眠れなくて、ぼんやりしていたらいろいろなことを考えてしまう。とりあえず思考がぐわーってなってきたら文章を書くしかない。
恋愛をほぼせずにアラサーになってしまって、日々寂しい生活を送っているわけだけども、最近ではもうこんな風な日々もいいもんであると思うようになってきた。
と、こんな風に思えるようになったのはカウンセラーの前で号泣したからで、仕事のことも生活のことも、思っていた沢山の、思っていたことをぶちまけたからで、そうしたらカウンセラーが「やることぜんぶやってきてますよ。頑張ってきたんですね」って言ってくれたから、ようやく思えるようになったことです。
そうだ。僕はやることをちゃんとやってきたんだ。その上で失敗はしてきたけども、やることは全部やってきた。
そう言ってもらえるとだいぶ助かった。身も心も助かった。本当にしんどかったのだ。それまでは本当に辛かった。
「何かが足りない」と人に言われて、その何かが何かわからないから、ずっと追い求めて、でも、そんなの追い求めるなんて無駄だってわかって。
「何かが足りない」なんて思っている人には思わせておけ、俺は俺で十分満足してるんだ。俺は俺でいることにそれほど足りないなんて思っていないんだ。
何かが足りない人間なんかじゃない。人からそう思われるような人間じゃない。ずれてるかもしれないけども、そのずれすら個性だと思って頂きたい。
俺は、俺です。なんかややこしいかもしれないし、ずれてると言われることも沢山あったけども、それ含めて俺です。
だから、いいんだ。今の自分を見捨てて、ありもしない何かを探すのなんてそんな不毛なことはしなくて。
自分なのだ。
とにかく今の自分を褒めてあげなきゃいけないのだ。
ここまで生きてきた自分を褒めてあげなきゃいけないのだ。
やってきたのだ。
ちゃんとここまでやってきたのだ。
悪いこともせず。人を憎むこともなく。ねじまがることもなく。ちゃんとちゃんとちゃんとちゃんとやってきたのだ。
それで十分じゃないか。
十分じゃないか!!
そりゃ寂しくないかでいえば寂しい。でもそれはまた別の話だ。
そうなっていることに対して、問題を自分におきすぎちゃだめだ。
こういう人生になってしまったのも、なんかそういうことだったんだろう。
足踏みが多い人生だけども、全部が全部自分のせいだなんて思ってたから病んでしまった。
足踏みしてたっていいじゃないか。どうせ人生はくそほど長いんだ。これからだって、山ほど歩かされるんだ。
だから今はとにかく足踏みする。今度はもっと遠くまで行けるように今は待機する。そういう時間だ。今はそういう時間なんだ。
もうすぐ休職して1年になるけども、この時間が無駄だったなんて一度も思わない。お金は沢山減ったけども、その代わり沢山の友人とふれあえる時間はあった。本当にやりたいことは何かを見つける時間もできた。自分は他の人に比べたら圧倒的に体力が無いこともわかった。自分のこれまでできなかったことは病気だったこともわかった。だからこそ、それを乗り越える壁だってこともわかった。
何一つ無駄な時間じゃなかった。
全部、全部無駄な時間じゃ無かった。
そういうとこれまでの時間も、何一つ無駄じゃない。
小中高の時間も、浪人していた1年間も、大学の5年間も、就職してからの2年と半年も、そして休職していた1年も、全部全部無駄じゃ無い。
ここで起こったこと全部が今の自分につながってる。今の自分になってる。よかったことも嫌だったことも、楽しかったことも悲しかったことも、今の自分につながってる。
でももっといい自分になりたい。
でももっとよい自分になりたい。
だから、何もないなんて思ったりなんてこともう二度としない。
足りない自分だなんて思ったりなんて、もう二度としない。
今の自分は、これまでの自分の総決算だ。
自分が足りないと思うならば、これから足していけばいい。
何もないってまだ思うんだったら、これからどんどん増やしていけばいい。
まだまだ自分にはあるはずだ。
あいにくながら自分にはまだ飽きていないのだ。
もっといい自分をもっと作り上げていきたい。
それはこれからの時間で作り上げていきたい。
田我流が「ゆれる」でこう歌っていた。
「社会から見れば窓際の人 でもいつに生まれても「俺は俺だ」と」
そんな風な歌詞が頭によぎる夜中。
未熟で、まだだめなところだって沢山ある。
でもまだまだやりたいことは沢山あるし、挑戦したいことだってあるし、見たこと無い景色だって山のようにある。
だからここから一つ一つまた積み上げていきたい。
今の俺の上にどんどん積み上げていきたい。
1年後でも、10年後でもいい。振り返った時に、あの頃よりも、積み上げることが出来たなって心から思えたら上等だ。
誰かに言われた何かを探すんじゃ無くて、自分が求める自分になれる何かを探していこう。
俺はそんな俺になっていきたいって心から思う。