にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

日記 2022/12/05~2022/12/11

日記 2022/12/05~2022/12/11

 

2022/12/05(月)

 

 

気疲れしてしまったのか一日中寝ていた。本当に一日中寝ていた。

ご飯食べつつだったけどもほぼほぼ一日中寝ていて、やっと起きたのは1時くらい。

そこからサッカーワールドカップの日本対クロアチアを見た。

しんどいながらも夢中になって見た。

 

 

 

2022/12/06(火)

 

 

大学時代の後輩と難波で遊ぶ。

月に一度のペースで遊んでくれる。本当に嬉しい。

マルイの前で待ち合わせをして、合流した瞬間に、知らないおじさんから「にらめっこしましょ~笑ったら負けよ~」と指を刺され続けるが、目を合わせたらまじでまずいことになると察して目をそらして、逃げるように歩いた。

 

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茶店で昼食のオムライスを食べながら近況を喋る。

最近、後輩は一ヶ月の休みができたそうで、そのことをブログに書いている。

それを読むのが好きと伝える。

沢山ゲームをしているな~と言ったら、ずっと籠もってゲームしてましたと言った。

でもオープンワールドのゲームなんてまとまった休みがないとできないよなあと思ったりした。

100時間を超えるゲームを働きながらするのって大変だよなあと自分が働いていた時に、生活のぎりぎりを狙いながらFallout4をやっていたことを思い出したりした。

 

 

 

今日はスタジャンを探したかったので、心斎橋のセカンドストリートに行きたいねんと伝える。

というわけで心斎橋のセカストへ。

心斎橋には何軒かセカストがあるんだけども、最初に入ったのがハイブランド専門店だった。

初めて実物のSupremeを見た。SupremeのTシャツやパーカーがめちゃくちゃな量あったけども、どれも尖っている・・・というか「こんなシュプは嫌だ。どんなシュプ?」で大喜利をしたかのようなデザインの数々にハイブランドすげえなって早速なりまくる。

ハイブランドハイブランドすぎるデザインの数々にひとしきり笑って、別店舗のセカストへ。

そこは通常の服が沢山並んでいる。

へーって見ていると、良い感じのスタジャンを二着発見。合計しても6000円とお値打ち。

今年の冬を気持ちよく過ごせるスタジャンを手に入れて、早速着る。

真っ赤のスタジャン。自分の視界から見えるのは真っ赤な腕だけなので「冬場のカラオケ館の店員」みたいって言ってしまうが、冬場のカラオケ館の店員ってこんなに赤かったっけ?とも思ってしまう。勢いで頑張る。

しかし、金髪で真っ赤のスタジャンにパーカーにアディダスのジャージと気がついたらマイルドヤンキーみたいな格好になってますよと後輩に指摘されて「うわお~」と言う。

マイヤンになるつもりはなかった、と供述する。

 

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日本橋を散策したり、また喫茶店に入ってコーヒーを飲みながら喋ったり、散歩をしたり、また喫茶店に入ってコーヒー飲みながら喋っているうちに夜も遅くなって、中華料理屋の「眠眠」でご飯を食べていたら、こんなに楽しいことがあっていいのかって気持ちになってしまい「今日死ぬんかなあ」って呟いたら「これから楽しいこともっと待ってますよ!」と言われて、俺は嬉しくて泣きそうになる。

帰り道、BUCK-TICKのFUTURE FOR FUTUREを繰り返し聞きながら帰った。

近い将来、素晴らしい未来があるはずだ。

 

 

 

帰宅後、弟と『ぼっち・ざ・ろっく!』の9話を見た。

挙動不審なぼっちちゃんに続くように、終始演出が満遍なく狂っている回だった。

にしても、インドア勢の体力の無さったら。

そしてトンビにもなめられるぼっちちゃんったら・・・。

でもこの楽しい一日の思い出で、冬休みまで頑張ろうと心に決めるぼっちちゃんに、そうだよね、楽しい一日があれば頑張れるよねと思ってしまうのだった。

 

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弟とyoutubeで音楽を聴き漁る。

アークティック・モンキーズナンバーガールやTK from 凜として時雨の新曲に心躍る。

音楽を聴き漁ってる時も幸せね。

 

 

 

2022/12/07(水)

 

 

 

疲れてしまって一日中寝ておりました。

まさかここから寝続ける日々が三日間続くとは・・・・・・。

 

 

 

2022/12/08(木)

 

 

 

この日も寝続けるだけの一日だった。

晩から人と会う用事があったのに、しんどくて結局行くことが出来ず。

めちゃくちゃ申し訳ない気持ちになる。

ただしんどいから仕方ないと言うしかない。

とにかく寝ていた。もうこれ以上にないほど寝てしまっていた。

さて、なんでこんなに寝てしまうのか?と考えれば結局は精神の不調とか身体の不調に繋がってくるんだと思うけども、こんなに簡単に崩れてしまっていいのかと自問自答。

しかし自問自答したところで実際に身体は崩れてしまうのだから仕方ない。

苦しい。苦しい。

なんとかなりたい。なんとかなりたいと数年願ってるけども、全然上手くいかねえ。

 

 

 

布団に潜り込みながら『金属バットの声流電刹』第135回を聞いた。

M-1敗退と友保さんコロナにかかるって話をしていた。

M-1がなくなってだらけた雰囲気に戻るのが嫌だなあと言っていたのが印象的だった。

ぴりつく場って大事なのかもしれない。

人生っていうか、何かを何遂げようと思ったらぴりつく場に出向くのは大事なんだろうな。私にとってのぴりつく場ってなんだろう。沢山あるんだろうけども、でもなんていうかこれに人生をかける・・・じゃないけども、何かをする、何かをしたい。私にとってのM-1みたいなものがあればいいな。M-1は大変すぎるか・・・。何か・・・何か・・・何かを求めて一生さまよってる・・・・・・

 

 

 

youtube『ぼっち・ざ・ろっく連動企画「ギターヒーローへの道」』を見る。

青山吉能さんのギターがちゃんと上手くなっていて凄い。

私はギターソロもできなかったギター弾きだったもので、なので青山吉能さんのギター技術のあがりっぷりは本当に凄いなあ・・・と感嘆しているのです。

そんな流れで『ぼっち・ざ・らじお!』#12を聞く。

『ぼっち・ざ・らじお!』面白いんだよなあ。特に冒頭30分、青山吉能さんが一人で喋り続ける、青山吉能のぼっちタイムが特にいい。

『ぼっち・ざ・ろっく!』終わってもこのアニラジは続いて欲しいな。難しいと思うけども、でも続いてくれたら、私が喜びます。私が喜んでも別に・・・ですけども・・・。

 

 

 

youtubeマフィア梶田の『羽海野チカ先生と行く同人誌印刷ツアー』を見る。

同人誌を印刷するのって、というか本を印刷するのってこんなに大変な行程を踏んでるのか!!と衝撃的な映像でした。

本を作るのって大変・・・!本って当たり前と思っていた節があったけども、そんなことないのよね。本というもののありがたみを感じるそんな動画でした。

 

 

 

凜として時雨の『Marvelous Persona』のMVを見て、その流れでこの曲が使われてるというLINEの縦型ドラマ『終わらせる者』の第1話を見たけども・・・

うーん。縦型ドラマは流行らないんじゃないかなあ・・・と思いました。

視野が狭いというか、縦型であることを活かしたレイアウトというか、縦型である必然性がその作品自体に無いと見るのはしんどいですね・・・・・・

見ていったら印象は変わるのかもしれないけども、第1話では普通の横型で見たかったなあって印象。

 

 

 

ちゃんねれ(ちゃんと寝れない)というか、あんだけ寝たからそりゃ寝れないだろうって状態に入り、ゲームセンターミカドの動画を見漁る。ついになんだけどもゲーム動画だけじゃなく、ミカドの店長が豚丼を食べてる動画を見るようになってしまった。

この人らの声で寝ているから、この人らの動画なら何でも見るよ。

行き過ぎた状態なのかもしれない。

 


2022/12/09(金)

 

相変わらずまだまだしんどくてずっと寝ている状態。

ちょっと出かけるという弟に「ペヤングを買ってきて~」と頼む。

昨日の晩にゲームセンターミカドでペヤングを食べている動画を見て、食べたくなってつい・・・。

そのまま寝続けて、夕方ごろに目覚めて、ペヤング超大盛りを食べる。

ペヤング超大盛りを食べると寿命を減らし、体重が増える、そんなイメージがあるけども、どうしようもなくたまに食べたくなる。

ただ量は相変わらず食べることができる。自分の胃袋の大きさに感動したりするが、それはデブへの加速度を増しているだけなのではと思う。

なのであまりペヤングを食べない生活が良いのだろう。とはいえたまには食べたくなるよね。そういう日もあっていいよね。そうやって自分を甘やかして一生お前は生きていくのだ。

 

 

 

そしてまた夜まで寝てしまう。食べて寝る。愚の骨頂。

起きてから弟が作ってくれた晩ご飯を食べる。本当、実家に帰ってから俺は何もしてねえ・・・。

それからyoutubeで24時間だけ配信されたライジングでのNUMBER GIRLを見た。

ライジングロックフェスに出たNUMBER GIRLの密着映像とライブ映像。

めっちゃ良かったのだけども、遂に見てしまった二度目の「解散宣言」にちょっと呆然としてしまった。

それから「スッキリ!」の録画を再生して今日出演したNUMBER GIRLの部分を見る。

そっちにも感動してしまう。

NUMBER GIRLが地上波に出て、しかも朝の番組で、透明少女を演奏している!!

その事実にうわー!となってしまったのだった。

もしかしたら、たまたま見て「なにこれ凄い」ってなった人が一人でもいるならば、とてもいいなあと思うのです。

向井秀徳が面白がられているのを見て、向井秀徳がテレビタレントになっていた世界線もあったのかなあと思ったりしてしまった。無いとは思いつつ、あったかもね。

 

 

 

NUMBER GIRLを見たら「俺も頑張りてえ・・・」という気持ちが凄いわき上がり、1年ぶりにリングフィットアドベンチャーを起動。

「休憩しませんか?」と言われる15分目くらいまで頑張った。

汗がだばだば流れた。

疲れた。けども実家にいるときはなるべくやりたい。俺は変わりてえっ・・・!

 

 

 

それから弟と話したり、ふいに気になったサッカーのワールドカップ、ブラジル対クロアチアを見たりした。

ブラジル対クロアチアはまさかの延長で1対1になり、PKへ。

クロアチアが勝つという凄い展開に思わず興奮してしまった。

サッカー、面白い・・・!!

サッカーのファンになりたい気持ちもあるけども、どうやったら見れるんだろう。

DAZNなのかな、DAZNだろうな。

でももっとライトに接したいんだけども、それはどうやったらいいんだろう。

地上波のサッカー番組を探してみたりしたらいいのかな。

サッカーもっと知りたい。でもライトに接したい。

ライトに接することからしかファンにはなれないとも思うし・・・。

あとクロアチアモドリッチってキャプテンが、アル中の演技をやらせたらめっちゃ上手い俳優さんみたいでかっこよかった。

いい顔っているよね。ああいう顔になりたかったよー。

 

ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ』第3話を見た。毎回言ってるけども異常映像……。クーパー捜査官が変なところに迷い込んだり、クーパー捜査官がコンセントに入っていったら、クーパー捜査官のドッペルゲンガーが異常な色の吐瀉物を吐き出したり、クーパー捜査官がカジノで大勝ちしたり、終始何が起きてるの……と思ったりしたのでした。

でも、何故か飽きることなく1話をあっという間に見れちゃうんだよな。とにかく異常なことが起き続けてるからかなあ。

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2022/12/10(土)

 

 

 

父の在宅介護をするために祖母宅へ移動の日。

といっても昼ぐらいまで寝てしまう。

やっぱ何か疲れている気がする。寒くなっているのもあると思うけども、ずっと疲れている感覚が抜けない。加齢もあるのかな。というか精神の病と加齢がダブルパンチで弱ってるのかな。嫌だな頑張りたいな。

 


京橋でお腹が痛くなる。空いているトイレが全く無くて、めっちゃ歩いてしまった。

お腹が痛いのに歩くと緊張感が半端ないですね。

 


移動中はラジオを聞いた。

まずは今週のアルコ&ピースD.C.GARAGE』。フリスビーのゴシップから平子さんが自分はドラゴラムソード使いだと言い出す。平子ドライビングスクールのコースはカラテ、ジュウドウ、ムシャ。

平子さんが誕生日ということで酒井さんからムエタイの装備を送られる。

後々に公式アカウントを見たらムエタイ平子さんめちゃくちゃ似合ってて笑ってしまった。相変わらずめちゃくちゃな内容だけど盛りだくさんで楽しかった。

 

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Radiotalkでシンクロニシティの録音ラジオ』#126を聞いた。M-1準決勝の話。出番が終わってから悲しい目をしていたらママタルトの大鶴肥満さんが「じゃあどっか行く?」と言ってくれて、そのまま韓国風カフェに行ったって話がとても良かったです。

店内に流れてるK-popアイドルの映像を見ながら「この子らはM-1みたいな悩みとかないんだろうな」って大鶴肥満さんとよしおかさんが言ったのを「いや、この子らの方が悩み凄いんだから!」って言うのは真っ当で笑ってしまった。

