にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

柚子ハッカさんの『初夏のSF短編まつり』にまたまた参加しました。(そして恐怖!巨大花!!のあとがき)

こんにちは、両目洞窟人間です。好きなthe pillowsの曲はI think I canです。

前回の記事と同じく柚木ハッカさんの『初夏のSF短編まつり』に参加致しました。
今作のタイトルは『恐怖!巨大花!!』です。
タイトル通り、巨大化したお花が出てくる話です。
もしよければ読んでいただけたら嬉しいです。

note.com


柚木ハッカさんの主催する『初夏のSF短編まつり』の詳細はこちらです。
面白いですので読んだり参加してみたりしたらいいと思います。

note.com



ここからは『恐怖!巨大花!!』のあとがき。

お題が「植物がある風景」だったので、植物が出てくる話を書こうと思ったら、次の瞬間には巨大花のことを思っていた。
こういう性格なのだ。
しかし、書いている最中見たことないけども『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』って巨大花が出てくる映画があったよな…って思っていたので、人を食べたりする描写は入れないようにしていた。
まだ見ることは出来ていないけども『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』は見なきゃなあって思う。
巨大花を書いてしまったからなおさらだ。
書き終わって、公開もしていただいてから『シン・ウルトラマン』を見たら、冒頭に巨大花が出てきて、その倒され方が9割同じだったのでめちゃくちゃにビビってしまった。
パクったわけじゃないんだけども、これならパクったと言われても仕方ないくらい同じだった。
めっちゃ凹んだ。
同時に、円谷さんだったり庵野秀明さんや樋口真嗣さんらの考えてることにちょっとかすれたような気がして嬉しかった。
この倒し方はいいと思っていたので、近いことを考えれていたなら嬉しい。でもあかんよねえと思いつつ、ここが主題な話じゃないので、いいかなあと思ったり。だめですかね。だめならどうしようか悩んでいます。難しいね創作。

読んでくれた友人から「自頭いい人(花)があんなことになるのはオウム真理教を思い出した」と言われてハッとなった。
特に大きく考えていたことじゃなかったけども、どこかではそういうことを思っていたのかもしれない。
同時に多分自分は変わってしまったりしてもう二度と会えない人のこととかを考えがちなのかもしれない。
そうじゃなくても会える人はどんどん減ってしまって寂しくなるのに、仲良かったのにある時から会えなくなる人のことが悲しいのかもしれない。

とはいえ、それほど真面目に書いたわけではなく、巨大花に右往左往するねこちゃんの話が書きたかったってのが本当のところで、それを書くのは凄く楽しかった。くだらないことを沢山詰め込むのは好きだなあって思う。くだらないことを重ね塗りするように書き足していくのはとても楽しい。
それと同時に真面目に書いていない話だとしても、書いている本人の思っていないそうな積み重ねている思想や思いみたいなものが結局溢れ出しちゃうものだと思う。
私はそういうものが好きだ。ラジオだったり、音楽だったり、映画だったり、小説だったり、漫画だったり、絵だったり。
コントロールを超えてしまった瞬間があるものがとても好きだ。
もしくはコントロールできていないものがあふれている瞬間が好きだ。
そういうものになっていたんだとしたら嬉しい。同時にちょっと恥ずかしい。