にゃんこのいけにえ

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log:6 「バレット」見てきました。

「バレット」見てきました。ウォルター・ヒル監督。シルベスター・スタローン主演。

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あらすじ: 逮捕歴26回、有罪2回と、修羅場をくぐり抜けてきた殺し屋ジミー(シルヴェスター・スタローン)。相棒の復讐(ふくしゅう)を遂げようと奔走していた彼は、やむを得ない状況から敵対するべき相手である刑事テイラー(サン・カン)と手を組むことになる。言葉よりも弾丸で全てを解決しようとするジミーと法と刑事の職務を順守するテイラーは、衝突を繰り返しながらも奇妙な絆を育んでいく。やがて、そんな彼らの前にマフィアや警察、冷酷非道な殺し屋キーガン(ジェイソン・モモア)が立ちはだかる。(出典 シネマトゥデイ)

バレット見てきました。見てきましたよ、バレット。ここのところ、映画館で予告編が何度もかかっていたバレット。「殺し屋ジミー・ボノボ…」って何度も聞いたバレット。スタローンが殺し屋のバレット。そんなバレット見てきましたよ。

いやー70~80年代アクションだったなー。
70~80年代アクションってぱっと言ってどの映画のこと指しているの?って言われても例は出ないんですが、70~80年代アクションな手触り、もっと言えば”昔洋画劇場で見たようなアクション映画”の手触りを思い出したのでした。

ぱぱぱー!(ハーモニカ)

この手触りは00年代以降はめっきり減ってしまって、もう久しく味わっていなかったもの。あの80年代っぽい!と喜んでいたエクスペンダブルズでさえ、ああ今の映画だったんだなーと思ってしまうほどの70~80年代手触り。
この手触りを形成しているのは何なのだろう。既視感のある風景だからか。
確かに今どき懐かしいと思うような描写が沢山あった。

タトゥー屋!泥臭いロック・ミュージック!荒くれ者が集まってそうなバー!変な仮装パーティー!重要な情報が入ったUSB!廃工場!

特にこの中だと変な仮装パーティーには一言申したいですね。
おい!変な仮装パーティー!
ありがとう・・・。
久しく劇場でもあんまり見ることができなかったOPPPAIを沢山見せてくれて!
ありがとう。仮装パーティー。ありがとう。金持ち。
金持ちのパーティって最高っすな。本当最高。だってあのシーン殆どおっぱいだけのためにあったもんね。あんなに長くなくても全然いけるもんね。俺的にはあれ2時間半あっても全然いいんだよ。煩悩が耐えれるかどうかわかんないけども。全然いけるよ。
仮装パーティーとこ最高でした。そんな全力で胸をさらけ出しているのを見ることができるのも70~80年代っぽかったですね。
なんか最近はレーティングの関係で映画でも基本的には胸は隠していこうって方針らしいじゃないですか。その代わりに台詞をエロく過激にしていこうって方針らしいじゃないですか。うなもん、いいんだよ。こっちは胸が見てえんだよ!見せてくれよ!見せてくれたよ!ありがとうウォルター・ヒル


そんな一度は見たことある…といったロケーション!
そしてそこで行われるのが、スタローンによるステゴロアクション!

バレット・トゥ・ザ・ヘッド!と原題で言うてますが、頭に銃弾を打ち込むのは最後の最後までウルトラマンのスペシウム光線のように取っておいて、どのアクションシーケンスもスタローンならではの重みのあるステゴロアクションが繰り広げられます。
やっぱこの人のアクション独特の重みがあっていいーというか打ち込まれたボディが痛そうな感じいいー!
個人的には冒頭のトイレでのアクションが好きでした。扉を壊すスタローン!スタローンにかかれば扉はウエハース!
ラストの斧でのバトルも重量感あってよかったです。斧で顔殴るのは痛そう…。
とまあ、アクションは全体的に重量感があってよかったです。


ただ、不満点もあります…。
特にラストの決着の付け方。わかるんですよ!そういうことがしたいのはわかるんですが・・・。
俺はスタローンにやって欲しかったな!そして捨て台詞言って欲しかったな!
あとアクションシーンがちょっと全体的にあっさりだったのもちょっと残念。
公式サイトのウォルター・ヒル監督のインタビューを読んだらどうやら意図的らしいんですけども…
でも、本当重みのあるアクションシーンがいい分もっと見たいなあと思ってしまいました。


今年ベスト10!な作品では無く、ずっと心に残り続けるような映画でもないですが、でも嫌いじゃないんですよね。
音楽で言うならばベテランロックアーティストが作った40分くらいのアルバムのような、そんな映画…嫌いじゃないわ!

見終わった後に餃子の王将に行きたくなるような映画ってのがあるんですが、これもそんな映画でした。

スタローンさん近年はエクスペンダブルズというスター興行の座長が多くそちらの活躍もよかったですが、単独でのアクションがもっと見たいというそこのあなた!そこのあなたにこそおすすめしたい映画でございます。
映画館に行って、ビールでも飲みながら70~80年代の空気味わってくださいな。



木曜洋画劇場だったらこのスタローンになんてキャッチコピーつけるんだろう!って想像が止まりませんな。
ドリヴンが男のカーナビ。追撃者が男の教科書だったから、バレットは男の銃弾か男の携帯かな。いやテレ東スタッフだったらもっと凄いものを考えるはずだ。
というわけで、木曜洋画劇場がもし復活したらこの映画の予告編作って欲しいな!と思うわけです。

あとクリスチャン・スレーターが出てたよ!生きてたあの人!生きてた!