 


先週の『脳盗』を聞いた。TaiTanさんが学校で17歳に向けて演説をすることになった・・・という話からTaiTanさんの学生時代の驚くべき勉強方法の話に驚く。具体的にはYahoo!知恵袋で英文の添削をしてもらいまくってたという話で、0円でめっちゃ頑張りまくってたってやっぱ頭の回転がいい人で凄いなって気持ちになりまくった。

盛り上がりの最後の一押しに、吉岡里帆さんとの写真を最後に見せて玉置さんから「だせえな!」と言われているのも良かったです。

今週から『斜脳』のコーナーが始まった。今週の紹介は小川哲の小説『君のクイズ』。めっちゃ面白そう!と思ったら、Amazonで半額分ポイント還元セール中だったので早速買った。近いうちに読みたい。

 

 

 

祖母宅に着いて一週間ぶりに父に会う。

早速あれこれ言われて辟易する。

精神安定的に『ぼっち・ざ・ろっく!』の4話と6話を見てしまう。

4話は承認欲求モンスターの回で、6話は廣井きくりさんが初登場の回ですね。

二回目みるとより細かいあれこれがわかって楽しい。

 

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そのあと、父にインシュリンの注射を打ったり、ご飯を食べさせたり、歯磨きをさせたり、薬を飲ませたりする。

なのでTHE Wもあまりちゃんと見ることができず。

ちょうど晩ご飯食べてる時にヨネダ2000のネタを見て、ちょっと嫌な気持ちになったり、Aマッソが負けてショックだったり、にぼしいわしが負けてショックだったりした。

そうこうしているうちに21時前にヘルパーさんがやってくる。

ヘルパーさんが来たらちょっと安心して横になってしまった。

 

 

 

疲れていたけども22時から弟とリモートで『はぐれラジオ純情派』の第108話を録った。

冬来る・・・ということで人生の谷を感じていると言う出だしから、主軸の無いあっちこっちに行く雑談をし続けた。

結果としては良い回になったような気がする。

各種ポッドキャストサービスで聞けますのでもし良かったらぜひぜひ。

 

 

 

ラジオを録り終わったら、疲れ切ってしまってすんっと寝てしまった。

 

 

 

2022/12/11(日)

 

 

 

朝7時に父に起こされて、インシュリンの注射をしたり、朝ご飯を作ったり、薬を飲ませたり。

8時くらいにだいたい終わったので、また横になる。

9時にヘルパーさんがやってくる。祖母も見て頂いていたヘルパーさんなので安心してまた横になってしまう。

 


13時くらいにまた父に起こされて、インシュリンの注射をして、昼ご飯を食べさせる。

父に食べさせると、疲れが凄くてまた横になってしまう。

16時くらいに起きて、晩ご飯の準備。

先週の有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMERを聴きながら、ご飯を炊いて、バターチキンカレーを作る。

父が友人と電話しているのが耳に入る。電話の終わり際に泣き始めていたたまれない気持ちになる。

18時半にはまた父にインシュリンを注射して、晩ご飯を食べさせて、そのあと薬を飲ませてということをやって、また寝てしまう。

21時にヘルパーさんが来る。朝と同じ祖母を見て頂いていたヘルパーさんなので安心して横になってしまう。

ヘルパーさんが帰った後、父の歯磨きの準備。

その後、22時には寝てしまう。

2時くらいに起きて、今週の有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMERを聴きながら、たまった洗い物を洗っていく。

洗い物を終えたので、昨日と今日の日記を書く。

今日は気を張っていたのかよく寝てしまった。

というより、今週はよく寝てしまった。疲れているのかもしれない。

肉体的ってよりは精神的に。

頑張っていきたい。

日記 2022/11/28~2022/12/04 『ぼっち・ざ・ろっく!8話』、『OSO18』、『ピースメイカー』

日記 2022/11/28~2022/12/04

 

2022/11/28(月)


祖母宅へ移動の日。

といってもしんどくて昼過ぎまで寝ていた。

15時くらいから先週の空気階段の踊り場』を聴きながら準備をしたり移動を始める。

もぐらの口臭がいよいよやばい話とか面白いのは沢山あったけども、踊り場ブレイキングダウンに出てきたかつてかたまりが新歓で行ったフットサルサークルに一年いたラジオ好きの男性との電話がとても良かった。

もしボタンの掛け違いがあれば、友達になっていたかもしれないなあってなって、妙に私もしんみりしてしまった。

自分の友達も偶然出会って友達になったわけで、同時に出会わなかった人の中にももしかしたら友達になった人もいるかもしれないと思うと、人生の途方もなさにちょっと呆然としてしまった。

 


電車移動中は舞城王太郎の『深夜百太郎』を読んだ。

今日、読んだ中だと『床下の猫の通り道』、『エロ本小屋』、『車の河』が好きだった。

特に『車の河』は不穏で何もかもうんざりしていて、この世界が当たり前に動いていると思っているその世界に対しても嫌気がさしているけども、それでも最後にそれでも・・・となる部分が好きだった。

「簡単に悪くなる世界で皆が高等テクを駆使して上手に生き抜いてく中、簡単さ、というものに乗っかって一番酷い軽さを手にしてしまうなんて最悪だ。」

私はこれにとても共感する。

 

 

 

京橋で喫茶スワンに入り、アイスコーヒーを飲みながら、日記を書いたり、日記をブログにアップしたりした。

一時間くらい滞在した後に、店を出て、ダイソーまで行き、父用にBluetoothスピーカーを1つ買う。

ついでに近くのセカンドストリートに入り、アディダスの緑のジャージを探したけども売ってるの見つけることはできなかった。

アディダスの緑のジャージ欲しいと思うけども、いざ来てみたら似合わないような気がしているけどもそれでも一度は現物を見てみたい気はしている。

さらについでにブックオフに寄る。けども積ん読がめちゃくちゃ多いし、読んでいるのも多いのでさらっと見て立ち去った。

 


奈良へ。電車は帰宅ラッシュと重なったので座ることができなかったので音楽やラジオを聞く。

シンクロニシティがradiotalkでやってるシンクロニシティの録音ラジオ』の#125怖がるのはもうやめようの話を聞いた。

いよいよM-1の準決勝が近づく中でのシンクロニシティお二人の心境が垣間見えて良かった。よしおかさんがM-1の準決勝が決まってもガッツポーズしなかったけども、もし世界仰天ニュースの再現ドラマの配役に決まったら万歳をするって話で笑ってしまった。

 


駅に着いたけども、音楽ナタリーで配信されていたいとうせいこうが語る「ラジカル・カジベリビンバ・システム」が結びつけた音楽と笑いのインタビューがとても面白くて読みふけってしまった。

先日、オークラさんの本を読んだときにも驚いた、お笑いライブで音楽が流れることや幕間の映像やかっこいいフライヤーなど、ほぼほぼラジカル~がやっていたという事実が改めて語られていて「すげー」となったりした。

ラジカル~の舞台でアート・オブ・ノイズのLegsが流れて、それを見た日テレの大塚さんというディレクターが衝撃を受けて、Mr.マリックが登場するときにLegsを流したって話はすげーとなった。

そうやって衝撃や影響は伝播していくんだなあ。

 

 

 

祖母宅に着いてラーメンを食べた。

在宅介護中の父は以前よりもよく喋れているようで、ちょっと元気になっているみたいだった。

ただ母は一日中見ていなきゃいけないということで疲れ切っているみたいだ。

父は口数も多いし、私が来てからもあれをしてくれこれをしてくれと要望が多くそりゃ疲れるなあと思ってしまった。

薬を飲むのを嫌がる父に、ロッキーの音楽を流しながら励ましたりした。

 


21時にヘルパーさんがやってきた。

 


柚子ハッカさんから私も参加したSFアンソロジー『五年後に小学六年生になるキミにおくる物語』が届いたので、まずは私が書いた『夜のメロディ』を読む。

数ヶ月前に書いた話。だけどもうどうやって書いたのか忘れていたので新鮮に読んでしまった。

悪くないやん、いや面白いやんと自画自賛してしまった。

また小説が書けるように日々頑張っていきたい。具体的には読んだり書いたりをちゃんと日々でやっていきたい。

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なかなか寝付けずJ.G.バラードの短編『集中都市』を読んだらあまりに面白くてぶっ飛んでしまった。上下左右あらゆる方向に過密し拡張し凝縮し拡大し集中している街というか世界で、空を飛ぶことそして「自由な空間」を求める若者の話。

後年のブレードランナーサイバーパンクな街並みの先駆けとも言える過密的街並みの描写が圧巻だった。『集中都市』には出てこないけども、ここにネオン看板の描写があればもう完全にサイバーパンク

しかしどちらかと言えば、何十層にも積み重なるコンクリートのビルがひたすら続くようなそんな街は猥雑さよりも感覚的にも物理的にも固さを感じさせる。

移動に使われるのは急行やエレベーター。どこまでもビルの内側にいるような世界は圧迫感があっていい。この世界は結局何?という謎も一応の答えがある。面白い。

九龍城が好きな人は絶対大好きな短編。

私も地下に何層もある世界を舞台にしたSFを書いたことがあったけども描写力が段違いでこてんぱんにたたきのめされた気分だった。

 


明日は朝から看護師さんがやってくるということで、その応対を私がしなきゃいけないということに緊張してしまってなかなか眠ることができなかった。結局寝たのは5時近くになってからだった。

7時半にはもう目がさめて火曜日になっていた。

 

 

 

2022/11/29(火)

 

朝ご飯を食べて、ラヴィット!を見る。

ギャロップが出てきて数年前のオールザッツ漫才でもめちゃくちゃに盛り上がっていたあのDJ漫才をしていて最高だった。IKOKA!

 


そうしているうちに9時に看護師さんがやってくる。

看護師さんが父の応対をしている間、横になっていられるかな・・・と思っていたら、事ある毎に父が私を呼ぶので結局寝ることは全然叶わず。

10時になって看護師さんが帰ったあと、父がお世話になった人に病気になったという電話をし、その最中に泣き始めたのでいたたまれない気持ちになった。

そのあと、父のためにBluetoothスピーカーを設置する。

11時くらいにうとうとしていたら、薬屋がやってきてまた起きる羽目になった。

薬屋さんからコロナワクチンで心筋梗塞になった人もいるんですよ~って話をされてなんでそんな怖いこと言うのよ~って気持ちになる。

そうこうしているうちに12時になったので、昼ご飯を父に出す。

その後にやっと眠ることが出来た。

 


特に書いていると何かをやっていたというわけじゃないんだけども、常に父に気を張って生活するのはとてもしんどいものだった。

在宅介護のしんどさを今日は感じたりした。

 


夕方になって、母が仕事から帰ってくる。

父の世話をしたあとに、晩ご飯の準備をした。

 


晩ご飯を食べたあとまた寝てしまい、21時くらいにヘルパーさんが来たらしいが気がつかなかった。

22時に起きると、父も寝ていたので、2階に移動して布団に入ったが、もう疲れ切っていて、1時間くらい何にもすることができなかった。

ようやく動くことができたので、こうやって日記を二日分書いた。

 

 

 

弟からLINEが「ぼっち・ざ・ろっく!の8話を見た?」とあり、どうやら最高そうなので見ることにした。

案の定、最高だった。あんまり使いたくない言葉ではあるけども神回ってやつだった。

いくつかのシーンでぼろぼろと泣いてしまった。

第5話の感想でぼっちちゃんがライブ中、まるで見えないエフェクターを踏むように足をぐっとして、感情と高ぶらせるシーンがあったけども、8話ではあまりライブが上手く行っていない中、頑張らねば!と思いエフェクターを強く踏み、感情と演奏を熱くするというシーンがあって、私はそこでぼろぼろと泣いてしまったんだけども、5話もやっぱそういう意図で描いていたのかなと思って、なんだか制作者と心が通じたような気がして余計にうれしくなってしまった。全部私の一人相撲という可能性はもちろんあるけども。

でもやっぱりぼろぼろと泣いてしまった。同時に虹夏ちゃんってキャラクターの良さをやっと8話で知ったようなきがした。

私はついついぼっちちゃんに感情移入してしまうけども、本当の意味でバンドを回していく人、もしくは人間関係を回していくのは虹夏ちゃんのような強い人なんだと思うし、そうだと知っている。

なので虹夏ちゃんみたいな人を大切にしなきゃなって思ったりしました。

大事ですよね。虹夏ちゃんみたいな人。

 

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働き始めて鬱になり社会からドロップアウトしている私としてはぼっちちゃんの社会人妄想にひいい~となったりしました。私は引きこもってないし、ストロングゼロをがぶ飲みしているわけじゃないけども・・・嫌な想像の解像度が高すぎるよぼっちちゃん。

その想像の時、今週の実写パートとして嫌な人生ゲームが出てくるのも笑ってしまった。大学進学せずところてん営業職になるぼっちちゃん。人生はそのルートだけじゃないよ・・・と言いたいけども、私だって別のルートの人生を知っているわけじゃないので、何にも言えねえ。

 

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それはそれとして、ぼっち・ざ・ろっく!で一番好きなキャラクターは廣井きくりさんです。酒くずでめちゃくちゃなベーシスト。きくりさんを見ていると向井秀徳がかつてMCで言った「たまに話の通じん、一見してぶっ壊れた女っておるよね。ああいう女ってたまらんよね」ってのを思い出す。私も同じ気持ちです。

 

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前半ライブで後半が延々と打ち上げという構成も面白い。そしてそんな打ち上げのほんの隙間で、ぼっちちゃんと虹夏ちゃんの本音が交わされる。そんな人生において大事なのはそれだよという時間の果てに回収されるタイトル。完璧じゃないか!!

