昨日買ったコンタクトレンズをつけてみたら、やっぱりもっさり感が半減。いや、もっさりはしているのですが、やっぱり前髪もしゃもしゃに眼鏡の相性の悪さを実感。これから人と会うときはコンタクトレンズをつけていこうと決心する。
図書館に行って、シュテファン・ツヴァイクの『昨日の世界』の上下を借りた。
この本はウェス・アンダーソンが『グランド・ブダペスト・ホテル』を作った時に影響を受けた本だそうだ。映画のラストにもツヴァイクに捧げると出てくる。というわけで公開時から読みたかったのですが、一冊2500円と手が出せなかったのでした。しかし、近隣の図書館にあると知って今回借りたのでした。
お腹が空いていたのでバーミヤンで餃子定食を食べながら読み始める。
仰々しい文体が読みづらいけども、それが書こうとしている時代とマッチしているというか、もう無くなってしまった世界を振り返る文章なのでこの文体じゃないとだめなんだなと思う。
とりあえず背表紙のあらすじ紹介からして凄くかっこいい。
「それでは語れ、選べ、お前たち回想よ、私にかわって、そして少なくとも私の人生が暗黒のうちに沈む前に、私の人生の映像を見せてくれ!」
こう言ったらなんだけども、凄くアガる文章だ。
ナチズムが支配する前のウィーンで、学生時代を送るツヴァイクさんたちが、そんな大きな時代のうねりも知らずに芸術にどハマりするくだりにめちゃくちゃ共感した。ツヴァイクさんのように教養的なものはなかったけども、高校時代毎日のようにTSUTAYAに行っては立ち読みをしたり、試聴をしたりしていたなってことを思い出してしまった。そしてそれが今の血肉になってることも。しかし当時の学生たちの熱気たるや。今ほど娯楽が少なく情報がないってのもあるけども、詩や文学や哲学や演劇にクラス単位でハマっていくのは憧れの目で見てしまった。
一人の才能あるものが周りの人間を焚きつけること。どハマりしているという熱気が周りを巻き込むことは今も通じることだなあと思った。
今日は100ページほど読んだ。毎日100ページずつ読めば一週間で読み通せるけども、そんな上手くはいかないだろうなあ。とりあえず頑張って読み通そうと思います。
ドトールに移動して引き続き読んだりする。
ドトールの近くの駅前広場に石破茂が来ていたらしいけども全くそれは私とは関係ない。
遠くの世界の出来事として、読書に打ち込む。
20時半まで読んで今日は帰ることにする。
帰宅中、集団行動のSUPER MUSICを聴く。ポップなアルバムで一聴しただけで耳に残るメロディやフレーズが多くて、真部脩一!!となる。
いいアルバムだと思った。繰り返し聞こうー。
帰宅後、スクワットを100回(50回+50回)。スクワットを頑張れている自分が好きだし、結構スクワットも楽にできるようになってきた。次の目標は150回。日々ゆっくりでいいから頑張っていこうと思う。(なんか、急に毒にも薬にもならないことを書いているのが恥ずかしくなったことをここに記しておく)
母親と電話をする。母に髪の毛が伸びて鬼太郎みたいになってる今の僕の自撮りを送ったら「家から出てない人」「働いていない感が凄い」「アイドルのライブの最前列にいそう」と言われる。およよ。
アマゾンのドラマ『ホームカミング』を見ようかと思うけども今日は疲れちゃったのでやめておく。
今日は少し憂鬱がひどかった。寒かったからだろうか。日に日に無職なことが辛くなっていく。しかし焦ってはだめだ。ちゃんと日々動けるようになって、そして心の不調を治すのだ。ワンダーホイールゆっくりでいいから回ってくれって感じで日々を生きていきましょう、両目さん。