昨晩、書いた文章を読んであまりの暗さに「おえおえお〜」と猿岩石の5枚目のシングルみたいな声をダウナー気味に漏らしてしまったわけだけど、要するにあの時は気分がめちゃくちゃ落ちていたわけであった。
というのも、抗うつ剤が切れて24時間以上経っていたのもあって、気分は最悪に最悪を重ねた状態。
今日は朝からちゃんと抗うつ剤であるところのサインバルタを60mgちゃんと服用したのでなんとか気分はまた持ち直すことができた。
しかしながら、昨晩、睡眠薬を服用したせいで、今日は昼の3時くらいまで寝続けていた。
よろしくない。
気分が持ち直したと言っても、なんとなく虚無的な気分には相変わらずなっていたし、なんとなく体調は悪かった。
しかしながら今日は携帯ショップに行って契約の見直しをしてもらうというタスクがあったのだ。
そういえばフリクリの主人公の兄貴の名前ってタスクだったよね。と思いつつ、俺は携帯ショップへいく。
携帯ショップで契約の見直しをしてもらっていたら、隣の隣の席のおじさんが叫びまくっていた。怒りに任せて叫びまくっていた。
シャウトだ。
つうわけでシャウト・トゥー・ザ・トップ!とスタイル・カウンシルが頭の中で演奏をし始めて、この曲が一時期とくダネ!のテーマ曲だったなとかまたADHD的に思考が繋がっていくなか、どんどんおじさんは熱を上げていって、最終的には「このやろお!!!」と立ち上がる始末。
それを見ながら私はなんともみっともないわ、ぷぷぷぷとにやにやしてしまった。
その一方でよくもあんだけ、人前で怒りを出せるもんだと思ってしまった。私はあんな風に怒ることなんてできやしないよ。
しかし、携帯ショップで怒りに任せて叫ぶなんてことをしたら、それ専用の地獄に落とされるのではないかと思った。それ専用の地獄。上手く思いつかないけども、身体をガラケーのように二つ折りにされるとか。まあ地獄なんて信じてないけども。
つうわけで、私の契約変更はさらりと終わった。店を出るとき背後でまたおじさんの「ふざけんなよ!!!」という叫び声が聞こえた。そんなにさ、喋んなくたって、伝わることもあるだろう、と心の中の中村一義が歌っていた。
携帯ショップを出て、またもや虚無感のカーディガンを羽織った私はミスタードーナツに入った。
音楽を聞いたりしたけども、あんまり効果はなくて、こういう時は脳をとりあえず動かそうと思い読書をすることにした。読書をすることで脳をそれだけにするのだ。阿部和重のシンセミアの続きを読んだ。
読み進めれば読み進めるほど、揃いもそろって狂った奴らしか出てこなくて、若干嫌な気持ちになりはしたが、かなり虚無的な気持ちは抜けたような気がする。
虚無感に対抗するにはやっぱり読書しかないのかもしれないと思う。
しかしこいつはまともな奴だと思っていた登場人物が重度のロリコンかつ変態だということが判明して逃げ場がない気持ちになった。
今のところ登場人物全員最悪ってすごい小説だな。一通り読み終わったら、今度は風通しの良い話が読みたいなという気持ちになってきた。
読書を1時間ほどして、虚無感から脱した私は、アルコ&ピースD.C.GARAGEを聴きながら1時間ほど歩いた。
外は寒かったけども、1時間も歩いたら汗だくになった。
一ヶ月で32万歩ほど歩いてるらしいんだけども、全く痩せる気配はない。
相変わらずなにもかもが噛み合っていないような生活と人生だけども、それでも強引にがちゃがちゃとしていかなければとは思う。
私は人生の噛み合わせを良くしていきたい。
そういえば通っていた歯列矯正は8割終わったところで放置していたら、先生が亡くなってしまい、後の2割はどうにもできなくなってしまった。
そんなことを思い出した。
ただ思い出した。