にゃんこのいけにえ

両目洞窟人間さんが色々と書き殴ってるブログです。

ぼちぼちな方の日でした。

実家から祖母の家にやってきたのにも関わらず、抗うつ剤一式を持ってくるの忘れてしまいめちゃくちゃ困ってしまった。

たまたま翌日に母が来ることになっていたので持ってきてもらうことにしたが、一晩抗うつ剤ADHDの薬のストラテラが飲めなかった。

一晩飲まなかっただけで翌朝には離脱症状が出始めていて、身体がめちゃくちゃだるくて仕方ない。

うげーと思いながらも、何かに没頭しようと思い、日記を書いたりして、誤魔化していたら母が到着。

早速、抗うつ剤を飲んで、効き目が回るまで横になった。

 

 

気がついたら夕方になっていたので、晩ごはんの準備。

冷凍のかき揚げとイカの天ぷらがあったので、それを電子レンジで解凍する。

天つゆがなかったのでネットで調べて、天つゆっぽいのを作った。醤油とみりんと砂糖を3:2:1の分量で混ぜて煮詰めたらうまいこといくんだって。

 

晩ごはんを食べた後に、夜を歩きました。

どんどん街頭が無くなっていったのでiPhoneのライトを点灯させた。

もっと歩きたいって思いつつも、まだ抗うつ剤がうまいこと体に回ってないのもあって、やっぱ身体がだるかったので家に帰った。

 

お風呂に入って、ぼんやり考えごとをしていたら『サマーフィルムにのって』の感想を書きたいって思ったけども、いざ書こうとしたら全く書けなくてがっかりしてしまった。

でも、監督松本壮史と脚本三浦直之をブログ「青春ゾンビ」のヒコさんがインタビューしている記事を見つけて読んで「うわーめっちゃええやんかー」となった。

松本壮史×三浦直之 「好き」は消えることなく、いつか誰かに届く | CINRA

記事の中でも話されていたPUNPEEのOLDIESを改めて聞いたりしながら、それを踏まえて書きたいと思うけどもまだどうやって書けばいいものかねえ…となっちゃった。

 

ハライチのターンの「クソ寅さんのコーナー」を聞いていたら寝落ちしてしまった。

 

 

・今日の見たもの聴いたもの読んだもの。

 

TBSラジオアルコ&ピースD.C.GARAGE』2021年10月6日放送回

酒井ちゃん引っ越しを考える回。ゆで太郎を中心に家のことを考えてる不動産屋に笑ってしまった。

 

spotify podcast『83Lightning Catapult』#1

spotifypodcastで始まったアルコ&ピース酒井と三四郎相田の組み合わせで始まった番組。最初の悩み相談から、マジすぎる回答というか酒井ちゃんすぎる回答だったり、酒井ちゃんが川崎選抜だった「10万校から選ばれた」って嘘を言うのが好きだった。酒井ちゃんと相田さんの組み合わせいいなあ。

緊急事態宣言が開けたってことは、映画館に行っていいってことやんね。

日曜日

緊急事態宣言が開けたってことは、映画館に行っていいってことやんね。
ってことで見に行けてなかった『ベイビーわるきゅーれ』と『サマーフィルムにのって』を見に心斎橋まで行きました。
弟とやってるPodcast『はぐれラジオ純情派』で話すつもりだったドラマ『コントが始まる』がまだ二話を残している状態だったので、電車の中で9話を見て、電車を降りて駅のベンチで続きを見て、駅のベンチでぼろぼろ泣いた。
映画館で『ベイビーわるきゅーれ』のチケットを買って、近くのベンチで『コントが始まる』10話を見て、ぼろぼろ泣いた。
見終わって10分後には『ベイビーわるきゅーれ』が始まる。
あまりに超面白くて、何度も「おーいえー!わおっ!おーさむふぁっきんぐれーと!」と心の中のパリピがうぇいうぇいしちゃういい映画だった。
まひろ役の伊澤彩織さんがあんまりにもかっこよすぎたり、その一方で社会不適合な感じに感情移入しちゃいすぎて「明後日、美容院の予約入れてたし、金髪にしよう。うん、そうしよう」と思う。金髪にしなきゃいけない。私は金髪にしなきゃいけない。強くそう影響される。
『ベイビーわるきゅーれ』を見終わって、挿入歌の『らぐなろっく』を延々とリピートしながら『サマーフィルムにのって』へ。でもすでにドラマ二本に映画一本でしんどくなってるのでは?と不安にかられて、エナジードリンクをつい買ってしまう。寝落ちが怖くて馬鹿みたいな量のカフェインを飲むのも久しぶり~って思う。
『サマーフィルムにのって』見ようとしたら、入場者プレゼントでポストカードをもらう。めっちゃいいポストカードで汚したくないと思うも、クリアファイルとか持ってなかったので持っていた本『メキシコ麻薬戦争』の間に挟んだ。
『サマーフィルムにのって』は途中まで快作だな~って思っていたら、最後の最後で吹き飛ばされた。
声をあげるくらいぼろぼろ泣いてしまった。
今年のベストかもしれない。
ドラマ二本、映画二本を見て、やりすぎてしまい家に帰って眠たいと思うも、映画の興奮がすごすぎて、しばらく映画のことを考えて気がついたら寝ていた。
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月曜日

