50音の殺し方「は行」
・・・今日も皆さん来てくれましたね。昨日のことがありましたから、皆さん来てくれるかどうか不安でしたけども。まずは来てくれたことに感謝致します。
え、「ば行」と「ぱ行」はどうしたって?
倒しましたよ、もちろん。
どうやってって、簡単ですよ。
ほら。
これ、なんだと思いますか。
正解です。゛と゜ですね。
濁音と破裂音の主となるコアの部分はここです。
ここ、テストに出るので注意しておいてくださいね。
ここを取れば奴らなんて、簡単に倒せます。
今の若い子の言葉でいうところの「秒」ってやつです。
では、残った「はひふへほ」の殺し方を、今日は習っていきましょう。
「は」は、接続詞であることを利用して、いつも通り単語と単語を接続している間に右部分と左部分をそれぞれロープをつないだフックを引っかけて、ジープで一気にぎゅんっ!って加速したらばらばらになって死ぬ。
「ひ」は上から大量の水を流し込んだら、その構造故に中央部に水がどんどんたまっていきそのままおぼれて死ぬ。
「ふ」は左右の小さい二つを部分をお菓子でつって誘拐。残った中央の奴に身代金を要求したりするけども、結局殺すという極悪非道なことをすれば悲しみにくれて「ふ」はふでいることに耐えられなくなり死にます。
「へ」は適当な公園に置いておいたら、子ども達が滑り台と勘違いして滑り始める。そのうちに滑られることになれていった「へ」は五十音としての自覚をなくして滑り台に変容する。
「ほ」は強敵ですね。接続詞のはと、構造は近いですが、「ほ」はそんな隙をみせてくれません。ではどうするか、簡単です。左側を掴んで、そのフックになっている部分で右側をぶっさす。これでなんとかなります。