.be

・『フィジカル100』の第1話を見たけども、韓国在住の筋肉自慢たちが続々と集まるオープニングで最高だったし、それから始まるうんていぶら下がりが過酷すぎてめっちゃ見入ってしまった。

ドキュメンタリー映画エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』を見た。スペインの三つ星レストラン、エル・ブリ。前衛的な料理を提供するこの店の、新メニュー開発に密着。とにかく出てくる料理が独創的。オブラートに包んだ料理や液体窒素を使った料理が出てくる!!
エル・ブリの秘密』ラストでこういう料理を出しています…とメニューが出てくるんだけども、どれも「なにそれ!」と驚くものばかりで笑ってしまった。興味深く見るか、いけすかないと見るか分かれそう。私は半々でした。面白かったなー。

・『一流シェフのファミリーレストラン』の4話を見た。ドラマに出てくるちょっとトラブルの元になる抗不安剤が前に飲んでたやつだった。
『一流シェフのファミリーレストラン』の第4話まで見て、ちょっとだけ状況が変わったり、人間関係に変化があったり、過去を知れたりする、ドラマならではの物語運びみたいなものに触れた時の良さってあるよなって思ったりした。

・- (basement) - BASEMENT
今回の『フェイクドキュメンタリーQ』も最悪でとても良かったです。
BASEMENT (English sub) - YouTube

Netflix『シェフのテーブル』のアルベルト・アドリアの回を見た。"エル・ブリ"のクリエイティブ・ディレクターであり、フェラン・アドリアの弟。そう呼ばれることに重圧を感じながらも、新たな前衛料理に挑むような回だった。前日に見た『エル・ブリの秘密』からの流れで見てめっちゃ面白かった。

・ゾンビとブラピが走るだけ / webnokusoyaro
この曲、なんかめちゃくちゃ感動した。泣ける曲じゃないんだけど、毎週映画のDVD5枚借りてた頃を思い出した。
ゾンビとブラピが走るだけ / webnokusoyaro - YouTube

ドキュメンタリー映画川崎競輪』を見た。競輪場と立ち飲み酒屋に集うおじいさんを定点観測。それだけの映画なんだけども、ふとおかしみがあったり、悲しみがあったり、もっといえば濃厚な生活がそこにはある。とにかくいい味、いい顔なおじいさんが山ほど出てくる。
川崎競輪』映画側から説明が全然ない分、見る人によって色々と思うかも。私は老いるってやっぱ大変だなあ…嫌だなあ…と思いつつ、お酒が飲めない私は同時に立ち飲み屋に通って管を巻く生活になんだか憧れもしたのでした。なんか生活や人生そのものだったなあ…
ドキュメンタリー映画川崎競輪』で突然演歌を歌い始めたおじいさんのシーン、一体なんだったんだ……

・乗代雄介の『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』を読んでるけども、『女友達、』シリーズ最高すぎる。読んだら汚い関西弁喋りたなってきたわ。

Netflixで『豚バラ讃歌』エピソード1を見た。美味しそう〜って終始なり続けていました。これ見て「豚バラ食べたい」ってならない人まじ0人だと思う。韓国の豚バラを焼く器具の多さにびっくりした。他国の料理文化って面白いですね。あとメインで出てくる料理人がちょっと伊集院光に似ていた。

Netflix『豚バラ讃歌』エピソード2を見た。豚バラだけでなく、豚肉のあらゆる部位が韓国でどのように食べられてきたか、もしくはどのように食べていけばいいかを追求していく回。相変わらずどれも美味しそう。豚足の普及に当時のプロレス人気があった…とか韓国の歴史もそこに混ざり、とても面白い。

Netflix『牛肉讃歌』を見た。牛の焼き肉は特別な日の食べ物だったのだなー。第二話ではホルモンや牛骨を使ったスープなど、肉以外の副産物にも注目する。にしてもずっと美味しそうな画面が続く。今めちゃくちゃ焼肉が食べたいです。こんな時間に見るんじゃなかった!

・『一流シェフのファミリーレストラン』第5話を見た。朝からトラブル続きな日…!トイレが壊れ、停電して、秘密も明らかに。そんな日を乗り越える、というかこなしていく感じが、なんだか心地良い。一種のワーキングハイの感覚と終わった後の疲労感が共に描かれるドラマだなー。

・『一流シェフのファミリーレストラン』第6話を見た。取り残されていく人間の描写に胸がきゅーとなるので、リッチーに「あああ…」となってしまいました。にしても面白いな。劇中で「テンポをあげろ!」って言ってるけども、このドラマのテンポ感自体がとても気持ち良すぎる。

・『一流シェフのファミリーレストラン』第7話を見た!最高!!!20分1カット長回しで地獄のような厨房の有様が描かれる!今まで積み上げてきたもの、人間関係が崩れ去るスリリングな一幕!鬼忙しい時の最悪な感じがありありとあって、あのペーパーを吐き出す音だけが聞こえるエンドクレジットも最高!

・『一流シェフのファミリーレストラン』全8話を見た。めちゃくちゃ面白かったです!厨房は戦場!それを見せる第1話の勢いはそのままに、自殺した兄や共に働く同僚、そして傷ついた自分自身との関係を少しずつ見つめ直していく。誰もが不完全であるならば、少しでも良くしていくのは悪い事じゃない。

・『一流シェフのファミリーレストラン』キレまくりな演出、ここぞという時に流れる素敵な音楽、Fワードが飛び交うテンポのいい会話、美味しそうな料理、長回し、映画的な瞬間ともいえるラストカット。求めてるものが全てあるようなドラマだった。

・『ボイリング・ポイント/沸騰』を見た。90分1カット長回しで描かれる飲食店はまじ地獄映画……。多忙な仕事、安全配慮、衛生管理、嫌な客、セクハラ、ストレス、薬物…。飲食店のスタッフが体験する様々な嫌な状況がこれでもかと出てくる。幕切れも含めて、この業界辛すぎる…と心底思う映画でした。長回しによってずっと緊張感が続く上に、このクソみたいな仕事の時間がずっと続く感覚を味わえる。人によっちゃ嫌な職場フラッシュバック起こしそう。唯一の救いは出てくる料理が美味しそうなくらい。あとは救いなし。辛すぎる…。

・『一流シェフのファミリーレストラン』と『ボイリング・ポイント/沸騰』は共にレストランの話だし、多忙や依存症や長回しと共通する部分も多くあるのですが、それでもこんなに描き方に違いがあるのかと驚きました。陰と陽というか陰と陰なんだけども、ボイリング〜の方がめちゃくちゃ陰。

『ボイリング・ポイント/沸騰』とにかく90分長回しをよう撮ったなあ…とめちゃくちゃ思う。セリフに段取りが無限にあるし、料理は作らなきゃいけないし、色々と画面外の準備もあるだろうし、考えれば考えるほど気が遠くなりそう…。カメラの移動を考えるだけで疲れ果てそう。

・金属バットの社会の窓
金属バットの地上波ラジオめちゃ面白かったです。レギュラーなってほしいな。ご両人の声を聞いてると精神が何故か安定するのでぜひレギュラーなってほしい。

・眠れないので『一流シェフのファミリーレストラン』の第7話をもう一度見た。やっぱ圧倒的なエピソード。調理場が一瞬にしてカオスに陥るのをこれ以上にないテンションと長回しで描ききってる。凄すぎる。途中から流れるWilcoの"Spiders(Kidsmoke)もいい効果を出してる!!

・『アルコ&ピースのメガホン二郎』の映画『RRR』のナートゥダンス特集回めっちゃ面白かったです。特に山口コンボイによるナートゥダンス完全再現がめちゃくちゃ凄かったので必見。

・『一流シェフのファミリーレストラン』の第1話をまた見た。物語の途中から放り込まれて、怒号が飛び交う混沌に揉まれて、物語の途中でバッと終わる。やっぱ「うー!最高〜!!」ってなっちゃう。細かいカット割にテンポのいい会話、そして美味しそうな料理!最高だよ!最高!!