日曜日にやりすぎて、ほぼ寝込んでいた。
晩に『はぐれラジオ純情派』を二本録る。『コントが始まる』と『ベイビーわるきゅーれ』の感想を二時間喋る。
『コントが始まる』感想回はすぐにあげて、『ベイビーわるきゅーれ』感想回は今週土曜日に公開する予約をした。
二時間も喋ったら、喋り疲れてまたすぐに寝た。

open.spotify.com


火曜日

長いこと通ってる美容院に行って伊澤彩織さんの写真を見せて「これくらい金髪にしたい」と言った。
長さは?と聞かれたので伊藤万理華さんの写真を見せて「これくらいの長さで」と言った。
めちゃくちゃに影響を受けやすい人間だよ。
人生で初めて金髪にした。ブリーチしたよ。色を抜いたよ。金髪だけどもグレーも入れて、いい感じの色になって、長さもちょうどよくて大満足。
鏡にうつる自分を見て「これが・・・わたしっ・・・!?」ってやつをやっていたら美容師さんに「そういえば高校生の頃にコンタクトつけて来たときも"本当の私デビュー!"って言ってはりましたよね」と言われて、なんにも変わってない自分に驚く。
にしても31年生きているけど、散髪後にこんなに上機嫌になったの初めてかもしれない。超嬉しい。
祖母の家について、めっちゃ髪に驚かれるも「思ったよりええやん。ピンクとか紫にすると思ってた」と言われた。変な色にしなくてまだ良かった。
ただ疲れて横たわって無の時間を数時間過ごしていたら夜中になっていた。
演出松本壮史、主演伊藤万理華コンビのドラマ『お耳に合いましたら』の第一話を見た。
Podcast!チェーン店飯!手数が多くて盛りだくさんな演出!そして躍動する伊藤万理華さん!と大満足すぎる内容だった。
伊藤万理華さん演じる高村さんがPodcastを録るのに使ってるアプリが私らが『はぐれラジオ純情派』を録るのに使ってるアプリで「うぉううぉう~!」となる。
第一話で紹介されていたチェーン店飯「松屋カレギュウ」が超食べたいと思いながら寝たら、びっくりするくらい悪夢を見た。

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はぐれラジオ純情派第63話でドラマ『コントが始まる』の感想を話しました。

こんにちは。両目洞窟人間です。
はぐれラジオ純情派の第63話を公開しました。
今回は新コーナー『イエスマン~NOとは言わない兄弟~』をついに始動させています。
ついに、と言ったかって私らが勝手に設けて勝手にやってることなので、なんかおおごとのように言うてるのはよくない気がするけども。
どんなコーナーかといえば「おすすめされたものを断らずに見ます!読みます!聞きます!」というコーナーです。
第1回目は友人から勧められたドラマ『コントが始まる』を見ましたので、その感想を話しております。
『コントが始まる』を見られた方も、見られてない方ももしよければお聞きください。
そして『コントが始まる』っていいドラマだったよね、いいドラマなんだね~って思っていただけたら幸いです。

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ここからは本編で言い忘れていたもの。
『コントが始まる』の脚本は金子茂樹。過去作には『プロポーズ大作戦』や『俺の話は長い』があります。
特に世代的には『プロポーズ大作戦』は結構話題になっていたように思えます。
それこそ「明日やろうはばかやろうだ」なんてドラマを超えて長らく語り継がれている名言になっていると思います。
ただ、私自身は金子茂樹作品は見たことなかったのです。
評判は聞けど、見たことはなかったのです。
で、ぜひとも評判の良い『俺の話は長い』が見てみたいのですが、前まではやっていたhuluでの配信がいつの間にか終わっていたみたいで、ありゃりゃりゃとなっております。
ぜひ機会があれば見てみたいな~と思っております。