 


というわけでまたぼろぼろと泣いてしまった私は弟にすぐさま電話。

「ぼっち・ざ・ろっく!よかったよね~」と泣きながら言うのだった。

 

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寝ようと思ったらNHKスペシャル『OSO18 ある“怪物ヒグマ”の記録』が始まる。これは見たかったやつだったので見ることにした。

めちゃくちゃ面白いドキュメンタリーだった。

牛を襲うのに食べない。目撃されずワナにもかからない。

巨大とされる怪物ヒグマ、OSO18。

その追跡と正体にせまるというもの。

 

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OSO18はなかなか見つからず、その間にも被害は拡大していく。

巨大で猟奇的なヒグマによる被害は民家から200メートルしか離れていない場所でも起きる。

しかし番組が進む中で判明するのは「巨大なヒグマ」なんていなかった、ということだ。実際に牛を襲うヒグマはいる。しかし体長は普通のヒグマと同じであることがわかる。

そして牛もただ乱暴に襲っていたのではなく、ちゃんと食べていたことが判明する。

ただ人間に対する警戒心が強かったこと、そして普通の体格ゆえに襲っても逃げられていたことが判明する。

じゃあ、何故OSO18は巨大なヒグマだと思われていたのか?そして何故草食のヒグマが牛を襲うのか。

巨大なヒグマだと思われていたのは足跡のデータの取得のミスであったことがわかる。

そもそも足跡は変形しやすく、そのため18センチだと勘違いしていたのだった。

そしてその情報が出回ったことで人々は恐怖心を募らせて、次第にいない巨大ヒグマを想像するようになったのだ。

また草食のヒグマが牛を襲うようになったのは、ハンターが放置した、もしくは交通事故によって放置されたエゾシカの死体を食べたからだった。

エゾシカの死体を食べることで肉の味を覚えたOSO18はその味をもとめて牛を襲っていたことがわかった。

またコーンを食べていたことも判明する。そのコーンは乳牛により牛乳を出して貰うために餌として育てられているコーンだ。それも畜産産業の国際的な競争の中、仕方なく選ばれたものだ。

つまり、OSO18は「人間が産み出した」ものだった。

番組はそのように結論づける。

ただ、OSO18が見つかることはない。

番組のラスト、広大な北海道の森に被さるナレーションは「どこにいるかさっぱりわからない」。

 

 

 

不気味な導入からのデータの蓄積で物事がクリアになっていく。同時にその原因の途方もなさに「じゃあどうすれば・・・」となる感覚。NHKスペシャルの神回ともいえるドキュメンタリーであった。

またナレーションをつとめた國村隼の語りも絶品だった。

國村隼の声は本当にいいですね。時に不気味に、時に学術的に響きながらも、最後の「さっぱりわからない」の重たくあっさり響く感じはもうこの番組にとってパーフェクトだったんじゃないかと思った。

 


それにしてもこうやって私は番組をただ楽しみという立場の人間だけども、実際に北海道でこの被害に遭われている人にはたまったもんじゃないよなあと思う。

結局見つからなかったのもやっぱり怖い。

同時にこんなドキュメンタリーを作れるNHKは凄い。

 

 

 

睡眠薬を飲んで就寝。

 

 

 

2022/11/30(水)


起きてすぐに父から体調の話をされてちょっと嫌な気持ちになる。

あまりおきてすぐに便がどうのこうのって話は聞きたいものではない。

 


睡眠薬が残っていて、夕方すぎまでうつらうつらしている時間が続いた。

母が美容院に行く間、父を見ておくことに。

といっても、何をするってわけでもないので、何かをして欲しいと言われたとき以外は本を読んだりして過ごしていた。

引き続き舞城王太郎の『深夜百太郎』を読んだりJ.G.バラード短編全集1を読んだりした。

J.G.バラードの短編『ヴィーナスはほほえむ』を読んだ。

ある芸術家が作った音響金属彫刻(どうやら音楽を自働で奏でてくれる彫刻らしい)がまるで木のようにどんどんと成長していって大変なことに・・・という短編。

成長する金属彫刻って発想がもうめっちゃ面白い。

そして結構しっちゃかめっちゃかになる。その最中、シタールの音で色んなクラシックが演奏されたり、状況が酷くなったら現代音楽家の音楽が演奏されたりと一々気が利いてる。なによりオチが好きだった。

はちゃめちゃな話の末に、待っていたのはまさかの世界の終わりの予感。その予感の感じさせ方が、個人的には黒沢清『叫』で新聞紙が風で舞う中を歩くラストシーンを思い出したりした。世界の終わりの予感ってなんでこんなにも心を掴むのでしょう。

素敵な短編でした。

 

 

 

『Bee and Puppycat Vol.2』を読んだ。

Netflixでもアニメ化されたビーとパピーキャットのコミック集第二弾。

アニメになっていない短編が沢山収録されている。

基本的には二人(一人と一匹?)の怠惰な日々がこれでもかと収録されている。

コーヒーを飲んでおかしくなったり、図書館の本を返していなくて大変なことになったり、セーターをベッド代わりにしたりかっこいい自分を夢見たり・・・

やっぱりビーとパピーキャットの日々はとてもいいなかわいいなとなる話ばかりでとても良かった。

全編英語だけどもそれほど難しい言葉は使われていないし、漫画なのでなんとなくでも読める。

Kindle unlimitedで読み放題!嬉しい!

 

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パピーキャットは背中をさすると爆弾をはき出すのだった。新情報!

 

 

 

Kindle unlimitedをうろついていると、中原昌也さんの『フェイスブック生存日記』の2021年版が出ていたので読むことにした。

相変わらず、めちゃくちゃな量の映画と音楽を浴びて生きている中原昌也さんに圧倒される。

この日記も元を辿れば中原昌也作業日誌』に影響を受けて書いています。

あの本の魅力って一体何なのだろう。

世界で何人の人間がわかるのだろう?という映画と音楽をひたすら浴びながら生きている中原昌也さんの姿に何故かみんな憧れちゃったから、人気があるし、こうやってシリーズにもなっている気がする。

それほど浴びている映画と音楽の量が異常で、その様が凄すぎたってのは絶対にあると思う。

私はそれほど浴びれているわけじゃないし、鑑賞眼が凄いわけでもない。けども、やっぱり自分の浴びた物は残しておきたいって思っているのは『中原昌也作業日誌』の影響だと思う。

3月くらいまで読んだ。わけわかっていないことの方が多いけども、やっぱりぐいぐい読んでしまう。

 

 

 

19時前になって、父が晩ご飯が食べたいと言うので、晩ご飯のバターチキンカレーの準備をした。

ベッドを調整したり、エプロンをつけたり、サラダを盛ったり、バターチキンカレーを運んだり。

ついでに私も食べることにした。

音が無いと気が滅入ると父が言うのでテレビはつけておいた。

19時になったので『有吉の壁』の二時間スペシャを見た。

父のことが気がかりで、それほど集中して見たわけじゃ無かったけども、やっぱとても面白かった。

なにより極寒大喜利がとても面白かった。

 

 

 

21時にヘルパーさんが来た。

 


大学の先輩とちょっとだけ電話で喋った。

また近々ご飯行きましょう~と言った。

 


M-1の決勝進出者の発表を見て「おおおー!」となった。

ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ真空ジェシカ、キュウ、ヨネダ2000あたりは特に嬉しい。

でも金属バットやシンクロニシティが落ちたのは悲しい。

 

 

 

はぐれラジオ純情派が前年度比で325%も合計再生回数がアップしているらしく嬉しい。

 

 

 

J.G.バラードの短編『マンホール69』を読んだ。

ロボトミー手術のように睡眠機能を切除された三人の人間に起きる出来事を描いた短編。そんな実験だめやろ、って思っていたら案の定だめになっていく話だったけども、そのだめになって行き方がとても怖かった。

睡眠は大事、めっちゃ大事。

睡眠とは?というのを問うのにとてもいい台詞があった。

 


「八時間はおろか、ほんの数分でも自分自身から逃げることができないんです。人はどこまで自分自身に耐えられるんでしょうか?ひょっとすると、自分自身であるというショックを克服するために、人は一日八時間の休息を必要としているのかもしれません」

 


人はどこまで自分自身に耐えられるのか?っていい視点だと思う。

睡眠という視点以外でも、鬱はある意味自分自身に耐えられなくなって起きるものかもと思ったりもした。もちろん外圧の影響はあるけども。

 

 

 

2022/12/01(木)


めっちゃ寝てしまう日。とにかく寝てしまう。

急激に寒くなったのもあったり、この二日間、父のことで神経を使っていたのかとにかく寝てしまう。

途中親戚が来ていたけども、それでも寝てしまっていた。

 


晩に友達と1時間ほど電話をした。

友達の近況も大変だったのに「頑張ってるよ~」と励まされて嬉しくなってしまった。

あまり悲観せず、やれることだけをやっていきたい。

 


ご飯を食べたらまた寝てしまった。

 

 

 

2022/12/02(金)

 

3時半に起きて、サッカーワールドカップの日本対スペインを見始めた。

めちゃくちゃ面白かった。

川平慈英徹子の部屋に出たとき「サッカーの見所は何ですか?」と黒柳徹子に聞かれて「勝つことです」と答えたそうだけども、勝つ試合ってこんなにも面白くてそしてハラハラするんだなあと思ったりした。

本田圭佑の解説が聞きたくてAbemaで見ていたけどもアディショナルタイムが7分ってわかって「長ない?」って言ってて、この解説が聞きたかったんだよ~と思った。

アディショナルタイム7分がちょうどSuchmosのVOLT-AGEの演奏時間と一緒だったので、流しながら残りの7分を見たら、めっちゃエモくて良かった。

スイッチング多めの映像がまるでMVみたいだった。

 

 

 

サッカーを見て、朝ご飯を食べたら、もう一度寝てしまった。

12時にはまた起きる。父の在宅介護で必要となったので銀行へ行き口座を作る。色々と手続きがあって面倒。なんだかんだで小一時間ほどかかる。それから歩いて病院まで行って、書類を渡して、今日のタスクは半分終了。

 


その足で喫茶店に入り、日記を書いたり読書をしたり。

中原昌也の『2021フェイスブック生存記録』を読み終える。

 

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中原昌也制作日誌』から20年近く経っても変わらぬもの凄い量の音楽と映画と小説の日々(小説は目の不調で読む量が減っているけども)、それと変わらぬお金のない日々。プラスで増えたのは見た夢の話くらいで、制作日誌から何も変わらぬ中原昌也さんの日々を読んでいくのは何故もこう面白いのだろうか。

書いてある音楽も映画も小説もほぼ馴染みがないのに、何故か読んでしまう。

中原昌也制作日誌』もそうだったけども不思議な一冊。

同時にもの凄い量の音楽を聴き、映画を見てることに対して、本人はこうも書いている。

 


「何かに造詣が深い人、になんざまったくなりとうない!!昼間から真っ当な仕事もしないで、映画だの音楽だの小説だの美術だのにうつつを抜かしているのは、ランダムに色々接して、訳がわかんなくなるためなんだよ!何かに詳しくなるためじゃぜんぜんない。寧ろ、混乱したいだけ。訳がわかんない状況のため、映画見て音楽聴いて小説読んで絵を眺める。人を訳わかんなくさせるさせるために批評や小説を書いて、音を出したり絵を描いたり。客に有り難いものは一切提供しない!僕の仕事はそんなもの。ま、こんな時代、仕事は当然減るよなあ・・・・・・。」

 


この言葉にぐっときてしまった。

 

 

 

17時半に喫茶店を出て、父親に頼まれていたのでマクドナルドでバーガーをいくつか購入。それからまた一駅歩いて、今度は餃子の王将で今日の晩ご飯を買い、それからローソンでトイレットペーパーを買って帰宅した。

 

 

 

ご飯を食べて、ぽんぽこちゃんねるの新しい動画(福岡グルメの回)を見たり、ぼんやりしていたら、ヘルパーさんが来て父の介助。

 


21時半頃からスペース。はまりーさんとグラビトンさんと話をした。はまりーさんにはここ数ヶ月話してみたかったことがあり、それについてちゃんと欲しかった反応があってよかった。反省して生きていきます。

グラビトンさんは喋る力みたいなのが凄くて、グラビトンさんがポッドキャストやったら聞くなーと思ったりしました。

 

 

 

Netflixで『アテナ:制作の舞台裏』を見た。映画『アテナ』のメイキング。凄い映像ばかりだった『アテナ』だったけども、そのメイキングも凄い映像ばかりだった。

怪我は当たり前だし、キャストは現地の団地から選んだりしているし(その団地のギャングもキャストに入ってる!)、長回しの最後にカメラマンを30メートル吊り上げるし、実際に花火や炎の中で撮影するし・・・とよくぞまあこの映画完成したな・・・!と思うばかりなメイキング。