・『池袋ウエストゲートパーク』の第1話を見たけども、全てが才気走ってるドラマだ……。マコトを演じる長瀬智也のかっこよさ、どうかしてる…。この前のアルピーのラジオでも言ってたけども、まじで長瀬智也憧れがぶち上がるな。かっこよすぎる…
『一流シェフのファミリーレストラン』の怒号飛び交う会話がとても耳心地が良くて、日本の作品でそういうの見たいなって思ってたら『池袋ウエストゲートパーク』がそれでめっちゃ良かった。ブロークンで勢い任せな言葉遣いが私は好きなのかもしれない。

Netflixで『ストリート・グルメを求めて』の"インド・デリー"回を見て、その流れで『アグリー・デリシャス』S2の"カレーじゃない、インド料理だ"の回を見た。共にインド料理は多様なのに国外には「カレー」しか知られていないことの問題提起。

・アトロクのスティーブン・ソダーバーグ監督インタビュー、めちゃくちゃ面白かった〜。クールな人だと思ってたけども、理路整然としつつ、実は熱い心を持ってる人なんだ!と驚いたりしました。まず大事にするのはストーリーって聞けてぐっときた。

・『ふりかけ☆スペイシー』を第一章までやったのですが、これめちゃくちゃ好きだ……。

・『ふりかけ☆スペイシー』第二章をクリアしたけども、ほぼ1クリックごとにネタをぶち込んでいく高密度テキストめっちゃ最高やんか。

・カネコアヤノのライブに行ってきました。MC無し、轟音の演奏を魅せ続けるストイックライブでした。一曲目の「わたしたちへ」の響き渡るノイズで心持っていかれ「退屈な日々にさようならを」「タオルケットは穏やかな」のラスト二曲にじーんと感動。めちゃくちゃ良かったです。

・Aiobahnの"ここにいる(feat.Rionos)"って曲、かっこええなー。

・先日、弟がポケモンをやってたので見ていたら、エンドクレジットの音楽がエド・シーランでびっくりしちゃった。未だにポケモンの認識が赤と緑で止まってるから世界的ミュージシャンが出てくるなんて夢にも思わんかったのよ

Nine Inch Nailsが"THE PERFECT DRUG"をライブでやってる時のドラムに注目した動画。めちゃくちゃかっこいいー。
Nine Inch Nails - THE PERFECT DRUG LIVE - Ilan Rubin Drum Cam - YouTube

・『ふりかけ☆スペイシー』の第四章"宇宙テニス甲子園"凄かった。肝心の宇宙テニスが「これなの!?」と驚いたし負けた時のイベントもめちゃ凄かった。悠久の時がそこにはあった……

Netflixの『アイアンシェフ』第一話を見た。『料理の鉄人』のアメリカ版。面白かったー。とにかく凄いテンション。1時間でラム肉を使った料理五品なので忙しいこと。主宰のマーク・ダカスコスのテンションも超高い。高カロリー番組。楽しかった。

・佐藤究の『爆発物処理班の遭遇したスピン』の表題作を読んで、よくこんな話思いつくなあ〜と、ひえ〜となったりしていた。わかってないながらも状況にどんどん絡め取られていくのがとても気持ちよかったです。

・HIDARI (Pilot Film) - The Stop-Motion Samurai Film
ストップモーションアニメ『HIDARI』のパイロット版めちゃくちゃ凄かったです!木彫りの人形が動く!めちゃくちゃかっこいいアクションをする!ぜひとも長編映画版が見たい…!!

HIDARI (Pilot Film) - The Stop-Motion Samurai Film - YouTube

・以前はなかったmumの"Finally we are no one"がサブスクに入ってた。ので改めて聞いていたのですが"Green Green Grass of Tunnel"めっちゃ名曲!!!

・『ふりかけ☆スペイシー』めちゃくちゃ面白かったです!!ほぼ1クリックごとに何かしらボケやパロディが詰め込まれた高濃度っぷり、自由奔放な話の展開、個性豊かすぎるキャラクターの掛け合いの楽しさ、一々楽しいtips、全てが超好みすぎて、終わって超寂しい。またさぁたん達に会いたい!
『ふりかけ☆スペイシー』ゲーム・オブ・ザ・イヤーだ…。結構まじでゲーム・オブ・ザ・イヤーだ…。

村上春樹の文章が読みたいという気持ちになって『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を読み始めてしまった。読むのは子供の時以来。読みながら村上春樹の文章の温度感や読みやすさや感覚的に刺さる部分とか、めっちゃいいなあ…となっています。

・『マジック・マイク ラストダンス』を見た!マイク、ロンドンで舞台を作る!同時に人生最後かもしれない恋をする。圧倒的なダンスとエンパワメントに満ちたクライマックス30分は大興奮で「うわ〜お!」と何度も声をあげてしまいました。ユニユニユニコーン!!
マジック・マイク ラストダンス』クライマックスの魅せ方が凄く好きだった。「ほんまはお前を抱きしめたかったんや…!」って浪花節なKIMOCHIをえげつないダンスとカットバック編集で魅せるのがエモーショナル〜!!と心の1ドル札ばら撒きまくりでした。
マジック・マイク』シリーズは『1』の切なさも『XXL』の終わった花火をもう一度上げ直しにいくような熱さも好きだったけども『ラストダンス』の渋み感も良かったですね。そういう年齢なのかちょうどよく沁みたりしました。

・寝なきゃと思いつつ村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の続きを読んでいた。物語が進んでいないはずの丁寧な生活描写でぐいぐい読ませるの凄いな。

・TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』連動企画「ギターヒーローへの道」最終回
電車の中で見ていたのですが、案の定ぼろぼろ泣いています。0からここまで行くの本当凄い…

TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』連動企画「ギターヒーローへの道」最終回 - YouTube

・Age Factoryの『See you in my dream 』のライブめっちゃかっこいい。こんな眩しいピースをいつかしたい!!
【Age Factory LIVE 映像】 See you in my dream - YouTube

・唐突に木下百花さんめっちゃいいな!ってなっています。『アイドルに殺される』って曲のライブ、凄く楽しそうに歌ってたり、表現力めちゃ高だったり、魅力がすごいやんか!とわーきゃーしてます。
Momoka Kinoshita ”aidorunikorosareru”@Shibuya WWW/2020.12.27【OFFICIAL LIVE VIDEO】 - YouTube


・『ケイコ 目を澄ませて』を見た。耳の聞こえないボクサーの話。けども劇的なことはなく、音楽も流れず、日々が静かに描かれる。だけども気がつけば涙が止まらなくなっていた。言葉と手話。伝えると伝わる。鏡の前でのシャドーボクシング。日記と日々の断片。とても繊細で美しく、静かで熱い映画だった
『ケイコ 目を澄ませて』物凄く強い映画だった。受け取ったパンチの衝撃がまだ大きくて、どう感想にしたらいいかもわからない。
『ケイコ 目を澄ませて』三浦友和演じるジムの会長が本当良くてね…。インタビューで「(ケイコは)才能はないですね」って言うところの優しさだったり、シャドーボクシングのシーンだったり、なによりあの最後の廊下の光に向かって車椅子を力強く漕ぐ姿よ。
『ケイコ 目を澄ませて』岸井ゆきのじゃなかったら成り立ってないというか、全然違う感触の映画になってたんじゃないだろうか。それほど岸井ゆきのが圧倒的だった。細やかな表情と所作。そしてボクシングの動き。劇中、2度「声」が発せられる。その音よ。


・【因縁の相手⁉️】ティモンディ高岸vsあのちゃん【あのちゃんねる#1】
あのちゃんねる復活うれしい。
ティモンディ高岸との絡みやっぱいいな。あのちゃん、やっぱ身体能力高くて凄い
【因縁の相手⁉️】ティモンディ高岸vsあのちゃん【あのちゃんねる#1】 - YouTube

Netflix『名アシスト有吉』の第1話を見たけども『有吉の壁』や『有吉ベース』をNetflixでのびのびとやってるような番組で腹抱えて笑いました。

・地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』一巻を読んだ!強引な設定のラブコメなんだけども、疲れた中年の佐々木さんとちょいと乱暴な田山さんの掛け合いが良く、そして心をかき乱すので、ぐいぐい読んじゃう。田山さんが魅力的。というか佐々木さん鈍感すぎる!タバコが中心に据えられた漫画っていいね。

Netflix『名アシスト有吉』2話の"IKKOのDOKI DOKIクッキング"めちゃくちゃ面白かったです。ドキドキすることが沢山ありすぎる料理番組。熱湯、電流、CO2盛り沢山。渡部さんいじりも笑った。ラストがめちゃくちゃで最高でした。

