どうも、みなさまこんにちは、両目洞窟人間です。
↑両目洞窟人間近影。
私は短編小説を時折書いておりまして、時折このブログ「にゃんこのいけにえ」にアップしています。しかし、ブログの性質上、どんどん潜ってしまいせっかく書いたのに埋もれてしまってやきもき。
というわけで今まで書いたやつでおすすめなやつをこのページにまとめておこうと思います。
いわゆるおすすめ自作短編集ってやつです。
ではいきましょう。
『世界を燃やして欲しかった』
あるどこにでもいる夫婦。でも二人には敗れた夢があって…。
あるバンドのある曲にオマージュを捧げた作品です。(小説の最後にyoutubeのリンクを乗っけているのがネタバラシ部分)
だいぶ初期に書いた作品ですが、未だに評判が良いです。
『The victim』
奇病かつ難病にかかってしまった女性の話。生きづらさが最大限に高まっていた時に書いた短編小説です。
『岸田くんの小指を潰したい』
こんなタイトルですが恋愛小説です。恋人の小指を潰したい女の子の話です。私自身恋愛というものがあんまりわかっておらず、愛ってなんだろうな…ってのを突き詰めた結果、小指を潰すという話になりました。こんなあらすじですがいい話です。
『ダンボール箱のさとこさん』
突然ダンボールをかぶって出社してきたさとこさんとそれを見守る若手社員の話です。これも生きづらいって気持ちの時に書きました。ダンボール箱をかぶったさとこさんのビジュアルが評判で結構この作品が好きって言ってくださる人も多いです。これもなんだかんだでいい話です。
『あの子は象牙の橋から飛び降りた』
象牙の橋がある街に住む不登校の女の子の話です。後輩曰く、これが一番好きだそうです。雰囲気がね、よいですね、これは。僕も好きです。これもいい話ですね。
『2147年のスーベニア』
荒廃した未来で、旧奈良に旅行に行くカップルの話です。これが一番好きっていう人も多いです。のんびりディストピアSFもしくはディストピア日常系。これも雰囲気が、よいですね。僕も大好きです。
2020年12月には深田あささんによって朗読&映像化されました。こちらもとても素敵ですので、もしよろしければぜひぜひ。
『未来人、ニュータウンへ』
彼女に別れを切り出そうとしたら、彼女が実は未来人だったというお話です。これが一番好きという声もよく聞きます。こんな出だしですが、めちゃめちゃよい話です。「こんな話を無料で読めて申し訳ない」という感想をいただきました。なんて恐れ多い。手っ取り早く素敵な話が読みたい方はこれがおすすめです。
『笑いながら、へんな歌って言った』
ナンバーガールを軸に、後輩男子と先輩女子との恋とも愛ともつかない関係性の話です。不器用な人に刺さる話みたいです。これも評判がいいです。『iggy pop funclub』を聴きながら読むともっとよいです。
『マッドサイエンティストになれなかった』
学校に馴染めない女の子がマッドサイエンティストになろうと夢見る話です。個人的には思い入れが物凄くある小説ですが、同時にとてもバランスが悪いのも事実。とはいえ、これも刺さる人には刺さるみたいです。個人的な生きづらさシリーズの中で一旦の頂点を迎えた小説です。
『ランプ・妖精・ミルクフランス』
突然、妖精さんが見えるようになった女性が、妖精さんに導かれるままに神戸に行く話です。
一皮向けた!と言われるようになった作品です。これが好きって人も多いです。はっきりとした希望が描かれているので、初めて読むならこれがおすすめです。
『アイム(ノット)ミー』
私という一人称に悩む女性の話です。これはめちゃくちゃ評判がいいです。"名文"という評価もいただきました。これを書いたあと、しばらく抜け殻になってしまったほど、自分の中でも初めて「書けた!」と思えた作品です。
これも素直におすすめしたい作品です。
『私じゃ魔女になれない』
外回り中の女性が魔法のステッキをたまたま拾ってしまったらゴスロリ風魔法少女コスチュームが脱げなくなってしまったという話です。
賛否両論を呼んだ話です。個人的にはめっちゃ大好きなのですが、これはおすすめしづらい。
ただ、このグルーヴ感、後半のグロ展開は大好きなのです。多分、好きな人は好きなはず。
『ハローワールド!!!』
壊れたキティちゃんのポップコーンマシーンみたいな歌声を持つ女の子が音楽に出会う話です。キラキラした青春ものです。個人的にめちゃくちゃお気に入りな話です。キラキラ青春ものなので、キラキラしたいなーって時に読んでいただけると幸いです。
どてらねこのまち子さん『Also sprach Zarathustra』
私が書いているどてらねこのまち子さんというシリーズの一作。基本的にはどてらを着たねこのまち子さんがあちこち行くという話ですが、この『Also sprach Zarathustra』はまち子さんシリーズの中でも一番評判がよいです。
内容はまち子さんがドトールで哲学書を読んでいると……という話。多分、思いもよらぬ展開になります。
基本的に1話完結ですので、これから読んで大丈夫です。
「くまくんとしゃけくん」
以前、夢の島企画という団体に提供した作品。
くまくんとしゃけくんの交流を描いた心温まる作品です。
「向き合うために逃避する」
こちらはアケノヒという後輩が立ち上げた団体に提供した戯曲です。
心を病んでしまった男が過去と現在と夢と友人とテレビ番組とが頭の中でぐるぐるした後にすき焼きを食べる話です。
以上の作品がおすすめ作品になります。
他にもちょこちょことやっておりまして、最近ではPodcast「はぐれラジオ純情派」というのを私と弟で喋り散らかしております。
こちらも各種Podcastサービスから聞けますのでぜひぜひ。
はぐれラジオ純情派 • A podcast on Anchor
ではこれからも両目洞窟人間とその活動をよろしくおねがいします。