にゃんこのいけにえ

映画と音楽と本を中心にいろいろと。

バッティングセンターとジョン・レグイザモ

 バッティングセンターに行ってきた。生まれて初めてのバッティングセンターだ!とか言っていたのですが、よくよく思い出すと、高校時代に一度行ったことがあった。でもそのときは一切打てなかったことも思い出した。それ以来なので10年ぶりのバッティングセンターということになる。10年だ。あっという間と言うにはあっという間ではなかったけども、10年なんてものは風が吹くように過ぎていくものなのだと改めて思った。

 というわけでバッティングセンターに行った。場所は歌舞伎町のホテル街を抜けたところにあるやつで、以前から気になっていたところだった。龍が如くにも出てくるのが個人的には印象深い。中学生の頃、ゲームで訪れた場所に大人になってから生身で訪れるのは少々変な感じがした。

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 10年ぶりのバッティングセンター。球速は勿論、一番遅いやつ。金属バットを持って、球が来た瞬間に振ってみる。当たる。しかし球は近くに落ちてバウンドしてどこかへころころ。難しい。

 前日、友人にバッティングセンターに行くからとバットの振り方を教えてもらった。足の動かし方、手の位置、その他諸々。しかし習った通りの動きを今の自分が出来ているかどうかの確証が全く湧かない。

 一緒に来た友人達から「いい感じだよー!」と声がかかる。2球目、3球目と振ってみる。からぶったり、当たっても遠くへは飛ばなかったり。

 球が飛んでくる。バットを振る。かきーんといい音がした。一度だけ球が遠くへ飛んだ。気持ちいい。ボールを遠くへ飛ばすとこんな気持ちよかったんだと思った。

 僕の番は20球で終了。後は友人がバットを振るのを見ていた。

 髪を短くして染めた友人がバットを持つとまるでヤンキーみたいだなと思った。

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 みんな各20球ずつやり終えると、満足してしまったので、それから新大久保まで歩いて行って、サムギョプサルを食べた。その後、喫茶店でだらだらと会話をして解散。

 凄く普通なことしか起こっていないけどもめちゃくちゃいい日だった。

 

 

 

 引っ越しを今現在している。引っ越しと言っても、一階下の部屋に物を運ぶだけなのでひたすら気が向いた時に物を動かしている。初日は本棚を4つ運び、骨がすっかりおれてしまった。あとは服やら、書類やらをとにかく動かしまくっている。

 めんどくさい。しかし引っ越しを決めたのは自分なのでめんどくさいとも言ってられない。やることをやるだけと心に決めながら、物を少し運んでは煙草を吸ってと、休憩時間が相変わらず長い。やる気があるのかないのかわからない引っ越しをひたすらしている。しかし大物はほぼ運んだ。あと残る大物はテレビと机だ。月末までに運び終えればいいと言っていたけども、もう少しでなんとかなりそうだ。そのもう少しをやるのも自分なので、なんとかしなきゃいけないんだろうけども。

 


ジョン・レグイザモサルでもわかる中南米の歴史』を見た。

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Netflixで配信されているジョン・レグイザモの一人芝居だ。当初はオフ・ブロードウェイで上演され、次の年にはオン・ブロードウェイで上演されるようになったという作品であり、トニー賞にもノミネートされたようだ。とはいえ情報の少ない中で調べられたのはこれくらいである。

 内容はいじめっ子にいじめられた我が子のために、中南米の歴史を調べることになった父ジョン・レグイザモの姿を通して、中南米の歴史とそして不器用な父と息子の成長が描かれるというものである。

 ジョン・レグイザモといえば映画ファンなら一度は目にしたことがある役者であることは間違いないと思うのだけども、ジョン・レグイザモってこんなに芸達者な人だったのか!と驚かされる。一人芝居というのもあるけどもジョン・レグイザモ無双だ。とにかくジョン・レグイザモがあれをやってこれをやって歌って踊って父になって子供になる。凄まじい芸達者ぶりだ。

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 そうして語られる中南米の歴史も凄まじい。つまりのところは中南米には様々な物があった。文化があった。歴史があった。しかしそれらは根こそぎ取られてしまった。誰に?海外から来た来訪者によってだ。そして歴史はその来訪者の目線によって書き換えられている。それどころか今、現在も中南米にルーツを持つ人々はアメリカにとっては「他者」扱いされていることをあぶり出すのだ。ジョン・レグイザモはそれに怒る。憤る。

 そして数々の英雄達の名をあげていく。息子に伝えるために。息子に自分のルーツを誇ってもらうために。しかしそれはなかなかうまく行かない。父と息子の対話はなかなかうまくいかない。

 しかしだ。息子も悩むし、父も悩む。その一方で、息子も成長するし父も成長する。

 互いの対話によって、父と息子は成長をするのだ。その姿に僕は泣いてしまった。

 ラスト、真の英雄とは何か?を問いかける。その姿に胸をうたれた。あの壇上であのように宣言できたあの子の姿こそ真の英雄であろうと。

 とてもいい舞台だった。ジョン・レグイザモファンは必見であるし、ジョン・レグイザモを知らない人も一気にファンになってしまうほどだと思う。とにかくチャームが満載なのだ。ジョン・レグイザモ無双を是非とも味わって欲しい。

 にしてもNetflixはこんな作品をぽーんと落としていくから凄まじいと思う。改めて、衣食Netflix住と言っていいほど、素晴らしいコンテンツを持っている配信サービスだと思い知らされた。

 


 近々、やらなきゃいけないことをここに列挙すると、国保への切り替え、ハローワークへ相談、電気ガス水道の手続きや開栓、郵便局へ行って新居に書類が届くように手続き、月曜日は病院、おおっと意外とやらなきゃいけないこと沢山あるな。

 とりあえず日々を頑張っていこうとやっぱり思います。

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