Hair stylisticsの"Joy of the Sexy Nights"、十数分ノイズが続いた後に「なんか、こう、うれしいっすね、はい、なんかね、こう、うれしいっすね」って誰かの言葉が延々とサンプリングされててきしょい(いい意味で)

・リアルタイムでは通らなかった『レッツゴー!陰陽師』に16年の時を経て周央サンゴのカバーで知り、今になって毎日のように見ている。
youtu.be

mama!milkがサブスク解禁しているのにやっと気がついた。いつ解禁してたんだろう。でもこれまでのアルバムが聴けるのめちゃくちゃ嬉しい。"Waltz,Waltz"好きです。

・『ザ・ワイヤー』シーズン1を3話まで見たけどもひたすらに渋いな。地味と言ってもいいかもだけど…。

・『グロリア』(1980)を見た。ジョン・カサヴェテス監督。ひょんなことからギャングに追われる6歳の子供を連れて逃げる羽目になったグロリアさんの話。グロリア演じるジーナ・ローランズがめっちゃかっこいい。ニューヨーク中をタクシーや地下鉄であてもなく逃げ続けるのが当時の風景も相まって良かった。
『グロリア』ジョン・カサヴェテスの映画はこれが初めて。他のも見てみたい。テンポは今の映画に比べてゆったりなんだけども、台詞回しが良かったり、個々の人物の行動が「そりゃそうするよね〜」と説得力があったりしたなあ。多少強引だけども観客をほっこりさせるラストも好き。

・『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を見た!!
この映画、超大好き!!!
後半、ぼろぼろと泣いてしまいました。
人生のあらゆる可能性とそれでも一回しかない人生への大いなる讃歌でした。
私は大きいものと小さいものが並行かつ平等で混じり合いながら語られる物語が大好物なのですが『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』はまさにそうで、並行世界や宇宙の危機が家族(もしくは自ら)の危機として、そしてそれが国税局の中で語られるのが超たまんなかったです。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』目まぐるしい展開に、凄まじいアクションや視覚効果やあれこれパロディなんでもありな表現の果てに描かれるのが優しい物語って本当たまんないじゃないですか。たまんなかったんです。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』なんてことない石ころが転がるって映像で泣かせるんだから、そりゃアカデミー作品賞も監督賞も獲るわ!と思いました。

・【おうちでデュエット🎵】そびえたった塔 / 周塔サンゴ【 #ンゴ3D】
これめちゃくちゃ最高だな…
【おうちでデュエット🎵】そびえたった塔 / 周塔サンゴ【 #ンゴ3D】 - YouTube

・tha BOSS "SOMEDAY feat. SHINGO★西成"【OFFICIAL MV】
めちゃいいなあー
tha BOSS "SOMEDAY feat. SHINGO★西成"【OFFICIAL MV】 - YouTube

・『にじさんじのB級バラエティ(仮)』をいくつか見たけども、ありし日の『ブラックバラエティ』っぽさがずっとあって(もしくはそれしかない)ものすごく好みだなあ…

・『ニュースルーム』の第1話を観た。アーロン・ソーキン脚本。ひりつくくらい面白い。この先、ドラマがどうなろうと、この1話は最高だったと心から言えるくらい面白すぎる1話。全編に渡って台詞の応酬が凄い。同時に報道の志とは?と問題提起というか「報道、頑張っていこうや」という直球なメッセージ

・ピーナッツくん&ぽんぽこの"お気楽KING"めっちゃいいな!!!

PUNPEEの"タイムマシーンにのって/家族の風景"めっちゃいいマッシュアップ!タイムマシーンにのってが、ハナレグミの"家族の風景"がありし日の、そして戻れない幸せだった風景に聞こえてくるの、超たまんない!

The Chemical Brothers - No Reason (Neon Marching Band Video)
ケミカル・ブラザーズの新曲めっちゃかっこいい!MVも好き!!!
The Chemical Brothers - No Reason (Neon Marching Band Video) - YouTube

・アトロクの『分解特集』めちゃくちゃ良かったです。とりあえず100均に行って気になるものを買って分解がしたくなる特集でした。ギャル電さんの話、本当毎回「自分もやってみたい!」に溢れてて楽しい。

フリーゲーム『ファミレスを享受せよ』をプレイした。制作は月刊湿地帯。突如ファミレスに閉じ込められ、永遠とも思える時間を過ごすテキストアドベンチャー。凄く好みなゲームだった。ある種の退屈さがファミレスとSFを接続していく感じ。物語の鍵になるのがドリンクバーなのも凄くいい。音楽も素敵。
『ファミレスを享受せよ』一周目のエンディングが普通によかったのだけども、ちゃんとトゥルーエンディングもあった。そちらも、というか、こっちまでちゃんとクリアしてよかったなと思える終わり方だった。いいゲームだったな
『ファミレスを享受せよ』ファミレスが舞台だからちゃんと「間違い探し」があって笑ってしまった。難易度もサイゼリヤ級だった。正直、攻略をググってしまった。最後の問題、ぎょっとした。このゲーム唯一のホラー要素かもしれない。

FESN /overground broadcasting / FESN Headquarters part(ビリヤードパート)
スケートボードビデオの名作らしいんですけどもめちゃくちゃかっこいい!!!動画の後半からビリヤードに扮して次々と連続でトリックを決めていったり、全編に渡っての編集だったり、やばい!
FESN /overground broadcasting / FESN Headquarters part(ビリヤードパート) - YouTube

・アトロクの『スケートボードビデオ特集』を聞いた。2021年の放送回。めちゃくちゃ面白かったです!スケボーとビデオの関係性って?から最終的に街を読み解く遊びまでストリートカルチャーの魅力が詰まった回でした。いい映像を撮るために100回以上も滑るなんて!

・Diaspora skateboardsの"SYMBIOSIS" を見た。スケートボードビデオでめっちゃかっこいいシーンも多いんだけども、終盤スケボーと社会が対立し、それでもそれでも…!の果てに束の間の"共生"をする場面が一番グッときた。紛れもないドキュメンタリーだ…!
"SYMBIOSIS"やっぱ見ているとスケートボードは痛そうだな、怖そうだな、危険だな、って気持ちも湧くんだけども、それよりも「かっこいいな」がやっぱ前に出ちゃうし、そう思ってしまうことはちゃんと認めたいなと思いました。
Diaspora skateboards "SYMBIOSIS" - YouTube

・『シン・仮面ライダー』を見ました。終盤めちゃウェットになるのが気になりましたが、私は結構好きな映画でした。ケレン味たっぷりだし、スケールも大きいのか小さいのかわからないけども。でも面白かったなと思う。仮面ライダー2号、一文字隼人が超かっこよかった。今、見ないタイプの二枚目だった。
『シン・仮面ライダー』思ってた以上に映画の感触が庵野さんが2004年に撮った『キューティーハニー』だった。でも、あの映画に感じた試されてる感はだいぶ減って、シャープになった気はする。ある意味『キューティーハニー』の雪辱戦みたいな映画だなーとも思った。
『シン・仮面ライダー仮面ライダーってかっこいいんだなって思いました。デザインも佇まいも。
65歳の母と『シン・仮面ライダー』を見たのだけども、結構楽しんだようだった。帰り道何度も「結構面白かったよね」と言われた。

・『可愛くてごめん』を歌ってるのが早見沙織でびっくりした。あとちゃんと聞いていい曲やん!ってなったりしました。

・『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』あの殺し屋二人が帰ってきた!1以上のダラダラとした日常ときれきれのアクション!今回対するは殺し屋兄弟!こいつらがまた泣かせるんだ。ダチになれたかもしれねえ…なラストバトルが胸を打つ。そして世界一どうでもいいエンドクレジット後の映像もあるぞ!
『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』1のスペシャル感は正直ないけども、続編として見たかったものは全部入りでめちゃ満足です。全体的にわちゃわちゃしすぎだよ!とは思ったけども、でも嫌いになれない。というか好きだよ。そんでここまで来たなら3、もしくは連続ドラマ化を求めている私がいます。
『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』ラストバトルめっちゃ凄かった。お互いの手の読み合いとかたまんなかった。丞威さんの動きったら!!そんで1のラストバトル同様、戦闘で目が座る伊澤沙織さんが超かっこいいんだ!!
『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』髙石あかり演じるちさとが1以上にうざくて良かったです。将棋のくだりはめっちゃ笑ってしまった。髙石さん演技細かくて凄いなあ。1以上のアクションも見せてて凄かったです。