主演の人はなんと演技未経験だったらしく、これが1本目!めっちゃ演技凄いやないかという思いと、これが1本目は大変すぎるやろ・・・という思い。そう思って見ていたら撮影終了時に「やっと肩の荷が降りたなって言われるけども、肩の重荷が降りた気分だよ」と語っていてそうだよねえ・・・としみじみしたのでした。

 

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『ピースメイカー』の6話を見た。見るのが数ヶ月止まっていたけども、なんとなく再開出来る気がして、やっと見た。数ヶ月開けると細かい伏線は忘れていたりしたけどもおおむね楽しんで見ることができた。

むしろ数ヶ月前よりはこの口の減らない人々の会話劇がなんだかより楽しんで見れたりした。ずっとバカな会話をしているのって楽しいですね。

『ピースメイカー』の良さって過度にスケールが大きくなりすぎないところだと思うけども、今回もアクションは森の中を逃げるだけってのが良かった。

それで結構ハラハラしたりするんだから面白いなあ。

アクションのスケール感と面白さって比例するんだろうか。逆にミニマルなものでここまでのハラハラ感が!ってどういうものがあるんだろう。見たことある気がするけども、今は全然思い出せません。

物語上のサプライズもありつつだけども、個人的におお~と唸ったのはピースメイカーがピアノを弾けるというシーンだった。こういう明かされていないキャラクターの特性を見せるというのもサプライズであるし、そのサプライズによってキャラクターに深みが出たりするんだな。勉強になります。

展開はジェームズ・ガン監督作品だとより『スリザー』な方向になってきてあの作品が好きだった私はとても嬉しい。

あと二話でなんとかなるのだろうか。というかお父さんが大変なことになってるけどもそれも解決するのだろうか。

シーズン2もあるそうなので全部解決はしないと思うけども「ああ、いいドラマ見たな~」って思えるようなラストだったらいいなあ。

 

 

ちゃんねれ(ちゃんと眠れない)な日だったので、5時くらいまで布団の中でうごめき続けた。

 

 

 

2022/12/03(土)

 

昼前に起きた。が、めちゃしんどくなかなか動けず。

昼過ぎに父親に昼ご飯を出した。その前にインシュリンの注射をするとのことで、ベッドの上の父から指示を受けながら準備をした。

なんか銃の扱い方を手負いの兵士から教えて貰う映画の1シーンみたいで面白かった。

 


父にご飯を食べさせた後は、またしんどくてぼんやりしていた。

本を読んだりするも進まず、ゲームをするも進まず、って時間をしばらく過ごす。

 


夕方になって買い物に行っていた母が帰ってくる。

母がクリスマスツリーのグリーディングカードを買ってきた。ボタンを押すと音楽が流れて光るというものだ。

それのせいか少し家の雰囲気が明るくなった気がした。

 

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母が帰ってきたので散歩に出かけた。

一駅歩いて、いつもの喫茶店に入って、日記を書いた後に『ピースメイカー』の7話を見た。

めっちゃエモーショナル!出先なのも忘れてぼろぼろ泣いてしまった。

邪悪なアイアンマンが出てきたり、えっ!と驚く展開があったり、相変わらず悪趣味な暴力描写もあるし、相変わらず口数は多いけども、見終わって残るのは優しさだった。

映画版を見たときはピースメイカーをこんなに好きになるとは思わなかった。

映画以上に時間がかけられるドラマだからこそ、こんな主人公には似合わない男に感情移入出来るんだな~と思ったりしたのでした。

獣医さんが良かったですね。銃をがしゃって時はあまりの威勢の良さに笑ってしまいました。

残り1話。本当楽しみ。

 

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行きと帰り道でアルコ&ピースD.C.GARAGEを聞いた。

現行のサッカー選手とフィジカルを比べようとする平子。

相撲で決着つけさせようとする平子。

酒井、やばたんからの手紙を何故か平子に渡さない。

直火ローストのコーナーではついにシニア香ばしメールが届く。

 

 

 

21時にヘルパーさんが来る。

その最中で申し訳ないなと思いながらどうしても見たかったので星野源の「おんがくこうろん」を見た。

 

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今日はレイハラカミの回。

レイハラカミさんの音楽はとても好き。なので伝説になっていた機材の話も実物と、そのデモ音源が聞けてレイハラカミさんとの音楽の違いに驚いたし、ミニマルといってもいい音楽制作の話でへーとなったり、さらにはリズムの錯覚というものを使って音楽を作っていたという話は全く知らなかったので素直に驚いたりしました。

その上、リミックス仕事まで触れていて名リミックスであるくるりの『ばらの花』の紹介に加えて岸田さんのインタビューまであってとても濃厚な30分でした。

面白かったなー。来週も楽しみです。

 

 

 

『ピースメイカー』第8話を見た。めちゃくちゃ面白かったー!!本当いいドラマだった。最終回となる第8話なのに序盤は相変わらずぐずぐずしているのとかたまんなかったし、あのデブの男が語る髭を染めてるって話でまさかうるうるしてしまうし、何よりゴア描写満載のアクションシーン!

盾を使うアクションといえば、マーベルのキャプテンアメリカが出てくるけども、決してキャプテンアメリカでは描けないゴア満載の盾アクションにめちゃくちゃ興奮。

そりゃ堅い金属を思いっきり顔面にたたきつけたらそうなるよね~な描写にジェームズ・ガンの悪趣味が出てて最高だった。

しかもこのアクションは結構な長回しを使っての撮影だったのも気持ちいい。

最終回でここぞというのを見せる構成もやっぱ素晴らしい。

でもやっぱり残るのはピースメイカーという男の変化。

『ザ・スーサイド・スクワッド』での彼がとった選択とこのドラマで最後に取る選択の違い。それこそ彼がこのへっぽこチームで過ごした時間がもたらした変化じゃないだろうか。同時にその変化はどんなくそ野郎でも変わることができるという希望的な面でもある。

およそ好かれるような人間じゃなくても、ちょっとずつでも変わることができる。

でもラスト、ヴィジランテとはしゃいでるシーンでは変わってない部分も描かれていて良かった。

人は変わらないし変わる。そんな優しい目線に満ちたドラマだった。

あのデブの兄ちゃんが写真立てを見て微笑むのも泣いちゃったな。

確かに楽しい時間は存在していたのだ。

『ザ・スーサイド・スクワッド』はベスト級に楽しいお祭り映画だったけども、まさか作品の好き具合で言えば『ピースメイカー』が上回るとは思わなかった。

また『ピースメイカー』の面々には逢いたいなって思うものね。

シーズン2も決まっているようなので楽しみ。

 

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ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ』の第1話を見た。

前のはシーズン1を全部見たくらいだったけども、全18時間のデヴィッド・リンチ脚本監督という特濃リンチワールドに浸りたい!という気持ちが高まったので見ることにした。早速謎!謎!!謎!!!という謎の殴打。

透明な箱を監視するだけの仕事。その透明な箱から出てくる幽霊みたいな存在。

頭が女性で、身体が男性の死体。

そして丸太おばさんからのメッセージ。

何もかも謎めいてる上に、デヴィッド・リンチサウンドデザインしているノイズが終始鳴り続けている。特濃リンチワールドだ!

シーズン1くらいしか見ていないといいつつ、かつてのキャラクターが再登場するのも楽しい。

相変わらずアホな警察署の受付嬢とか(日本語吹き替え版のキャストも同じ!)

リンチ作品それほど見ているわけではありませんが、今のところ見た作品全てに話が通じなくて面倒くさい人が出てくるディスコミュニケーションコントがあって、リンチさんは大概これ好きだなあと思ったりした。

 

 

 

色々と浴びるように見たらまた躁的な気持ちになった。

でも浴びるように色々と見るのは好きだ。できればそういう風にやっていきたいと思うし、それが出来るときは健康体に近づいているってことだと思う。

 

 

 

2022/12/04(日)

 


昼過ぎに起きた。ただご飯を食べた後、めっちゃしんどくなってまた寝てしまった。

15時半頃にやっと起きる。

妙に苦しかった。

お風呂に入り、実家に帰る準備。

今日から金曜日くらいまで実家に帰る。父親を見ておきたい気持ちはあれど、日々見ていると精神的に疲弊するのでは?という家族の配慮で一旦実家に帰ることになった。

というわけで17時に祖母宅を出る。

18時頃、京橋に着いたので、喫茶スワンに入り、日記を書いたり、たばこを吸ったり。

 

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その後、京橋のセカンドストリートに行き、スカジャンかスタジャンが欲しいので、それを探すも全然見つからず。代わりに欲しかったアディダスの緑のジャージを見つけてテンションがあがるも、サイズがXSしか無くて断念した。

それからブックオフに行った。特に欲しいものは見つからず。いや本当はくるりの本が欲しいと思ったけども、積ん読があるし・・・と買うのを断念してしまった。欲しかったけども。

にしてもブックオフセカンドストリートはさらっと入れるな。そしてぶらぶらしちゃうな。

 

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帰宅して、弟が作ってくれた晩ご飯の肉じゃがを食べた。

晩ご飯を食べながら「もぐら、岡野のくずパチ」を見た。

パチンコはあまりしないのだけども、この番組はとても好きで見てしまう。

はしゃいでいる二人を見るのがとても好きです。

 


久しぶりに会った弟と音楽の話を延々としたり、LAUSBUBのライブ映像を見てかっこええなーと言ったりして、22時から『はぐれラジオ純情派』の第107話の録音。

今日はサッカーワールドカップの話から始まって、ぼっち・ざ・ろっく!の廣井きくりさんみたいな破天荒な女性が好きといい、破天荒になれない自分たちについて考えたりした。それから『ピースメイカー』の感想や『OSO18』の感想を話したり、ラジオに来たメッセージを読んだりした。メッセージが来ると本当に嬉しい。ありがとうございますって気持ちになりますね。

はぐれラジオ純情派第107話、各種ポッドキャストサービスで聞けると思いますのでもしよろしければぜひぜひです。

 

 

 

ツインピークス:リミテッド・イベント・シリーズ』第二話を見た。

異常映像を延々と見ていた気がする・・・・・・。

どんどん小さくなる箱の映像に思わず笑ってしまった。けどもなんて笑ってしまったかわからない。というか第二話で見た映像の殆どを言語化できる気がしない。

それでも時間の感覚を忘れるくらいには面白かった。

面白かったというよりは心地よかったが正しいのか。

なんていうかこのドラマを二話続けて連続視聴できないなって思ったり。

一晩ずつ見ていきたいな。

 

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今週の日記を書いて、私は感想を書くのが好きなのかもと思った。同時にあまり自己について書くのは苦手というか「書くぞ!」とならないと書かないのかもと思った。

もしかしたら、私は感想に自己を投げてるのかもしれない。そう思った。

 

 

日記 2022/11/21~2022/11/27 "ぼっち・ざ・ろっく!7話、在宅介護、小説、ゲーム"

日記 2022/11/21~2022/11/27

 

 

 

2022/11/21(月)

 


疲れたのか、全然駄目な日。とりあえず一日中寝続けた。

しんどかったけども、晩ご飯を作らなきゃいけなかったので、夕方にキーマカレーを作った。

そこで体力を使い果たし、晩ご飯を食べた後はまた寝ていた。

本当に寝ていただけの日だった。

 

 

 

2022/11/22(火)

 


昼頃に目を覚ます。体調は相変わらずそんなによくない。

のそのそと寝たり起きたりを繰り返しながら、お風呂に入ったり、着替えたりする。

夜に大学の先輩とご飯を食べに行く予定が入っていたけども、先輩から「今日は無理だー」と来たので「また行きましょうー」と送り返して、散歩に行くことにした。

 


先週の空気階段の踊り場を聴きながら、一駅歩く。

踊り場ブレイキングダウンの続き。優しすぎる男から電話が来たり、かたまりの顔ファンから電話が来たりと笑ってしまった。

 


一駅歩いて、いつもの喫茶店に入る。ちょっと疲れてしまって、ぐったりしてしまったので、これではよくないと持ってきたswitchでシルバー事件25区』の続きをやる。

唐突にポケモンバトルのような演出が入って笑ってしまう。

シルバー事件25区』をきりのいいところまで進めて、阿部和重の『ブラック・チェンバー・ミュージック』の続きを読む。こちらもきりのいいところまで読み進める。

晩ご飯を食べてくると言っていたので、仕方なく松屋に行き、ごろごろチキンのバターチキンカレーを食べた。美味しかった。

 


先週のアルコ&ピースD.C.GARAGEを聴きながら帰る。

七五三にギャバンで出るというくだらない話に笑う。

 

家に帰って『シルバー事件25区』の続きをやっていたら、弟がバイトから帰宅。

 

『ぼっち・ざ・ろっく!』の7話を見た。

ぼっちちゃんの家に行く回。体育祭というワードでトラウマが出てくるシーンで、コマドリアニメになったり、セル画調の映像になったりと今週もアバンギャルドな演出が続いて笑ってしまう。

すっかり毎週楽しみなアニメになってしまった。

 

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0時を超えて、今週のチェンソーマンのエンディング曲があのちゃんだったことを知る。あのちゃんと真部脩一のコラボ、めっちゃ初期相対性理論っぽい!!

