にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

1月に見た映画、ドラマ、アニメの振り返り。

1月に見た映画、ドラマ、アニメの振り返り。

 

1日 『ミッション:インポッシブル ローグネイション』

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 初見時は今ひとつ乗れなくて、あんまり面白くないくらいの気持ちでいたんだけども、この度BSで放送していたので何気なく見てみたら、あれ!?こんな面白かったっけ!?と思うほどめちゃくちゃ面白かった!!これをシリーズ最高傑作という人が多いのも納得。何でこんなに面白いのに初見では気がつけなかったんだろう。まだまだ自分は節穴だなと思うし、映画で見る時で自分の中の評価が変わるもんだなってことを年始から思わされました。にしても何で見せ場が続く映画なのでしょうか。冒頭の掴みが飛行機しがみつき!次はウィーンのオペラ座でのアクション!息づきなしのダイビングに、カーチェイス、ノーヘルバイクチェイス、そしてロンドンでの銃撃戦からのざまぁ!エンディングと盛りだくさん。そこからさらに盛り沢山になるのがあのフォールアウトになるわけだけども……

というわけで一発目から幸先の良いスタートになりました。

 


7日 『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン

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ドライヴやネオン・デーモンの監督ニコラス・ウィンディング・レフンオンリー・ゴッド撮影時の姿にレフン監督の嫁がカメラを持って密着した作品。レフン監督といえば、独特の美意識、色彩感覚、そしてバイオレンスと好き放題作ってるイメージなのに、この密着ドキュメンタリーで見えてくるのは「俺、今、駄作作ってるのかもしれない……」と悩む姿や、現場では監督として立派に動き回るも「3年取りくるんでるのにまだ映画が見えてこない」と悩む姿、あとは金策に走る姿とあまりに赤裸々すぎるドキュメンタリー作品!

レフン監督ってめっちゃ悩む人だったのね…!と親近感がわくというか、人の子なんだなあと思ってしまった。まあそんな人があんな映画を作ってるのだから、凄くかっこいいちゃあかっこいいのだけども。

カンヌ映画祭に向かう車の中で不安で死にそうになってるレフン監督に向かって娘が言う「たかが映画じゃない」って言葉は残酷だけども、凄くかっこよい。レフン監督は命をかけて映画を作っているわけだけども、その一方でたかが映画だ。失敗しても世界が終わるわけではないと娘が諭すのがなんか微笑ましいなと思った。まあ成功したので本当よかったよね!と思いました。

オンリー・ゴッドを見た人なら、必見と言えるドキュメンタリー。

 


12日 ゼロ・グラビティ

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こちらも久しぶりに鑑賞。無駄の無い90分。やっぱり大傑作だと思った。私はこういうストロングスタイルな映画が好きなのです。

あの中盤までのロープを使ったサスペンスは、イヤホンが絡まるのを一兆倍恐ろしくしたサスペンスだと思いました。すぐくだらない例えで作品を見てしまうの、よくないですね。アニンガのシーンが印象的だったな。宇宙空間という孤独の極みみたいな場所でも人は繋がる。言葉は通じずとも繋がっている。その希望を描いているのかなと思いました。

あとやっぱ宇宙遊泳の新記録を叩き出すジョージクルーニーのシーンは泣いちゃうなあ。昔、水曜どうでしょうの嬉野さんが言っていた「幽霊は会いたい人のところに現れるんです」という言葉をいつもここで思い出す。

ラストシーン、いつも光が射すイメージなんだけども、意外と曇天模様なんだよな。でも光が射しているのが俺には見える。

 


16日 ファイナル・スペース S1 #1~#10 

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このNetflixオリジナルのアニメはめちゃくちゃ大傑作だった。思わず一日で全話見てしまったほど。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー好きの私としては、特に3でごたついてる今日この頃としては、いや、今はファイナル・スペースがあるぞ!!と言いたくなる。それほど、ちょうどいいところに入ってきた作品だった。

囚人の男と、緑色のカービィみたいな生物が出会ったら、銀河を股にかけた大冒険が始まった!という作品で絵柄はすごくポップなんだけども、めちゃくちゃスペースオペラしまくるというどこまでも冒険心をくすぐりまくるアニメ!

バカだけども気のいい男!

可愛いけども実は破壊兵器!

猫だけども殺し屋!

馬鹿丁寧すぎるAI!

気が強すぎる女警官!

うざすぎるロボット!

もうキャラクターも全員最高ー!

シーズン2も決まってるみたいなので今から超楽しみです!