・『長ぐつをはいたネコと9つの命』を見た。面白かったー!1秒の隙間もなく何かしらがアクションやギャグやらが詰め込まれてる上に、CGアニメと手書きアニメとリミテッドアニメーションを行き来する表現、その上に普遍的な「限りある人生」を追求するテーマ性…よく出来まくり映画だった!
『長くつをはいたネコと9つの命』ストレート、ど直球に面白い。でも意外と映像表現やギャグはアバンギャルドすれすれだったな。ストーリーのまとめ力で、ストレートなものを見せてもらったと誤解しているのかもしれない。伏線の回収っぷりや"人生"とか大人になることとか、そういうのが真っ当…
長ぐつをはいたネコと9つの命』喋る猫!ってことで見に行ったけども、思った以上にちゃんとかっこいい喋る猫だった。というか喋る猫とか超えて、かっこいい奴のかっこいいアクション映画をちゃんと見させてもらった気持ちの方が上回るとは思わなかった。あと狼もね、たまんないです。

・数年前、医学部不正入試問題を当事者から歌った『sai no kawara』が話題になったcrystal-zから新曲『チーター』が突如として公開。順天堂大学医学部を裏口入学した噂のある元ラグビー選手をテーマにした曲っぽいです。ぜひぜひ。

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GRAPEVINE - 光について (J-WAVE/Hello World Official Studio Live)
突然、GRAPEVINEの"光について"にハマってしまい、数日この曲ばかり聴いている。
GRAPEVINE - 光について (J-WAVE/Hello World Official Studio Live) - YouTube

・放送当時はなんだこれ?となってた『熱海の捜査官』を今少し見返したら、むせ返るほどのツイン・ピークスオマージュをやってたのねとわかって面白い。というかツイン・ピークス時効警察(というか三木聡的に)で撮ってるドラマと思えば楽しめたのかーと10年以上越しにやっと楽しみ方がわかった気分。

・【シコっていたら即逮捕】シコり警察、出動。【オダウエダ】
オダウエダのシコり警察めっちゃ面白くて2回見てしまった。
【シコっていたら即逮捕】シコり警察、出動。【オダウエダ】 - YouTube

・『チェンソーマン 』14巻を読んだ。タツキ先生はつくづくめんどくさい妹(的なるもの)が好きなんだなあ……

・『マッドマックス 怒りのデスロード 口述記録集』を4割ほど読んで、やっと撮影初日に辿り着いたのですが、ここに来るまででもあまりに大変すぎて、よく撮影初日まで持って来れたな……って感慨深くなる。

・『ラストエンペラー』を見た。めちゃくちゃ面白かった……!!溥儀の人生をこれでもかと追体験しました。全シーン凄い。撮影も演技もロケもセットも美術も衣装も音楽も…何もかもがすごくて、そのすごさに良い意味で疲れ果ててしまうほど。圧倒的な作品だったな…
ラストエンペラー』家で見たけども、これ映画館で見てたら椅子から立てないくらいくらってたと思う。めちゃくちゃ余韻が凄まじいです。なんていうか最終的に「人生……ッ」てなる映画が私は好きなんだな。
ラストエンペラー』現役時代の紫禁城とラストの観光地になってる紫禁城の撮り方の違いだけでも「あっ!わっ!!」って心がちいかわ状態になるくらいくらってしまった。ラストの溥儀の表情が良すぎる。ジョン・ローン上手すぎる。


・長久允『蟹から生まれたピスコの恋』を見た。蟹から生まれた女の子…って不条理コントみたいな設定の物語で、ふふふって笑いながら見ていたら、最後にめっちゃエモーショナルな歌唱シーンに「うわー!!」となってしまった。17分の短編に様々なことが詰め込まれてる。それを大事に話し合いたい気持ち。


・webkusoさんの『ポエトリーリーディング入門』って曲、凄く良かった。めちゃ何度も笑ったけども、突如差し込まれるこれに胸を打たれてしまった。

・メダルをちまちま落とすゲーム / webnokusoyaro
webkusoさんの曲、本当いいな…。『メダルをちまちま落とすゲーム』も凄く良かった。「……3000枚」でめっちゃ笑った。
メダルをちまちま落とすゲーム / webnokusoyaro - YouTube


・なんとなく『SAW』の一作目のラストを見返してたんだけども、リー・ワネルの呆然とする顔演技が本当良すぎ。俺も信じられないようなことに直面したらこの表情をしたい。

村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を読んだ。凄く良かった。上手く言葉にできないんだけども、凄く良かった。

・山で自給自足の生活を送る浜田雅功さん。|惑星ソラリスのラストの、びしょびしょの実家でびしょびしょの父親と抱き合うびしょびしょの主人公
凄い。あとタグが「キャリアデザイン」なの悪意
note.com

Wilcoの"How To Fight Lonliness"寂しくて良い曲ですね。

村上春樹の『職業としての小説家』を再読した。めちゃ面白かった。村上春樹の文章が読みたい!って時期に入ってるので、するする読んでしまった。あとやっぱり小説を書きたければたくさん本を読まなきゃいけないみたいだ。

・玉ちゃんこと玉袋筋太郎さんが赤犬のロビンさんと難波〜西成で飲み歩いてる動画、なんか楽しくてついつい全三本見てしまった。
【大阪遠征呑み】豚足有名「かどや」で赤犬ロビンがいちいち面白い【玉袋筋太郎】 - YouTube

・先週の #むかいの喋り方 を聞いてた。ボウリングでメンタルトレーニングしていたけども、バラエティでめちゃ滑ったパンサー向井さんが「ボウリングはボウリング」って言っててめっちゃ笑った。

・『これ描いて死ね』の二巻、コミティア出店編が本当良かった。私自身の文学フリマに出店した日のこと思い出して、グスグス泣いてしまったし、このコマのこの気持ち、めっちゃわかると思った。もっと面白いものを書きたい…!!

・カイル・ブキャナン『マッドマックス怒りのデス・ロード口述記録集』を読んだ。読めば読むほどあの映画が完成したのが「奇跡的」だと思える、まさに"血と汗と鉄にまみれた完成までのデス・ロード"な一冊。凄まじいエピソードの数々は到底140文字に書ききれない。ファンは必読な一冊。超面白かった!

・今週の『空気階段の踊り場』を聴いてるけども、DJ KOOさんのラジオCMが最高すぎてめっちゃ笑っちゃった。トーキオ〜!!!! 

・フェイクドキュメンタリーQの最新作『マインドシーカー』怖いというよりは、絶妙に気持ち悪いが続く回だったな。にしても当時の映像と言われても信じてしまうほど、毎回映像のクオリティが高い…。
MINDSEEKER (English sub) - YouTube

・『闇動画17』の"魔窟2 分離"を見た。小窓から足だけが見えてる…って霊障からの展開の仕方がとても良かったです。ついに出てくる霊障のビジュアルのインパクト強い。怖いことがあった時はちゃんと怖いことがあったと言った方がいいっていうエピソードでしたね。

白石晃士『ほんとにあった!呪いのビデオThe Movie2』を見た。面白かった。最初30分は緩い感じなんだけども、徐々に繋がっていく中盤といよいよな終盤は食い入るように見てしまった。構成や伏線とその回収がめちゃいい。後の『ノロイ』に繋がる作品。そんでダウナー系少女な明日実さんがとてもいい
『ほんとにあった!呪いのビデオThe MOVIE2』笑ってしまったのは街頭インタビューのくだり。いい伏線かつスタッフが呪いを無関係な人に撒き散らしていて酷くていい。あと呪いの真相も中々「うわぁ……」と思えるものでいい。

・『Milk inside a bag of milk inside a bag of milk』をプレイした。少女が牛乳を買いに行くだけのビジュアルノベルゲーム。ただ少女には精神疾患があって…。凄まじい緊張感やゾッとする演出の果てに、精神の病を抱えて生きることを浴びるように体感するゲーム。 https://