 

 

 

2022/11/23(水)

 

 

 

雨のせいか、低気圧のせいか、シンプルに弱ってるせいか、またもやひたすら寝てしまう。行きたかったイベントがあったけども、しんどすぎて行くことができず。ううう、と唸るばかりのマシーンになってしまう。

晩ご飯を食べて、しばらくしたらサッカーワールドカップの日本対ドイツが始まったので見る。

それほどスポーツに強いわけでもないし、サッカーワールドカップに興味があるわけじゃないけども、見始めたら結構面白くて、なんだかんだのめり込んで見てしまった。

サッカーのことよくわからないけども、均衡状態が延々と続いたかと思えば、一瞬で状況が変わったりするので面白いなーと思ったりしました。

瞬間的に最高潮になるのは気持ちよくて、こういうのを物語に置き換えるとどうなるんだろう?って思ったり。

あとは、何故か私は『島人ぬ宝』を延々と歌ってたり、今更SuchmosのVOLT-AGEをツイートしたり、TOKYO NO.1 SOULSETの『SUNDAY』のMVをツイートしたりしていたら、フォロワーが10人くらい減っていた。厳しいなあ。

 

 

 

2022/11/24(木)

 

 

 

朝9時に起きる。寝起きすぐ「苦しい・・・・・・」となるが、奈良の祖母宅に行かないといけないので、身体を起こし、朝ご飯を作り、それを食べ、お風呂に入り、11時には家を出ることに成功。

ダイアンのTOKYO STYLEのポッドキャストを聴きながら駅まで移動。

リスナーからおすすめのグラビアアイドルを聞くという、とてもおじさんな回。とはいいつつ、おすすめのグラビアアイドルの名前が上がる度に私はグーグルで検索をした。わしは弱い人間や。

 


奈良に着いて、昼ご飯ののり弁当とたばこを買って、祖母宅へ。

祖母宅に着いて、まず窓を開けて風を通す。湿気たりしたら、家がだめになると聞いたので、そういうことはちゃんとする。

引き続きダイアンのTOKYO STYLEをイヤホンで聞いていたら、肩を叩かれてめちゃくちゃ驚いたら母が到着していた。イヤホンをしていて気がつかなかった。

 


ご飯を食べたら、疲れも相まって眠くなって寝ていたら、気がついたときには介護用ベッドの搬入が始まっていた。

明日から父の在宅介護が始まるので、そのベッドの搬入があったのだ。

といっても、その会社の人がやってくれるので私は何もすることがない。

うとうとしながら成り行きを眺めていると、同時刻に宅配便が到着。

段ボール三箱に詰めた父の服や布団、そして枕が届く。それを受け取る。

ベッドの搬入が終わった後、その会社の人にベッドの使い方を聞く。

会社の人が帰ったら、ベッドに布団を敷く。一度寝てみる。エアベッドといい、空気がぱんぱんに詰まってるそうだ。一度横になってみたらふわふわしていて寝心地はとてもよかった。

一通り終わったので、コーヒーを作り、コーヒーとスイスロールを頂く。

暖かいものと甘い物を同時に摂取したらやっと心が落ち着いた気がした。

 

 

 

一旦母が実家に帰るということで、駅まで送る。

その後に100円均一に行き、コンセント関連のものをいくつか買った。

1つは父が必要になるかもと思い、3mの延長コードを買った。

ベッドの位置的にテレビを見ることは難しいし、iPad中心の生活になるかもと思い、充電しながら見るのがいいだろうと、その思いでの延長コード。

こういうときに色々と気を使ってるのよ~と思う。

 

 

 

家に帰りながらアフター6ジャンクションを聞く。Dos MonosのTaiTanさんが推薦図書を話していた。乗代雄介さんの『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』という本を紹介していた。めちゃくちゃ面白そうだったけども、3000円超えの本だった。今度図書館行ったときに探してみたい。

 


晩ご飯にたいめいけんのハンバーグ弁当を食べた。

それから少しぼんやりした後に、ちょっと今の現状を喋りたいなあと思い、Twitterのスペースをやることにした。

スペースを始めるとナイトウミノワさんが入ってこられて、それから1時間半くらい雑談をした。雑談をしたら、煮詰まってる気持ちが少しはガス抜きできたような気がした。当たり前のことを言うけども、喋るって大事だし、雑談はやっぱとてもいいものだと思う。雑談は人を救うんじゃないかな。だから雑談はなるべく大事にした方がいいじゃないかな。

 


21時くらいからまたぼんやりしたり、Twitterを見たり、阿部和重さんの『ブラック・チェンバー・ミュージック』の続きを読んだりした。『ブラック・チェンバー・ミュージック』は182ページまで読んだ。まだまだ先は長いけどもここ最近の集中力にしては結構読めているんじゃないかなと思う。阿部和重さんの文章ぐいぐい読んでしまう。その推進力はなんなんだろうとも思う。

 

 

 

明日から父の在宅介護が始まることにずっと動揺している。弱っている父をどう見ればいいのかわからない。もう長くない父とどう接すればいいかわからない。

 


不安で眠れず睡眠薬を久しぶりに飲んだ。

気がついたら寝ていた。

 

 

 

2022/11/25(金)

 

 

 

目を覚ますと9時半くらいだった。朝ご飯を作って食べた。

昼には父が祖母宅にやってくるけども、それまで何にもする気力がわかなくて、結局また横になり続ける。

ゲームセンターミカドの配信を流してぼんやりしているうちにまた寝てしまっていた。

 

 

 

昼に起きて、30分もしないうちに父を乗せた介護タクシーが祖母宅にやってきた。

三週間ぶりに見る父は思った以上に元気そうだった。

とはいえ、左半身が思うように動かず、ほぼ寝たきりではあった。

ただ喋り続けていて、そういう意味ではまだ元気と言っていいのかもしれない。

 


15時頃にケアマネさんや看護師さんやヘルパーさんがやってきた。

お腹の調子が悪いという父に看護師さんが摘便を行うのを見て、自分にはできないことだと思ってしまった。凄い仕事だ。

結構大変な状態がしばらく続き、自分は何もしていないのにちょっと疲れてしまった。

家族が弱っている状態を見るのも体力がいるんだなあと思ったりした。

 

 

 

17時半から父の介護に必要なものを買い出すついでに散歩にでかけた。

行きは今週のアルコ&ピースD.C.GARAGEを聞いた。

平子スペイン村に笑う。監視カメラを「あれはファーザーの目だよ」という子供。

平子、家を建てるの続報。タイルの種類は3兆あるし壁紙の種類は8兆ある。

 

そんなラジオを聴きながら、マツモトキヨシで必要なものをいくつか買ったり、100均に寄ったり、スーパーで缶詰を買ったり、ミスタードーナツでドーナツをテイクアウトしたりした。

帰りは花澤香菜のひとりでできるかな?を聞いた。

花澤さんのラジオはずっと普通なのが本当に心地良い。とはいえ30分ラジオをずっとやってる人なのでちゃんと面白いんだけども、あくまでも普通の感性を持っている花澤さんの話を聞くのは本当にいい。なんだか妙に癒やされる。

今週のも小さい人間ですというコーナーに対する、花澤さんのリアクションも普通だし優しく聴き心地がいいなあと思ったりしたのでした。

 

 

 

家に帰ったら、今日は鍋だった。

鍋を食べながらお昼ご飯を食べてなかったことに気がつく。

むしゃむしゃ食べてしまった。

 


その間も父があれこれ言うのでなかなか集中してはご飯は食べられない。

やっぱり半身がうまく使えないとご飯を食べるのも一苦労になるのだ。

鍋の具材も細かく切らないと食べられないとなったところで、昔、祖母のために買っていた料理ばさみがここに来て役に立った。あのときに買っておいてよかったなあ。

 

 

 

21時頃ヘルパーさんがやって来て、父の介助をする。

その間、なんだか妙にまた疲れてしまって、私は寝てしまった。

 


気がついたらヘルパーさんは帰っていた。

父からお茶が飲みたいと言われたので、お茶を手渡したりしているうちに23時になっていた。

 

 

 

父が眠ったので、お風呂に入る。

お風呂からあがり、布団に潜り込みながら、阿部和重の『ブラック・チェンバー・ミュージック』の続きを読んだ。

面白くて何度か笑ってしまった。

やっと安心できる時間がやってきたなあと思った。

 


睡眠薬を飲んで寝た。

 


2022/11/26(土)

 

 

 

睡眠薬が残っているのか、ずっと寝ていた。

今週、ずっと寝てるな。

夕方くらいまでなんかやんか寝続ける。

今日は祖母宅から実家に帰る。

そろそろ祖母宅から出ようとした瞬間に、父の下の世話をすることになり、母と協力して行った。

大変な作業だったけども、とりあえずやり終えた。

1つ1つやっていくしかないんだなあと思ったりしつつ、ハリウッド・ザ・コシショウの「ええやんええやん!しゅーーー!」のモノマネをやったりした。

 

 

 

まっすぐ家に帰っても1時間半くらいかかる。移動するだけで結構疲れてしまうな。

電車の中で阿部和重の『ブラック・チェンバー・ミュージック』の続きを読んだ。

主人公が拷問されそうになっていて、はらはらしてしまった。これが新聞連載だったのか。新聞連載って結構なことできるんだな。殺人事件のニュースとか載ってるわけだから別にいいのか。

 


家へ向かって歩きながら先週の『脳盗』を聞く。TaiTanさんがヨーロッパで全然英語が喋ることができず「Never mind!」だけで乗り切った話が面白かった。

自分も英語を勉強していたはずなのに全然喋れないのでめちゃ親近感を持って聞いてしまった。

海外アーティストとスタッフがぞろぞろとこっちに向かってきたのを見て「クローズZEROかと思った」って発言で笑った。

 

 

 

家に帰って、晩ご飯を食べた。セブンイレブンのサバの味噌煮とコロッケとカボチャの煮物。

食べながらぽんぽこちゃんねるの本日更新分の峠を攻める動画を見た。

面白かった。

先日のサッカーの時も、ピーナッツ君の同時視聴を見たりと我が家はついついぽんぽこちゃんねるを見がちだ。面白いもの。

 


PS5をつけてフリープレイなにか入ってないかな~と見ていたら心のベストゲーム10に入る『ホットラインマイアミ』が入っていたので即座にダウンロード。

久しぶりにプレイする。相変わらずの高難易度。そして最高の音楽。Do You like hurting other people?な世界観最高だよ~。

 

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21時半から弟と『はぐれラジオ純情派』の第106話を録音する。

今日は人生の10冊をお互い話し合うという回。

弟とお互い被ってる本もあれば、全然違う本もあって面白かった。

各種ポッドキャストサービスで聞けるからもしよかったらきいてくださいね。

 

 

 

youtubeにあがっていた上坂すみれのライブ映像を見て、うわーすげーとなる。この人、アングラな感じも保ちつつ、ライブも堂々とやって、同時に実力派にもなってて、と全方位的に強い。とりあえず見ながら上坂さんっ!となったのだった。

 


PS5でアサシンクリードヴァルハラを30分くらいやったところで、お金がかかってるのはわかるし、多分ストーリーも凝っているんだろうけども、面白いと思う部分とムラのある部分を天秤にかけたときに、面白くないが勝ってしまってやめてしまった。

『ホットラインマイアミ』はめっちゃ興奮してやっていたのに、この差はなんだろうと思ってしまった。

AAAゲーム向いてないのかな。自分はどういうゲームが好きなんだろう。

わからなくなってきました。

 

 

 

阿部和重の『ブラック・チェンバー・ミュージック』の続きを読んでいたらドラマユートピアが出てきて笑ってしまった。しかも使い方が、拷問屋が『ユートピア』に出てきた拷問が良くて思わずパクってしまうという使い方で更に笑ってしまった。

ユートピア』思った以上にグロいドラマで二話くらいまでしか見ていない間に、配信がなくなってしまった思い出がある。今はどこも配信が無いみたいだ。Amazonにあるリメイク版はそんなに指が伸びない。本家のイギリス版をまたどこかで見たいけども、見るにはDVDを探すしか無いのかなあとなってしまった。

 

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J.G.バラードの短編『エスケープメント』を読んだ。筆者が言うように『時間ループもの』の先駆的な作品。ただ15分のループの間、テレビを見たり、お酒を飲んだり、クロスワードパズルを解いたり、電話をかけたり、と全てが部屋の中で完結している。ループ物と思って読んでなかったので、これループしてるやん!と登場人物と同じように興奮してしまった。面白かったなー。

締めの台詞がいい。

「これはメリーゴーランドなんだ。そして、今は君がメリーゴーランドに乗っているんだよ」

1日1話のペースでJ.G.バラードの短編が読めたらいいなと思い始めてる。図書館の返却期限までに残り13話読めるだろうか?