 


あとこの日に見たもの

         秘密の森 #1

ぺ・ドゥナが見たくて見るけども、やっぱりそこまで乗り切れず。続けてみたら面白いのかもしれないけども、時間がちょっと長いんだよな。個人的にはドラマは1話40分くらいで終わって欲しい。でも1時間20分くらいある。韓国の人はたっぷりめな方が好きなのかなあ……。

 


         ssss.gridman #5

林間学校回。面白いなーくらいで済んでたんだけども、この後こらがすごかった。後ほど書く。

 


17日 ssss.gridman #6~#9

18日 ssss.gridman #10~#12

 

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SSSS.GRIDMAN(以下グリッドマン)を一気見。めちゃくちゃ面白かった!!!

数ヶ月前に友人と「六花ちゃんとアカネちゃんならどっち好き?」って聞かれて、「バカヤロウ!六花ちゃんに決まってんだろ!」って答えたんだけども、最終回のアカネちゃん見たらアカネちゃん派っすね。

そんなことはさておいて、6話から個人的に一気に引き込まれました。それまではそこそこ~って感じだったんですけども、6話で一気に構造が明らかになってからが、まあ面白くて。そこからは毎話どきどきしながら、引き込まれて見ました。

あの怪獣少女凄く好きだった。ああいうキャラクター好きなんだよなー。なんかよくわかんない不思議なキャラクターとデート的なことをする回が好きだ。

個人的に一番の推しはサムライキャリバーさんです。なぜならエレカシの宮本さんに似ているから。

外の世界が怖かった少女が、文字通り夢から醒めるまでの話だったんだなあと思うと、グッとくるものがあった。10代の時に見ていたら自分を重ねただろうなあ。

最終話の「この願いが叶いませんように」ってセリフはとても素晴らしいと思った。ずびずび泣いた。

triggerは今年映画もあるので本当楽しみにしています。本当いいアニメだったなー。

 


19日 FYRE:夢に終わった史上最大のパーティ

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最高だ、いや最悪だ!!!となるドキュメンタリー。史上最高級の音楽フェスFYREが如何に失敗したかが描かれたドキュメンタリーなんだけども、おいおいそりゃ失敗するわ!と序盤15分の段階で確信。しかし、映画はあと75分もあるのだ……!

それからは如何にして失敗に向かっていったか。そして当日何が起こったのかが具に描かれる!その様子のなんて最悪なことか……!!

社会人だと「このプロジェクトうまくいくのか…?」という経験が一度くらいはあるかもしれない。それの一番最悪なパターンです。なので、側から見るぶんには最高なんだけども、これ当事者だったらもう涙が止まんねえだろうな。

今のネットのバズ文化というか、インフルエンサーというよくわかんないものとか、そういうのが優先された結果、ハリボテだけでっかくできて中身はすっかすか、みたいなある種寓話ともとれそうなドキュメンタリー。まあ、寓話というか事件になってるので、そこまで抽象化できないんですけどもね……。

とにかく最悪だ!いや見る分には最高だ!でも最悪だ!が延々と続く胃痛ドキュメンタリー。必見!!

 


この日に見た他の作品

ボディガードー守るべきものー#1

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冒頭15分はめちゃくちゃ面白かった。ここだけでも必見……と言いたいけども、それ以降は個人的には乗れず。ただ冒頭15分は最高に面白いから、ここだけでも見てほしい。

 


20日 いだてん #3

3話目から見たけども、めちゃくちゃ面白いやないの!1~2話を見逃したことを後悔。クドカンの脚本凄まじいなあ。とにかくテンポの良い作劇に気がついたら見終わっていたというのが心地よすぎた。見るかーと消化している気分になるドラマがイマイチ好きになれないのはそういう理由もあるなーと思った。せっかく見るならば、その作品のテンポ感に持っていかれたい。見ていることを忘れてしまうくらい没入したい。というわけでめちゃくちゃ没入したドラマだった。といいつつ、4話目、5話目はまた見逃したのであった。配信じゃないと時間を合わせてみるというのがどうしても苦手だ。

 


22日 ボディガードー守るべきものー #2

 乗れないといいつつ、2話目を見た。乗れなかった。えっ!?ここでセックスするの!?ってタイミングでセックスしだしたので、大人はわかんねえなあ……となった28歳男性でした。続きは見る予定なし。面白いらしいけども、なんか手が伸びないなあ。

 

 

 

一月はこんな感じでした。今年はこういう感じで見た作品を月ごとに振り替えれたらなと思います。