・続編の『Milk outside a bag of milk outside a bag of milk』は牛乳を買った少女が眠りにつくまでのゲーム。アニメが入ったりビジュアルが強化されている分、よりじっとりと生き地獄的な生活が炙り出される。悪夢の描写が本当に恐ろしく、ゲームで初めて「画面を見たくない」と心から思った。

・めちゃくちゃ面白かったです。前半の山本善々の漫画的な物語と雰囲気もめっちゃ良い上に、殺人巨大ザリガニで一転するドライブ感に興奮。それでいて、疲れた二人の大人が"自分自身"を取り戻す話でもあって…。何より全編読ませる文章!悔しいくらいに超良いです!!
kakuyomu.jp


・『文化系のためのヒップホップ入門』を再読中なんだけども、紹介されていたウータン・クランの曲を聴いてたら空耳アワーの「嘘!?釈放!?」の曲で嬉しくなった。
『文化系のためのヒップホップ入門』は出版された頃に一度読んだけども、Applemusic等がある、今読むと、より出てくる曲にアクセスできていいですね。当時もyoutubeでアクセスしながら読んでたと思うけども、より便利な時代になっていってるなと思う

・RIDEの"Grasshopper"がめっちゃ好きなんだけども、最初と最後にちょっとだけめちゃくちゃかっこいい瞬間があって、間はとてもしっかりとしたぼんやりってのがなんか凄く好きなのよ

・『ほんとにあった!呪いのビデオ』を見てるけども「滝修行で出会った投稿者」
とか「懇意にしてる霊能者」とか、どんどんパワーワードが出てきて素晴らしい。

・『ほんとにあった!呪いのビデオ55』を見た!それぞれ関係ないと思われていた心霊映像が実は……な回。面白かったー。終盤には浅草駅での追跡劇もあるし、最後には"強い霊障"をもたらす可能性のある映像付き。めちゃ満足でした。単独映像だと「飛ぶカメラ」が超芸術点高かったです。

西島大介『All About マンガっち』を読んだ。西島先生のオルターエゴなマンガっちがあちこち行ったり、喋り散らかしたりしてるマンガ集。西島先生に初めて興味を持ったのはクイックジャパンマンガっちからだった。というわけで懐かしい気持ちかつ、きれきれな内容にやっぱ楽しいとなったのでした

渡辺あや監督脚本の短編映画『懲戒免職』を見た。ダメな教師をオダギリジョー、主人公を柳英里紗、同級生には吉高由里子。ダメで最低でキモい教師に関する話なんだけども、振り返るような構成とそれでも惹かれてしまう切なさに、はわわ…となる作品でした。エンディング曲がANAのWESTでしんみり。

X JAPANのアルバム『DAHLIA』を聞いて、めっちゃかっこいいやん!ってなったりしてました。特に『DRAIN』がやばい。HIDEが作った曲なんだ。いい意味でX JAPANに持ってたイメージと全然違う曲でびっくりした。かっこいいー。

・『文化系のためのヒップホップ入門』を再読した。とても面白かったです。今だと読みながら、出てくる曲をその都度Applemusic等で参照できるので余計に理解が進んだ気がする。ヒップホップ=日本のお笑い論がやっぱ腑に落ちる。

・北村みなみ『グッバイ・ハロー・ワールド』を読んだ。人類滅亡後の世界、ロックダウンが続いた世界、尊厳死、汚染物質の除染作業…どの短編もハードSFな設定なのに、読後感はとても爽やか。あるかもしれない未来に想いを馳せる素晴らしい短編漫画集でした。おすすめです。

とよ田みのるFLIP-FLAP』を読んだ。ピンボールに熱を上げる人々のマンガ。ピンボールの描写がとにかく凄い!こんな奥深いものだったんだ!とわくわくしてしまった。案の定だけども、ピンボールがやりたくなったよ!

荒木飛呂彦岸辺露伴は動かない』一巻を読んだ。荒木先生、サスペンスを描くのめちゃ上手すぎる。毎回、よくもこんな最悪な状況を思いつくし、追い詰める話を書けるもんだと思う。にしても岸辺露伴ってなんでこんなに魅力的なんだろう。そして岸辺露伴をどうしてこんなに魅力的に書けるんだろう。

・パソコン音楽クラブ − Day After Day feat. Mei Takahashi(LAUSBUB)
パソコン音楽クラブの新曲めっちゃいいな!!!
youtu.be


PUNPEE & BIM - Night Rider
これめっちゃ良かった。去年の夏に出てたEPの曲だったんだ。聞かなきゃだー。
PUNPEE & BIM - Night Rider - YouTube

・『BEE AND PUPPYCAT Vol.3』を読んだ。ビーとパピーキャットのマンガシリーズ第三弾。相変わらず部屋は汚いし、変なバイトはするし、ビーは探し物してるしパピーキャットは風邪をひいてるし。この巻も面白かったです。これで出ているマンガ版は全部読んでしまい、いよいよビーパピロスに……

・『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を見た!マリオの映画を見にきたつもりだったけども、ここまでマリオしてるとは思わなかった。むせかえるほどマリオ。マリオカートのドリフトしたら速くなるってネタを入れてくるレベルでマリオだった。すっごい楽しかった!!
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』はゲームオーバーになっても、コンティニューするゲームの感覚が、心を熱くさせる展開として落とし込まれていたのが凄く良かったし、だからマリオはスーパーマリオなのか!って思えたりしました。

・今日はPUNPEE & BIMのEP『焦年時代』をよく聞いていました。めっちゃ良い。特に2、3、4曲目が好き。97年のZEEBRAさんをフィーチャリングした3曲目もめっちゃ好きだけど、4曲目のNight Riderが本当好き!

荒木飛呂彦岸辺露伴は動かない』二巻を読んだ。うおー!おもしれー!!極上の短編集。どの回もある種過剰で読んでて気持ちいいくらい面白いんだけども、やっぱ『ザ・ラン』が最高でした。ランニングマシン上だけでここまでサスペンス盛り上げるんだから、どうかしてる。凄い。

・『オオカミ狩り』を見た。護送タンカーで囚人と警察官が殺し合い!なんだけども実は不穏な積荷があり…。え!そんな話だったの!?が中盤以降連発しまくり。人がとにかく死に、血を噴き出しまくり。過剰って言葉はとっくの昔に置いてきたってスタンスが素晴らしいハイパーバイオレンス映画でした。

・Yukopi - 強風オールバック (feat.歌愛ユキ)
弟が教えてくれたんだけども、この曲めっちゃいいな!音の外れたリコーダーがめっちゃ気持ちいい〜!
Yukopi - 強風オールバック (feat.歌愛ユキ) - YouTube

・『有吉クイズ』の有吉さんひとりキャンプ初チャレンジ回めっちゃ面白かったな。強い火力に、雑すぎる飯ごう、それに寒ブリ3枚下ろしで笑ってしまった。

・『アメトーーク』の"スナックバイト芸人"をなんとなく見たけども面白かった。スナック憧れってありますね。お酒強くないので飲み屋あんまり行かないので、飲み屋の話は知らない世界だから本当に興味深く聞いてしまう。

・1時間くらい寝たらばちーん!って起きてしまいそっから全然眠れなくて、じたばたもせず、青山吉能さんのラジオをひたすら聴いてる。青山吉能さん面白い。

・『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キンクダム』のオープニングめちゃくちゃ良すぎてボロボロ泣き32歳男性になってしまった。

山下達郎「SPARKLE」の新しいMVがすごく好きで繰り返し見てるんだけども、これ別に音源も再録ってわけじゃなくて40年前のままでこのフレッシュさ本当凄いなー。
山下達郎「SPARKLE」Music Video (2023) - YouTube

・LAUSBUSの新曲"80+1 Hardy Ones"めちゃくちゃかっけえー!!!

・弟に勧められて『Adoのオールナイトニッポン』を聞いたけども面白かった。2時間聞いていられる。Adoさんの卑屈なんだけど、テンポがよく、テンション高めな喋りはオールナイトニッポンの第一部だなーと思ったりしました。

寝ても覚めてもゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』ばかり考えてるから、外を歩いてても、リンクだったらこの壁登れるのになとか、この場所にコログいそうだなとか、そんなことばかり考えてしまう。

Corneliusの新曲"火花"めっちゃいいな!!!