 

 

 

舞城王太郎の『深夜百太郎』の続きを読んだ。

今日読んだ中だとクモ女が出てくる『穴の蓋』、深夜のファミレスに死んだ子供の霊が出てくる『ファミレスの子供』、藤本タツキ先生も一押しな『図書館の彼女』が好きな話だった。

最終的に何かしらの「やさしさ」を感じる話が好きなのかもと思ったりした。

 

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2022/11/27(日)

 

 

 

ずっとしんどい感じ、というか眠たくて、ひたすら寝続けていた。

ちゃんと起きたのは19時半。サッカーワールドカップの日本対コスタリカが始まっていたのでabemaで見る。

サッカー初心者だけども、面白いスポーツやねえと何度も思う。前回のワールドカップの時も思っていた気がするけども。

勿論個人の能力もゲームの動きに左右しまくりだけども、団体をどう動かすかが、試合においては大事ってのがなんか気持ちいい。デザインっていうのは合ってるかわからないけども、団体をこう配置して、こう動かして・・・と、全員で1つのシステムを作ってるってのが面白いなあと思ったりした。

結果はコスタリカに1点を取られて負けてしまったけども、サッカーって面白いなあと思ったのです。ワールドカップ終わったらサッカー見ない気がするけども、見ていったらハマっていくのかなあ。FIFAとか気になるし、日本のサッカーも気になる。昔通っていたMOVIX京都でよく京都パープルサンガのCMが流れていたなあ。一度見てみたいな。

 

 

 

弟が帰ってきた。弟が酔っていたみたいだったので、酔ってるときに一番聞きたくないであろう音楽スリップノットのヘリティックアンセムのライブ映像を一緒に見たら、めっちゃ盛り上がってしまった。

 


23時からまたabemaで『チャンスの時間』の二時間スペシャルを見た。

アンジャッシュ渡部さんに今の悩みを聞く、藤田ニコルのパチンコしてるところに密着したドキュメンタリー、ブレイキングヤンチャオーディションの三本立てとめっちゃ濃密な内容に気がついたら二時間見てしまった。

追い詰められていくアンジャッシュ渡部さん、抗菌シートを食べるアンジャッシュ渡部さん、叩いて被ってじゃんけんぽんを怒られながら全力でするアンジャッシュ渡部さん。

藤田ニコルはがちがちにパチンコにハマっていてちょっと心配するくらいだった。藤田ニコルの母親が出てきて、一緒にパチンコを打ったり。めっちゃヤンキー感があって笑ってしまった。

ブレイキングヤンチャオーディションはめちゃくちゃ面白かった。古賀シュウさんが早速バン中村のモノマネを完成させていたり、オジンオズボーン篠宮さんが「ペットボトルあたる」として出てきたり、トンツカタンの森本以外の人がこんなに面白いんだってことに気がついたり、金の国のおにぎりさんが最終的に後輩的なかわいさで持って行ってたり、真空ジェシカの川北はやっぱ凄いなってなったり、とにかく超面白かったです。

ブレイキングヤンチャオーディションだけでもぜひ。本家ブレイキングダウンは怖くて見れないし、あんまり好きじゃないけども、ブレイキングヤンチャオーディションはどんどんやってほしいし、どんどん見たい。

 

 

 

沢山テレビを見てしんどくなって、また横になる。

でも、眠れなくてぼっち・ざ・ろっく!のウェブラジオ『ぼっち・ざ・らじお!』を聞いてみる。青山吉能さんがまじ1人で喋るって内容でおどろく。スタッフが見える窓も目張りしてる気合いの入りっぷり。面白く聞いてたけども、聞いているうちに自分の辛かった記憶を思い出してしまう。

大学時代に夏休みにゼミの集まりがあるからと大学に行ったのに、誰も来てなくて「あ、俺だけ情報届いてないやん」ってなって、辛くなりながら大学のベンチに横になりながら音楽を聞いてたこととか思い出しちゃってしんどくなっちゃった。

辛いだけの人生じゃなかったけども、ついつい辛いことばかり思い出しちゃう。やめていきたいけども、辛い思い出は心に傷をつけてるから、簡単に再生できるのかもしれない。レコードに針を落とすように当時の感情が簡単に再生できちゃうのかもしれない。

嫌だなあ。うわあ。

 

またぼんやりしているうちに寝てしまった。

今週は寝てばっかりだったな。

来週はもっと動けるようになりたい。頑張るぞ。おう。

日記 2022/11/14〜2022/11/20「朗読Bar、ぼっち・ざ・ろっく、診察、お歳暮」

日記 2022/11/14〜2022/11/20

 

 

2022/11/14(月)

 

知り合いのお通夜に行った。

自死とのことだった。

仲がよかったというわけではない。むしろ一方的に尊敬していた人であった。

だからこそ私はその人ともっと仲良くなりたかったと思ったし、間に合わなかったことが悔しくてしかたなかった。

その人もだけども、自死について、私はどうこう言えることじゃないなあと思う。

やっぱり自死についてはその人それぞれの考えもあるし、突発的とはいえ、それが浮かんでしまうならばもう仕方ないことだと思う。

それでも、と何度か思ってしまったのは生きている方からのおごりなのかなとも思う。

死なないという選択がいかにきつくても、生きることがとても苦しく大変でも、なんとか生きる道はなかったのかなと思う。

なかったんだろうなあ。

少しそのことに呆然としてしまう。

生きていくのはやっぱり苦しすぎると思う。でも自死というのは、何か空間がそこだけ欠落したような感覚と、呆然としてしまうような、置いていかれたような、そんなものがある気がする。

難しい。とても難しい。

沢山物を持っていた人らしく、形見を持って帰って良いよと言われた。

私はヴィヴィアン・ウエストウッドのマフラーとアクセサリーを貰った。どれもとてもかわいくて、おしゃれだった。

おしゃれな人だったんですねと口にした瞬間、泣いてしまった。

もっと仲良くなりたかったなあ。

 

 

 

 


帰宅後、弟がぼっち・ざ・ろっくを見ていたので、1話と2話をもう一度見て。それから5話を見た。

5話のライブシーンがとても熱かった。

ぼっちちゃんがぐっと足を踏むのは、そこには無いエフェクターを踏むようだった。

エフェクターを踏むと音が変わる。歪んだり、大きくなったり、空間的に広がったり。

でも何より、感情が変わるんじゃ無いだろうか。

それを踏むことで変わるのは音よりも感情である気がして、ぼっちちゃんはあの瞬間、自分の感情を変えるそこにはないエフェクターを踏んだんだと思う。

 


あとGoProで撮ったようなカットのかっこよさにびっくりしたり。どうやって描いてるんだろう。あのカットは昔見たスリップノットのライブ映像を思い出したりした。

 


友達に「ぼっち・ざ・ろっく!いいね~」って連絡をする。そしていつか下北沢を探訪しようね~という話になった。下北沢行けたらいいな。

 


弟が上坂すみれの2nd写真集を買ったので見てみると、こうなんというか、恥ずかしいんだけども、まっすぐえっちな内容でめちゃくちゃどぎまぎしてしまった。1stの時の「上坂さんがこんな写真を!」というのが今回は全編続くような感じでめっちゃ攻めてる!とびっくりどぎまぎ。特にカルバンクラインの写真は顔が赤くなるくらい凄いなって思いました。

写真集を見た後、見せる予定なんてないけども、自分も身体をしぼりたいな、いや絞らねばと、シャドーボクシングを5分くらいやったらめっちゃ疲れてしまった。

弟とシャドーボクシングやってるときにスリップノットが流れてたら元気が出そうって話をした。ヘリテックアンセムとか。If You're 555,then I'm 666!!!!!

 

 

 

2022/11/15(火)

 

散歩をした。とりあえずなるべく散歩をしようと心がけている。毎回隣の駅まで歩いている。毎回隣の駅まで行って、そこにある喫煙可能な喫茶店に入ってぼんやりしている。

今日もそうだった。行きはROTH BART BARONの新譜を聴きながら移動した。まだ好きなアルバムかどうかわからなかった。

茶店に入って、文章を書いた。これを書かなきゃどうしようもできないというような、父に対する思いの文書を書いた。発表するのが怖かったが、書いたものは仕方ないとアップした。

 


二時間ほど喫茶店にいて、家に戻る前に、ゲームセンターに寄って1プレイだけ『雷電4』をやった。最近ゲームセンターミカドの配信をよく見ている影響でシューティングゲームをやりたいという欲がめっちゃある。隣の駅にはゲームセンターがあって、『雷電4』をプレイできる。というわけで最近は散歩の帰り道に1プレイだけ『雷電4』をやってる。

今のところ毎回3面のボスで死んでいる。難しい。けども面白い。ただ、やりすぎるのはよくないとなんとなく思っているのか、まあいいやと思ってしまうのか、1プレイをやるとそれで止めて、帰るようにしている。いつかクリアできたらいいなと思う。

 


帰り道はアルコ&ピースD.C.GARAGEを聞いた。酒井さん家に来た妻の友達がハナコの菊田の妻だったことがわかり挨拶させるかさせないかを考える回だった。面白かった。

 


家に帰って、晩ご飯のお寿司(スーパーの出来合いのもの)を月曜日ラヴィット!を見ながら食べた。モグライダーのモグ散歩は浅草地下街編。一度だけ行ったことがある。古い場所なんだけども、むき出しの配線や雑多な雰囲気が妙にサイバーパンクっぽさがあって良い場所だなあと思った。その場所を丁寧に散歩していくモグライダー。忍者バーに行ったり、800円の理髪店で散髪したり、電流気功を浴びるモグライダー。面白い回だった。

 


ご飯食べ終わってぼんやりしていたら、大学時代の先輩から電話。とてもこじらせているという話を沢山聞いた。先輩には幸せになってほしいと思いながら、拗らせている内容が内容なので難しいなあとも思ってしまった。年齢を重ねるって難しくなることも沢山あるよなあと思ったりした。でもここのところ辛い話ばかりだったから先輩と話せて気分が楽になったことが沢山あった。気心しれた人と話すのって楽しいなって当たり前のことを思ったりしたのだった。

 


23時頃に弟がバイトから帰宅。ご飯を食べ終わった弟と『ぼっち・ざ・ろっく!』の6話を見た。酒飲みでだめな大人のきくりさんが出てくる。一発で好きになる。駄目な大人が出てくると好きになってしまう。自分が駄目な大人ってのもあるけども、駄目さが中途半端なので振り切れてるキャラクターや人に憧れみたいなものを未だに持ってしまう。6話はチケットノルマをどうしようと悩む場面がピクセルアートで表現されたり、一転路上ライブシーンは光の表現やGoProで撮ったようなカットで、成長する様やライブの躍動感を表現していて相変わらず見応えがもの凄くあった。

 


毎話、あらゆるアニメ演出が詰め込まれていて大げさな言い方をするとスパイダーマン:スパイダーバースへの日本側からの回答のようなアニメだと思う。でもそれをヒーローアニメじゃなくて、日常アニメでやってるのが日本的なのかもしれない…と書いて大げさなことは書く物じゃないよなって思ってきた。止めておきましょう。とはいえ、見応えのあるアニメなのは間違いないです。めっちゃ面白いもの。今私は最新話まで見てしまって、一週間待たなきゃいけないのかとちょっと絶望しています。

 


弟が『ぼっち・ざ・ろっく!』6話の光の表現を見て、『悪魔のいけにえ』のラストシーンが見たいってことになり、そこだけ見る。なんと異常なテンション。発狂する主人公の姿に「うわ」となったのも束の間で朝焼けの中チェンソーを振り回すレザーフェイス!やっぱ超好き。本当好き。このブログ「にゃんこのいけにえ」は勿論ですが『悪魔のいけにえ』オマージュです。とはいえ1しか見てないんだけども。1をみた衝撃で、つけた名前だからそこは許して欲しい。

 

 

 

母がジェラードンのかみちぃにハマりかけている。まさかなラインで面白い。とりあえずレキシのMVに出ているかみちぃやYOUTUBEにあがっているダンス動画を見たりした。

 

 

 

父親のこれからについて、母親からいくつか聞く。大変な日々が始まるかもとのことで、心配そうにしている母や弟に「みんなで助け合おう~」と私は言うのであった。

そういうしかないし、そうやっていくしかない。

 

 

 

布団に入って眠れなくて何か見ようと思い気になっていた『闇動画14』の"死の円環"を見た。めちゃくちゃ面白かった。タイトルにあるように円環物だけども、最小の表現で最大の効果を発揮しているというか、低予算や撮影シチュエーションを逆手にとった演出が冴え渡っていた。半ば心が壊れながら、黒板のあの数字を書き換えるシーンはぞくぞくした。GoProで撮ってるよ~ってわからせるために「両手」を使える場面を冒頭に持ってきたり、それが印象的なためにもう一度見る時に「あれだ!」となるのも気持ちいい。『闇動画』は心霊ビデオ評論同人誌『霊障』で取り上げられていたので、あの本に載っていて気になった物をこれからもちょくちょく見ていきたい。

 


しかし面白い物を見た結果、上手いこと眠ることができず。色々と2時間ほど試した結果、金属バットのラジオを流したら瞬間的に眠ることができた。ご両人の会話、本当安眠作用がある。

 

 

 

 


2022/11/16(水)

 

 

 

