12時に起き、ご飯を食べ、バイトへ。
バイト先にて。会計を終えた子どもたちがはしゃいでいる。
「すげー!古いお金だー!初めて見たー!」
旧紙幣でも渡されたのかな―と遠くで聞いていた。すると
「やっべー!本当にあるんだな!2千円札!」と聞こえてきた。
あの二千円札が褒め称えられている。あの!いらない子だと散々叩かれてきた!ミレニアムというよくわからない節目に誕生したあのお札が褒め称えられている!
ああ、あの散々いらない子だと言われ続けた2千円札はついに伝説(LEGEND)になることができたのだ。ついに。ついに!
この姿は私の胸に静かな感動の波紋を打ち始めていた。
耐え続けていれば輝くこともある。いや…2千円札はずっと輝いていたのかもしれない。stay goldしていたのかもしれない。そう俺達はstay goldし続けるのだ。ハイスタだ。アイウォントフォゲットお前が俺に輝き続けてくれと言ったことをだ。
ああ、2千円札よ。生きていればいいこともあるんだな
「でも、あれだな!微妙だな!」
突如感動の波紋は打ち消された。
二千円札は微妙だそうだ。どうやら立ち位置は変わっていない。伝説は伝説でもクソゲー的な立ち位置になっていくのかもしれないなと思った。たけしの挑戦状のような。
2千円札が「ただのいらない子」から、「会えたら嬉しいいらない子」へのステップアップを遂げたことを確認したという報告をしてここに筆を置きたいと思う。
僕の好きな関西ローカルCM
ただただ自分の好きな関西ローカルCMを張り付けていく。
私自身ずっと関西に住んでいるので、他府県のCMには縁がない。その為、他府県とくらべてどう好きかという話は出来ないが、ただ長年流れているローカルCMにはそれなりの思い入れがありそれが好きだという話ならできる。それがしたい。させてくれ。
やぐら茶屋 大和実業グループ CM バニーガール 居酒屋 女の子 - YouTube
・やぐら茶屋
映像的な面白さは皆無!なCMでございますが、このCM特徴と言えば長きにわたって流され続けている。その一点に付きます。
このバブリーな雰囲気を持った映像が私の知る限り2012年までは流れていました。朝日放送の放送終了前になると流れるので、テレビをつけっぱなしにしていて見たということもしばしば。そしてこの時代錯誤な雰囲気に飲まれてしまうというのが定型的なパターンでした。
バブリーな雰囲気(二本目のバニーガールよ!)、そしてこの妙に耳につくCMソングとただのCMなのに見ている者を異世界にぶち込むパワーは他の追随を許さないと言える。
のでこのCMが大好きですねー。
アムザ1000 CM 大阪難波千日前の温浴施設 サウナ&カプセルホテル ...
アムザ1000
みんな大好きアムザ1000。ということで、このCMはよくよみうりテレビの「CINEMAチューズデー」枠や「CINEMAダイスキ」枠で流れていたので印象深いです。
考えてください、ヒッチコックの「鳥」の合間に流れるこのCMを。
考えてください、深作欣二の「県警対組織暴力」の合間に流れるこのCMを!
こちらも「疲れもとれーる、お酒もぬけーる!一皮むける!千日前のぉぉーアムザ1000!」というCMソングが素敵。一度聞いたら耳から離れないソングとしては高い完成度を誇っていると思います。
サバンナ高橋がバトルオワライヤルでも大喜利の回答にしていた「アムザ1000」は個人的に行ってみたい場所第一位に君臨し続けています。(そして多分行ったらそうでもないんだろうなと思う場所)
予備校がこの辺の近くだったので、散歩をしていた時にこの「アムザ1000」を見つけた時は喜びのあまりアムザ1000を写メしまくった。そんな19歳だった。
未だにアムザ1000に行ったことはない。
グランシャトー
京橋といえば、グランシャトー。グランシャトーと言えば京橋。ザ・大阪な空気を体感したいならば京橋のグランシャトー付近を少し歩くだけで味わえる。
この正直このCMに関する思い出はあまりない。というのも見た記憶自体があまりない。それほどあまり印象には残っていなかったのだろう。しかしこのCMソングは頭に残り続けている。多分1,2回の鑑賞だけで脳に焼き続けられている歌。それがこのグランシャトーのCMソングだ。
グランシャトービルは1階がゲーセンでカラオケもあれば、パチンコもサウナもあるという場末スパルタンXのような構造と考えていただければ。
そしてその付近には串かつ屋さんもあれば、何やらよくわからん風俗もあって、その一方でちょっと行った所には京阪百貨店もある、まあ本当猥雑でガチャガチャしていて、危ないものの、妙に安心感がある空間だ。
もし大阪に来ることがあれば京橋に降りたらいい。京橋はいいところだから。何故って。それはグランシャトーがあるからだよ。
おまけ。
パルナスが流れていた年には生まれていなかったけども、昔から親が口ずさんでたのが妙に記憶に残っている。だからこれも自分にとっては大事なCM。
パルナスは倒産したそうだが、モン・パルナスという名前で尼崎の駅構内に店を構えているらしい。近々行ってみたい。
とこれらが自分の印象に残っているローカルCMである。
改めて自分はテレビっ子だったのだなと思い知らされるラインナップであった。
そして猥雑なものが好きだってことも。そんなこんなで大阪の猥雑でディープなスポットをこれからも探求できればと思いながら本日は筆を置きたい(二度目)