・小学生の頃、段ボールをめちゃくっつけて、ビー玉の迷路を作ったことがあって、凄く楽しかった思い出があるんだけども『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』でクラフトしてる時の楽しさはその時の楽しさに近い。上手く作らなくていい。くっつけてるだけで楽しい。

・『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』ですが、10時間くらいかかって、やっと目当ての地上絵を見つけることができた。めちゃ嬉しかった。攻略サイト見なくてよかった……

・Lillies and Remainsの新曲"Neon Lights"めっちゃいいな!!

・『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』を3話まで見た。全然作風は違うんだけども『アベノ橋魔法商店街』の頃のガイナックス作品を思い出したりした。リアリティラインが低くて、物凄いネタ量を半端ない勢いで進んでいく感じ。それがなんだか妙に懐かしいなあとか思ったりしました

・black midiの"Sugar/Tzu"って曲、めっちゃかっこいいな!!!

クエイ兄弟の『ストリート・オブ・クロコダイル』をまた見たりしたのですが『トイ・ストーリー』の1に出てきた改造された奇妙なおもちゃ達ってこの作品の影響を受けてたりするのかなと思ったりしました。
クエイ兄弟の『ストリート・オブ・クロコダイル』、何度見ても「わかんねえ…」ってなるんだけども、とりあえず汚しが完璧な映像を見ているだけで満足するのでした。芸術的に汚い映像!

・祟山祟『恐怖の口が目女』を読みました。わー!凄え!!超面白い!!いわゆる「口裂け女」的な導入から、想像もできないとんでもないところまで行っちゃうのがめちゃくちゃ堪らなかったです。震えるくらい良かった。めっちゃ大好き!!!!
祟山祟の『恐怖の口が目女』めっちゃ良かったなあ。映画化してほしいくらい良かった。でも漫画にしか出せないグルーヴが充満してたと思う。こういう作品が書けたらな…!って心から思ったほど凄く好きだった。良かったなー。

・『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』の二巻を読んだりした。禁煙中に読むもんじゃないよ!タバコめっちゃ吸いたいよ!あと本当にスーパーの裏でヤニ吸ってるふたりを描いてるだけで延々と進むの凄いし読めちゃうのも凄い。

・「Gペンマジック のぞみとかなえ」
祟山祟先生の『Gペンマジック のぞみとかなえ』一気に読んじゃった。溢れんばかりのパッションと最終回が最高でした。

・田我流 - センチメンタル・ジャーニー
ずっと好きだった曲にMVが出来たのだけども、そのMVもとても素敵で嬉しかった。
youtu.be

・テレビ千鳥の広瀬すずゲスト回、めちゃくちゃ面白かった…

・『本日はダイアンなり!シーズン2』の上本町回良かったです。繊細な人が働くカフェで絶妙に理解が足りないダイアン津田がとても良かったなあ。津田はそんな感じでいいと思う。

・今朝、『ロボットパルタ』の「テクテクひとりたび」が放送されていた。時代劇かつ舞台劇的に見せていく演出がめちゃ見事。細かくネタが散りばめられてるし、いつものドタバタもあるし、5分とは思えない濃密さだった。パルタ可愛かったなー。

・『SIX HACK』を1話〜3話、そして『SIX HACK検証』まで見ました。地上波でこんなの流して大丈夫なの?が大丈夫じゃなかったというところまで作り込むのは凄まじいなと思いました。検証番組にあるあの妙な不気味さに着目したのもいいなと思う。

・『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を見ました。どうかしてるくらい面白かった!超メジャーだけどアヴァンギャルドな表現がてんこ盛り。物語面白えー!と絵が面白えー!がずっと続くので、その情報量に圧倒されて今はむしろ何が起きたか覚えてないくらい。なのでまた見たい!
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を見たので、今めっちゃエア・ジョーダン欲しいです。エア・ジョーダン履いて、ヒップホップ聞いて、軽口叩きながら、人生の危機に立ち向かいたくない?????

・『タイラー・レイク-命の奪還-2』を見た。序盤20〜30分ほど続く1カットアクションシーンがめちゃくちゃ凄い。どうやったらこんなの撮れるの!って超興奮。とはいえ、ここを超えるシーンがそれ以降無いというか、段々地味になっていくのは寂しく感じたりしました。というか3、めっちゃありそう〜
『タイラー・レイク2』とはいえ普通に面白かったな〜な気持ち。とりあえずあの序盤のワンカットアクションシーンは度々見返すと思う。序盤が凄すぎて終盤地味になってしまうアクション映画のこと、どうも嫌いになれない。

青山吉能さんが出るということで『踊る!さんま御殿』を見たのだけども、青山さんの活躍もさることながら、さんまちゃんの暴れっぷりに凄いな!となってしまった。どんなトークも最終的に笑いに持っていく手腕、お笑い怪獣すぎる。さんまちゃん凄い。大怪獣だ。

・『aftersun/アフターサン』を見ました。何度か涙が滲んでたけども、あのダンスシーンとラストシーンにやられてしまって、エンドクレジット中、ぼろぼろと泣いていました。私はとても好きです。
『aftersun/アフターサン』鬱映画という言葉がありますが、この映画は"鬱についての映画"だと思いました。太極拳も陽の光もプールも休暇も子供から見れば楽しい夏休み、でも彼の中では必死にサバイブしようと足掻いていたことで、でも、でも。
『aftersun/アフターサン』優しさとか好意とか、それを貰っても返せてないって思ってしまうんだよね。そのうまく打ち返せない自分に対して苦しくなってしまうんだよね。あの誕生日の歌の表情に、なんかすごく、そうだよなあって思ってしまったな
『aftersun/アフターサン』私も11歳の頃は、こんな32歳になってるなんて思わなかったからさ。すごく刺さってしまったよ。
『aftersun/アフターサン』あまりに刺さり過ぎて、映画館のベンチにへたり込んでいます。そろそろ帰らなきゃと思ってるけども、動いたら泣いちゃいそうで。
『aftersun/アフターサン』レジャーよりも絨毯が落ち着くって凄くわかる…ってなったなあ……

・『ほんとにあった!呪いのビデオ BEST10』を友人とウォッチパーティで見た。「怖いー」とか言ったり「なんかタバコずっと吸ってるな」とか気になってることを書いたりとめっちゃウォッチパーティ向きだった。ずっと気になってた『疾走!』をやっと見ることができて嬉しかったです。

沙村広明波よ聞いてくれ』の8巻を読んだ。買ってからなんとなく3年近く放置していた。読んだらちゃんと面白かったからやっぱ読まなきゃですね。セリフがやっぱ最高すぎる。読んでるんだけども「延々と聴いてられる会話」って感じで好き。

・『HASAMI groupの歴史』めっちゃいいドキュメンタリーだった。音楽を選ばなかった者が初期衝動のまま音楽を始め、作品を作り、ライブをし、一時はスランプになり、またちょっとだけ進み、その軌跡を振り返る。少しうるっとしてしまった。
『HASAMI groupの歴史』で胸が痛くなったのは、社会人になって気がつけば2年もアルバムを出さなくなり、メンバーとも音信不通になりってところだけども、けども…!ってなっていくのがとてもいいなって思った。ちょっとしたきっかけで良くなっていくこともあるよなーと見てて嬉しくなった。
HASAMI groupの歴史 - YouTube

・『リバー、流れないでよ』を見ました。2分、また同じ2分、またまた同じ2分!!とひたすら2分間がループしまくる!京都貴船の旅館の従業員と客、周囲の人々はこの原因不明のタイムループから抜け出せるのか!楽しくてちょっと切なくて面白い、誰にでも勧められる快作でした。好き!!!
『リバー、流れないでよ』とにかくループしまくる中で、ちょっとずつ映画のジャンルも変わったりしていくのも楽しかった。というかこんな切ない感じになるんだ!と思ったり。なのでただタイムループのギミックを使っただけじゃない、心に沁みる部分もある映画になっていました。
『リバー、流れないでよ』それにしても酒井さんが全てを理解した瞬間ってなんでこんなに楽しいんでしょうね。『ドロステのはてで僕ら』もそうだったけども、酒井さんがいないと解決してないんだよな。
『リバー、流れないでよ』終始少し不思議な方のSFで楽しい映画だけども、冷静に考えるとめっちゃ怖いことも起きてるを描いてるのも上田誠作品って感じで良かったなー。終盤の飛躍も興奮した!"あれ"を作ってちゃんと見せてるの本当素晴らしいと思う!!