久しぶりに梅田に行く。梅田まで出るときは、淀屋橋で降りて、そこからとぼとぼと歩いて行く。途中、大阪第4ビルと第3ビルを通る。

第3ビルにレトロゲームが沢山置いてあるゲームセンターがあり、そこにちょっと寄った。最近は出先でゲームセンターがあれば1プレイくらいしたいと思ってる。今日は『雷電DX』をやった。『雷電DX(ディーエックス)』は『雷電2』というシューティングゲームのリメイク版・・・というかバランス調整をしたものらしい。発売されたのは94年くらい。私が4歳の時のゲームだ。緻密なドット絵が凄まじい。爆発した飛行機の破片がくるくると落ちていって、地面にぱふっと落ちるまでを描いていたりするのだ。凄いなーと思いながらプレイしていたら1面のボスで死んでしまった。初級者モードでもめっちゃ難しかった。シューティングゲーム、もっと上手くなりたいね。

 

 

 

梅田に来たら『ニューYC』って喫茶店に寄りがちだ。『ニューYC』は阪急梅田駅を降りたところ、マクドナルドのすぐ隣にある昔ながらの喫茶店。昔ながらなので未だに煙草が吸える。あとコーヒーが美味しい。そんなに広くない店内に、いつもお客さんは結構入ってる。けども、何故かいつも1~2席くらいは空いていて座れなかったことがほとんどない。不思議な喫茶店だと思う。

長時間いても何も言われず、昔はよく友人と長時間この店で喋り散らかしていた。

梅田になんか月に1回来るか来ないかなので、行ったときはやっぱりこの店に行ってしまう。好きです、ニューYC。

今日は奥まった場所でホットコーヒーを飲みながら日記を書いた。

日記を書くの、やっぱ好きだなと思う。

私はついつい何もしなかったな・・・と落ち込みがちなので、日記を書くと「こんなにやってるやんか」と思えて嬉しい。また日記を書く行為そのものが「何かをしている」ってことになるので嬉しい。あと文章を書くのが純粋に楽しい。

というわけで日記を書いていた。

途中からアフター6ジャンクションの先週水曜日の徳利さんのライブを聞いた。

徳利さんはラッパーで、私は徳利さんが大好きで、それこそ最初の頃にあげた『徳利からの手紙』を聞いてからずっと好きだ。と思っていたら『徳利からの手紙』が10年前と知ってびっくりしてしまう。わわわわ!もうそんなに経ったんだ。うひゃー。

徳利さんのSNSもめっちゃ好きで、超へこんでいた時期に徳利さんのTwitterで笑ったことも沢山あった。

最新アルバムもよかった。特にみんなが思っていることを歌った世紀のアンセム『チャリ』はぜひ必聴。

「俺のチャリの前にチャリ止めるな。俺がチャリ出すとき出しにくいやろ」という素晴らしいフックが聞ける。

そんな徳利さんのアトロクライブ。めっちゃよかった。最新アルバムからの曲を中心にだけども、あらためてライブで聞くと本当に日々のことを歌ってるんだなあと思ったりした。日々のことを歌うこと、もっと言えば日々のことを面白く歌えるのは本当に才能だと思った。

徳利さんをこれからも応援していきたいなあという気持ちになったのでした。

 

 

 

 


中崎町に移動してコモンカフェで行われてる『朗読Bar/金魚の夢』を見に行った。

この日出演される深田あささんが私の小説『恐怖!巨大花!!』を朗読してくださるとのことで、見に行ったのでした。

5人の演者が代わる代わる朗読していくのですが、一人目が深田あささん。朗読作品は先述の通り『恐怖!巨大花!!』。

自作品なわけですが、深田さんに朗読してもらうと本当自分の作品だったのに、初めて聞く話のように思えるほどフレッシュになってもうめっちゃ嬉しい。

劇中、巨大化したフリージアことフリージやんが人類に宣戦布告するシーンがあるのですが、その演説の力強さに私は超感動しちゃって、涙ぐんでしまいました。こんな風に自作品を朗読を通して立体化してもらえるのは作者冥利すぎるというか、幸せな時間でした。

同時に自作品なので色々と自分の文章の癖が気になったり自作品の弱さが気になったりとそわそわもしたのですが、それも思えたのは朗読してもらえたからで、朗読してもらうっていいなあ嬉しいなと思ったのです。

あと深田さんの読む喋るねこの可愛らしさったら!『恐怖!巨大花!!』では宮本さんというねこが出てくるのですが、かわいくて思い描く喋るねこだー!と嬉しくなったのでした。

とても幸せな時間でした。

 


二人目はサリngROCKさん。魚の頭を被って出てきて、早速ぎょっとしてしまう。内容は海の底に落ちてきた物語を読むというもの。その物語は隕石が衝突して最後に生き残った恐竜であるトリケラトプスと小さなほ乳類の生物との旅の話。

小さなほ乳類がトリケラトプスに別の恐竜に会えるかもしれないとお世話を焼くんだけども、肝心のトリケラトプスは丸くてすべすべした石に夢中。そんな二匹の会話がまるで『ぼのぼの』のようなタッチで交わされるのがとてもかわいらしい。

でもそんな中のトリケラトプスの独白に胸を打たれたり、突然の死に呆然としたり、かと思えば、楽しくて賑やかなアフターライフに何故か胸がじーんとして、そして最後の魚の一言ににやにやしたりしました。

海外の子供向け小説みたいだなあと思ったりしたけどもサリngROCKさんによる作だそうで、サリngさんの他の作品も見てみたいなあと思ったりしました。

 


三人目は吉田凪詐さん。とりとめもない散文的な文章が読まれていく。あちらこちらに視点や思考が飛んでいくので、全体像の把握はできなかったんだけども、でも1つ1つはとても印象的。そしてその飛んでいく思考と視点がとても心地よかった。円城塔さんの小説を読んでるときみたいな気持ちになるなあと思ったりしました。

途中の台詞がとても面白かったので、そこは文章でまた読んでみたいなあとか思いました。

 


換気休憩を挟んで四人目は坊俊幸さん。換気休憩の10分間で即興ショートショートを書くというところからスタート。お題は『親切な感想文』だったのですが、それを綺麗に書き上げていてそれがまずめっちゃかっこよかったです。

続けて二編ショートショートが読まれたのですが『オークション喫茶店』は設定が面白いなあと思って二編目の『親切なカレー』は丁寧な導入からの突然の力業、そして力業に次ぐ力業でどんどん話がドライブしたり、演技で笑わせたりととても楽しかったです。

小説や演劇や映画とも違う、朗読だからできる表現ってあるなあと思ったりしました。

 


五人目は米山真理さん。アイドルが好きとのことでこれまでAKB48の総選挙の時のスピーチを朗読していたそうですが、今回は卒業の時のスピーチを朗読するとのこと。今回は前田敦子さんの卒業時のスピーチの朗読、というか完全再現。

凄かったです。

最初はそのモノマネ的なものだと思い、笑って見ていたのですが、徐々に徐々に引き込まれていき、終盤全力で叫ばれるそのスピーチに気がつけば泣いている自分がいました。

スピーチに至る状況描写もめちゃくちゃに上手く、前田敦子以外のメンバーの動揺や感情、そしてファンの動揺、そして会場の空気感まで伝わってくるようでした。

だからこそ、最後の前田敦子卒業時のスピーチの時は、5万人近く集まったファンの姿が、一人一人の声援が、東京ドームの空気が、そして何よりスポットライトに当たり、涙を流しながら、自分の言葉をちゃんとはき出そうとする前田敦子の姿が見えた。

めっちゃ凄い芸だと思った。

 


というわけで『朗読Bar/金魚の夢』はとても面白く、とても刺激的なものでした。

終演後、深田あささんと喋ることができて、気がついたら色々と喋りこんでしまった。

色々とあわあわと喋ってしまいましたが、本当読んでくださって嬉しかったことを伝えられていたら嬉しい。

 

 

 

会場を出て晩ご飯にココイチへ。先日のぽんぽこちゃんねるでココイチを取り上げていてたべたくなったのでした。というわけでスクランブルエッグとカツをトッピングしたカレーを食べた。お腹いっぱいになって嬉しい。

ご飯を食べながらアフター6ジャンクションの『解像度・高すぎ晋作』を聞いた。

めちゃ面白かった。

ある方面の知識があるせいで解像度が高くなってしまい映画等の描写が「それはどうなの?」と思えたり逆に「これはすごい!」と見えてしまう、そんなリスナーからのメールに「へー」となったりあまりに酷いバイブスまき散らすメールに笑ったりな一時間でした。そして改めて映画は虚構の世界を必死に作り上げてるんだなあと当たり前のことを思ったり。みんなで嘘をついて、1つの世界を作ってる。嘘の中には弱い嘘もあったりして高すぎ晋作に見破られたりする。完璧な嘘ってのは存在しないのかもしれない・・・とか思ったりした。

 

 

 

LAUSBUBのインタビューが凄かった。この人ら、めっちゃ音楽聴いてるやん!ってすげー!ってなった。インタビューを読み終わって、もっと音楽聴きたい!って気持ちになった。

 


弟と最近聞いてる音楽の話をした。今、私が久石譲ソナチネのテーマが好きって話をした。

 

 

 

 


2022/11/17(木)

 

 

 

11時から精神科の診察の予約が入っていたので病院へ。

しかしめちゃくちゃに待たされる。この病院に転院してから一番というほど待たされに待たされて、診察が始まったのは13時半を過ぎてからだった。

これだけ待っていたのだったら本でも読めばよかったのだけども、なんだか妙にそこまでの元気もなく、ひたすらTwitterばかり眺めていた。Twitterを眺めていてもいいことなんて何にもないんだけども、気力が0に近いときはそれしかできない。

診察ではここ最近の出来事を話した。

落ち込んでいるけども、自分の内側から出てくるような鬱というよりは、周囲の状況の変化や悪化によるものなので、と意外と最近の自分の状況について言語化できてよかった。

薬の変更とは無く、とりあえずこのままでいくことに。

先生から「これから大変でしょうけどもご無理をなさらずに」と言われる。

私はどこかのタイミングで「先生もお昼食べてないでしょうから、本当お疲れ様です」とねぎらっていた。待っていたのは先生のせいではないし、そこに不満をもってるわけではないとちゃんと言っておくのは大事。先生とはいえども、人間関係であるという意識めっちゃある。

 

 

 

二年前まで通っていた精神科デイケアにまた通いたいという話をデイケアにしに行ったら、スタッフが入れ替わったのでまた1から出直さないといけないとなり、来月の診察で先生にデイケアに通うための面接を入れて貰わないといけないとなった。

できれば、来週くらいから通いたかったので、来月になって戸惑うけども、仕方ないので「はい~」と言う。

デイケアに通うのが正解かわからないけども、私はなんとか浮上したいなって思う。だからそのためにはなんとかしなきゃいけない。藁にもすがる思いの、近くにある藁がデイケアだったので、そこには掴まりたい気持ち。

 

 

 

結局全部終わったのは15時前近く。だいぶ疲れてしまった。

病院の敷地内の公園でおにぎりを食べて、移動。

鶴橋の駅中にあるドトールに入り、ホットコーヒーを飲みながら日記を書く。

16時半に電車に乗って奈良へ。

今は奈良の祖母宅(祖母は亡くなってしまったけども、未だに祖母宅と言ってしまう)に母と叔父さんが来ているので、今日はウナギを食べるという話になり、駅を降りたあとにうなぎ屋に予約していた鰻丼を3つとう巻きを1つ貰う。

それから祖母宅へ。

道中はLAUSBUBの新しいEP「M.I.D.」を聞いていた。

とてもいいEP。

"Wind City"の気持ちよさや細野晴臣さんのカバー"Sports Men"もとても良かったけども"The Catcher in the Dai"がめっちゃ好きになる。

「ナンを探して三千里~」というフレーズが耳にこびりつく、テクノな童謡みたいで変でかわいくて好きだなと思った。

あと"Get Stir Crazy"のギターの音がニューオーダー的で良いなあと思う。ニューオーダー的な音っていいよね。あの切なさとさわやかさが入り交じったようなギターの音色を聞く度にきゃっきゃしてしまうし、そういう音にオマージュを捧げた曲に出会うのも好きだ。

 


祖母宅に着いて、鰻丼を食べる。めっちゃ美味しかった。

 


父の退院する日が来週の金曜日に決まる。

とはいえ、良くなっての退院ではない。

ほぼ寝たきりに近い中、今後は祖母宅での介護になるとのこと。

ヘルパーさん等も来てくれるとのことだけども、ここから大変な日々が始まるなあと思う。

 


その後、1日動いていた疲れが出て、すぐに横になる。23時には目が覚める。

ぼんやりしてて、何をする気もおきず、またTwitterばかり見てしまう。

24時半からアメトーークの"チェンソーマン芸人"を見た。面白かった。

同時に自分はあんまり考察とか気にせずに読んでたなーと思う。

チェンソーマンは確かに謎の多い話だけども、自分はどちらかと言えば、瞬間瞬間の演出のかっこよさに惹かれて読んでたんだなーとチェンソーマン芸人を見ながら思ったりした。ケンドーコバヤシの「ナダルっていいなさい・・・」でめっちゃ笑った。

 

 

 