はぐラジ内でも言っておりますが、本当に日本のドラマはあまり見てこなかったのもあり、多くの名作を見逃しているんだなーとこの『コントが始まる』を通して思ったりしました。
だから、日本のドラマも見ていきたいなって思っています。それこそ弟が言っていたようにバランスを取っていく上で大事だよねえと思ったりしました。


さて次回の『イエスマン~NOとは言わない兄弟~』で扱う作品は映画『学校の怪談』シリーズです。
11月の最初の週までに見て、また話すことが出来たらと思います。
イエスマン~NOとは言わない兄弟~』で、私達兄弟に見てほしい作品があればぜひとも教えて下さい!
できる範囲で見させていただきます。
イエスマンで扱ってほしい作品、ご意見、ご感想は
hagujunradio@gmail.com まで

それでは、これからもはぐれラジオ純情派をよろしくおねがいします。

斜ってるわけじゃないんだけども。

斜ってるわけじゃないんだけども、斜ってらようなことをしてる。斜ってる、ってのは「斜に構える」と同じ意味です。あんまり斜なことはしちゃあかんなと思ってる。それは、斜なことをしていると、どんどん社会からずれてしまうのではって恐怖があって、ただでさえ社会と接点が少ないと、斜ってしまうことで、余計に社会性を失うのではと怯えてしまう。

 

なので斜ってることはやめよう、と思っているのに、なんか斜ってるようなことをしてしまう。

今日は『キング・オブ・コント』という大きいお笑いの賞レースの決勝があり、大好きな芸人さん達も沢山出ていたのに、その時間はサイゼリヤに行っていた。

一人で、ドリンクバーだけで、その時間ひたすらドラマ『コントが始まる』を見ていた。

『キング・オブ・コント』の決勝の日に、なぜ『コントが始まる』を見ているのだろう。これも途中までこの異常性に気がついていなかった。途中でTwitterを開いて、キング・オブ・コント一色なタイムラインを見て、やってしまったのかもしれないと思ったのだった。

 

 

キング・オブ・コントは録画していたから、家に帰ってから追っかけで見たらいいんだけども、昨日途中まで見ていた『有吉の壁』の二時間スペシャルの続きを見ることにした。家族で見て、めっちゃ笑った。家族ぐるみで斜ってるわけじゃないけども、斜ってるようなことをしていたような気がする。

 

 

流行りに乗るってことが斜に構えないってことじゃないんだけども、それでも同時間帯に近い分野の違うことに手を出してるのは斜ってると捉えられても仕方ない。でも、なんていうか、下手くそなのだ。

同時間帯でその波に乗るのがあまりに下手すぎる。

思えば、大縄跳びに入るのも下手だった。

私は世間の動きやら、流行りやら、同時間的なこと、それらが大縄跳びのように感じていて、結局入るのにミスっちゃって、端っこで一人で遊んでる。そんな状態ばっかりだ。

 

流行りに乗るってのも才能だと思っていて、その才能がない、なさすぎると、私はこの頃よく思ってる。

別にそれは駄目なことじゃないけども、斜ってるわけじゃないのに、斜ってるような行動しかとれないのは、いらぬところでいらぬ評価を下げてる気もするし、祭りの中に入れないのは寂しいし、なんか良くない気もする。

大きい音で音楽が鳴ってる時は踊れる人になりたい、って思いつつ、その音に気がついてなくて、イヤホンで大音量で音楽聴いて踊り狂ってる。それは傍目から見たら変な人にしか見えないのよ。あかんよねえ、あかんよなあ。うーん。音楽聴いて寝ます。ぐーすかぴー!

 

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今日の見たり聴いたり読んだり

 

podcast蛙亭オールナイトニッポンi』第50回

→前半、中野さんが漫画「カバチタレ」のアシスタントをしていた時の話。後半、寿司ダジャレ対決。寿司ダジャレ対決が始まる前のイワクラさんの「へいらっしゃい!」と「へいらっしゃい……」が好きでした。

勝者の寿司食べてるASMR音源配信もめっちゃ良かった。「咳が……」でめっちゃ笑った。

 

・2021年9月29日放送『アフター6ジャンクション』"KREVAに聞くブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」歌詞翻訳の世界

→『イン・ザ・ハイツ』見たいとか、ラップを日本語訳するの大変ってのを通り越して、日本語ラップって面白いなー!って思っちゃういい特集だった。

 

