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にゃんこのいけにえ

映画と音楽と本を中心にいろいろと。

東京ガスのCMを見て、保っていた何かがすべて崩れて、言葉が止めどなく吐き出てしまった。

落ちたよ!
最終面接までいって落ちたよ!

いやーええ感じやと思ったんですけどもね、落ちてしまいましたよ。
意外とあっけないもんですね。ぽろーんと落ちてしまった。

そしてまたthe only oneですよ。
この腐敗した世界に生まれ落ちてしまいましたよ。
どうにかして、なんとか抜け出さないといけないですな。抜け出せるのかな。俺の人生の脱出ゲーム超難しすぎないかい。怖いね。怖いねえ。難しくて怖いねえ。嫌だねえ。嫌だねえ。嫌なことばかりだね。

それでも、生きていく。そんな感じで日々を生きている。というわけで私isまだまだやるぞ。
と思っていた矢先にこんなCMを見てしまった。


東京ガス CM 家族の絆 「母からのエール」篇 - YouTube

ああ地獄だな。地獄だよこれは。紛うことなき地獄だよ。
すべてうまくいかない。うまくいかないんだ。そうなんだ、このCMの通りなんだよ。
結局、うまくいかない。それでも、なんとかやっていきたい。それでもうまくいかない辛い。
辛いっすね。このCMは本当出来がいい。だって、90秒そこらで名も無き就活生に感情移入させて、そして絶望させるのだから。
これを出来がいいと言わずして、なんと言おうか。
ただ、これは僕はよしとしたくない。
「まだまだ!」なんて前向きな言葉で締めくくられてもただ絶望しかない。
絶望だよ。絶望。
みんな絶望してる?
絶望してお酒に逃げたりしてる?
してます。お酒うまいよなあ。お酒は裏切らない。ただ人を泥沼に引きずり込むだけですね。
ほわほわ。
話がそれた。
このCMが素晴らしいのは就活をただの成長譚として描かなかったところ。
ちゃんと現実を見て作ってる。
でも企業CMとしてはこのあまりに現実的な目線は厳しすぎると思う。
現に放送できなかったみたいだし。
でも、それでも、これを作ったことの意義はあるし、だからこそ嫌いだし。

多分近い場所にある作品はこれなんだと思う。

アニメーション「就活狂想曲」 - YouTube

結局、社会から必要とされていないとどれだけ言われても無理に「まだまだ!」と前向きな言葉を吐かなければいけないのが就活なんでしょう。
そしてこれからずっとそうなんでしょう。
辛いことがあって弱音を吐いちゃだめだよ。
あなたには責任があるのです。
だからあなたは吐いちゃだめですよ。
吐いていいのは病気になってからですよ。
あ、でも病気になってもすべてが許されるわけじゃないからね。
わかってるよね。


わかんねえよ。そんなの。


僕はただ辛いんだと思う。それは世間からみて、大人から見て、友人から見て、他人から見て、どれだけ甘えたことを言ってるように聞こえても、主観的に辛いんです。
そして、甘えたこと言ってるから助けなんて求めちゃだめなんです。
だから「まだまだ」と言わなきゃいけないんだろう。
辛くても「まだまだ!」と言わなきゃいけないんだろう。


本当にほしいのは、まだまだ!と自分を鼓舞する言葉じゃなくて、「もう無理」といった時に、ただそっと「頑張ってるね」と言ってくれる評価なのかもしれない。
結果が出ない時こそ、結果主義だなんてそんな冷たいこと聞きたくないんですよ。
ただ頑張ってると言われるだけで何か変わるかもしれない。


ああ甘えてる。
甘えてるよ。
甘えてる。