寝ようと思うけども、1回寝てしまったせいで、寝付けず。

そういえばとNetflixで『イモータリティ』ってゲームを配信したたなって思い出して、ダウンロード。

『イモータリティ』は『her story』のサム・バーロウが手がけた実写アドベンチャーゲーム。消えた女優が残した三本の未公開映画の断片から「何故、映画は未公開になったのか?」「何故女優は消えたのか?」という謎を探っていくというゲーム。

1時間ほどプレイしただけども膨大な量の映像を見る。それも各映画の本編の映像から始まり、メイキングの映像、読み合わせの映像、もしくはプライベートフィルムまで、映像の断片に次ぐ断片。

その断片をどう行き来するかと言えば、映像に映っている人や小道具を拡大すると、その人や小道具が映っている別の映像に行き来できるというもの。

直感的な操作をしつつ、一見繋がっているようないないような断片に飛ばされる感覚が面白い。

映像の断片から、当時の人間関係が見えてきたり、そもそもでいう未公開映画のストーリーを把握していく。それもプレイヤーである私の頭の中でぼんやりと浮かび上がるのが面白い。

眠たくなるまで『イモータリティ』をやって、寝る。

 

 

 

2022/11/18(金)

 

 

 

朝起きてわかる、完全に駄目な方の日。

ということでずっと寝続けていました。

途中、カーペットの引き替えを手伝ったのが唯一動いた時間くらいです。

夜、『イモータリティ』の続きをやる。

Netflixに加入していたら、このゲームが無料でできるのわけわかんないくらい、めちゃくちゃに凝ったゲーム。

Netflixに入ってるならぜひぜひ。

 

 

 

2022/11/19(土)

 


奈良の祖母宅から大阪の実家へ帰る。

その途中に大阪府立中央図書館へ行き、めちゃくちゃ延滞していた本を返す。

ちょっと怒られてごめんなさい・・・って気持ちになる。

次に何を借りようかなって本を見て回るけども、なかなか刺さる本が見当たらない。

そんな中J.G.バラードの短編全集を見つける。

最近プレイしている『イモータリティ』はJ.G.バラードの凝縮小説って手法に影響を受けているというのをちょうど前日に読んでいたので、そういえばJ.G.バラード読んでないし、読んでみようかなってぱらぱらとめくるととてもいい前文に出会った

 


『短編小説はフィクションの金庫からこぼれ落ちた小銭のようなものだ。長編小説の富の前には軽視されがちだが、相手はしばしば過大評価された偽金だったりする。だが、最良の短編、ボルヘスレイ・ブラッドベリエドガー・アラン・ポーらの短編小説は貴金属で鋳造され、想像力の財布の奥深くでいつまでも輝き続ける黄金なのである。』

 

 

 

これを読んで、借りようと思った瞬間くらいに警備員の人に「閉館時間ですよー!!」って言われ、慌てて借りた。

 

 

 

その後、京橋に移動。喫茶店スワンに行き、ホットコーヒーを飲みながら日記を書いた。

茶店スワンは京橋の他に天王寺にもあるけども、どちらも今の時代なのに喫煙可だし、良い感じに汚いし、なんとなく長居できるしで、とても好き。

日記を書いて、借りてきたJ.G.バラードの短編を1つ読んで店を出て帰宅。

 

 

 

今日の晩ご飯は551の焼売と肉団子と豚まん。ぱくぱくむさぼるように食べてしまった。

晩ご飯を食べた後switchで『シルバー事件25区』を始める。

シルバー事件』は心のゲームトップ10に入るほど好きだったけども、こちらは未プレイ。オープニングからめちゃくちゃかっこいい!

そして話は相変わらず、というより『シルバー事件』よりも尖っている気がする。

第0話と第1話をクリアして、おもしれえ~となる。こちらもぼちぼち進めていきたい。

 


22時から先日の「朗読bar」を主催されている突劇金魚さんがTwitterのスペースで「朗読bar」の感想回をしていたので、それを聞く。

話が褒められていて嬉しい。深田さんの朗読が凄いって話に「うんうん!」と頷く。

途中まで聞いたところで、22時半になったのでスペースを退出して、弟とポッドキャストはぐれラジオ純情派』を録る。

『ぼっち・ざ・ろっく!』、『イモータリティ』、ゲームセンターの思い出、最近見た演劇の話をした1時間で、終わった後に弟に「今日は良かったんちゃう?」と言われて「今日は良かったねー」と言う。

録り終わった『はぐれラジオ純情派』を早速アップロードする。

 


その後、なんとなく弟と話していて最近ラジオとかお笑い芸人の中で『ブレイキング・ダウン』が流行ってるよねーって話になったので、一度『ブレイキング・ダウン』の映像を見てみると、めっちゃ怖くて嫌やねーって話をする。

こっちの方が好きだなってことで『ブレイキング・ダウン』オマージュ企画のチャンスの時間でやっていた『ブレイキング・ヤンチャ・オーディション』を見て、めちゃくちゃ笑う。

真空ジェシカ川北の上手い蛇とヨネダ2000のハーモニカはやっぱいいなあ。

 

 

 

1時くらいから『イモータリティ』の続きをする。

ばああああん、と音が鳴るタイミングがあるのだけども、その時に、画面を色々と触っていたらよくわからない映像が流れることに気がついた。

何か確信めいたことを言っている気がするけども、やっぱりわからない。

このゲームはどこに向かうんだろう?

 


2時半くらいにリビングにいたらまだ家族が起きている。

子供につける名前ベスト10みたいな記事を見ていたので「州知事」と書いて「シュワルツネガー」と呼ぶとか「狩人」と書いて「プレデター」と呼ぶとかいらないことを延々言い続ける。

その後、弟と「やっぱりM-1の審査って・・・」と話を30分くらいする。やっぱり私は金属バットに通って欲しかったと思っているのです。

 

 

 

2022/11/20(日)

 


母とお歳暮を買いに難波の高島屋まで行く。

母とお歳暮を買いに行くのも何度目だろうと思う。

鬱病になって会社に行けなくなってから、お中元とお歳暮を買いに行くのに着いていくようになった。

最初は祖母の分も買っていたので、結構な量を買っていたけども、そんな祖母も亡くなってしまって買うお歳暮の量は減ってしまった。

そんなことに寂しさを感じつつ、お歳暮を買うスピードは以前より速くなっている。

お歳暮眼というのだろうか、予算以内に買う良いお歳暮を見極める力が確実に養われていると思える。

というわけですぱすぱすぱっと購入する物を決めた。

しかし、休日というのもあり、お歳暮購入者の待機が結構なことになっていて、1時間ほど待つことに。

その間に、本を探しにブックオフに行きたいと母が言うので、難波のブックオフに行った。難波のどこにブックオフがあるか、目をつむってもわかるので、えいやっと案内をする。

というわけでブックオフへ。でも沢山積読があるので、私は本は買わず。母もお目当ての本が無かったらしくまた高島屋へ戻った。

 


戻ったらちょうど順番になり、お歳暮を買い、疲れ果てた我々は難波マルイの裏にある英國屋に行った。

席に座ったら、隣がギャル2人組。

「日本まじ生きづらいわ~」とギャルが言っていて、ギャルが生きづらいというならば日本は生きづらいんやろなあと思ったりした。

 


母とは英國屋で別れて、私は日記を書いたり『シルバー事件25区』の続きをプレイしたり。『シルバー事件25区』は第二話『Good Looking Guy』をクリアした。

途中延々とコンビニ地下にあるダンジョン(!)を歩かされる場面で「須田51のゲームだ!」と興奮した。めっちゃ妙だしストレスを与えてくる場面だけども須田51のゲームをしているなあという感覚になるのだから不思議としか言いようがない。

物語も奇妙で面白いものだった。

民営化された郵便局の暗躍ってのが面白い。郵便局が暗殺者を育て上げてるなんて、どうしたらそんなのを思いつくんだろう。

エンディングの余韻もよかった。

やっぱ『シルバー事件』面白いなあ。演出も台詞回しも尖りに尖ってていい。まねをしたくてもできない。何を食べたらこんなものを作れるんだろう。

 

 

 

帰宅途中の電車の中で阿部和重の『ブラック・チェンバー・ミュージック』を読み始める。物語が動き出すきっかけになるいわゆるマクガフィン的なものが面白いなーと思う。

ヤクザとの会話に先ほどまでやっていた『シルバー事件25区』的なものを感じる。

阿部和重さんが『シルバー事件』をやってるとは思えないけども、須田51と共通する何かがあるんだろうかとか思ってしまった。

そういえば、阿部和重さんの本は『インディヴィジュアル・プロジェクション』くらいしか読んでないなーと思う。いくつかチャレンジしたけども、度々襲いかかる暴力描写や性描写に「わーギブだー」となって読まなかったりしたのだった。

とはいえ、読みたいなと思っていた作家さんだったので『ブラック・チェンバー・ミュージック』が読み通せたらいいなあと思う。

今のところぐんぐん読めてる。

 

 

 

帰宅して、今日はKYKのとんかつ弁当を食べた。

食べ終わってから、今日もぼんやりyoutubeを見る。

スパークスのMVやニューオーダーのMVを見たり、映画の中でデヴィッド・ボウイのモダン・ラブが流れてるシーンを見たりした。

我が家のハイゼンベルク

 父親が入院してからもうすぐで二週間が経つ。母から伝え聞く父親の容態は思わしくない、というか思ったよりも「末期的」で私は未だに戸惑っている。

 母も勿論戸惑っているだろうし、何より父が戸惑っているだろう。

 あまりにも死が突然目の前に訪れたことに父は今何を思っているのか。

 それを想像するのはあまりに苦しく、私はしたいとは思わないし、できない。

 生まれたらなら必ず死はやってくる。死は平等だと言うが、そこに向かう道はあまりに人それぞれだ。若くして死ぬことだってあるし、自死を選ぶことだってあるし、ゆっくりと弱って死ぬこともあれば、突然死ぬことだってある。

 父はゆっくりと弱って死ぬ道だった。

 

 

 

 4年前に癌がわかってから、5年生存率10%という数字に怯えながら、時には家族に当たり散らしながら、それでも生きていた父について、私は今何を思えばいいかわからない。

 父に対しては複雑な感情がある。いつからか向き合うのが難しくなった人間でありながら、遺伝子的にも趣味の部分でも核になるものを作ったのは父であった。

 一言で言ってしまうならば愛憎であるが、その愛も憎しみも日によってそれぞれだ。

 かつて私が書いた演劇作品は父への愛憎が底にあるようなものだった。

 父を憎みながらも最後は関係が精算され、新しい一歩を歩めるような。

 それは関係性が難しくなった中でもこうなればいいと思って書いたものだった。

 そんな希望は叶わず、父との関係は難しくなっていった。

 


 父が難しい人間になったのは、父が管理職に就いた頃からだった。

 職場の不満を家庭に持ち込むような人間になってから、家はわかりやすくギスギスしていった。私はそのギスギスを目一杯思春期に浴びたのだった。

 思春期を抜けてからも、父の誇大妄想的な自己評価と他者への威圧は酷くなる一方だった。

 そんな父の姿が本当に嫌いだった。

 でも趣味の話、主には音楽や映画やドラマの話をしているときは、その嫌な父が隠れることがあり、その話をしている父は好きだった。

 特に癌がわかってから、父にぴったりなドラマがあると『ブレイキング・バッド』を勧めると父は食い入るようにそのドラマを見た。

 そして感想を私に話した。

 その姿はかつての好きだった父のようで嬉しかった。

 

 

 

 突然、身体が動かなくなり、救急車で病院に運ばれ、ベッドの上で脳腫瘍があると分かったときに父は「お前に金は残してある。ハイゼンベルクや」と言った。

 ハイゼンベルクは『ブレイキング・バッド』の主人公、ウォルター・ホワイトが麻薬王として仮の姿を名乗る時の名前だった。

 それをベッドの上で父は言ったのだった。

 私はこらえきれずに泣いてしまった。

 我が家のハイゼンベルクは癌がわかってからの四年間生きようとした。

 そしてその最中に見た、私が勧めたドラマを、自分の血肉にしていた。

 この4年間、つもりに積もった憎しみも、たったその一言で私は許してしまうようなそんな勝手な気持ちになってしまった。甘いのかもしれないけども、父なのだ。憎もうと、結局は親であって、父であって、私はその父の子供だからそんなことで許してしまうのだ。

 


 今やってる治療を止めてしまうと、もう数ヶ月くらいしか保たないそうだ。

 私はその事実を受け止めることで精一杯だ。

 未だにどう向き合えばいいかわからない。

 多分、この数ヶ月は過酷なものになるだろうとも思う。

 私は父が死んでしまうというのを受け止めて、ちゃんと向き合わなきゃいけないのだ。 そうじゃなきゃ、多分、一生後悔してしまうだろう。

『コントが始まる』というドラマの中で、死にゆく親に対して「もう少し時間をくれよ。あんたを許す時間をくれよ」と叫ぶシーンがあったけども、私はそのシーンを何度も思い出している。

 32年の愛憎を精算するにはまだ時間が足りない。

 もう少し時間が欲しい。そうじゃなきゃ、私は、我が家のハイゼンベルクと向き合うことができない。

 

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