・ぽんぽこちゃんねるの平成レトロ回、2000年代が10代だったY2Kおじさんは過呼吸起こしそうなほど懐かしいでいっぱいでやばかった。ペンが出てきた瞬間、あった!!あった!!!となってしまった。

・しゃぶしゃぶいっぱい食べてみた【アルオダ】【オダウエダ】
オダウエダがアル中カラカラリスペクトの動画作ってるの凄く良かった。オダさんの「減らん!減らん!!減らん!!!」で笑ってしまった。
しゃぶしゃぶいっぱい食べてみた【アルオダ】【オダウエダ】 - YouTube


・『波よ聞いてくれ』10巻を読んだ。あれよあれよと大変な事態になってて、どういう漫画?どういう物語展開?ってなるけども、このドライブ感が『波よ聞いてくれ』を聞いてるって感覚になる。ラジオっていいねまじでってなるシーンと、半端ねえ殺気のシーンで笑った。

・『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を見ました。ラストのセリフに「うわー!」となった。"男らしさ"や"普通"や"当たり前"ってことに傷つくやさしい人たちの話だし、そこまでやさしくはなれない人の話でもある。私はそこまでやさしくなれない、けどもぬいぐるみサークルが必要なあの子に感情移入した
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』白城さんのことをどうしても考えちゃうというか、別のサークルにも所属してるし社会が辛いって諦めてもいるし、けどもぬいぐるみサークルにもいて、抜けることはない。劇中、白城さんも傷つくけどぬいぐるみに喋らない。白城さんの"辛い"はどこにいくんだろう?
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を見ながら登場人物のやさしさに、私はそんなにやさしくないから…と思ってしまった。みんな凄い優しい。本当やさしい。みんなめちゃ傷ついてる。温かいものとか飲んでほしい。豚汁とか。身体を温めて欲しい。
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の舞台、私が大学の5年間(5年間?なんでだろうね)をほぼ過ごした場所だったからエモくなっちゃうかなと思ってたけども、登場人物がやさしすざて、私の学生時代そんな優しいこと言ってなかったな…と逆に落ち込んだりしてしまいました。
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』で一番好きなシーン、ぬいぐるみを作るところかもしれない。口をどうするかな、ってところで「あー!そっちもかわいいー!」ってなってた。なのでポケットになってた時は凄く寂しかったです。
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』着ぐるみを洗うシーンも好きだったな。ぬいぐるみを洗う人はやさしいって言ってもいいような映画だった。
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』10年前というか、自分が大学生の頃に見ていたら「自分の映画だ…」となってたと思う。ならなかったのは、成長なのか、それとも諦念なのか、わからないけども、映画に出てくるみんなのやさしさがちょっと眩しく見えたのは事実。

・先週の『水曜日のダウンタウン』を駆け込みで見たけども、「昭和はむちゃくちゃだった系の映像、全部ウソでもZ世代は気が付かない説」めちゃくちゃ面白かったです。みんな言ってるけども伊集院光さんの嘘をそれっぽく話す技術が凄すぎる。超かっこよかった。

・『Internet Overdose』の"躁鬱だけど任せとけ!"って歌詞、めっちゃ刺さってる。私も言いたい。躁鬱だけど任せとけ!

・AA=の"AD SONG"めっちゃいいな。

全体的に疲れてるってハナシ。

 今日は就労移行に行く日だったのだけども、起きた瞬間に「うわーしんどいーぐわー」となってしまい、またもや布団から出ることができず、出ることができた頃には遅刻が確定していて、結果として1時間20分ほど遅刻してしまったのだった。

 ここのところまたもや調子が悪い。

 全体的に絶不調で、こんな時パワプロの一つでもやっていたら絶不調と絡めた例えができるんだろうけども、パワプロやったことなくて、何の例えも思いつかない。

 いや、ゲームボーイカラーパワプロポケット1はやったことがある。

 せっかく頑張っていたのにバッドエンドになって「なんだこのゲーム」って子供ながらに思った記憶がある。

 とにかく絶不調。絶不調である。

 でも絶不調と言いながらも、今日も1時間くらい散歩をした。

 アルコ&ピースD.C.GARAGEを聞きながら、にやにやしながら歩いていた。

 絶不調だからこそ、なんとか自分の機嫌を取りたいという思いがあり、不調な時ほど自分を喜ばせたいと思ってしまう。

 とはいえ、それが1時間歩きながら、ラジオを聞くことなのかはわからないけども。私はしばしば間違った選択をしているような気持ちになる。

 にしてもアルコ&ピースのラジオはまだまだ面白くなってる。凄い。ここ最近もめっちゃ面白い。

 

 

 

 そんなこんなで家に帰って、疲れ果てて何にもできねえ~となり、またもや寝転んでいた。

 アフター6ジャンクション2の放課後ポッドキャスト#11を流しながら、宇多丸さん達の話を聞きながら、ぼんやり目をつむっている内にちょっと寝てしまったのだけども、放課後ポッドキャストは2時間半以上あるので、寝て起きたとて、まだ宇多丸さん達は喋っていた。

 それが妙に心地よかったし安心感があった。

 寝る前も寝ている間も誰かが喋っているって状況はなんかいいなと思う。

 誰かの声を聞きながらじゃないと眠れないので、よくラジオを流しながら寝ている。

 最近一番聞いているのは金属バットのポッドキャスト「金属バットの社会の窓」で、本当にちょうどいい。内容は下ネタが多めなんだけども、金属バットの二人の会話は全然気が張って無くていい。本当好き。

 一時期、ゲーセンミカドが配信していたシューティングゲームの動画を流しながらじゃなければ寝れなかった。

「そのことに比べたらなんかましな気がする、お笑いがある分」と弟に言われた。

 ミカドの配信は、それはそれで良かったのよとも言いたかったけども、人から見ればちょっと良くなっているように見えるのだろう。

 なんにせよちょっとずつましになっていたらいいな。

 

 


 絶不調である。とはいえ、今の絶不調は就労移行に通い始めたことで生まれた不調だから、まだいいのかもしれない。

 一生寝込んでいるわけにはいかなくて、ちゃんと働きたいとも思うから、就労移行通い始めているけども、まだ心と体はついて行けていない。

 ついて行くには大変で、そのためにできていないことも沢山あって、それに歯がゆさも感じているのだけども、でもやるしかないよなと思う。

 できていないことの一つには『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2の続きを見るってのがあって、基本的には30分ドラマなのに、1話だけ60分の回があって、それをいつ見たらいいのかってなっている。

 何かそういうドラマや映画を見る時間の作り方が絶望的に下手だ。

 もうさくっと見たらいいやと思うけども、さくっと見れない。

 あとゲームも全然できない。ゼルダ以降、一切してない。ゲームもしたいなって思うけども、全然やる気が起きない。

 腰の重たさが異常なことになっている。

 それは疲れとも連動している気がして、よくないなーと思う。よくない、よくないよー。 本当、就労移行に通うって世間的には全然まだまだ楽なことのはずなのに、めっちゃ疲れてしまってる。なんとかなりたい。本当なんとかなりたいです。

 それはそうと、文学フリマ京都8が来月14日にあります。

 短編小説ZINE『両目猫舌通信Vol.6』を作っているのですが、8割くらい固まったところで、なかなか最後の詰めができない。

 最近は何かをやるってことに対して、全般的に疲れてる気がする。

 この文章も疲れているなあと思いながら書いていた。

 そんな文章が面白いのかわからないけども、それでも書いたのは書かなきゃしんどくなりそうな気がしたので、今、疲れながらも必死に書いている。

 定期的に出力をしていないと、何か苦しいなと思う。

 だから疲れていても、出力だけはしたいなって願ってる。

 寝る前に金属バットのラジオを聞いてる33歳男性はそう願ってる。

 

