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にゃんこのいけにえ

映画と音楽と本を中心にいろいろと。

『ナイスガイズ』を見た!

『ナイスガイズ!』を見た!

監督は『アイアンマン3』のシェーン・ブラック

いい映画だったんですよ。早速ですが。面白い映画やったんですよ。

簡単な人探しのはずが陰謀と暴力の世界に巻き込まれるといういわゆるノワールな話なんだけども監督脚本がシェーン・ブラックで主演がラッセル・クロウライアン・ゴズリングって聞いたらなんとなく陰惨なだけの話にはならなそう!って思って、実際見てみてたらそうで陽気でアッパーな感じで、陽気でアッパーな感じでノワールをやっちゃう感じの映画でした。

オープニングもあのハリウッドサインの裏側からロサンゼルスの街並みがぐわーつと一望するカメラワークに、裏側の話なんだなーって思ってたら、ポルノ雑誌をニヤニヤ読んでる少年が出てきて、その少年の家に車が突っ込んで、うわ、やべえなつってたら、その車からポルノ女優が裸で倒れてて、その息絶えたポルノ女優の体に少年がそっとシャツをかけてあげるシーンで俺はうるっときてしまって。

ある意味露悪的なシーンも多いんだけども、根本的なはこの優しさが貫かれた映画なんじゃないだろうか。

最後の方なんて主人公たちにとっちゃなんの利益にもないことなんだけども、俺たちはやってやってやってやるぜ!と命をかけて右へ左へ奔走する。

「たまには勝ってもいいじゃないか」なんて主人公は心の中で思う。その勝つまでには本当にみっともない時間が続くわけだけども。だって安酒に溺れ、腕を折られたり、酔って山を転げ落ちて死体を見つけて、家は銃撃戦の果てにめちゃくちゃになって、探してた女は死んで、辞めようとしていた酒もまた飲んで。

それでもたまには勝つときがあるのかもしれない。腕に書いた自虐的な落書きは薄れて「世界一幸せな男」になれたのかもしれない。

そんな瞬間っていつだっていえば、人のために何かをしてやれた時なのかも。

まあ、こんなことを長々言うてたけども、基本的には不謹慎ギャグがてんこ盛りの映画です。

死体で遊ぶなシェーン・ブラックなほど、死体ギャグもあれば人は死にまくる。

その度に輝くライアン・ゴズリングのコメディ俳優っぷりに度肝ぬかれていた。

死体を見つけた時のライアン・ゴズリングの演技の素敵さったら。ライアン・ゴズリングでドリフを作って欲しい。勿論ライアン・ゴズリング志村けんだ。他のメンバーも随時募集中。自薦他薦問わない。ハリウッドだよ。全員集合。