・2021年9月27日放送『アフター6ジャンクション』"最新洋楽解説by高橋芳明

BTScoldplayのコラボを繋ぐのがcoldplayの名曲"fix you"で、そんな人は星の数ほどいるけどもあの曲大好きだから物凄くグッときちゃった。後半の今月のおおすめ曲で、ポストパンク系の曲が私は好きだなーと思いつつ、ピンとこない曲もピンとくるようになったらもっと楽しいし面白いよなーと思ってピンとくるようになりたい!って前向きな気持ちになったよ。

 

Netflix『OATSTUDIO』"複合体"

→ニール・ブロムガンプ監督の短編集。この短編集は以前にも見たけども、日本語字幕付きは初。こんな複雑な設定の話だったんだと驚いた。殺した人の身体をどんどんくっつけて、近づいてくるあの怪物のビジュアルは凄すぎる。結局、映画化には至らなかった『エイリアン2』の続編の企画があったけども、ニール・ブロムガンプ監督がエイリアンを撮ったら?な作品で面白かったです。

にしてもどこから思いついた話なんだろう?生体認証ってめんどくさいよね、ってところから始まってるかわかんないけども、"生体認証"ってネタをこんなにも怖くて不気味で気持ち悪くできるんだから凄いねえ…。

 

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・U-NEXT『ぱん。』

→阪元裕吾・辻凪子監督。数年前に映画館で見てたけども、久しぶりに見た。当時も「映画ってこんなに自由でいいんだ!」って感動したけども、今回も同じように「こんなに自由でいいんだ!」って感動した。

色々なめちゃくちゃが詰め込まれた14分。玄関に置いてあるロケット砲を担いで、さらっと打ち始めるってなんて自由なんだ!って感動した。感動するシーンじゃないけども、説明より道理より面白さを優先するって、どんどん難しくなるから、そんなことができてるこの作品が久しぶりに見られて本当によかったです。

 

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そして、歪な人生はつづく。

そして、人生は続くって言葉が好きだ。最初に聞いたのはいつだったかわからない。星野源かなって思ったらエッセイ集の名前は「そして生活はつづく」だった。

たしかその中で、このタイトルにしたのは松尾スズキの作品のラスト、悲劇に満ちた物語の終わりが「そして生活はつづく」で締められていて感動したというものだった気がする。

今手元に本がないので、正確な引用はできないんだけども、私の記憶の中ではそんな風になっている。

その本を読んだのもいつだったのだろう?

私の人生も、生活も続いて、その本を読んだ瞬間からは遠く離れてしまった。

 

 

怒り新党』の最終回を見た。とても笑って、時折泣きそうになって、でも涙が出そうになったらくだらない瞬間で笑って、とてもいい最終回だった。

怒り新党』を見ていたのは大学生の頃だった。それからあっという間に時間が過ぎていった。過ぎたあとの時間を思い出すことはなかなかできなくて、思い出さなくていい嫌な記憶や、強烈な瞬間ばかり思い出してしまう。

でも数多くのくだらなくて、思い出せない幸せで楽しい時間があったなって『怒り新党』の最終回を見ながら思い出していた。

実家の深夜に見たり、誰かの家で飲んでる時に流れていたら、祖父の家で見たり『怒り新党』って意外と見ていたなあと思ったりしていた。私はとても好きだった、でも当たり前すぎて思い出してこなかった時間のことを思おうとしている。

またそんな時間があったらいいなと思う。

そして今ある、そんな時間をちゃんと大切にできたらと思う。

いつでも、目の前の時間はあまり当たり前にやってくるからその大切さに気がつかなかったりする。だからわかってない。何度も思い知らされてるのにすぐにわからなくなる。

 

 

そして人生はつづく。つづいた先が昨日の『怒り新党』で、それは番組にとっても、あの三人にとっても、制作陣にとっても、そしてテレビの前で見る人(もしくは見逃し配信で見る人)にとっても、久しぶりにまた集まった、貴重な一瞬だった。そしてまたばらばらに私たちの人生は続いていく。

人生の形はとても歪で、私はその歪さや、人それぞれに違う形に時折戸惑ったりする。思ったような形にならない私の人生にもうんざりすることもある。でも、それでも、歪な人生をつづけていきたい、そしてそれぞれの人がそれぞれの歪な人生をつづけていってほしいなって思った。

もしよかったら、いつかその話が聞きたいなって思った。それぞれの歪さを聞かせて、なんて思う。

私は、やっぱり人生を続けていきたいなって思った。

人生は続く。寂しいことも悲しいことも沢山詰め込んで。でも本当に楽しい時間って沢山あったよね。またそんな時間に集まりたいね。また集まるためにばらばらの歪な人生を続けていきましょうね。

 

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