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短編小説『ねこマジシャンのイリュージョンショー』

 ねこマジシャンのイリュージョンショー


 ねこのマジシャンがトランプのカードを切っている。
 しゃっしゃっしゃっしゃ。じゃらららららら。
 私はねこのマジシャンに指名されて、客席からステージにあげられた。
 白い手と肉球を巧みに使ってカードを切っていくそのねこのマジシャンを見ながら、私は何故かモグワイのことを思い出していた。
 モグワイ
スコットランドグラスゴー出身のポストロックバンド。
轟音が特徴のバンドで、私はモグワイが大好きで、通勤中に聞いたりしては泣きそうになってるんだけども、そのモグワイのことを何故か思い出していた。
 なんでだろう。
 しゃっしゃっしゃっしゃ。じゃららららら。って切られるカードの音を聞いてそう思ったのかな。
 いや、違うと思う。
 何がモグワイを思わせるのかわからないままねこのマジシャンは私に問いかける。
「一枚引いてくださいにゃ」
 私はねこのマジシャンに言われるまま、山から一枚のトランプを引く。
「そのカードを見たら、観客の皆様にも見せてあげてくださいにゃ」
 私は見る。ハートのキング。カードを観客にも見せると観客から「おお~」というわけのわからない歓声が少し聞こえる。
「では、そのカードに、このマジックペンであなたの名前をサインをしてくださいにゃ」
 私は自分の名前を書く。
 高村佐知子。ついでにニコニコ笑顔の絵も描いておく。ピース!
「ではカードを山札に戻してくださいにゃ」
 山札に戻すと、ねこのマジシャンはまたカードをしゃっしゃっしゃっしゃ、じゃらららららと切っていく。
 ねこのマジシャンがカードを切る手を止める。
「では、ここからがイリュージョンですにゃ。アシスタントカモン!」とねこのマジシャンが言うと、たぬきのアシスタントが出てきて、その手には赤色のポリタンク。
 たぬきのアシスタントはテーブルの上にあるトランプの山に、だばだばだばばしゃばしゃばしゃ~とポリタンクに入った茶色い液体をかけていく。
 私がえっえっ?と思っていると「お客さん!離れてくださいにゃ!」とねこのマジシャンにテーブルから離れるよう命令される。
 私は「あっ、はい……」とテーブルから離れる。ねこのマジシャンもテーブルから離れる。たぬきのアシスタントはポリタンクを逆さにして振っている。どうやらポリタンクの中身は空になったみたいだ。
 車にガソリンを入れている時にかぐような匂いがする。ってことはって思うけども、それだったらまずくない?。
「セカンドアシスタントカモン!」とねこのマジシャンが叫ぶと、遠くの客席から一人立ち上がる。それはバニーガールのアシスタントで、アーチェリーを構えている。その矢の先は火が燃えている。
 バニーガールは火の付いた矢を放つ。


 その瞬間、私はなんでさっきのトランプの時にモグワイのことを思っていたかを思い出す。
 私は高校生の頃、好きだった人がいて、その人がトランプを切りながらモグワイの話をしていたのだった。
 夕日が差し込む教室で、その人がトランプを切りながら「グラスゴー出身のポストロックバンドでさ~」って言ってて、その人から私は『Friend Of The Night』がいいよ~って聞かされる。
 私はその帰り道にTSUTAYAに寄って『Friend Of The Night』が入っている『Mr.Beast』ってアルバムを借りる。
 家に帰って、自分の部屋でそのアルバムを聞いてみるけども、今まで自分が聞いてきた音楽と違うからどういいかわからない。けども、好きな人が好きって言っているものをちゃんと知りたくて、私は『Mr.Beast』を、『Friend Of The Night』を聞き込む。
 ある日の帰り道、自転車を漕ぎながら、夕方に染まっていく世界の中で『Friend Of The Night』を聞いて、突然私はわかったような気持ちになる。
 そのことを好きだった人に伝えたいって思う。
 その日の晩に、メールを送る。『Friend Of The Night』いいねって。
「そうでしょ!いいでしょ!」ってメールが返ってくる。
 それが愛おしくて、私は思わず「好きです」ってメールを送ってしまう。
 そしたらしばらく返事は返ってこなくて、何度も携帯を見て、しばらくした後に「ありがとう。気持ちは嬉しいけども、俺付き合ってる人がいて」って返事が返ってきて、私はあ、死にたい。


 ってことを火の矢が放たれた瞬間思い出す。
 え、今のが走馬燈?って思ってる瞬間、矢がカードの山に突き刺さる。
 凄まじい火柱がカードの山から立ち上がる。
 私はあわわわわわ、と呆然としながら死の恐怖に包まれている。
 迫り来る熱波。耐えられないほどの熱。
 火が燃え移り、のたうち回るたぬきのアシスタント。
 もうだめかもしれない。
「えいにゃ!」と叫んで、ぽよんとねこのマジシャンが肉球を鳴らす。
 その瞬間、火柱は流れ星に変わっていく。
 火は全て流れ星に変わっていく。
 たぬきのアシスタントにまとわりついていた火も全て流れ星に変わっていく。
 でもたぬきのアシスタントはぴくりとも動かない。
 流れ星達は会場の天井を周回する。
 その流れ星達は天井の中心で、一つになっていき、ぱちんと固まって一つの星になり、私の服のポケットにしゅるるるるるっと流れ込んでくる。
「今、ポケットに星が流れ込みましたにゃ」
「はい……」
「ポケットを触ってみてくださいにゃ」
 ポケットを探るとそこにあるのは星じゃない、カードだ。
 取り出す。トランプだ。
「それはあなたが先ほど引いたカードですにゃ!」
「……あ、言いづらいんですけども、違います……」
「え」
「クローバーの3じゃないです。全然違います……」
「あ、にゃ。にゃー。にゃあ。にゃー。にゃにゃにゃ。にゃーにゃー。にゃー、にゃ、にゃー」ねこのマジシャンは動揺している。
 テーブルには焼け焦げたトランプの山。
「あ、死にたいにゃー」とねこのマジシャンが呟く。
 たぬきのアシスタントは依然として動かない。
 客席で立ち上がってアーチェリーを構えていたバニーガールのアシスタントはゆっくりと着席する。
 私は「なんかすいません……」と言うことしかできない。
「死にたいにゃー。めちゃくちゃ死にたいにゃー。うわー。死にたいにゃー。つら。死にたいにゃー。あー。うわーにゃー」
「……」私はただ黙っている。そろそろ客席に戻りたい。
「……えいにゃ!」とねこのマジシャンが叫んで、肉球を鳴らすと、ねこのマジシャンは一羽の白い鳩になっている。
 ほーほほー。ほーほほー。くるっくーくるっくー。と鳴き、そして飛び立っていく白い鳩を見ながら、私はまたモグワイを思い出していた。
 照明を浴びて、飛び去っていく白い鳩は、まるであのモグワイを理解したあの日の夕方のようだった。
「Friend Of The Nightだ」私はそう呟く。
 モグワイグラスゴー出身のポストロックバンド。
 彼らの轟音が今、鳩になったねこのマジシャンの姿に重なっている。
 私は何故か感動しながらその光景を見ていると、白い鳩は突如矢に射貫かれた。
 バニーガールのアシスタントが矢を放ったのだ。 
 白い鳩は客席の通路に落下した。
「にゃんで……」と白い鳩が洩らす。
 白い鳩は気がつけばねこの姿に変わっていた。
 矢に射貫かれたねこのマジシャンはごろんと仰向けになる。
 ねこのマジシャンに照明が当たる。
 ねこのマジシャンは口を開く。
 ねこのマジシャンの口からきらきらとした虹が出てくる。
 え、虹?と思っていると、その虹はステージにいる私にかかる。
 私は虹の根元にいる。
 虹の根元ってこんなのなんだって思っていると、ねこの口からカードが一枚出てくる。
 そのカードは虹を伝って、私の元に届く。
 そのカードを見るとそれはハートのキングで高村佐知子と名前が書いてあって、ニコニコ笑顔の絵も描いてある。
「このカードですっ!さっきのカードこれですっ!」と私は思わず叫ぶと観客達もざわざわとし始める。
 気がつくとステージにねこのマジシャン、たぬきのアシスタント、バニーガールアシスタントが勢揃いしていていつの間にと思ったのも束の間、ねこのマジシャンが「イリュージョンだにゃー!!!」って叫んで、じゃーーーん!って音楽が鳴って、マジシャン達はお辞儀をするので、私は拍手をすることしかできなくて、観客達も拍手することしかできなくて、そしてその拍手の音は凄まじく、私はそれにモグワイの轟音をまた思い出していた。



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