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にゃんこのいけにえ

映画と音楽と本を中心にいろいろと。

虎影を見た。

アクション映画

『虎影』を見ました。

去年公開された時に観に行きたかったのですが、社会人一年目で体力が無く結局見に行けなかった映画だったのですが、このたびNetflixに入ったということでついつい見始めたらあっという間の90分。たのしかったー!
何度も言ってるけどもNetflixなんでもあるな。画質もBlu-rayで見ているようだし、操作もスムーズ。本当ストレスフル。サービス開始になった去年の9月から比べてみても作品数も格段に増えたし、始めるならば今じゃないでしょうかNetflix。
とNetflixの回し者みたいになってしまいました。虎影の話をしましょう。
虎影が見たいなーと思ったのはこの予告を見たからです。


映画「虎影」予告編

うおーめっちゃ面白そうやん!ってなっちゃいますよね。これ本当よく出来てる予告編。
もうね、本編は全然違うテイストなんですよ。びっくりしちゃった。
予告編だと硬派なアクション映画っぽいけども、本編は全く違います。
どういう作品かといえば、どっちかといえばコメディよりなエンタメごった煮映画というか…
要するに思っている異常にゆるいです。

「虎影」ってタイトルで想像が付く人もいるかと思いますが、これって結局「赤影」的な忍者ものの流れなのかもしれない。
というわけで今流行りのリアルで泥臭いアクションとは正反対のケレン味たっぷりアクション映画。
その上制作陣が思いついた「エンタメ要素」をとにかくぶち込みまくり、その上低予算ゆえのチープさも加わって、なんといいますかまあ素敵な塩梅の映画になってるのですよ。
つまり「流行りの映画もわかる!俺たちが使える予算の規模だってわかってる!でも関係ねえ!とにかく楽しませてえ!観客をとにかく楽しませてえんだ!!」って気持ちがあふれた映画なんですよ!
本当は表現した壮大な世界観があるんだと思いますが、それをやるには予算が足りない。
ならば変なポルトガル人を出してそいつに説明させよう!
そして世界観の説明は影絵でやろう!
とあらゆる部分で一見突飛に思える演出をやってるんですけども、その一方でアクション部分は一切手を抜かなかったり、凝りに凝った特殊造形を出したりと芯になる部分には恐れずにお金を使ったり凝ったりしているため「低予算なんで許してくだせえねえ…」みたいな甘えはなかったりするんですよ。それどころか見終わる頃には「まあ、ちゃんとしたエンタメを見たわ-」と気分になる映画でした。
まあ、変な映画なんですけども。
例えば、竹で作られたパワードスーツで戦う斎藤工とか、二人組のくのいちが突然背中を合わせたと思ったら人間手裏剣だ!って回転しながら戦いを挑んできたりとか…
イノシシのギリースーツに見を包んで「ブヒブヒ」と泣き声を出しながら側転を交えつつこっそり潜入する斎藤工とか…
そういうシーンってこれまでの人生で一度も見たこと無いじゃないですか、
そういうのが見ること出来ただけでいいなあって思えるんですよね。


あとね、今回まじで最高だったのが芳賀優里亜さん。映画での役柄もかっこよくて素晴らしいんですけどもそれ以上の部分の話。
芳賀優里亜さん、僕この作品を見るまで存じあげなかったんですけども、すいませんどストライクでした・・・
もうこんなにどストライクな人がこの世界にいたんだってその事実だけで生きていけるな。夢ある…

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赤影オマージュなラスト、そして虎影が今後戦ったであろう敵の姿が絵巻物で出てくるわけだけども、どれもこれも超気になる。ぜひ映像化してほしい。
つづく!とラストで出たのはまあギャグな面もあるとおもうけども、ぜひ実現してほしい。
そう思うくらいには僕はこの映画に惚れ込んでしまいました。
楽しいって思える映画に出会えたらそれだけ幸せですよ。楽しかったー。